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[良い点]
 意図的に暈されているのか。そもそも異世界転生をする前の世界には、居なくなれば悲しむ人間の一人二人は居るはずだというのに、そう言ったものにフォーカスを当てないのは、何故なのだろうかとはいつも思う所。
 今回の黒瀬君の様に置いて行かれた者達の悲しみも悲嘆もあれど、いざ映し出される別世界での華やかさがそんなに大事なのかと言うのはこのジャンル触れる様になってから思う事でもありますね。
[気になる点]
 郡さんの行動が突発的な物だったのか。それとも異世界に行きたいが故に起こした物だったのか。そう言った場所への生き方を夢想するだけの場所かと思っていたら、本当に実行しかねない危うさを目撃しては考えざるを得ない所ですね。
 一度関わってしまった手前。流石に死なれるのは寝覚めも悪いでしょうし、弟の死を経験してしまっている彼には、鉛の様に伸し掛かりそうな話ですよね。
[一言]
 所詮は漫画だから。そう言う物語だから。と、片づけてしまえば黒瀬君の様に悩む必要も無いですが。前の世界に置いて来た友人や家族の事を気に掛けないでいられる人がどれだけいるのか。そう言った、しがらみを嫌って天涯孤独にしたりする人もいるかもしれませんが。
 現実に『異世界転生』をしようと考える以上、画面に映されない部分への思考は避けては通れない問題ですね。
 そう言った事を考えた時。ふと『ゼロの使い魔』で、異世界に行った主人公が偶然繋がったPCのメールに入っていた母親からのメールを見て泣いているシーンとかをふと思い出したりもしました。
ゼフィガルドさん

感想ありがとうございます。

異世界転生っていいイメージが強いと思うんですよね。けど、残された家族にとっては単なる死別と変わらないわけです。そういった犠牲の上にある異世界での煌びやかな生活は、どれほど価値があるのでしょうか。

黒瀬くんはかなーり普通の男の子です。知り合いが死んだら、それ相応の悲しみを抱えるでしょう。それを回避するために、どれだけの行動ができるかは彼次第ですね。

彼らにとって異世界転生はフィクションであり、現実です。そう簡単に目指せる場所ではないはずなんですよね。

[良い点]
 ただの帰り道でも、何が起きない訳でもなく。何気ない下校路の様に見えて、この作品における重要な要素『異世界転生』の導入部分とも言える交通事故の現場に立ち会う事になるとは…。
 郡さんが飛び出たのは子供をかばうためか。それとも、あわよくば……とも考えてしまう所ですね。
[気になる点]
 今までの流れから、郡さんが死ぬつもりはないのでしょうが。それでも飛び出したのは、ひょっとして可能性に賭けてみたからか。
 ただ、そんな事故に遭った直後なのに毅然として事故相手と向き合っているのは、相当な精神の持ち主と言うか、ちょっと不味い所がある様な気がしないまでもありません。一方の、今村さんは頑固で融通が利かない……様に思えても、こう言った所で口を噤んでしまう辺りは普通の子だとわかる所。
[一言]
 子供って本当にビックリする位に急に飛び出してきたりしますからね。バイクの運転手だけが悪いとは一概には言えませんが、その後の対応の悪さは……と思ったけれど、興奮してまともに話せる状況じゃないというのはリアルでもありそうですね。
ゼフィガルドさん

いつもありがとうございます。

普通だったら、ただの正義感がある少女にしか見えないシーンですが、こうも違って見えるのが面白いですよね。
死ぬのが怖い人間がバイクの前には飛び出しません。郡さんは何を考えているのですかね。

