感想一覧
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[良い点]
活字から離れて久しく、どうにかこうにか第一節を読み終えましたので、感想をば。
すべてを失った海兵隊員の狙撃手、そしてそれを拾い上げた正体不明の女。そそる組み合わせですね。あらすじの時点で興味を惹かれ、物は試しと開いてみましたが正解でした。
文章も基本をあらかた押さえてあるため非常に読みやすく、突っかかることなく進むことができました。昨今のネット小説の中では、読みやすさという点では非常に良い線に行っていると思います。
また、登場人物の味付けが程よい塩梅だったのも移入しやすいポイントだと感じます。
好みをすべて盛り付けたキャラクターでもなく、属性だけを貼り付けたハリボテでもなく、過去を背負って生きている人間として移入できたので物語を楽しむことができました。
この点は特にニコラスに強く感じたことです。海兵隊の射手としての過去と、現在の境遇を繋ぐ線は血と泥にまみれている。だからこそ一人の人間として、射手としての過去に深みが出ていて非常に興味を惹かれる人物像でした。
またハウンドの飄々とした雰囲気と、いざ事を構える段や、表層の礼儀を取り払った瞬間の殺伐とした雰囲気、容赦の無さも、特区という舞台設定の血生臭さと相まって大きな魅力を生み出していると感じました。
一方で小物、クズ丸出しのライリー父とその一党の描写は娯楽作品として安心して読めるいい配分でした。特に第一節の敵としてはわかりやすく、物語の舞台構造への移入を邪魔しない、程よい加減だと感じます。
人物にまつわる話として、最後に一点気に入った点を上げるのであれば、ニコラスの二つ名、アルゴスの由来に関する部分は非常に引き込まれました。
名うての射手と二つ名は切っても切り離せないものですから、由来と伝承をしっかりとつなぐ解説、そしてその所以を端的に書き上げる筆致は見事の一言に尽きます。
また第一節全体の構成も最初の話ということでまとまりがよく、長すぎない配分の中で起承転結が明確であり、最後も読了感よく終えられる内容でした。
綺麗に、ダレない分量でまとめる才能は私にはないものですので、その点は素直に素晴らしいと思います。見習いたいところです。
ただ一点、(本当は気になる点に書くことですが、こちらのほうが収まりがいいので)気になることがありまして、地の文です。
基本的にやや硬めの言い回しが多用される中で、時たま口語的言い回しが入るところが一つ。三人称ベースで進む中に一人称的な文が混ざる点が二つ目です。
後者は商業作品でも時たま見かけますが、地の文が柔らかくはないため、統一するかバランスを見て調整したほうが読みやすくなるかと思います。
[気になる点]
一方で、軍事描写の部分では気になった点がいくつかありましたので、余計なおせっかいとは思いますが挙げさせていただきます。
あらすじに対テロ戦争の並行世界とありましたので、現実と違う部分があるのだろう、という前提に立った上での疑問点と指摘となります。
長くなりますがご容赦ください。
第一点として、エピローグシーンから。
ニコラスとフレッドが無線についてやり取りした後、フレッドが無線機を放り捨てていますが、電子機器類を訓練を受けた兵士が(緊急時でないにも関わらず)粗雑な扱いをするというのはあまり考えにくいかと思われます。
またそこから少し進んで、小隊を取り巻く状況に関して。
ドレスデン少尉が第37偵察小隊単独でのパトロールを希望、の下りで、勇敢にもとありました。
文脈と会話の流れからすると無謀を指摘する意図のセリフと認識していますが、38名編成の一個小隊でパトロールは非常に大所帯であり、ハンヴィー1台に4人で分乗しても9台プラスアルファとなります。車列の長さとしては10メートル車間まで詰めても100メートル前後の長列です。
また38名でパトロールには戦力が不足と判断される環境であるなら、上部組織はパトロールを編成し送り出すより先に街路掃討戦を実施して安定化を行うべき段階であると考えられます。
それを包囲し攻撃しうる人員をゲリラが日中に動員しうるという時点で、軍事的にはパトロールを出すには早い段階です。
また同じ会話の中で、ドレスデン少尉が迷子――奴隷を保護する事を決定したことに関しての下り、及び後半の救助行為を偽善とする発言に関して。
