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[良い点]
シャーロック・ホームズ、懐かしいですね。
これ読んで育った人の一人です。全集持っているから、読み直そうかな。
[気になる点]
鹿撃ち帽が「当時でも狩猟時以外はかぶらない」というのは誤りです…(^_^;)
確かに狩猟のトレードマークではありましたが、田舎等では昔も今も結構普段着に使いました。
また、例えばイギリス初の独立労働党所属、庶民院議員キア・ハーディは、国会でも鹿撃ち帽を被っています。もはやそれがアイコンだった事もあり。ハーディはドイルより三つ程度年上の同年代です。
シドニー・パジェット本人も、普段は好んで鹿撃ち帽を被ってらしいですね。やっぱり自分のファッションセンスを反映させたくなったのかも…
私なら鹿撃ち帽子を「誤った服装」とまでは断言しないかもしれません。何故なら「ear-flapped travelling cap」は鹿撃ち帽の可能性もあるからです(上のリボンをほどくと、耳当てになる)。が、まあ、ジェントリなら確かに普段から着ている人は少数派だろうな…
[一言]
私はホームズをイメージする時は、モデルだったドクター・ジョセフ・ベルをもうちょっと若くした人物をイメージしますね!
ワトソンは、モデルかもしれないウィリアム・スミス(コイルの同級生の整骨医で、二人でジョセフ・ベルの生徒達だった)をコナン・ドイルと混ぜた感じで再生されます。
因みに、エディンバラの外科医博物館は、コナン・ドイルがシャーロックのキャラ作りを説明する、貴重な動画展示されています!
シャーロック・ホームズ、懐かしいですね。
これ読んで育った人の一人です。全集持っているから、読み直そうかな。
[気になる点]
鹿撃ち帽が「当時でも狩猟時以外はかぶらない」というのは誤りです…(^_^;)
確かに狩猟のトレードマークではありましたが、田舎等では昔も今も結構普段着に使いました。
また、例えばイギリス初の独立労働党所属、庶民院議員キア・ハーディは、国会でも鹿撃ち帽を被っています。もはやそれがアイコンだった事もあり。ハーディはドイルより三つ程度年上の同年代です。
シドニー・パジェット本人も、普段は好んで鹿撃ち帽を被ってらしいですね。やっぱり自分のファッションセンスを反映させたくなったのかも…
私なら鹿撃ち帽子を「誤った服装」とまでは断言しないかもしれません。何故なら「ear-flapped travelling cap」は鹿撃ち帽の可能性もあるからです(上のリボンをほどくと、耳当てになる)。が、まあ、ジェントリなら確かに普段から着ている人は少数派だろうな…
[一言]
私はホームズをイメージする時は、モデルだったドクター・ジョセフ・ベルをもうちょっと若くした人物をイメージしますね!
ワトソンは、モデルかもしれないウィリアム・スミス(コイルの同級生の整骨医で、二人でジョセフ・ベルの生徒達だった)をコナン・ドイルと混ぜた感じで再生されます。
因みに、エディンバラの外科医博物館は、コナン・ドイルがシャーロックのキャラ作りを説明する、貴重な動画展示されています!
ジャガイモ探偵様、感想ありがとうございます。つい先ほど、感想が来ていたことに気付きました。返信が遅れて大変すみません……。
>シャーロック・ホームズ、懐かしいですね。
これ読んで育った人の一人です。全集持っているから、読み直そうかな。
ホームズは何度読み直しても面白いですよね。
>鹿撃ち帽が「当時でも狩猟時以外はかぶらない」というのは誤りです…(^_^;)
本当ですか!? あいにく今は家から離れているので、家に帰り次第どの本に書かれていたのか調べてみます!
>確かに狩猟のトレードマークではありましたが、田舎等では昔も今も結構普段着に使いました。
また、例えばイギリス初の独立労働党所属、庶民院議員キア・ハーディは、国会でも鹿撃ち帽を被っています。もはやそれがアイコンだった事もあり。ハーディはドイルより三つ程度年上の同年代です。
ほえぇ、知らないことが多いです。
キア・ハーディについては検索してもあまり情報は出てきませんね……。
>シドニー・パジェット本人も、普段は好んで鹿撃ち帽を被ってらしいですね。やっぱり自分のファッションセンスを反映させたくなったのかも…
それも知りませんでした! パジェットは鹿撃ち帽を愛用していたんですね!
>私なら鹿撃ち帽子を「誤った服装」とまでは断言しないかもしれません。何故なら「ear-flapped travelling cap」は鹿撃ち帽の可能性もあるからです(上のリボンをほどくと、耳当てになる)。が、まあ、ジェントリなら確かに普段から着ている人は少数派だろうな…
鹿撃ち帽について私はあまりくわしくありませんが、ホームズが作中で鹿撃ち帽を被ったことがないというのはシャーロキアンの常識みたいなものになっていますから……。実際どうなんでしょうね。
>私はホームズをイメージする時は、モデルだったドクター・ジョセフ・ベルをもうちょっと若くした人物をイメージしますね!
私はパジェットのイラストのホームズにイメージが固定されてしまっていますが、そういうイメージの仕方もありですね。
>ワトソンは、モデルかもしれないウィリアム・スミス(コイルの同級生の整骨医で、二人でジョセフ・ベルの生徒達だった)をコナン・ドイルと混ぜた感じで再生されます。
ウィリアム・スミスの顔がわからないのでどんな感じのイメージかわかりませんが、登場人物の容姿などをイメージしながらだと読みやすくなりますからね。
>因みに、エディンバラの外科医博物館は、コナン・ドイルがシャーロックのキャラ作りを説明する、貴重な動画展示されています!
そんな動画があるんですか。イギリスに行く機会があったら見に行ってみることにします!
>シャーロック・ホームズ、懐かしいですね。
これ読んで育った人の一人です。全集持っているから、読み直そうかな。
ホームズは何度読み直しても面白いですよね。
>鹿撃ち帽が「当時でも狩猟時以外はかぶらない」というのは誤りです…(^_^;)
本当ですか!? あいにく今は家から離れているので、家に帰り次第どの本に書かれていたのか調べてみます!
