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[良い点]

通勤時間や、隙間の時間に少しずつ読み進めて、第一章を読み終わって、これは途切れ途切れに読んだら駄目なお話しだと、休日にまとめて読もうと我慢していて正解でした。

後半、刺さる言葉がそここに出てきて、我知らず涙がこぼれておりました。
[一言]
一番泣いたのは、
「自分を滅ぼすほど一途に生きたという誇りだ」の言葉です。
私にも、あります。
自分自身すら抹消する事も厭わないほどに、一途な思いに突っ走った、思い出すと苦いけれど大切なもの。
あの頃の自分を思い出し……辰巳先生のお人柄……。
そして生徒たち。
大人と子供の間の危うい心のバランスの中で、それでも前に踏み出そうとする勇気と漠然とした恐怖と……それをそっと支えて後押ししてくれる、そんな先生ですらも、じくじくと……膿のように、いつまでも疼く傷を抱えていて……。
駄目ですね、これ以上書くと自分語りになってしまうので……差し控えます。

陳腐な言い回ししかでて来ないのがもどかしい……。
感動しました。
お話しを読んで、本気で泣いたのは数年ぶりです。
  • 投稿者: ひるね
  • 2020年 06月15日 18時54分
丁寧な感想ありがとうございました。
陳腐な言い回しなんてとんでもないです。

ひるね様が辰巳センセイに強く共感して、
作者の私が物語に込めた思いごと、
大切に読み取ってくださったことに感謝します。

過ぎ去った大切な時間、大切な記憶への架け橋になれたこと。
そんな働きをする物語を書けたことを
小説書きとして誇らしく思います。
[一言]
やっぱりdeep purple!
昔、兄貴がリッチー・ブラックモアのファンで、あのフレーズは散々聞かされました。
横山くん、渋い選曲だな……

感想ありがとうございます。

やっぱりこういうときは……定番ですねw

リアル生徒でも、ディープパープルとか、クイーンとか
知られた曲の方が盛り上がるので、このへんの選曲多いですよ。
[一言]
ネット小説大賞、受賞おめでとうございます!!
見た瞬間、作者でも無いのに鳥肌に包まれ、作者でもないのに今年一番の喜びを得ました(笑)
僕は、これまで色んな小説を読んできましたが、「小説家になろう」の内外問わず、おすすめできる作品を教えてくれと言われれば、全く全ての自信を持ってこの作品を紹介します。
そのくらいこの作品が大好きです。
書籍となった暁には、発売日当日に書店へ、小銭片手に自転車を漕ぎ、この一冊を手に取ってカウンターへと駆けたいと思います!
至高の一時をどうもありがとうございました!
先日に続いての感想、ありがとうございます。

受賞のことをそれほど嬉しく感じてもらえた、ということを
作者としてとても光栄に思います。

辰巳センセイ、咲耶、琴美、シャーロットに麻衣に飛田センセイ……
それぞれのキャラクターを深く気に入っていただけたゆえなのかなと。

自分が描いたドラマとキャラが蒼玉さんの心に
それだけ良い形で残してもらえてる、というのは本当に幸せです。

まだまだ先になると思いますが、
書店に並んだ日には、ぜひ手に取ってみてください
[良い点]
心理描写が素晴らしいの一言です!
高校生という大人と子供が微妙に混ざる複雑な年頃を、ここまで丁寧に表現できる腕前に感服しました!
[一言]
こんな良作がまだなろうで読めるなんて思ってもいませんでした。
素晴らしい作品をどうもありがとうございます。
私にとって渾身の一作「辰巳センセイ」に
「素晴らしい作品」との大層なお褒めの言葉、ありがたく頂戴しました。

実際に目の前で高校生を見ている教師ならではの、
生き生きとした描写ができていたということでしょうか。
とても嬉しいです。

読んでいただいた上、お礼までいただき畏れ多いです。
こちらこそ、本当にありがとうございました。



御作は…とお訪ねしましたが、
「千年間封印された令嬢、魔王として復活する」を大幅に改稿されるとのこと。
改稿が一段落した際には、またお邪魔させてください。
(※辰巳センセイも、全面改稿を進めております)
[良い点]
完結おめでとうございます。
書いてくださり本当にありがとうございました。
日本人高校生以上必読書にしたいくらいです。
副読本にして必修!
翻訳も出たら世界に読んでほしい。