プロローグ時点は現実と同じく、正規軍によるイラク侵攻、サダム政権と無力化が完了し、対テロ戦争の枠組みに移行した段階であると推察します。
であるからにはニコラスらは治安戦を戦う治安維持部隊の側面を有することになるため、担当地域内での不法行為(ことに人道に対する犯罪)に対する対応は任務担当範囲に収まるものであるため、ドレスデン少尉の判断は正当であり、偽善とする判断は任務に対する理解の不足と評価せざるをえないかなと感じました。
以上の点は教育を受けた正規の軍人であるという事実との乖離として気になった部分です。
そこ以外は概ね重箱の隅になりますが、気になったのは銃器に関する部分です。
第一節後半でニコラスが狙撃する際、ウィンチェスターM70の64年以前のモデルを持ち出しますが、ウィンチェスターM70 Pre64の精度はあくまで神話に近いものであり、実際のところ精度は現行型を凌駕するほどのものではありません。
特にウィンチェスターの凋落は急な増産とそれに伴う諸々によって、品質と精度のノウハウをレミントンに盗まれたこと、そして管理体制の悪化に伴うものです。
現行のレミントンアクション、及び現行の同格狙撃銃に対する精度のアドバンテージはある種神話的誇張によるもの、というのが実際のところです。
あとは、元海兵の射手がウィンチェスターM70Pre64を取り出すのであれば、「極大射程」以後の作品としては物語上の文脈があればより盛り上がったかなと考えました。
なお平行世界なので銃器開発史がどう変化したかという設定がある場合は余計な指摘点ですがM40A5の配備開始は09年からです。
スコープの接眼レンズ径が4.3センチで可変倍率との記載がありましたのでM8541であると思われますが、これは07年からの配備開始なので、同年すでに実戦配備されているニコラスはUnertl(U.S Optics)のMST-1000が現実的な仕様かなと思われます。
気になる点ばかり長くなりましたが、せっかく海兵隊員で狙撃手の経験がある主人公を配置しているので、そういった点をより掘り下げて描写すれば作品の深みが増すと感じています。
現段階で、なろうにおける狙撃手モノとしては非常にいい仕上がりだと思うので、頭の片隅に留めていただければなと。
[一言]
あれ、ハウンド。カラコン?? お前、その目の色はもしかし(ry
活字から離れて久しく、どうにかこうにか第一節を読み終えましたので、感想をば。
すべてを失った海兵隊員の狙撃手、そしてそれを拾い上げた正体不明の女。そそる組み合わせですね。あらすじの時点で興味を惹かれ、物は試しと開いてみましたが正解でした。
文章も基本をあらかた押さえてあるため非常に読みやすく、突っかかることなく進むことができました。昨今のネット小説の中では、読みやすさという点では非常に良い線に行っていると思います。
また、登場人物の味付けが程よい塩梅だったのも移入しやすいポイントだと感じます。
好みをすべて盛り付けたキャラクターでもなく、属性だけを貼り付けたハリボテでもなく、過去を背負って生きている人間として移入できたので物語を楽しむことができました。
この点は特にニコラスに強く感じたことです。海兵隊の射手としての過去と、現在の境遇を繋ぐ線は血と泥にまみれている。だからこそ一人の人間として、射手としての過去に深みが出ていて非常に興味を惹かれる人物像でした。
またハウンドの飄々とした雰囲気と、いざ事を構える段や、表層の礼儀を取り払った瞬間の殺伐とした雰囲気、容赦の無さも、特区という舞台設定の血生臭さと相まって大きな魅力を生み出していると感じました。
一方で小物、クズ丸出しのライリー父とその一党の描写は娯楽作品として安心して読めるいい配分でした。特に第一節の敵としてはわかりやすく、物語の舞台構造への移入を邪魔しない、程よい加減だと感じます。
人物にまつわる話として、最後に一点気に入った点を上げるのであれば、ニコラスの二つ名、アルゴスの由来に関する部分は非常に引き込まれました。
名うての射手と二つ名は切っても切り離せないものですから、由来と伝承をしっかりとつなぐ解説、そしてその所以を端的に書き上げる筆致は見事の一言に尽きます。
また第一節全体の構成も最初の話ということでまとまりがよく、長すぎない配分の中で起承転結が明確であり、最後も読了感よく終えられる内容でした。