>確かに狩猟のトレードマークではありましたが、田舎等では昔も今も結構普段着に使いました。
また、例えばイギリス初の独立労働党所属、庶民院議員キア・ハーディは、国会でも鹿撃ち帽を被っています。もはやそれがアイコンだった事もあり。ハーディはドイルより三つ程度年上の同年代です。
ほえぇ、知らないことが多いです。
キア・ハーディについては検索してもあまり情報は出てきませんね……。
>シドニー・パジェット本人も、普段は好んで鹿撃ち帽を被ってらしいですね。やっぱり自分のファッションセンスを反映させたくなったのかも…
それも知りませんでした! パジェットは鹿撃ち帽を愛用していたんですね!
>私なら鹿撃ち帽子を「誤った服装」とまでは断言しないかもしれません。何故なら「ear-flapped travelling cap」は鹿撃ち帽の可能性もあるからです(上のリボンをほどくと、耳当てになる)。が、まあ、ジェントリなら確かに普段から着ている人は少数派だろうな…
鹿撃ち帽について私はあまりくわしくありませんが、ホームズが作中で鹿撃ち帽を被ったことがないというのはシャーロキアンの常識みたいなものになっていますから……。実際どうなんでしょうね。
>私はホームズをイメージする時は、モデルだったドクター・ジョセフ・ベルをもうちょっと若くした人物をイメージしますね!
私はパジェットのイラストのホームズにイメージが固定されてしまっていますが、そういうイメージの仕方もありですね。
>ワトソンは、モデルかもしれないウィリアム・スミス(コイルの同級生の整骨医で、二人でジョセフ・ベルの生徒達だった)をコナン・ドイルと混ぜた感じで再生されます。
ウィリアム・スミスの顔がわからないのでどんな感じのイメージかわかりませんが、登場人物の容姿などをイメージしながらだと読みやすくなりますからね。
>因みに、エディンバラの外科医博物館は、コナン・ドイルがシャーロックのキャラ作りを説明する、貴重な動画展示されています!
そんな動画があるんですか。イギリスに行く機会があったら見に行ってみることにします!
- 髙橋朔也 編著
- 2022年 08月09日 19時17分
[一言]
指紋が犯罪捜査に用いられるようになったのは、ヘンリー=フォールズ(宣教師・医師1843-1930)が、1880(明治13)年にイギリスの科学雑誌『ネイチャー』に指紋についての論文を発表したことと関係があるとされています。
この人、日本の遺跡発掘(大森貝塚)に参加したことをきっかけで指紋に興味を持ったのです。
ただ、フォールズ自体は、指紋による誤認逮捕を恐れる立場から、単指指紋を証拠として採用するのに反対する立場で、スコットランド・ヤードとも対立したようです。
指紋が犯罪捜査に用いられるようになったのは、ヘンリー=フォールズ(宣教師・医師1843-1930)が、1880(明治13)年にイギリスの科学雑誌『ネイチャー』に指紋についての論文を発表したことと関係があるとされています。
この人、日本の遺跡発掘(大森貝塚)に参加したことをきっかけで指紋に興味を持ったのです。
ただ、フォールズ自体は、指紋による誤認逮捕を恐れる立場から、単指指紋を証拠として採用するのに反対する立場で、スコットランド・ヤードとも対立したようです。
エピソード45
猫らてみるく様、感想ありがとうございます。返信遅れてすみませんでした。
>指紋が犯罪捜査に用いられるようになったのは、ヘンリー=フォールズ(宣教師・医師1843-1930)が、1880(明治13)年にイギリスの科学雑誌『ネイチャー』に指紋についての論文を発表したことと関係があるとされています。
人類が指紋に関心を持ったのは、本当に最近なんですね。ただ古くから血判状などもあったので、少なからず人類は指紋に関心を持っていたのでしょう。
>この人、日本の遺跡発掘(大森貝塚)に参加したことをきっかけで指紋に興味を持ったのです。
大森貝塚の発掘捜査で指紋に興味を持ったのならば、ヘンリー=フォールズの功績は日本のお陰ですね(笑)。
>ただ、フォールズ自体は、指紋による誤認逮捕を恐れる立場から、単指指紋を証拠として採用するのに反対する立場で、スコットランド・ヤードとも対立したようです。
スコットランド・ヤードの総監であるエドワード・ヘンリーによって1901年くらいに指紋が捜査に導入されたと記憶していますが、ヘンリー=フォールズはスコットランド・ヤードと対立していたんですね。
>指紋が犯罪捜査に用いられるようになったのは、ヘンリー=フォールズ(宣教師・医師1843-1930)が、1880(明治13)年にイギリスの科学雑誌『ネイチャー』に指紋についての論文を発表したことと関係があるとされています。
人類が指紋に関心を持ったのは、本当に最近なんですね。ただ古くから血判状などもあったので、少なからず人類は指紋に関心を持っていたのでしょう。
>この人、日本の遺跡発掘(大森貝塚)に参加したことをきっかけで指紋に興味を持ったのです。
大森貝塚の発掘捜査で指紋に興味を持ったのならば、ヘンリー=フォールズの功績は日本のお陰ですね(笑)。
>ただ、フォールズ自体は、指紋による誤認逮捕を恐れる立場から、単指指紋を証拠として採用するのに反対する立場で、スコットランド・ヤードとも対立したようです。
スコットランド・ヤードの総監であるエドワード・ヘンリーによって1901年くらいに指紋が捜査に導入されたと記憶していますが、ヘンリー=フォールズはスコットランド・ヤードと対立していたんですね。
- 髙橋朔也 編著
- 2021年 06月11日 23時20分
[一言]
カタカナ表記のルールって、結構難しいですよね。
例えば、長音符の省略とか。
「ユーザー」なのか、「ユーザ」なのか。
「データー」なのか、「データ」なのか。
「メモリー」なのか、「メモリ」なのか。
本来は長く伸ばす表記が原則だったようです。が、活字などの印刷コスト、紙面や画面上の表示スペース、記憶装置などの節約ということで、長音符を省略する慣用が生まれたと推測されているそうです。
少し前に話題になったことですが、「ジョージア」。
アメリカの州ではなくて、国名の方です。
日本では、かつて「グルジア」と呼んでいた国です。
同国の現地語での正式名称は「サカルトベロ」で「ジョージア」は英語読み。つまり、現地語に合わせたわけではありません。「グルジア」がロシア語由来だったから、その呼び名はやめて欲しいという要請が同国から日本政府にあったためなのです。
結局のところ、関係者(小説の登場人物などであれば、権利関係者)からの要請があれば、変わる可能性があるのではないか、と思っています。
翻訳に際して、より本来の発音に近い方で、という注文が付いてしまった場合です。
