感想一覧

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[良い点]
私も犬を2匹飼っているのですが、彼らは私が帰るといつも笑顔で出迎えてくれるので、ああ、きっとこんな気持ちなんだろうなと思って胸が切なくなりました。

【犬は飼い主を選べない】と言いますが、本当にそうだよなあと思います。飼い主の方も飼い主の方で、それは会社の都合等もあって愛してあげられないこともありますが、できることなら最期を看取るくらいの覚悟を持ちたいものです。

つらいときも楽しいときも、共に過ごした家族なのですから。
[一言]
本当に感動して泣きそうになりました!

飼い主としては、もっとペットに優しくしてあげたいっていう気持ちが強くなるそんな作品でした。ぜひ日本全国に、この作品が届いてほしい気持ちでいっぱいです!!
  • 投稿者: オリンポス
  • 23歳~29歳 男性
  • 2019年 11月01日 12時48分
オリンポス様。
素晴らしい感想、レビュー、
有り難う御座います。

【犬は飼い主を選べない】
本当にそうだと思います。
だからこそ選べる立場の人間は、
彼等に深い愛情と責任を持たなければならないと
考えております。

日本全国に届いて欲しい、その言葉を頂けるのは
作者冥利に尽きます。

心より感謝申し上げます。
[良い点]
 タイトル、そして文章から人間同士の恋愛ものを思わせながら、実は動物もの。作品内容のメッセージ性にまずはやられてしまいますが、動物と人間の触れ合いを男女間の言葉で表現していることに実力を感じました。お見事でした。

 さて。作品内容ですが、拾ってくれた彼の立場が複雑なのが印象的でした。
 何だか彼のことを考えてしまいまして。

 拾ってあげた同情が最終的に捨てる結果となったわけですが、彼の事情を察すれば仕方ないのかもしれません。彼がどこまで追い詰められていたのか分かりませんからね。もしかすると憂鬱な気持ちからくる苛立ちで突き放したのかも知れないし、実は彼女と同じ末路を辿るつもりで放置できずあの場所へ……など、色々考えさせられました。

 彼の心情があまり見えてきませんでしたが、それは当然ですよね。視点は犬の彼女ですから。人間である彼の気持ちは同じ人間の読者が考えろと敢えてボカされた構成に痺れました。

 もし、言葉が交わせれば想いが伝わっただろうに……と、もどかしくなりますね。
 
 前言撤回になりますが、結局彼の行いを仕方ないと言ってはいけないのでしょう。でも、何だか責めきれないものを感じてしまいました。僕も人間だからでしょうか。
浅間さん、感想ありがとうございます。

私も実際彼の心情をどこまで描くか
迷ってしまいました。
しかし、もしはっきりと書いてしまったら、
きっと彼自身に非難が集まったと思います。

同じ人間だからこそ、
理由は何であれ彼と同じような事を
起こしてしまうかもしれない、
そんな想いで執筆させて頂きました。

責めきれない感情が生まれてしまうのは、
きっと浅間さんの人を想う優しさが
あるからだと思います。

素晴らしい感想ありがとうございました。
[良い点]
起承転結がちゃんとあって、読みやすく、作者さんの伝えたい事が伝わってきた
[気になる点]
飼い主を救ってくれる人がいたら、また違ったのかなぁ
[一言]
殺処分も辛いですが、私的には死んだ目をした『私』を救ってくれた飼い主が、今度は飼い主が死んだ目をして『私』を捨てたという展開に、なんだか言いようのない物悲しさを感じました
  • 投稿者: 歩帰
  • 2019年 10月22日 16時22分
歩帰さん、感想ありがとうございます。

ワンコちゃん視点の物語だったので、
飼い主さんがどのような感情で
「私」を拾い「私」を捨てたのか
気になる読者様が多数いらしたようです。

実は敢えてここははっきりと描写をしていません。
人間が一時の感情でこんなにも態度が変わってしまうということを示したかったり(勿論全員がそうではないですが)。
確かに彼を救ってくれる人が誰かいたならば
この物語も最後は救われる形になったかもしれません。

重ねまして感想、本当に有り難うございました。
[一言]
文字に込められた『言霊』が読み手に素直に伝わって来る……そんな素敵な作品だと思いました。

みちょこ様は殺処分の映像をご覧になられ、とても心を痛められたのですね……。
私は十年ほど前になりますけれど、実際に二酸化炭素による殺処分の現場を見た事があります。

二酸化炭素による窒息死は決して『安楽死』ではない……麻酔薬と筋弛緩剤であるサクシンの投与に切り替えるべき……。
そう訴える獣医の先生と知り合い、自治体へ同行させて頂く機会があったのですが、あの時のワンちゃん達の澄んだ目は今でも忘れる事が出来ません。