綺麗に、ダレない分量でまとめる才能は私にはないものですので、その点は素直に素晴らしいと思います。見習いたいところです。
ただ一点、(本当は気になる点に書くことですが、こちらのほうが収まりがいいので)気になることがありまして、地の文です。
基本的にやや硬めの言い回しが多用される中で、時たま口語的言い回しが入るところが一つ。三人称ベースで進む中に一人称的な文が混ざる点が二つ目です。
後者は商業作品でも時たま見かけますが、地の文が柔らかくはないため、統一するかバランスを見て調整したほうが読みやすくなるかと思います。
[気になる点]
一方で、軍事描写の部分では気になった点がいくつかありましたので、余計なおせっかいとは思いますが挙げさせていただきます。
あらすじに対テロ戦争の並行世界とありましたので、現実と違う部分があるのだろう、という前提に立った上での疑問点と指摘となります。
長くなりますがご容赦ください。
第一点として、エピローグシーンから。
ニコラスとフレッドが無線についてやり取りした後、フレッドが無線機を放り捨てていますが、電子機器類を訓練を受けた兵士が(緊急時でないにも関わらず)粗雑な扱いをするというのはあまり考えにくいかと思われます。
またそこから少し進んで、小隊を取り巻く状況に関して。
ドレスデン少尉が第37偵察小隊単独でのパトロールを希望、の下りで、勇敢にもとありました。
文脈と会話の流れからすると無謀を指摘する意図のセリフと認識していますが、38名編成の一個小隊でパトロールは非常に大所帯であり、ハンヴィー1台に4人で分乗しても9台プラスアルファとなります。車列の長さとしては10メートル車間まで詰めても100メートル前後の長列です。
また38名でパトロールには戦力が不足と判断される環境であるなら、上部組織はパトロールを編成し送り出すより先に街路掃討戦を実施して安定化を行うべき段階であると考えられます。
それを包囲し攻撃しうる人員をゲリラが日中に動員しうるという時点で、軍事的にはパトロールを出すには早い段階です。
また同じ会話の中で、ドレスデン少尉が迷子――奴隷を保護する事を決定したことに関しての下り、及び後半の救助行為を偽善とする発言に関して。
プロローグ時点は現実と同じく、正規軍によるイラク侵攻、サダム政権と無力化が完了し、対テロ戦争の枠組みに移行した段階であると推察します。
であるからにはニコラスらは治安戦を戦う治安維持部隊の側面を有することになるため、担当地域内での不法行為(ことに人道に対する犯罪)に対する対応は任務担当範囲に収まるものであるため、ドレスデン少尉の判断は正当であり、偽善とする判断は任務に対する理解の不足と評価せざるをえないかなと感じました。
以上の点は教育を受けた正規の軍人であるという事実との乖離として気になった部分です。
そこ以外は概ね重箱の隅になりますが、気になったのは銃器に関する部分です。
第一節後半でニコラスが狙撃する際、ウィンチェスターM70の64年以前のモデルを持ち出しますが、ウィンチェスターM70 Pre64の精度はあくまで神話に近いものであり、実際のところ精度は現行型を凌駕するほどのものではありません。
特にウィンチェスターの凋落は急な増産とそれに伴う諸々によって、品質と精度のノウハウをレミントンに盗まれたこと、そして管理体制の悪化に伴うものです。
現行のレミントンアクション、及び現行の同格狙撃銃に対する精度のアドバンテージはある種神話的誇張によるもの、というのが実際のところです。
あとは、元海兵の射手がウィンチェスターM70Pre64を取り出すのであれば、「極大射程」以後の作品としては物語上の文脈があればより盛り上がったかなと考えました。
なお平行世界なので銃器開発史がどう変化したかという設定がある場合は余計な指摘点ですがM40A5の配備開始は09年からです。
スコープの接眼レンズ径が4.3センチで可変倍率との記載がありましたのでM8541であると思われますが、これは07年からの配備開始なので、同年すでに実戦配備されているニコラスはUnertl(U.S Optics)のMST-1000が現実的な仕様かなと思われます。
気になる点ばかり長くなりましたが、せっかく海兵隊員で狙撃手の経験がある主人公を配置しているので、そういった点をより掘り下げて描写すれば作品の深みが増すと感じています。
現段階で、なろうにおける狙撃手モノとしては非常にいい仕上がりだと思うので、頭の片隅に留めていただければなと。