ただ、ルブランは2011年に著作権保護期間が満了しているので、「リュパン」が強制されることはないと思います。
カタカナ表記のルールって、結構難しいですよね。
例えば、長音符の省略とか。
「ユーザー」なのか、「ユーザ」なのか。
「データー」なのか、「データ」なのか。
「メモリー」なのか、「メモリ」なのか。
本来は長く伸ばす表記が原則だったようです。が、活字などの印刷コスト、紙面や画面上の表示スペース、記憶装置などの節約ということで、長音符を省略する慣用が生まれたと推測されているそうです。
少し前に話題になったことですが、「ジョージア」。
アメリカの州ではなくて、国名の方です。
日本では、かつて「グルジア」と呼んでいた国です。
同国の現地語での正式名称は「サカルトベロ」で「ジョージア」は英語読み。つまり、現地語に合わせたわけではありません。「グルジア」がロシア語由来だったから、その呼び名はやめて欲しいという要請が同国から日本政府にあったためなのです。
結局のところ、関係者(小説の登場人物などであれば、権利関係者)からの要請があれば、変わる可能性があるのではないか、と思っています。
翻訳に際して、より本来の発音に近い方で、という注文が付いてしまった場合です。
ただ、ルブランは2011年に著作権保護期間が満了しているので、「リュパン」が強制されることはないと思います。
エピソード44
猫らてみるく様、感想ありがとうございます。返信遅れてすみませんでした。
>カタカナ表記のルールって、結構難しいですよね。
表記が違ったので別人だと思っていたら、スペル的に同一人物だったのに驚くこともしばしばあります(笑)。
>例えば、長音符の省略とか。
「ユーザー」なのか、「ユーザ」なのか。
「データー」なのか、「データ」なのか。
「メモリー」なのか、「メモリ」なのか。
確かに、人によって長音符の表記は変わりますよね。モラン大佐にもモーラン大佐という表記がありますし。
>本来は長く伸ばす表記が原則だったようです。が、活字などの印刷コスト、紙面や画面上の表示スペース、記憶装置などの節約ということで、長音符を省略する慣用が生まれたと推測されているそうです。
なるほど、コスト削減などの事情で長音符を省略した表記が生まれたと推測されているのですか。そういうことなのですね。
>少し前に話題になったことですが、「ジョージア」。
アメリカの州ではなくて、国名の方です。
日本では、かつて「グルジア」と呼んでいた国です。
同国の現地語での正式名称は「サカルトベロ」で「ジョージア」は英語読み。つまり、現地語に合わせたわけではありません。「グルジア」がロシア語由来だったから、その呼び名はやめて欲しいという要請が同国から日本政府にあったためなのです。
国名にも表記の問題がありますが、一つの国名にもいろいろな表記が存在しますね。少し前に話題なったとのことですが、私はまったく知りませんでした(笑)。
>結局のところ、関係者(小説の登場人物などであれば、権利関係者)からの要請があれば、変わる可能性があるのではないか、と思っています。
翻訳に際して、より本来の発音に近い方で、という注文が付いてしまった場合です。
ということは、ドイルのホームズ物語の原文は著作権が切れているので『ワトスン』表記などに統一することは出来ませんね。
>ただ、ルブランは2011年に著作権保護期間が満了しているので、「リュパン」が強制されることはないと思います。
リュパンという表記は少しややこしいので『ルパン』に統一してほしいものですが、著作権が切れているので強制力はありませんよね......。
世界固有名詞表記機関みたいなのがあって、その機関が表記を統一するように働きかけてくれれば良いのですが(笑)。
>カタカナ表記のルールって、結構難しいですよね。
表記が違ったので別人だと思っていたら、スペル的に同一人物だったのに驚くこともしばしばあります(笑)。
>例えば、長音符の省略とか。
「ユーザー」なのか、「ユーザ」なのか。
「データー」なのか、「データ」なのか。
「メモリー」なのか、「メモリ」なのか。
確かに、人によって長音符の表記は変わりますよね。モラン大佐にもモーラン大佐という表記がありますし。
>本来は長く伸ばす表記が原則だったようです。が、活字などの印刷コスト、紙面や画面上の表示スペース、記憶装置などの節約ということで、長音符を省略する慣用が生まれたと推測されているそうです。
なるほど、コスト削減などの事情で長音符を省略した表記が生まれたと推測されているのですか。そういうことなのですね。
>少し前に話題になったことですが、「ジョージア」。
アメリカの州ではなくて、国名の方です。
日本では、かつて「グルジア」と呼んでいた国です。
同国の現地語での正式名称は「サカルトベロ」で「ジョージア」は英語読み。つまり、現地語に合わせたわけではありません。「グルジア」がロシア語由来だったから、その呼び名はやめて欲しいという要請が同国から日本政府にあったためなのです。
国名にも表記の問題がありますが、一つの国名にもいろいろな表記が存在しますね。少し前に話題なったとのことですが、私はまったく知りませんでした(笑)。
>結局のところ、関係者(小説の登場人物などであれば、権利関係者)からの要請があれば、変わる可能性があるのではないか、と思っています。
翻訳に際して、より本来の発音に近い方で、という注文が付いてしまった場合です。
ということは、ドイルのホームズ物語の原文は著作権が切れているので『ワトスン』表記などに統一することは出来ませんね。
>ただ、ルブランは2011年に著作権保護期間が満了しているので、「リュパン」が強制されることはないと思います。
リュパンという表記は少しややこしいので『ルパン』に統一してほしいものですが、著作権が切れているので強制力はありませんよね......。
世界固有名詞表記機関みたいなのがあって、その機関が表記を統一するように働きかけてくれれば良いのですが(笑)。
- 髙橋朔也 編著
- 2021年 06月11日 22時43分
[一言]
架空の街ではなく「ロンドン」が舞台ということで、当時から、所謂、聖地巡りをした読者もいたかもしれませんね。
架空の街ではなく「ロンドン」が舞台ということで、当時から、所謂、聖地巡りをした読者もいたかもしれませんね。
エピソード36
猫らてみるく様、感想ありがとうございます。
>架空の街ではなく「ロンドン」が舞台ということで、当時から、所謂、聖地巡りをした読者もいたかもしれませんね。
確かにいたかもしれませんね! ロンドンのベーカー街に足を運び、当時はなかった221Bの住所を熱心に探していたと考えると微笑ましいですね。
本作は明日くらいに更新出来ると思います。いろいろあって更新が遅れていますが、必ず完結させますので引き続きよろしくお願いします!
