感想一覧

＞ユーモラスなコントラスト

パティは前話で王国の真相を知ってしまいましたが、

ただの貴族学院の一院生であることに変わりはありません。彼女の言う通り、出来ることをやるしかないのです。彼女に出来ること。それは、セラフィーナと一緒に学院生活を楽しむこと。

要するに、青春を楽しもう！ ってことです。

＞不合理です。

確かに不合理だと思います。ですが、そのおかげで王国の何百万の民が、この世界としてはかなり良い生活が出来ているのです。尊い犠牲なのです。

ですが、そう割り切った時に、人の心は荒んで行きます。パティ、セラフィーナ、彼女達の周りはこの問題と葛藤していかなければなりません。

ruff_ethereal さん。こんばんは。
感想下さり、ありがとうございます。

＞なんて魅力的だ

(^^)

＞ 帝国がどのように拡大しようとしているのか、文字通りの神の介入のために失敗

アレクシア王国はアレクシスの加護により、殆どの人が飢えずに済む豊かな国です。ですが、他の国はそうではありません。帝国が王国を狙うのは当然といえば当然なのです。

＞魔法の共有はとても素敵で親密でした。

セラフィーナはパティと「秘め事」を行いたかったのでしょう。可愛いです、そして可哀想だと思います。


＞何が悪かったのかをこのように覗き見する

この覗き見が、パティのセラフィーナに対する気持ちのターニングポイント。セラフィーナに対する気持ちが憧れだけでは無くなりました。

＞このように楽しんでいるのを見るのは素晴らしいことです。

若い彼女らの華やぎを少しは表現できていたみたいですね。嬉しいです。

＞貴族が遺伝的シンボルと超人的な力を持っているときに世界がどのように変化するか

魔法は古に貴族を貴族をたらしめたものです。パティも、セラフィーナ様もその恩恵にあずかっています。

でも、実際、魔法が無いと……という時代はとうに終わっています。持たざる者は持たざるものなりに力を尽くしているということです。

セラフィーナは本作の真のヒロイン（ヒーローに救われる者）です。その分、彼女には色々と背負ってもらっております。

＞百合のかわいらしさ

そう言っていただけると。(^^)
そういうところを書きたくて、始めた本作です。

＞お茶会のすべての信じられないほどの複雑さに焦点を合わせるのが好きです。

お茶会での駆け引き等、素晴らしい表現が出来る作者さんが時々おられますね。羨ましいです。


＞人間は富と地位を誇示しようとすること

このあたりは決して良いことではありませんが、人間らしさの一部ではあるのですよね。過度にならない限りは良いと思っております。

パティ達は、神が逃げた世界、要するに世界構築が終わっただけの世界を生きていかなければならない者達です。

＞ステータスを有利に使用することは本当に興味深い

パティはぶつくさ言いつつも、自らの想いの実現に全力を尽くしております。彼女をヒロインに選んだ女神は結構人を見る目があるのです。

ruff_ethereal さん。おはようございます。
感想下さり、ありがとうございます。

＞この世界の基準によれば、関係は存在すべきではありません。 それは彼らの社会に非常に多くの問題と混乱を

二人の関係をシリアスに突き詰めていけば、そうなることは否めません。ですが、キャラが不幸になって行くのを作者としては避けたいです。


不自然にならないように気を付けながら、なんとか彼女達の幸せを守ってあげたいと思っております。結構、難しいですが……。

＞百合、それがまさに私が欲しかったものです、ありがとう。

こちらこそです。読んで頂いた上、沢山の感想を下さり感謝しております。