[一言]
あれ、ハウンド。カラコン?? お前、その目の色はもしかし(ry
もの凄い高密度の感想をありがとうございます。
頂いた感想・ご指摘共にすべて消化し、活かすものは活かし、修正すべきものは修正して参ります。
三人称に関しては、「こういう文体の時はこういう文法」というより、「この表現の方がぴったりはまるなぁ」という感覚で書いてきましたので、その我流の悪いことろが出たのだと思います。読みにくかったのであれば申し訳ありません。
ミリタリー関連のご指摘、大変ありがとうございます。
この手のご指摘はあまりないので大変ありがたいです。やはり軍事物は難しいですね。精進します。
本作はミリタリー初心者の方でもサクッと楽しめるものとして作成しておりましたので、描写・設定等の情報は控えめにしている部分があります。とはいえ、「あえて書かない」のと「作者の知識不足」は別物であり、本作はまだまだ作者の力量不足によるところが大きいです。なので、今後いっそう努力するとともに、頂いたご指摘を順次生かしていきたいと思っております。
また実をいいますと、ネット小説であること自体が、本作最大の弱みであると思っております。
ラビットフット様のように本格ミリタリーものを読み慣れた方であれば、非常に中途半端かつ描写・設定等の粗が目立つ作品です。かといって、それらを逐一書けば読みづらくなり、ミリタリー初心者の方だと間違いなくブラウザバックされてしまうかと思います。(今のレベルでも読みづらいと言われます)
この辺りの塩梅をどうとっていくかが、目下の悩みどころです。
この度は熱量の高いご感想をありがとうございます。
恐らくラビットフット様には粗の目立つ物足りない作品ことと思います。それでもニコラスとハウンドの旅路の、その果てが如何なるものなのか、見届けていただけたら何よりです。
どうかまた、お手すきの時がありましたら、本作にお立ち寄りください。
頂いた感想・ご指摘共にすべて消化し、活かすものは活かし、修正すべきものは修正して参ります。
三人称に関しては、「こういう文体の時はこういう文法」というより、「この表現の方がぴったりはまるなぁ」という感覚で書いてきましたので、その我流の悪いことろが出たのだと思います。読みにくかったのであれば申し訳ありません。
ミリタリー関連のご指摘、大変ありがとうございます。
この手のご指摘はあまりないので大変ありがたいです。やはり軍事物は難しいですね。精進します。
本作はミリタリー初心者の方でもサクッと楽しめるものとして作成しておりましたので、描写・設定等の情報は控えめにしている部分があります。とはいえ、「あえて書かない」のと「作者の知識不足」は別物であり、本作はまだまだ作者の力量不足によるところが大きいです。なので、今後いっそう努力するとともに、頂いたご指摘を順次生かしていきたいと思っております。
また実をいいますと、ネット小説であること自体が、本作最大の弱みであると思っております。
ラビットフット様のように本格ミリタリーものを読み慣れた方であれば、非常に中途半端かつ描写・設定等の粗が目立つ作品です。かといって、それらを逐一書けば読みづらくなり、ミリタリー初心者の方だと間違いなくブラウザバックされてしまうかと思います。(今のレベルでも読みづらいと言われます)
この辺りの塩梅をどうとっていくかが、目下の悩みどころです。
この度は熱量の高いご感想をありがとうございます。
恐らくラビットフット様には粗の目立つ物足りない作品ことと思います。それでもニコラスとハウンドの旅路の、その果てが如何なるものなのか、見届けていただけたら何よりです。
どうかまた、お手すきの時がありましたら、本作にお立ち寄りください。
- 志摩ジュンヤ
- 2023年 01月06日 06時39分
[良い点]
ずっと、激しい話が続いてて(嫌いではないです。むしろ好み)「おいおい、第7節のラストどうなんねん?」と気にしていたのですが、緩やかなエンドが来て束の間の安心を感じられて良かったなと思ってます。
[一言]
早く、書籍化してください。お願いします。買いますので
ずっと、激しい話が続いてて(嫌いではないです。むしろ好み)「おいおい、第7節のラストどうなんねん?」と気にしていたのですが、緩やかなエンドが来て束の間の安心を感じられて良かったなと思ってます。
[一言]