>架空の街ではなく「ロンドン」が舞台ということで、当時から、所謂、聖地巡りをした読者もいたかもしれませんね。
確かにいたかもしれませんね! ロンドンのベーカー街に足を運び、当時はなかった221Bの住所を熱心に探していたと考えると微笑ましいですね。
本作は明日くらいに更新出来ると思います。いろいろあって更新が遅れていますが、必ず完結させますので引き続きよろしくお願いします!
- 髙橋朔也 編著
- 2021年 06月05日 22時23分
[一言]
クリスティーが生み出した探偵のほうは、私は断然「ポワロ」で馴染んでいますね。デビッド・スーシェが演じたドラマの邦題『名探偵ポワロ』を好きで観ていたせいもあるかもしれません。現在は「クリスティー財団」の公認を受けて早川書房が刊行している「クリスティー文庫」での表記が「ポアロ」になっているため、こちらがオフィシャルなのだと思います。
ホームズの相棒のほうは「ワトソン」派です。私にとっての日本語訳の正典、延原謙が訳した新潮文庫版のホームズでは「ワトスン」とされているのに、どういうわけか「ワトソン」のほうが馴染んでいます。さらに昔に読んだジュブナイル版で、そう表記されていたせいかもしれません。
フランスの怪盗を「リュパン」と表記しているのは、創元推理文庫版ですね。そうしている理由が、やはり「原語の発音に近いから」だそうですが、「ルパン三世」とか「ルパンレンジャー」とか、日本人には絶対に「ルパン」で馴染んでいるので、意固地になってないで変えればいいのに(笑)と、いつも思っています。
アルファベット原語の日本語訳では、「B」を「バ行」、「V」を「ヴァ行」で表記することが多いらしいです(発音がそれに近いそうで)。作曲家の「Beethoven」は、それに倣って「ベートーヴェン」と表記しているのを多く目にします。「ヴァン・ダイン」とか「エヴァンゲリオン」とか、みんな当該箇所は「V」が用いられていますし。
長音の表記では、単語スペルの最後が「y」で終わる場合に限り、長音ではなく小文字を使う人が多いですね。ハヤカワ文庫では「エラリィ・クイーン(Ellery Queen)」と表記していますし、作家の森博嗣も「Mystery」を「ミステリー」でも「ミステリ」でもなく、「ミステリィ」と表記しています。
こういう名称の表記については、私も好きな話ですので、長々と語ってしまいました。すみません(笑)。
クリスティーが生み出した探偵のほうは、私は断然「ポワロ」で馴染んでいますね。デビッド・スーシェが演じたドラマの邦題『名探偵ポワロ』を好きで観ていたせいもあるかもしれません。現在は「クリスティー財団」の公認を受けて早川書房が刊行している「クリスティー文庫」での表記が「ポアロ」になっているため、こちらがオフィシャルなのだと思います。
ホームズの相棒のほうは「ワトソン」派です。私にとっての日本語訳の正典、延原謙が訳した新潮文庫版のホームズでは「ワトスン」とされているのに、どういうわけか「ワトソン」のほうが馴染んでいます。さらに昔に読んだジュブナイル版で、そう表記されていたせいかもしれません。
フランスの怪盗を「リュパン」と表記しているのは、創元推理文庫版ですね。そうしている理由が、やはり「原語の発音に近いから」だそうですが、「ルパン三世」とか「ルパンレンジャー」とか、日本人には絶対に「ルパン」で馴染んでいるので、意固地になってないで変えればいいのに(笑)と、いつも思っています。
アルファベット原語の日本語訳では、「B」を「バ行」、「V」を「ヴァ行」で表記することが多いらしいです(発音がそれに近いそうで)。作曲家の「Beethoven」は、それに倣って「ベートーヴェン」と表記しているのを多く目にします。「ヴァン・ダイン」とか「エヴァンゲリオン」とか、みんな当該箇所は「V」が用いられていますし。
長音の表記では、単語スペルの最後が「y」で終わる場合に限り、長音ではなく小文字を使う人が多いですね。ハヤカワ文庫では「エラリィ・クイーン(Ellery Queen)」と表記していますし、作家の森博嗣も「Mystery」を「ミステリー」でも「ミステリ」でもなく、「ミステリィ」と表記しています。
こういう名称の表記については、私も好きな話ですので、長々と語ってしまいました。すみません(笑)。
エピソード44
庵字様、感想ありがとうございます。感想返信遅れました、大変申し訳ございません。
>クリスティーが生み出した探偵のほうは、私は断然「ポワロ」で馴染んでいますね。デビッド・スーシェが演じたドラマの邦題『名探偵ポワロ』を好きで観ていたせいもあるかもしれません。現在は「クリスティー財団」の公認を受けて早川書房が刊行している「クリスティー文庫」での表記が「ポアロ」になっているため、こちらがオフィシャルなのだと思います。
庵字様が『ポワロ派』の理由が深いですね。オフィシャルが『ポアロ』でも、一定数は『ポワロ』表記が見られます。なぜなのかと思っていたのですが、庵字様のような深い理由が関係しているかもしれませんね。
>ホームズの相棒のほうは「ワトソン」派です。私にとっての日本語訳の正典、延原謙が訳した新潮文庫版のホームズでは「ワトスン」とされているのに、どういうわけか「ワトソン」のほうが馴染んでいます。さらに昔に読んだジュブナイル版で、そう表記されていたせいかもしれません。
やはり、同じ海外小説でも多数の翻訳を読んだ方が良いですよね。私は様々な翻訳を読んだことがないですが、今度挑んでみようと思います!
ホームズの漫画など多数の二次創作が『ワトソン』表記になっているので、その影響もあって最近の子供などは『ワトソン派』が多いはずです(自説ですが)。
>フランスの怪盗を「リュパン」と表記しているのは、創元推理文庫版ですね。そうしている理由が、やはり「原語の発音に近いから」だそうですが、「ルパン三世」とか「ルパンレンジャー」とか、日本人には絶対に「ルパン」で馴染んでいるので、意固地になってないで変えればいいのに(笑)と、いつも思っています。
確かに、『リュパン』表記と『ルパン』表記が混同することはあまりないです。発音に近いからといって馴染んでない『リュパン』表記に読者が混乱してしまうので、創元推理文庫さんは『ルパン』の表記にするべきですね。
ルパンレンジャー、何となくですが覚えています。最後までは観てないですが、それでも観ていたと思います。怪盗VS警察の話しでしたっけ!?