鴎外や漱石、面子、栄誉、誇りなどに絡まれて動けない話な気がして、その程度の読み方しかしてこなかったのが恥ずかしいです。
自分を律する上での矜持は残したまま、縦横無尽に生きてほしい、日本の若い世代にはそう伝えたいきがします。

構成力が素晴らしいと思いました。
(筆力は言うまでもないことですし)
あからさまでなくうっすらとサブリミナルに踏襲して脳に構図を書き出し、読み進めてそうだよね!となる快感が堪らなかったです。

ラストシーンでは震えがきてました。

上質の読書時間を本当にありがとうございました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
そして、もったいないほどのお褒めの言葉、嬉しく頂戴しました。
十分に楽しんでいただけたようで、作者冥利に尽きます。

謙遜はしません(;´Д`)
私の全部を注ぎ込んだ一作です。
こうして受け止めてくださる方がいると思うと、これまで歩んできた道、積んできた経験に価値があったのだ、と元気づけられます。感謝の念こそ、お返ししたいと思います。あらためまして、本当にありがとうございました。

若い世代の人達に、矜恃は残したまま、縦横無尽に生きてほしい、とのお言葉、私も全く同感です。
若い人に、希望をもって、どんどん前に進んで生きて欲しい。人と交わり支え合うことの大切さ、強さがこの作品のテーマです。己を、隣人を大切にしながら、力も痛みも分け合いながら生きれば、人はもっと前に進める。そんな思いで書き上げました。

構成力の件ですが、サブリミナルな、といいますか、様々なところで
うっすらと言葉と言葉がオーバーラップするようにかなり気を遣って書いています。
事実としての伏線、偶然としての伏線、表現上の伏線、と性質はそれぞれで、それを多数、繰り返し散りばめてある、といいますか。全ての事象は偶然に見えつつも、必然に導かれて向かうべき収束……運命と呼べる未来へ……そんな雰囲気が出ていればいいなぁ、と思っています。

また、外伝など書くことありましたら、ぜひ読みにいらしてください。
[良い点]
アラフォー、アラサー、アラサー。
当たった!
(すみません、これだけ言わせてください。お作にどっぷり浸かってます、最後のページまで読み外しません、書いてくださってありがとうございますの意です)


重ねてのご感想、ありがとうございます。

…一瞬、なんの感想かわかりませんでした(;´Д`)
(作者なのにすみません)
なるほど!正解されたのですね。お見事でした。
学生時代読んだとき、私は全く気づけませんでした…。

本当のクライマックスまで、あとほんの少し。
楽しんでいってくださいませ。
[良い点]
ずっと読みたくてやっと訪れることができました。
とても引き込まれて、手に汗握るで読み進んでいます。
高校時代もっと国語の先生と絡めばよかったと今さらながら思います。
「おまえは好きな本読んでりゃいいから」と放任された〜
古文は好きなのに明治の文語調現国が苦手で、舞姫ちゃんと読んでなかったです。今になって文体の美しさがわかるなんて。
書いてくださり本当にありがとうございます。
[一言]
お身体どうか大切に、今後ともよろしくお願いします。
感想ありがとうございます。
いよいよ舞姫の時間、佳境に入ったところですね。
楽しんでいただけているようで嬉しく思います。

「おまえは好きな本読んでりゃ……」言われたら、ちょっと切ないですね。
でも、教師の本音として授業が上手くいってないときは「優秀な生徒を付き合わせるのは申し訳ないなぁ(・ω・)」なんて思ってしまうときもあったりなかったり……。

読んでいただいてお礼を言っていただけるとは、恐れ多いですw
舞姫のクライマックスまで、そしてその先も、ごゆるりとお楽しみください。
[良い点]
読み終わりました! 
素晴らしいラストです。感慨深い……。
読み始めた頃は、こんなラストになるとは思いもしませんでした。

活動報告のバナーにあったあのキャラが、最後に誰だったのか判明してビックリ
Σ(゜Д゜)