早く、書籍化してください。お願いします。買いますので
エピソード102
お久しぶりです、いもパンさん。
いつもご感想本当にありがとうございます。いつもこの感想を見て励みにさせていただいております。
第7節は以前から書きたかったストーリーで、結末は決まっていたものの、そこまでどうもっていくかが難点でした。お気に召されたようで何よりです。著者としても、大変楽しく書かせていただきました。
書籍化、大変嬉しいお言葉をありがとうございます。冥利に尽きます。
これについてですが、実は同人誌をつくるのが夢でして、以前から完結後に紙媒体で売ってみようと考えておりました。その時が来ましたら告知いたしますね。よろしくお願いいたします。
この度はお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後とも二人の旅路を見届けていただけたらと思います。
それでは、また。2月までしばしお待ちください。
いつもご感想本当にありがとうございます。いつもこの感想を見て励みにさせていただいております。
第7節は以前から書きたかったストーリーで、結末は決まっていたものの、そこまでどうもっていくかが難点でした。お気に召されたようで何よりです。著者としても、大変楽しく書かせていただきました。
書籍化、大変嬉しいお言葉をありがとうございます。冥利に尽きます。
これについてですが、実は同人誌をつくるのが夢でして、以前から完結後に紙媒体で売ってみようと考えておりました。その時が来ましたら告知いたしますね。よろしくお願いいたします。
この度はお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後とも二人の旅路を見届けていただけたらと思います。
それでは、また。2月までしばしお待ちください。
- 志摩ジュンヤ
- 2022年 12月16日 20時34分
[良い点]
戦闘描写は丁寧で好感が持てました。詳しくなくても読んでいるこっちが詳しい気分になるので、そういうのはミリタリーものの魅力の一つだと思います。そういう意味では凄く良かったです。誰を助けようとしても誰かを殺している。偽善というテーマは正道で発展性を感じました。
ヒロインがいいですね。底知れなさや謎を抱えていますし、その一端を明かすポイントを弁えていると思います。一章最後のクリフハンガーもかなりの驚きで、続きを読む意欲を掻き立てられました。
[気になる点]
一方でリアリティラインのあやふやさは気になりました。実在の武器が出てくる一方で、マフィアたちが街を牛耳って一つの自治区のようになってしまっているという、SFチックな点は、精密な武器描写とは合わないように思いました。時代があまりわからないというか、こういった設定にするのであればブラックホークダウンやアフガンなどの実在の事件を参照して名前を出すのは合っていない気がします。
終盤ギミックが出て来たりもするので、リアリティラインがアニメ~SF風~ミリタリーと乱高下しているように感じました。
それからヒロインの登場シーンについて同衾を迫ってくるのは別にいいけれど見た目が14、15歳の少女と11歳年上の主人公が恋人同士に見えるというのはいかがなものかと思いました。ちょっと言葉が強いですね。申し訳ありません。でも見えないんじゃないのかなと思いました。見た目が幼くないならまだしもそうではないようなので。実際は18歳なので問題は……ないのかな、どうなのだろう。
ロボコップは私も好きです。あのくるくる銃を回して腿が開いて収納できるというのが面白かった。ベビーフードを食べるところもいいですよね。
デトロイトが世界有数の大都市だったことは多分ないんじゃないかと思います。それこそロボコップの時代から荒れ放題ですし。
[一言]
SNSから来ました。
いろいろ書きましたが、細かい世界観設定などを除けばとても魅力的に感じました。続きも時間があるときにチェックできればと思います。ありがとうございました。
戦闘描写は丁寧で好感が持てました。詳しくなくても読んでいるこっちが詳しい気分になるので、そういうのはミリタリーものの魅力の一つだと思います。そういう意味では凄く良かったです。誰を助けようとしても誰かを殺している。偽善というテーマは正道で発展性を感じました。