>アルファベット原語の日本語訳では、「B」を「バ行」、「V」を「ヴァ行」で表記することが多いらしいです(発音がそれに近いそうで)。作曲家の「Beethoven」は、それに倣って「ベートーヴェン」と表記しているのを多く目にします。「ヴァン・ダイン」とか「エヴァンゲリオン」とか、みんな当該箇所は「V」が用いられていますし。
調べてみると、庵字様の言うとおり『V』を『ヴァ行』で表記していました。『進撃の巨人』のリヴァイやエルヴィンも、『Levi』と『Elvin』でした。
>長音の表記では、単語スペルの最後が「y」で終わる場合に限り、長音ではなく小文字を使う人が多いですね。ハヤカワ文庫では「エラリィ・クイーン(Ellery Queen)」と表記していますし、作家の森博嗣も「Mystery」を「ミステリー」でも「ミステリ」でもなく、「ミステリィ」と表記しています。
すごい豆知識ですね! 私なんかが書くんじゃなかったと、現在後悔をしています......。
なるほど、『y』で終わると小文字を使う方が多いのですね。大変勉強になります!
>こういう名称の表記については、私も好きな話ですので、長々と語ってしまいました。すみません(笑)。
私もどちらかというと好きです。しかし、庵字様のようなくわしい知識は持ち合わせていません。私も勉強不足でした!
調べてみると、庵字様は活動報告にて『ポワロ』か『ポアロ』かということについて書いていますね。すごく丁寧に語られていて、さすが庵字様だと思いました!
>クリスティーが生み出した探偵のほうは、私は断然「ポワロ」で馴染んでいますね。デビッド・スーシェが演じたドラマの邦題『名探偵ポワロ』を好きで観ていたせいもあるかもしれません。現在は「クリスティー財団」の公認を受けて早川書房が刊行している「クリスティー文庫」での表記が「ポアロ」になっているため、こちらがオフィシャルなのだと思います。
庵字様が『ポワロ派』の理由が深いですね。オフィシャルが『ポアロ』でも、一定数は『ポワロ』表記が見られます。なぜなのかと思っていたのですが、庵字様のような深い理由が関係しているかもしれませんね。
>ホームズの相棒のほうは「ワトソン」派です。私にとっての日本語訳の正典、延原謙が訳した新潮文庫版のホームズでは「ワトスン」とされているのに、どういうわけか「ワトソン」のほうが馴染んでいます。さらに昔に読んだジュブナイル版で、そう表記されていたせいかもしれません。
やはり、同じ海外小説でも多数の翻訳を読んだ方が良いですよね。私は様々な翻訳を読んだことがないですが、今度挑んでみようと思います!
ホームズの漫画など多数の二次創作が『ワトソン』表記になっているので、その影響もあって最近の子供などは『ワトソン派』が多いはずです(自説ですが)。
>フランスの怪盗を「リュパン」と表記しているのは、創元推理文庫版ですね。そうしている理由が、やはり「原語の発音に近いから」だそうですが、「ルパン三世」とか「ルパンレンジャー」とか、日本人には絶対に「ルパン」で馴染んでいるので、意固地になってないで変えればいいのに(笑)と、いつも思っています。
確かに、『リュパン』表記と『ルパン』表記が混同することはあまりないです。発音に近いからといって馴染んでない『リュパン』表記に読者が混乱してしまうので、創元推理文庫さんは『ルパン』の表記にするべきですね。
ルパンレンジャー、何となくですが覚えています。最後までは観てないですが、それでも観ていたと思います。怪盗VS警察の話しでしたっけ!?
>アルファベット原語の日本語訳では、「B」を「バ行」、「V」を「ヴァ行」で表記することが多いらしいです(発音がそれに近いそうで)。作曲家の「Beethoven」は、それに倣って「ベートーヴェン」と表記しているのを多く目にします。「ヴァン・ダイン」とか「エヴァンゲリオン」とか、みんな当該箇所は「V」が用いられていますし。
調べてみると、庵字様の言うとおり『V』を『ヴァ行』で表記していました。『進撃の巨人』のリヴァイやエルヴィンも、『Levi』と『Elvin』でした。
>長音の表記では、単語スペルの最後が「y」で終わる場合に限り、長音ではなく小文字を使う人が多いですね。ハヤカワ文庫では「エラリィ・クイーン(Ellery Queen)」と表記していますし、作家の森博嗣も「Mystery」を「ミステリー」でも「ミステリ」でもなく、「ミステリィ」と表記しています。
すごい豆知識ですね! 私なんかが書くんじゃなかったと、現在後悔をしています......。
なるほど、『y』で終わると小文字を使う方が多いのですね。大変勉強になります!
>こういう名称の表記については、私も好きな話ですので、長々と語ってしまいました。すみません(笑)。
私もどちらかというと好きです。しかし、庵字様のようなくわしい知識は持ち合わせていません。私も勉強不足でした!
調べてみると、庵字様は活動報告にて『ポワロ』か『ポアロ』かということについて書いていますね。すごく丁寧に語られていて、さすが庵字様だと思いました!
- 髙橋朔也 編著
- 2021年 05月30日 23時05分
[一言]
>ロシア皇太子のニコライ二世も来日して刺青
長崎で刺青を入れているみたいですね。
この後、鹿児島、神戸、京都、をまわって、滋賀県に行ったところで「大津事件」に遭っています。
この事件で、ニコライの血液が付着した布(手当の際に使われたらしい)が、長らく保存されていて、ロシア革命の混乱で遺体が確定していなかったニコライ二世のDNA鑑定に用いられたそうです。
そういう点で、血液を用いた捜査・鑑定の話題でも、ホームズと繋がるわけですね。
>ロシア皇太子のニコライ二世も来日して刺青
長崎で刺青を入れているみたいですね。
この後、鹿児島、神戸、京都、をまわって、滋賀県に行ったところで「大津事件」に遭っています。
この事件で、ニコライの血液が付着した布(手当の際に使われたらしい)が、長らく保存されていて、ロシア革命の混乱で遺体が確定していなかったニコライ二世のDNA鑑定に用いられたそうです。
そういう点で、血液を用いた捜査・鑑定の話題でも、ホームズと繋がるわけですね。
エピソード29
猫らてみるく様、感想ありがとうございます。感想返信遅れました、大変申し訳ございません。
>長崎で刺青を入れているみたいですね。
そうなんですか。ありがたく、覚えさせていただきます!
