エピソード141の感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
1 2 3 4 Next >> 
通貨に必要なのは国家の強制力ですからねぇ、結果的に民衆がそれをその額面価値のある通貨と認識する状態とも言い換えられなくもないですが。

前提として国家が発行した公的な銭のみが流通し、私鋳銭を撲滅させることが出来て通貨総量を国家が管理出来るなら中央銀行も必要無く通貨を発行・運用出来ますから。中央銀行自体が金本位制や銀本位制といった有限資源を担保として信用創造を行う機関に過ぎないので法制のみで価値を担保できるなら必要無いですし。

それでは担保が無いと言われるかもしれないですがそもそも金本位制に代表される金だってある程度稀少といえどそれよりも稀少な金属だって他にありますからね。担保にする金の価値だって幻想でしかないし、この時の金の立ち位置は所詮国際取引通貨を金にして各国法定通貨を地域通貨として扱っていただけの仕組み。

要するに通貨は取引物の価値の数値化が本質であって、通貨自体には価値なんて無いわけです。

結局の所駆逐すべき悪銭は国家の管理外にある私鋳銭であって、それを撲滅できる強制力が国家にあるならどんな貨幣でも法制で示した1銭=1銭の価値は普遍に出来ますからね。
  • 投稿者: vellzone
  • 2025年 07月16日 23時48分
vellzone様。感想ありがとうございます。

民衆に共通の幻想を抱かせることが重要なのかもしれません。
今日本屋さんで行ってきました。
TOブックスのところになくて他も色々探し、結局なかったので他の店にも行きとしましたが見つかりませんでした。

Amazonさんで注文しようとしましたがなんと届くのは7月28日だそうです。これってもしかして在庫が完全になくなっていて返品されたものを送ってもらう手配をしたのか?
それとも増刷がそのくらいの時期になるということなのか。もし増刷されたものが28日くらいに届くというのであればめでたいことではあるのですが。

何とももどかしい。 実にもどかしい。
早く本を手に取りたい。
昨日本屋さんに行けていたらばこんなことにはならなかったかもしれないのに。とほほである。
レパード様。感想ありがとうございます。

お手数をおかけしてしまい申し訳ありません。
品切れを売れ行き好調と見ていいのか、それとも刷部数が足りなくて機会損失が発生していると見るべきなのか……
身構えてた問いに対する応答がなんとかなって気を抜いて、つっこんできた陳羣にも普通に答えられそうだからもっかい気を抜いて、って感じやろなぁ。
果たして孔明先生のウィキは、最終的にどこまでシークバーが伸びることやら。
キツネ丸様。感想ありがとうございます。

油断大敵であります。
何かしら保証あれば流通する気もしますが。銀本位制や金本位制も一定額を銀か金に交換出来るのを保証する制度でしたし?まあ、貨幣は現代でも悩まされるモンスターなので三国志の時代の人達が悩むのは仕方ないですよね。
  • 投稿者: mh
  • 2025年 07月14日 04時58分
mh様。感想ありがとうございます。

保証も必要な気がします。
貨幣についてあまり詳しくないのですが、新たな名目貨幣の用途として「納税に使える」では駄目なのでしょうか。確実に使えることを国が担保していれば、国が滅びない限りは使用用途があり、貨幣の価値が国への信用と結びつき保証されるのではないでしょうか。
つらつらと素人考えを書き連ねましたが、いつも楽しく読ませていただいています。次話も楽しみです。
ひのえね様。感想ありがとうございます。

納税に使えるというのは重要な視点だと思います。
日を置いて見返して、劉巴が諸々頑張って曹操様からお言葉をもらうときに孔明先生を持ち上げて、またぞろ曹操様の病気()が再発しそうになったり…在野にいてくれた方が都合が良いがそれはそれとしてやっぱり手元にほしい的な
えぬべる様。感想ありがとうございます。

やはり家臣にほしい……いや在野のままでいいのか……
陳羣「世界史に残る様な発明を幾つも出した上に在野なのに食の向上に尽力してる名政治家を先生扱いして何がおかしい?」
  • 投稿者: ハト
  • 2025年 07月13日 04時40分
ハト様。感想ありがとうございます。

陳羣は教師役をしなきゃだめでしょう、と孔明先生は思っているようで。
> 内政面においては無能だったのかというと、けっしてそんなことはなく、中央集権化を推し進めて強力な統治体制の構築に成功している。

え、真逆じゃないかな?
中央集権化は高祖以降ずっと地道に続けていて、史記でも散々触れられている功臣粛正、諸侯王抑圧が一段落して仕上げをできたのが単に武帝の代だっただけ。
塩鉄や改鋳に手を出したのは、奢侈と外征で武帝登極前は満ちていた国庫が枯渇したから取りやすいところから取っただけのこと。
結果、内地で戦乱があった訳でもないのに重税で国土が荒廃。流民が少なくとも数十万以上発生するほどの悲惨な事態に。

外征軍の屍の山と引き替えに、版図は確かに武帝期で最大とはなったけど、国力は逆に大きく落としてる。
奸臣を重用して、無実の皇太子を自害に追い込んだり、司馬遷のように諌言したら処罰したりなどは序の口で重罰酷刑も濫用していたし、まさしく「苛政は虎よりも猛なり」を実現したのが武帝。
死後はあっさりと実権を武帝自ら選んだ後見役に奪われてるていたらくなので「強力な統治体制を構築」できたとも言い難い。

--
この作品の歴史認識は概ね一致していたのですが、今回の武帝のくだりだけは全く違うのでは、と思ってしまいました。
  • 投稿者: 七夜月
  • 2025年 07月12日 18時37分
七夜月様。感想ありがとうございます。

基本的に武帝は前漢の最大版図を築き、中央集権化を進めて漢の最盛期を築いた人物としてよいと思っています。
ご指摘いただいた通り、酷吏がのさばったり晩年には巫蠱の乱を招いてしまったりというマイナス面もありますが、それをいうなら劉邦も諸侯を粛清したり呂后の専横を招いているし、文帝や景帝も呉楚七国の乱を招いているので……
じつは私も、武帝の改鋳は度重なる出征による財政窮乏を改善するため、と書いていたのですが、それだと即位してすぐに三銖銭を発行したこととつじつまが合わなくなると金曜日の午後に気づいて、あわてて書きなおしたのですw
こういう当時にない言葉にいつも注意してる孔明先生にしては
あまりにも分かりやすすぎる言葉だけについつい普通に使っちまったなぉ
  • 投稿者: 娯楽人
  • 2025年 07月12日 18時08分
娯楽人様。感想ありがとうございます。

気を抜いた瞬間に陳羣が質問をするもんだから……
うーん、言っちまったらしかたない。まあ民草の中の賢人で商売してるしどうにかなるんちゃうかね?何たって換金作物ルートにデカいパイプ。つうか、また後の世の孔明属性増えてかあ。学問、出世に安産、書に軍略、現世利益に、、、、家の村の孔明祭りはああだこうだな奇妙な祭りたくさん文化遺産かも。
  • 投稿者: soukai
  • 2025年 07月12日 17時49分
soukai様。感想ありがとうございます。

多種多様なご利益が。
1 2 3 4 Next >> 
↑ページトップへ