ヒロインがいいですね。底知れなさや謎を抱えていますし、その一端を明かすポイントを弁えていると思います。一章最後のクリフハンガーもかなりの驚きで、続きを読む意欲を掻き立てられました。
[気になる点]
一方でリアリティラインのあやふやさは気になりました。実在の武器が出てくる一方で、マフィアたちが街を牛耳って一つの自治区のようになってしまっているという、SFチックな点は、精密な武器描写とは合わないように思いました。時代があまりわからないというか、こういった設定にするのであればブラックホークダウンやアフガンなどの実在の事件を参照して名前を出すのは合っていない気がします。
終盤ギミックが出て来たりもするので、リアリティラインがアニメ~SF風~ミリタリーと乱高下しているように感じました。
それからヒロインの登場シーンについて同衾を迫ってくるのは別にいいけれど見た目が14、15歳の少女と11歳年上の主人公が恋人同士に見えるというのはいかがなものかと思いました。ちょっと言葉が強いですね。申し訳ありません。でも見えないんじゃないのかなと思いました。見た目が幼くないならまだしもそうではないようなので。実際は18歳なので問題は……ないのかな、どうなのだろう。
ロボコップは私も好きです。あのくるくる銃を回して腿が開いて収納できるというのが面白かった。ベビーフードを食べるところもいいですよね。
デトロイトが世界有数の大都市だったことは多分ないんじゃないかと思います。それこそロボコップの時代から荒れ放題ですし。
[一言]
SNSから来ました。
いろいろ書きましたが、細かい世界観設定などを除けばとても魅力的に感じました。続きも時間があるときにチェックできればと思います。ありがとうございました。
エピソード9
大変丁寧なご感想ありがとうございます!
頂いたご指摘は順次消化して自作品に活かさせていただきます。やはり冒頭だけで物語すべての粗を説明するのは難しいですね……。精進いたします。
この度は貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました。
気が向きましたら、この二人の旅路を見に来ていただければと思います。
それでは、また。
頂いたご指摘は順次消化して自作品に活かさせていただきます。やはり冒頭だけで物語すべての粗を説明するのは難しいですね……。精進いたします。
この度は貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました。
気が向きましたら、この二人の旅路を見に来ていただければと思います。
それでは、また。
- 志摩ジュンヤ
- 2022年 12月14日 01時57分
[一言]
個人的に最終回も近づいてる予感がする。
個人的に最終回も近づいてる予感がする。
エピソード95
いつも感想ありがとうございます!
ご明察の通りです。
映画でいうところの第二幕後半に差しかかっているところですね。
ご明察の通りです。
映画でいうところの第二幕後半に差しかかっているところですね。
- 志摩ジュンヤ
- 2022年 10月23日 20時32分
[一言]
回を重ねるごとに作品のレベルが上がってる様な気がするのは俺だけか?
特に登場人物の心情描写のクオリティが半端ねぇ
回を重ねるごとに作品のレベルが上がってる様な気がするのは俺だけか?
特に登場人物の心情描写のクオリティが半端ねぇ
エピソード94
いつも感想ありがとうございます、いもパンさん!
今後も精進してい参ります!
今後も精進してい参ります!
- 志摩ジュンヤ
- 2022年 10月15日 00時56分
いつも感想ありがとうございます、いもパンさん!
今後も精進します。
今後も精進します。
- 志摩ジュンヤ
- 2022年 10月15日 00時55分
[一言]
第7節キターーーーーーッ!
待ってました!
ありがとうございます!
第7節キターーーーーーッ!
待ってました!
ありがとうございます!
エピソード88
お待たせしました!!
いつもありがとうございます、いもパンさん!
また楽しんでいっていただけたら幸いです。
いつもありがとうございます、いもパンさん!
また楽しんでいっていただけたら幸いです。
- 志摩ジュンヤ
- 2022年 09月05日 13時38分
[一言]
書籍化はしてるんですね?
マジでアニメになってもおかしくないレベルで面白い。おれがアニメ会社なら即アニメ化するよ
書籍化はしてるんですね?