涙を流しながら辛い作業をされる職員の方達の気持ちや、苦しみながら死を迎えるワンちゃん達の事など少しも考えようとはせず、『里親を探してもらえるんだ』『苦しまない安楽死なんだ』……そんな間違いを信じ込み、罪の意識を持たずに軽い気持ちで小さな命を手放しに来る飼い主に怒りを覚えたものでした。

みちょこ様もご存知のように『殺処分』の現状は直視するには余りにも悲惨なものです……。
なのに何故、当事者である飼い主でさえその現状を知らずに居るのか……。

その原因の一つは映像や文章での伝え方にあるのではないでしょうか。
『悲惨さ』や『残酷さ』だけが強調されすぎている為に、『自分が傷付いてもいいから真実を知りたい』『何か小さな命の為に役立ちたい』と考えて下さる心の持ち主以外は敬遠してしまうのではないかと思います。

ましてや小さな命に責任を持てないような薄情な飼い主が、自らが傷付くような映像を見る筈もなく『最初からそんな資料は無かった』かの如く無視をするのは当然の結果なのかもしれません……。

でも、みちょこ様が綴られた物語は『悲惨さ』や『残酷さ』だけを強調するものではありませんし、『飼い主が悪者』と攻めている訳でもありませんので、とても読みやすく感情移入しやすい内容になっており、尚且つ『文字に込められた言霊』の力が非常に大きいので、これ以上に小さな命を救うのに適したものは無いように思えます。

これからもより多くの方がこの作品に出合い、心を震わされ、そして一つでも多くの『小さな命』が救われる世界が訪れる事を心からお祈りしております。
4ーBU様、感想ありがとうございます。

4ーBU様は実際にその現場を見たことがあるのですね。
想像するだけで、それを目にした4ーBU様のお気持ち、そして毎日のように尊い命を消していかなければならない職員の方々の気持ちが痛いほど伝わります。

確かに殺処分の映像は悲惨なものでした。ペットを飼う人々、そして飼うつもりの人々には勿論見て頂きたいものですが、やはり動物を愛する人々にとっては、動物達が苦しむ映像は直接的すぎて見れないこともあるでしょう。

私が今回書いた作品で、4ーBU様のように受け取って下さった方々がいるという事だけで、書き手としてこれ以上の幸せはございません。

重ねまして本当に有り難うございました。
[良い点]
 今回、この作品を読ませて頂き、人間側からの視点ではなくペット側からの視点という事でとても強い衝撃を受けました。私も数年前まで犬を17年飼っていましたので、その当時の事を走馬灯の様に蘇り思わず涙が出てきました。

 元々は父が知人からもらった子犬が数週間で家を飛び出し、警察から連絡をいただいて迎えに行くと全然違う子犬の『彼』がいたわけです。父は前の犬に未練と申し訳なさがあり、飼うのを反対しましたが母や妹、私が引き取らないと保健所に行かされると聞き、父を説得し飼うことに...17年の間に妹の結婚、私の結婚、子供の誕生など...『彼』も私達家族を見ていたと思います。そして17年が経ち『彼』の最後が近づいてきたある日、一度も散歩に連れて行かなかった父が『彼』と散歩に行ったんです。もうヨボヨボで大して歩く事もできませんでしたが...そして一週間後に『彼』は天国へ旅立ちました。『彼』にとっての最後の気がかりが消えたのでは?と今になり思いました。

みちょこさんの作品を読ませて頂き、ペット側の視点で今まで考えた事の無かった事を考えさせられ、そして私自身も今更ですが『彼』に対して反省させられました。もっと一緒に散歩をすれば良かったと...

人間なんて完璧な生き物ではありません。だからうちの様に最後まで一緒に過ごせるかもしれませんし、本作の様に悲しい結末が待っているかもしれません。いずれにしてもこればかりは何とも言えませんが、本当に色々と考えさせて頂けた最高の作品だと思います。みちょこさん、有難うございました。
[一言]
時間と余裕がある時で全然構いませんので、いつの日かうちの『彼』こと『チロ』の人生をみちょこさん風に書いていただければ幸せです。私の文章力では全然書けませんので(苦笑)
  • 投稿者: NOV
  • 2019年 10月21日 20時51分
のぶくんさん、感想ありがとうございます。