>この後、鹿児島、神戸、京都、をまわって、滋賀県に行ったところで「大津事件」に遭っています。
大津事件、『伊藤博文対シャーロック・ホームズ』でホームズが解決した事件ですね。
>この事件で、ニコライの血液が付着した布(手当の際に使われたらしい)が、長らく保存されていて、ロシア革命の混乱で遺体が確定していなかったニコライ二世のDNA鑑定に用いられたそうです。
ということは、日本が多少なりとも役立ったということですか!? まさか『大津事件』がそんなところで役に立っていたとは......。
>そういう点で、血液を用いた捜査・鑑定の話題でも、ホームズと繋がるわけですね。
なるほど、確かにホームズとの共通点がありますね。『緋色の研究』では、血液を判別する新たな方法をホームズが発見していましたし、かなりの共通点ですね!
>長崎で刺青を入れているみたいですね。
そうなんですか。ありがたく、覚えさせていただきます!
>この後、鹿児島、神戸、京都、をまわって、滋賀県に行ったところで「大津事件」に遭っています。
大津事件、『伊藤博文対シャーロック・ホームズ』でホームズが解決した事件ですね。
>この事件で、ニコライの血液が付着した布(手当の際に使われたらしい)が、長らく保存されていて、ロシア革命の混乱で遺体が確定していなかったニコライ二世のDNA鑑定に用いられたそうです。
ということは、日本が多少なりとも役立ったということですか!? まさか『大津事件』がそんなところで役に立っていたとは......。
>そういう点で、血液を用いた捜査・鑑定の話題でも、ホームズと繋がるわけですね。
なるほど、確かにホームズとの共通点がありますね。『緋色の研究』では、血液を判別する新たな方法をホームズが発見していましたし、かなりの共通点ですね!
- 髙橋朔也 編著
- 2021年 05月30日 22時56分
[気になる点]
実際に実験しちゃう人がいて驚きです。
橋でこういう実験するには、国土交通省か地方自治体に許可を得ないと駄目そうだけど……。
NHKが検証番組をやっていたとなると、許可はおりたのでしょうね。
興味深いお話でした。
実際に実験しちゃう人がいて驚きです。
橋でこういう実験するには、国土交通省か地方自治体に許可を得ないと駄目そうだけど……。
NHKが検証番組をやっていたとなると、許可はおりたのでしょうね。
興味深いお話でした。
エピソード22
猫らてみるく様、感想ありがとうございます。
>実際に実験しちゃう人がいて驚きです。
シャーロキアンのホームズ研究の熱心さがよくわかる良い例だと思います。その結果、あのトリックは実際に可能だと証明されたので、研究のやりがいも感じられます。
>橋でこういう実験するには、国土交通省か地方自治体に許可を得ないと駄目そうだけど……。
NHKが検証番組をやっていたとなると、許可はおりたのでしょうね。
NHKが無断で検証をすることはないので、許可を取ったことは確かでしょう。
>興味深いお話でした。
このような興味深い話しをいろいろと出来たらと思います。ありがとうございました!
>実際に実験しちゃう人がいて驚きです。
シャーロキアンのホームズ研究の熱心さがよくわかる良い例だと思います。その結果、あのトリックは実際に可能だと証明されたので、研究のやりがいも感じられます。
>橋でこういう実験するには、国土交通省か地方自治体に許可を得ないと駄目そうだけど……。
NHKが検証番組をやっていたとなると、許可はおりたのでしょうね。
NHKが無断で検証をすることはないので、許可を取ったことは確かでしょう。
>興味深いお話でした。
このような興味深い話しをいろいろと出来たらと思います。ありがとうございました!
- 髙橋朔也 編著
- 2021年 05月27日 18時02分
[一言]
>この世には存在しない『青いガーネット』
『青いバラ』みたいなものかもしれませんね。
遺伝子組み換えや、交配技術の発達で、紫色ではなく青により近いバラが作られてきましたが、青いガーネットも人工的には作ることができるのですね。
ただ、ドイルの生きていた頃には、間違いなく「実際には存在しないもの」だったはずなので、こういう架空のモノをうまく小説に入れたのはさすがだと思います。
鉱物の話は、面白いですね。
それと、本当にいろんな方がホームズの小説について検証したり推察したりしているんですね。
『青いガーネットの秘密』は是非、読んでみたいです。
>この世には存在しない『青いガーネット』
『青いバラ』みたいなものかもしれませんね。
遺伝子組み換えや、交配技術の発達で、紫色ではなく青により近いバラが作られてきましたが、青いガーネットも人工的には作ることができるのですね。
ただ、ドイルの生きていた頃には、間違いなく「実際には存在しないもの」だったはずなので、こういう架空のモノをうまく小説に入れたのはさすがだと思います。
鉱物の話は、面白いですね。
それと、本当にいろんな方がホームズの小説について検証したり推察したりしているんですね。
『青いガーネットの秘密』は是非、読んでみたいです。
エピソード16
猫らてみるく様、感想ありがとうございます。
>『青いバラ』みたいなものかもしれませんね。
遺伝子組み換えや、交配技術の発達で、紫色ではなく青により近いバラが作られてきましたが、青いガーネットも人工的には作ることができるのですね。
確かに、『青いバラ』みたいですね。ちょうど両方とも青ですし、人工的には作れますから。
>ただ、ドイルの生きていた頃には、間違いなく「実際には存在しないもの」だったはずなので、こういう架空のモノをうまく小説に入れたのはさすがだと思います。
実在しないものには神秘を感じますが、まさに『青いガーネット』もそれに該当します。だからこそ、その正体を調べだそうとシャーロキアンが躍起しています。正体がわからないから神秘なのだとすると、『青いガーネット』の正体がわかったら萎える可能性が高いですね(笑)。
>鉱物の話は、面白いですね。
鉱物の話しは私には難しかったのでかなり省きまして、それは申し訳ございませんでしたm(_ _)m。面白かったのなら何よりです。
>それと、本当にいろんな方がホームズの小説について検証したり推察したりしているんですね。
シャーロキアンはホームズを実在の人物だとしているので、やはり検証などは必要なことなのでしょう。熱心にホームズ研究に取り組む楽しさはわからなくもないですが......。
>『青いガーネットの秘密』は是非、読んでみたいです。