細々と連続して何かが起こってはいるのですが、あくまでも舞台は現実です。
フィクションに向かう現実というのが、この作品においての根幹であり大切な部分ですね。

[良い点]
 ゆるゆるプライバシー。黒瀬君がもはや部員の様な貫録を持っていて、郡さんも当たり前の様に接していますが、これは彼にとって位置調整がし易い所に立っている感じなんでしょうかね?
 これからの行動方針が固まっただけに、渦中の人物である永剛さんが何者かは気になりますね。家族構成や状況等、かなりセンシティブな問題に突き当たることになりそうなだけに。勢いだけで突っ込むのは危険な気もするゆえ、ひとまずストップを掛けたのは英断だと思います。
[気になる点]
 今村さんが去っていなかったことに驚きだけれど。自分の意見を折るつもりも無さそうな雰囲気ですね。格式的に否定したことについては陳謝の言葉を並べたとしても、心の内では対立したままになりそうな。
 でも、この会議でも分かる通り。近野さんも顧問も、軽人君もストッパーにはなりえ無さそうなので、彼女達の活動について反対意見を出せる人間が欲しくもあるとバランス的に考えてもしまう所。黒瀬君は中立には立ってくれるけれど、尊重はするので。否定までは行かなさそうなイメージがあったり。
[一言]
 軽人君も高校デビューするだけのバイタリティはあるので、行動力自体は無い訳ではなさそうですが。色々と考えすぎて動けなくなることはありそうですね。
 勿論、思慮も大事なので、その一旦立ち止まって考えてみることも必要ですが。
ゼフィガルドさん

いつも本当にありがとうございます。

郡さんは黒瀬のことをどことなく気に入っている節がありますよね。それには明確な理由があったりするのですが、まだ掴みづらいかなと思います。
黒瀬自身も少し気に入られているからこその、行動をしている節がありますね。

起承転結で言うところの、承の部分とでも言いましょうか。ふわっとしていた登場人物たちの行動原理が定まりつつありますね。

あと、おっしゃる通り意思が強い人物が少ないです。今村さんは、かなり貴重なキャラクターだったりするんですよ。もっと激しく動いて欲しいですね。

[良い点]
 顧問の先生美人なんですね。これは海木君が通い詰めになりそうだけれど、何の役にも立たなさそう。軽薄な人間だからと言う訳では無く、そんな眼福やら幸福が目の前に転がっているのなら、その時点で満足してしまいそうという意味で。
 一方、やはり麗美さんと今村さんは相性が悪いですね。正しさを通し続ける人と、自我を通し続ける人では遅かれ早かれ対立は生まれていたでしょうね。常識的に考えれば今村さんのいう事の方が正しいけれど、常識に則った世界に忌避感があるからこその行動だから説得できる訳も無く。二人の対立が明白に浮かび上がる回ですね。
[気になる点]
 ただ、相手のいう事を理解するつもりはないと切り離したつもりでも、思いっきり批難している所を見るに。自分は出来ていると思っているタイプだったか。
 ただ、それ自体に不自然さはなく。彼女はキチンとした倫理観で動いているだけと言う話なので。やっぱりこのサークルとは反りが合わなさそうな。
[一言]
 その事に関して肩を持たないのは、黒瀬君がフラットな視点の持ち主だからか。その傍で、言い合いを聞いている海木君がスゲー居心地悪そうな気がしないまでも無い。
 実際、何故に永剛さんは登校拒否をしているのか。そう言った事情を鑑みる必要があるのは今村さんの言う通り。でも、そう言ったデリケートな部分に配慮していたら踏み込むのは難しい所なんでしょうね。顧問の先生と近野さんの意見も気になる所。
ゼフィガルドさん

今村さんが早速矛盾してましたね。けど、自分の中では、いかにも彼女らしいシーンだと思ってます。それに対する黒瀬くんの対応も、彼らしいですね。

海木くんは居心地悪いでしょうね。特に、他人の目を気にしがちな彼なら尚更でしょう。

ここまでであらすじを回収したことになります。キーパーソンとなる永剛さんとの辛みにご注目ください。

いつもありがとうございます。
[良い点]
 そう言えば、部活である以上顧問も居るんですよね。近野さんと言い、意外と麗美さんに付き合う人も多い事にビックリ。
 海木君と違って、特に変な所が見られない近野さんは何を思って彼女の行動に付き合っているのか。そして、前回チラリと名前の出た彼女と線が繋がりましたね。
[気になる点]
 異世界転生。行方不明者。この二つを繋ぐワードとして彼女は何かしらの関係がありそうですが、それが本当のファンタジーや異世界の扉を叩く物か。
 それとも現実における『失望の部屋』の様な、ドロッとした部分を見せられるか。この調査における好奇心が猫を殺すような事態を引き起こさないかが不安になる所ですね。
[一言]
 麗美さんの発言にやたらとリアリティの様な物を感じる様な。まるで、リアルで起きた事の様な……。こういう気持ちが湧き上がるのも分かります。
ゼフィガルドさん