個人的には3章、4章が好きで、特に4章がビリビリ来ました。

山月記って、そんなに熱い物語だんたんや……。
[一言]
辰巳先生か瀬川先生に、国語の授業受けたかったです(笑)
最後までお読みいただき、またお褒めの言葉、本当にありがとうございます。
自分なりの渾身のラスト、ちゃんと読んでいただいた方に届いた、と思えることが何よりの勲章です。

3章、4章推し、と言って頂けたのも嬉しいです。
作者として今読み返すと、3章ってとても魅力的な章と思っているのですが、リアルタイムで読んでいただいていた方から、シャーロットキライwというご意見を結構いただいたので……キャラ的に、女性から見るとイラっとする方向かな、とは思うのですけど。
1章の完成度や、2章の炎上姫を推してくださる方が多かったので、3、4章を気に入って頂けたのは嬉しかったのです。

まあ、4章は、創作している人間には刺さるといいますか……ええ、書いてる作者にもグッサリと刺さりながら執筆しておりました(;´Д`)
[良い点]
とにかく『舞姫の時間』の完成度が凄くて、それだけでもう「これは書籍化しないと駄目だろー」と思いました。
そこからラストまで楽しく読ませていただきました。
円城たん可愛い。辰巳センセイ格好いい。
今度は紙媒体でお会いしたいです。
[気になる点]
時々出てくる他の先生方が、名前だけなので、男女いずれかとか何歳かとかが不明で少し詰まりました。
(飛田先生とか)
[一言]
頑張ってください!
続編も首を長くして待っておりやす。
感想、大変嬉しく読ませていただきました。
お褒めの言葉、励みになります。ありがとうございます。

舞姫編は練っていた時間も長いので、構成面での完成度はやはり一番優れていると作者も思っています。以降の章はなかなか構成上のクオリティで舞姫を超えるのが難しくて…各章なりの工夫は凝らしているのですが(;´д`)

書籍化はまだまだ夢ですが、いろいろ可能性を探っています。紙媒体で是非またお会いしたく思います。

登場人物の描写の件、ご指摘ありがとうございます。こうした点、設定が頭に入っている書き手側はつい疎かにしてしまいます。気づかせていただけるのは本当にありがたいです。
[良い点]
『こころ』は、先生がお嬢さんと主人公のために自殺した、という解釈はどこかできいたことがあった気がしますが、はっきりと『希望の物語』と思ったことが無かったので、そういう解釈を知れて良かったです。
書かれていない行間……深いですね。
それに気づくと、何度も読み返したくなる、読み継がれる、もわかります。

それを下敷きにしてのラスト。
まさに、『こころ』に書かれていない『希望』を体現したかのようなラストで、感動しました。

先に砂臥さんのイラストみせていただいてたので、「これか!」 とイメージもしやすかったです(笑)
[一言]
辰巳先生の方のストーリーじゃなくて、夏目漱石の方の『こころ』に共感しにくいんだな、と思いました。
これ言っちゃうと成り立たないんですけど、Kくんにしろ先生にしろ 「何も死ぬことはないだろうがよ」 とやっぱり思っちゃうんですよね……

  • 投稿者: 砂礫零
  • 2019年 12月14日 06時09分
最終話までお読みいただいての感想、ありがとうございます。

そして「感動しました」の一言、なにより作者冥利に尽きます。
「希望」の体現……まさに、辰巳と咲耶はこれから「こころ」の書かれなかった核心を歩むという結末です。

今回の「こころ」編は、巻末にも謝辞を書きましたが、あの解釈について語っている評論が発想のスタートでした。本編中に取り上げている伏線のいくつかはそこで言及されているもので、さらに私自身で読み込みながら気付いた点を追加しつつ、あの読みを展開しています。

そこに説得力をしっかりもたせるには、落とさず本文を解説しなくてはならない……必要な部分を自然な形で授業に落とし込まなくてはならないと思って授業シーンは頭を捻って書きました。
ただ、それゆえに、ロジカルに成立させることを優先しすぎて、授業シーンの面白さや「こころ」そのものへの共感のしやすさが欠けていたな、と反省しています。

今、授業シーンを軽くリテイクしている最中ですが、いつか時間をとって大きく見直すかも、などと思っています。共感しにくい、と言われた漱石の「こころ」についても、読みやすく、かつより共感できる形に挑戦したいと思ってますので、修正ができたときはまた一読いただければ幸いです。

本当に、ありがとうございました。
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