読み終わると、『青いガーネット』という一つのテーマだけで一冊の本が書けるのだということに驚きます。すごく面白いです。
>『青いバラ』みたいなものかもしれませんね。
遺伝子組み換えや、交配技術の発達で、紫色ではなく青により近いバラが作られてきましたが、青いガーネットも人工的には作ることができるのですね。
確かに、『青いバラ』みたいですね。ちょうど両方とも青ですし、人工的には作れますから。
>ただ、ドイルの生きていた頃には、間違いなく「実際には存在しないもの」だったはずなので、こういう架空のモノをうまく小説に入れたのはさすがだと思います。
実在しないものには神秘を感じますが、まさに『青いガーネット』もそれに該当します。だからこそ、その正体を調べだそうとシャーロキアンが躍起しています。正体がわからないから神秘なのだとすると、『青いガーネット』の正体がわかったら萎える可能性が高いですね(笑)。
>鉱物の話は、面白いですね。
鉱物の話しは私には難しかったのでかなり省きまして、それは申し訳ございませんでしたm(_ _)m。面白かったのなら何よりです。
>それと、本当にいろんな方がホームズの小説について検証したり推察したりしているんですね。
シャーロキアンはホームズを実在の人物だとしているので、やはり検証などは必要なことなのでしょう。熱心にホームズ研究に取り組む楽しさはわからなくもないですが......。
>『青いガーネットの秘密』は是非、読んでみたいです。
読み終わると、『青いガーネット』という一つのテーマだけで一冊の本が書けるのだということに驚きます。すごく面白いです。
- 髙橋朔也 編著
- 2021年 05月27日 17時54分
[一言]
ネット検索で見つけたサイトです。
『シャーロッキアンの果てしなき冒険』by水野 雅士http://shworld.fan.coocan.jp/18_a/endless_main.html
この第9章に「聖書からの引用」「ギリシャ神話からの引用」「シェイクスピアからの引用」「その他の引用」という形でまとめてあります。
イギリスは現在に至るまで貴族の存在する階級社会という側面があり、猫は英語が苦手であるためはっきりとは分かりませんが、話す言葉でどの階級であるか、分かってしまうらしいです。
オードリー・ヘプバーンの映画『マイフェアレディ』はそれをネタにした作品だということは分かります。
で、そのような背景から、ディティールとして、「様々な古典文学、演劇、詩の引用をしてみせる」は、「それなりの階級の出身」、または、「それ相応の教養がある」の表現なのかもしれません。
言葉に関していうと、サッチャー元首相は、食品雑貨商の家の生まれ。つまり、下層中産階級出身で、実際、発音にコンプレックスを抱いていたそうです。
彼女は発音を上流階級の用いる「オックスブリッジ・アクセント」にすべく努力したそうです。保守党の党首になるためには必要だったとも考えられているそうです。
そして、彼女が手本にしたと考えられているのが、エリザベス女王の話し方なのだそうです。
ネット検索で見つけたサイトです。
『シャーロッキアンの果てしなき冒険』by水野 雅士http://shworld.fan.coocan.jp/18_a/endless_main.html
この第9章に「聖書からの引用」「ギリシャ神話からの引用」「シェイクスピアからの引用」「その他の引用」という形でまとめてあります。
イギリスは現在に至るまで貴族の存在する階級社会という側面があり、猫は英語が苦手であるためはっきりとは分かりませんが、話す言葉でどの階級であるか、分かってしまうらしいです。
オードリー・ヘプバーンの映画『マイフェアレディ』はそれをネタにした作品だということは分かります。
で、そのような背景から、ディティールとして、「様々な古典文学、演劇、詩の引用をしてみせる」は、「それなりの階級の出身」、または、「それ相応の教養がある」の表現なのかもしれません。
言葉に関していうと、サッチャー元首相は、食品雑貨商の家の生まれ。つまり、下層中産階級出身で、実際、発音にコンプレックスを抱いていたそうです。
彼女は発音を上流階級の用いる「オックスブリッジ・アクセント」にすべく努力したそうです。保守党の党首になるためには必要だったとも考えられているそうです。
そして、彼女が手本にしたと考えられているのが、エリザベス女王の話し方なのだそうです。
エピソード6
猫らてみるく様、感想ありがとうございます。
>ネット検索で見つけたサイトです。
『シャーロッキアンの果てしなき冒険』by水野 雅士
そのページは『シャーロック・ホームズの世界』というサイトの内の一つですね。私も『シャーロック・ホームズの世界』は参考サイトにしています。ランキングタグの参考サイトのリンクがありますよ。
私も水野雅士さんの本で『ホームズ探偵学序説』と『シャーロッキアンへの道』、『シャーロッキアンの放浪三昧』などを参考文献として使っています。本作を書くときには『シャーロッキアンの果てしなき冒険』も多用していますが、ちゃんとまとめられていて、さすがは水野さんですね。
>この第9章に「聖書からの引用」「ギリシャ神話からの引用」「シェイクスピアからの引用」「その他の引用」という形でまとめてあります。
感想返信や本作を書く際にも、どこの引用かわかりやすい第九章にはお世話になっています(笑)。
>イギリスは現在に至るまで貴族の存在する階級社会という側面があり、猫は英語が苦手であるためはっきりとは分かりませんが、話す言葉でどの階級であるか、分かってしまうらしいです。
確かに、『憂国のモリアーティ』に登場するホームズはあえて労働者階級の訛りである『コックニー』を使っているとありましたし、日本で言うところの方言みたいなものなんでしょう。
>オードリー・ヘプバーンの映画『マイフェアレディ』はそれをネタにした作品だということは分かります。
で、そのような背景から、ディティールとして、「様々な古典文学、演劇、詩の引用をしてみせる」は、「それなりの階級の出身」、または、「それ相応の教養がある」の表現なのかもしれません。
なるほど。『様々な古典文学、演劇、詩の引用をしてみせる』は暗に『自分は教養がある』ということをアピールしているかもしれない、ということなんですね。
>言葉に関していうと、サッチャー元首相は、食品雑貨商の家の生まれ。つまり、下層中産階級出身で、実際、発音にコンプレックスを抱いていたそうです。