感想ありがとうございます。

荒唐無稽な行為に付き合ってくれる人って、何かしらの理由があると思うんですよね。現実的に考えて、異世界転生したいと本気で考えている人がうじゃうじゃいるとも思えませんから、海木のように本来の目的とは別に何かしらの理由があるのでしょう。

僕の中で麗美は意味を持って矛盾している少女という印象です。

まだ謎は多いですが、一章終了時点で作品の方向性は明らかになると思います。

[良い点]
 異世界転生サークルについて考える事は増えたとしても、目の前に聳え立つ現実を乗り切らねばと言う問題にもぶち当たっている所。
 自主性を尊重するなら、それに見合うだけの能力を示さなければならないと言うのは世知辛いながらも、彼らの身分が学生であることを思い出させてくれるイベントですね。
[気になる点]
 ここに来て、顔を見せていない永剛さんと言う謎の少女が出てきましたが、彼女が登校していない理由は一体何なのか? とはいえ、黒瀬君とは接点のない相手だけに進んで調べに行く理由も思い浮かばない所。でもやっぱり気にはなりますね。
[一言]
 この授業の様子。まるで大学生の頃を思い出しますね。出席カードを誰かに渡せば良いと思っていたあの頃、実際は授業をきちんと受けてノートを取りながら内容を理解できないと単位を落としていた頃…。
 自由とはそれに伴う義務を全うして、始めて得られる物だなぁという経験を若い頃から積めるチャンスを得ましたね!(尚、実際は艱難辛苦な模様
ゼフィガルドさん

感想ありがとうございます。

異世界転生サークルという特殊なテーマを扱っているので、あまり現実味がありませんが、彼らにとってのメインは学業です。それなくして異世界もクソもありません。

こういったパートを挟まないと、本当に現実なのかどうかが怪しくなる作品のような気がしてます(笑)

人間らしいところを見せてあげたいですね。
[良い点]
 死が怖いというのは当たり前。外連味溢れる言動が目立つ麗美さんですが、その点に関しては一般人と変わらないんですね。
 ともすれば、彼女がどうしてこの世界をクソだと思うのか。そのしがらみから逃れたいと思う理由を考えたら、彼女の辿って来た人生、あるいは家柄や何かしらの消すことのできない過去を抱えているのでしょうか。
[気になる点]
 そんな彼女の中に一般人と変わらぬ感性を見たが故に、黒瀬君の予想も下方修正を取らざるを得なかったという事か。
 しかし、前話に出て来た春樹君の事も考えるに、そこら辺に二人の共通点がありそうな気がします。『死』という概念について抱く思いで何か色々とありそうな……。
[一言]
 自分が死ぬのは嫌だけれど、この世界から脱出したい。と思うのは、思春期の少年少女のみならず大人でさえありうることですが。問題はその先にある世界が本当に居心地が良い物か。ひょっとしたら、それこそ貧困と絶望が支配する可能性だってあるんじゃないかなぁと思ったり。
ゼフィガルドさん

感想ありがとうございます。

作者として「異世界転生」という概念について疑問だったのが、「そもそも異世界に行きたいのか?」という点です。おっしゃる通り、貧困と絶望が支配する可能性もあります。
異世界転生サークルという団体を作るくらいですから、それくらいはきっと理解しているでしょう。

そうであれば、そのうえで彼らが異世界に行きたい理由というものが存在する……のでしょうか?

郡さんの過去と絡めて、物語に乗せていければと思います。

[良い点]
 ついに今村さんがあのサークルに顔出しを。本人は理解できない事に関しては、分別が付くと言っているけれど。黒瀬君の案内したくないという考えに理解を示してくれない辺りが、幸先に不安を感じさせますね。
[気になる点]
 異世界サークルの話を中心に進んできましたが、ここで黒瀬君の新たな事情が分かりましたね。2年前に弟が無くなっていた事と陸上を止めた事。それらは紐づいている事なんでしょうか。
 そこからアニメを見始めたり、そう言ったサブカル方面に進んでいったのかが気になりますね。ともすれば、彼も麗美さんの考えを理解できるような要素を潜在的に秘めているのかも。
[一言]
 最近はドタバタしていて感想を残せませんでしたが、折を見て再び感想を書いていきたいと思います~。これからもよろしくお願いします。
ゼフィガルドさん