のぶくんさんとチロ君の思い出話、
一言では表せない、とても素敵な思い出ですね。
今涙が止まりません。

私なんかで良ければ
是非執筆させて頂きたいです。
大幅なアレンジを加えてしまう可能性がありますが、
お待ち頂ければ幸いです。

重ねまして感想本当に有り難うございました。

[良い点]
 タイトルと最後の一文は秀逸。
[一言]
 どうも。天理と申します。出し抜けに失礼なことを申しますが、絶妙に「悪くない」小説だと思います。悪くない。これが私の偽らざる総評でして。ケチのつけどころは特にないのですが、全体に可もなく不可もなくまとまっている印象。テーマはしっかりしていますが、目新しさに欠ける。入りは見事だし物語も巧みに展開していますが、書かれている以上の内容はない。文章もお上手ですが、真似してみたくなるような中毒性はない。あらすじやあとがきなど、本文以外に贅肉が多いのが私の好みでないという点もありましょうが、このテーマにこのアイデアならもっと書けたはずだと思ってしまいますし、この物語性にしては内容が物足りない気がしますし、この文章ならまだまだ心を鷲掴みにできたはずだと私は判じます。なんか、もったいないなぁと。どこかに「大変よくできました」が一個あれば、全く違った読後感になったと思います。悪くないのです。本当に、悪くないのですが。すごく良いまであと一歩って感じです。
 突然のご無礼をお許しください。
天理さん、感想有り難うございます。

いえいえ、ご意見参考になります!
万人に好まれる小説を目指すことは
中々難しいですが、
より多くの人に「凄く良かった」と思われるような
小説を作っていけるように精進したいと思います!

重ねまして、感想有り難うございました!
[良い点]
素晴らしいの一言です(つ﹏⊂)

もう一言?
うん、とっても素晴らしい作品です!
[一言]
いや、もう無理(つ﹏<。)
途中でワンちゃんのお話だと気付いていたのに途中で何かがぽろぽろ……最後まで読んで更にぽろぽろ涙を零してました(つ﹏<)・゜。

もしこの内容が人だったとしても悲しいお話ですが、それをワンちゃんに例えている点が更にいい。

最初から最後まで感情移入しまくりでした(ノ﹏ヽ)

素敵な作品に出会えて感激です(つ﹏<。)
これからも頑張ってください(o_ _)oぺこり
  • 投稿者: 退会済み
  • 女性
  • 2019年 10月21日 15時25分
管理
花蓮さん、感想ありがとうございます!

そこまで感動して頂けるとは、
作者としてこれ以上の幸せはありません。

心より感謝申し上げます。

重ねまして本当に有り難うございました!

[良い点]
犬視点実にうまく書けていると思います。
こう言う発想できないので素直に凄いと思います。
[一言]
最後の最後で気づかされました。
いい意味で「やられた!」と思いました。
他の作品も読んでみたいと思います。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 10月21日 06時12分
管理
和希さん、感想ありがとうございます。

実は敢えてワンちゃんということを
分かりにくくするような
視点で書かせて頂きました。

ワンちゃんの気持ちが
皆様に共感して貰いやすくするためにと。

是非お時間があれば他の作品も
読んで頂けると幸いです。
[良い点]
なんだか、もの凄く心が痛む、良作でした。

捨てられた犬の視点から、
物語が進展していく表現法は素晴らしいの一言でした。

こうして失われていく命に、本当に心苦しい想いです。
人間の勝手な都合で殺されていくペット達に、
ご愁傷様です、としか、かける言葉が見つかりません。
[気になる点]
素晴らし過ぎて、もはや文句のつけ所がありません。
[一言]
お久し振りです、みちょこさん。
あれから、体調の方はいかがでしょうか?

文芸1位も納得の優秀作品でした。
やはり、これまで執筆を続けて来て良かったですね。

これからも、応援しています。
ムリし過ぎない様に、がんばって下さい。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 10月21日 05時37分
管理
小鳥遊さん、感想ありがとうございます。

素晴らしいというお言葉、
作者としてとても嬉しく思います。

私は最近、長編作品に対する愛が深すぎた故に
執筆スランプとなってしまいました。
しかし、一度初心に返って、
人々の心に残る作品を書きたい、
そんな思いで作り上げたのがこの作品です。

応援ありがとうございます。
本当に心強いです。

重ねまして心より感謝申し上げます。
[良い点]
文章力、構成ともに素晴らしいの一言。
一気に読み進め、心が張り裂けそうになりました。
飼い主が徐々に変わっていく中、それでも飼い主を愛そうとする犬の気持ち。
死ぬ間際まで飼い主を信じて愛して続けた犬の一途な想いに感動しました。
[一言]
桜餅爆ぜる執筆担当のWaiです。読ませて頂きました。
短編で短いストーリーながら心を打たれました。
素晴らしい作品をありがとう。面白い、というより心に重くのしかかってくるような考えさせられる作品でした。
Waiさん、感想ありがとうございます。

犬って本当に純粋で真っ直ぐな生き物です。
此方の心が痛くなってしまう程に。

彼等の命の尊さが少しでも多くの人に
伝わったのであれば
作者としてこれ以上の幸せはありません。

重ねまして本当にありがとうございました。
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