彼女は発音を上流階級の用いる「オックスブリッジ・アクセント」にすべく努力したそうです。保守党の党首になるためには必要だったとも考えられているそうです。
そして、彼女が手本にしたと考えられているのが、エリザベス女王の話し方なのだそうです。
発音というものは大切なものだったのですね。下級の階級が使うような発音だと教養がないように思われるのでは、現在で言う英語みたいなものなのでしょうか。英語は苦手です......。
>ネット検索で見つけたサイトです。
『シャーロッキアンの果てしなき冒険』by水野 雅士
そのページは『シャーロック・ホームズの世界』というサイトの内の一つですね。私も『シャーロック・ホームズの世界』は参考サイトにしています。ランキングタグの参考サイトのリンクがありますよ。
私も水野雅士さんの本で『ホームズ探偵学序説』と『シャーロッキアンへの道』、『シャーロッキアンの放浪三昧』などを参考文献として使っています。本作を書くときには『シャーロッキアンの果てしなき冒険』も多用していますが、ちゃんとまとめられていて、さすがは水野さんですね。
>この第9章に「聖書からの引用」「ギリシャ神話からの引用」「シェイクスピアからの引用」「その他の引用」という形でまとめてあります。
感想返信や本作を書く際にも、どこの引用かわかりやすい第九章にはお世話になっています(笑)。
>イギリスは現在に至るまで貴族の存在する階級社会という側面があり、猫は英語が苦手であるためはっきりとは分かりませんが、話す言葉でどの階級であるか、分かってしまうらしいです。
確かに、『憂国のモリアーティ』に登場するホームズはあえて労働者階級の訛りである『コックニー』を使っているとありましたし、日本で言うところの方言みたいなものなんでしょう。
>オードリー・ヘプバーンの映画『マイフェアレディ』はそれをネタにした作品だということは分かります。
で、そのような背景から、ディティールとして、「様々な古典文学、演劇、詩の引用をしてみせる」は、「それなりの階級の出身」、または、「それ相応の教養がある」の表現なのかもしれません。
なるほど。『様々な古典文学、演劇、詩の引用をしてみせる』は暗に『自分は教養がある』ということをアピールしているかもしれない、ということなんですね。
>言葉に関していうと、サッチャー元首相は、食品雑貨商の家の生まれ。つまり、下層中産階級出身で、実際、発音にコンプレックスを抱いていたそうです。
彼女は発音を上流階級の用いる「オックスブリッジ・アクセント」にすべく努力したそうです。保守党の党首になるためには必要だったとも考えられているそうです。
そして、彼女が手本にしたと考えられているのが、エリザベス女王の話し方なのだそうです。
発音というものは大切なものだったのですね。下級の階級が使うような発音だと教養がないように思われるのでは、現在で言う英語みたいなものなのでしょうか。英語は苦手です......。
- 髙橋朔也 編著
- 2021年 05月27日 17時39分
[気になる点]
西欧では、赤毛はしばしば典型的なユダヤ人の特徴として見られていたようです。
イギリスに関していえば、ケルト系民族と関連があるとかで、アイルランドに赤毛の人が多いそうです。
シェイクスピアの作品では、悪役ユダヤ人は赤毛とされていました(演劇を前提としていた作品群なので、見た目で分かりやすくする意図もあったと推測されます。歌舞伎の隈取みたいなもの?)。
そして、「赤毛の人は気性が激しく舌鋒が鋭い」というステレオタイプがあるらしく、『赤毛のアン』は主人公が「癇癪持ち」として描かれています。
西欧では、赤毛はしばしば典型的なユダヤ人の特徴として見られていたようです。
イギリスに関していえば、ケルト系民族と関連があるとかで、アイルランドに赤毛の人が多いそうです。
シェイクスピアの作品では、悪役ユダヤ人は赤毛とされていました(演劇を前提としていた作品群なので、見た目で分かりやすくする意図もあったと推測されます。歌舞伎の隈取みたいなもの?)。
そして、「赤毛の人は気性が激しく舌鋒が鋭い」というステレオタイプがあるらしく、『赤毛のアン』は主人公が「癇癪持ち」として描かれています。
エピソード18
猫らてみるく様、感想ありがとうございます。
>西欧では、赤毛はしばしば典型的なユダヤ人の特徴として見られていたようです。
イギリスに関していえば、ケルト系民族と関連があるとかで、アイルランドに赤毛の人が多いそうです。
シェイクスピアの作品では、悪役ユダヤ人は赤毛とされていました(演劇を前提としていた作品群なので、見た目で分かりやすくする意図もあったと推測されます。歌舞伎の隈取みたいなもの?)。
パッと見ただけで区別出来るように、悪役に赤毛が使われていたんですね。赤は目立つので、見ている側もわかりやすく楽しめたことでしょう。赤毛にはマイナスなこともありますが、こういうことはプラスな印象になります!
>そして、「赤毛の人は気性が激しく舌鋒が鋭い」というステレオタイプがあるらしく、『赤毛のアン』は主人公が「癇癪持ち」として描かれています。
赤毛のアンは読んだことがありませんが、赤毛の人の性格である癇癪持ちだったんですね。当時を知るためにも『赤毛のアン』を機会があれば読んでみようと思います。
>西欧では、赤毛はしばしば典型的なユダヤ人の特徴として見られていたようです。
イギリスに関していえば、ケルト系民族と関連があるとかで、アイルランドに赤毛の人が多いそうです。
シェイクスピアの作品では、悪役ユダヤ人は赤毛とされていました(演劇を前提としていた作品群なので、見た目で分かりやすくする意図もあったと推測されます。歌舞伎の隈取みたいなもの?)。
パッと見ただけで区別出来るように、悪役に赤毛が使われていたんですね。赤は目立つので、見ている側もわかりやすく楽しめたことでしょう。赤毛にはマイナスなこともありますが、こういうことはプラスな印象になります!
>そして、「赤毛の人は気性が激しく舌鋒が鋭い」というステレオタイプがあるらしく、『赤毛のアン』は主人公が「癇癪持ち」として描かれています。
赤毛のアンは読んだことがありませんが、赤毛の人の性格である癇癪持ちだったんですね。当時を知るためにも『赤毛のアン』を機会があれば読んでみようと思います。
- 髙橋朔也 編著
- 2021年 05月26日 16時56分
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