いつも本当にありがとうございます。

今村さんはどこか頑固なキャラクターです。自分が理解できないことに関しては、無理に理解しようとしない。出会って早々ではありますが、黒瀬くんの人間味に少し心を許しているのかもしれません。

黒瀬くんの過去については、初めて出た設定ではありますが、彼の性格を構築するうえでは非常に大きなイベントとなっています。鬱々と引きずっているわけじゃないのがポイントですね。

感想についても、お手隙の際で構いません。気が向いたらで結構です。いつも本当にありがとうございます。
[良い点]
 軽人君に続いて今村さんまで興味を持つ所を見るに、不思議な吸引力を秘めていますね。ただ、彼女の真剣さは麗美さんにいい影響を与えるかどうかは微妙な気もする危うさが見えますね。
 黒瀬君の相手のやる気とかを否定しないスタンスは好きですね。現実的な部分はあるけれど、斜交いに見ている訳では無いという構え方に好感が持てます。
[気になる点]
 実際に異世界転生の手段と言うのは荒唐無稽故、国が態々調べる程でも無いのだろうけれど、その手掛かり自体を掴むことはあり得そうな。
 自分が何もせずにはいられないからサークルとしての形を作ったのか、それとも黒瀬君の想像を超えた理由があるのか。目的までの道のりが遠いだけに、学生位のパワーが無いと出来ない事ではありますね。
[一言]
 運動部は大会とかの目的があるから、行動を起こす際の指針は立てやすいですが、文化部はそう言うコンクールみたいな物が無いとやはりイマイチ身は入らない所はあるのかも。
 異世界転生サークルは途中経過とか成果を確かめる方法が存在して無さそうなので、やる気を保つのはかなり難しそうですね…。
ゼフィガルドさん

感想の返信が遅れてしまい申し訳ありません。
送付をしたつもりでいました。

ありえない想定ではありますが、実際に異世界転生サークルが存在したら自分はどうするだろうと考えた結果です。
なんとなくですが、危険なもの見たさが先行する気がするんですよね。中を覗いてみたくなるような、魅力があるテーマだと思います。

サークルの存在理由については、判明したとき「ああそうか」と納得していただけると思います。しかし、読者は納得しても、彼らが納得するかはわかりません。

しかし、黒瀬であれば、それすらも受け入れたうえでアニメを見るのだと思います。

毎回、感想ありがとうございます。本当に励みになります。

今後もお手隙の間に感想をいただけると嬉しいです。

今後ともよろしくお願いいたします。
[良い点]
 徐々に『異世界転生サークル』と言う名前の意味についてを考える材料が出てきましたね。最初は、フィクションの小説の様に。ここでは無い全く別の世界に行くことを指しているのかと思いましたが、実際はミステリーの様に全く違う人間に生まれ変わろうと画策している話になっていくのでしょうか?
 確かに。今まで、生きて来た人生を捨て去り。全く別の人間として第2の生を歩み始めるなら、環境も人間関係も全く違うその景色は『異世界』と呼ぶに相応しいのかもしれません。
[気になる点]
 ただ、全く別の人間に生まれ変わることを望むという事は、麗美さんにはそうしたい環境があるという事でしょうか。それこそ、非合法な手段にもなり得るかもしれない入れ替わりの手掛かりを探すような。
[一言]
 あくまで黒瀬君の邪推が入っての想像かもしれませんが、これがもしも正解だというのなら。このサークルは想像以上にヤバい団体という事になりますね。
 その真意を知っているのは彼女だけか。それとも、既に所属している近野さんも何かを知っているのか。しかし、入らないと言った以上。このサークルと黒瀬君達はどう関わっていくのでしょうか。気になりますね。
ゼフィガルドさん
いつも本当にありがとうございます。
この作品の要として「異世界転生」という言葉の概念があげられます。そもそも、異世界転生を望んでいる人間は、それしか問題を解決する手段がないのでしょうか。冷静に考えれば、そんなことはないと思います。
そうなのであれば、どういった人間が本当の意味で異世界転生を望むのでしょうか。そこに物語の根幹が隠れています。

おっしゃる通り、人生をリスタートするだけなら非合法な手段も含めていろんな選択肢があります。その中でこのサークルが存在している理由について、考えていただければより楽しめるかと思います。

オカルトっぽく、フィクションっぽい現実世界の物語です。どこに帰着するのか、僕自身も楽しみです。
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