マジでアニメになってもおかしくないレベルで面白い。おれがアニメ会社なら即アニメ化するよ
エピソード67
感想ありがとうございます。
残念ながら書籍化はされておりませんが、完結したら挿絵つきで印刷して文学フリマなどで販売してみたいなと考えております。
大変嬉しいお言葉をありがとうございます。
アニメ化は……どうでしょう(´・ω・`)
イスラム教がガッツリ出てくるお話ですので、ちょっと厳しいかもしれませんね……。
ですが、そう思うほどに、いもパン様のお心に届いたのなら何よりです。
完結までまだまだ時間がかかりそうですが、気長にお待ちいただければと思います。
この度はありがとうございました。
またニコ&ハウンド二人の旅路を見にいらしてください。
残念ながら書籍化はされておりませんが、完結したら挿絵つきで印刷して文学フリマなどで販売してみたいなと考えております。
大変嬉しいお言葉をありがとうございます。
アニメ化は……どうでしょう(´・ω・`)
イスラム教がガッツリ出てくるお話ですので、ちょっと厳しいかもしれませんね……。
ですが、そう思うほどに、いもパン様のお心に届いたのなら何よりです。
完結までまだまだ時間がかかりそうですが、気長にお待ちいただければと思います。
この度はありがとうございました。
またニコ&ハウンド二人の旅路を見にいらしてください。
- 志摩ジュンヤ
- 2022年 06月13日 13時21分
[良い点]
まだまだ最序盤ですが、設定がすごく好みです。
[一言]
この類の小説で結構地雷を踏みまくっているので気持ち半分で覗いてみたら設定の細かさに驚きました。時間をかけてのんびり読み進めたいと思います。
まだまだ最序盤ですが、設定がすごく好みです。
[一言]
この類の小説で結構地雷を踏みまくっているので気持ち半分で覗いてみたら設定の細かさに驚きました。時間をかけてのんびり読み進めたいと思います。
エピソード2
感想ありがとうございます。
大変励みになります。
わりと遅筆で更新速度ものんびりしておりますので、気が向いた時にでもまたお読みいただければ幸いです。
それでは、今後もブラックドッグの世界をお楽しみください。
大変励みになります。
わりと遅筆で更新速度ものんびりしておりますので、気が向いた時にでもまたお読みいただければ幸いです。
それでは、今後もブラックドッグの世界をお楽しみください。
- 志摩ジュンヤ
- 2022年 05月29日 19時03分
[良い点]
第二節まででの感想になります。
ニコラスとハウンドの関係が尊いの一言に尽きますね。
第一節終盤に至っては「お前そうやったん!? ふぁーーーー!!」みたいな感じで、めっちゃ声出ちゃいました。
二人の過去や関係をしっかり丁寧に描いてきているので、物語に入りやすいです。また節の引き方が上手い。次の節を読みたくなる。これは相当な手練れとお見受けしました。
[一言]
Twitterのハッシュタグからご紹介いただき、「めっちゃ好きなジャンルやん!」と飛びつきました。
なろうでは過去何度か、好きなジャンルのガンアクションで飛びついては地雷を踏んできたので不安もあったのですが、文句なしの大当たりでした。
素敵な作品を紹介してくださりありがとうございました。引き続き読ませていただきます。
第二節まででの感想になります。
ニコラスとハウンドの関係が尊いの一言に尽きますね。
第一節終盤に至っては「お前そうやったん!? ふぁーーーー!!」みたいな感じで、めっちゃ声出ちゃいました。
二人の過去や関係をしっかり丁寧に描いてきているので、物語に入りやすいです。また節の引き方が上手い。次の節を読みたくなる。これは相当な手練れとお見受けしました。
[一言]
Twitterのハッシュタグからご紹介いただき、「めっちゃ好きなジャンルやん!」と飛びつきました。
なろうでは過去何度か、好きなジャンルのガンアクションで飛びついては地雷を踏んできたので不安もあったのですが、文句なしの大当たりでした。
素敵な作品を紹介してくださりありがとうございました。引き続き読ませていただきます。
- 投稿者: 退会済み
- 2022年 04月17日 22時54分
管理
大変励みになる感想をありがとうございます。
どマイナーなジャンルゆえ、「こんなの誰が読むんや(´・ω・`)」と思いながら書いてきましたが、クラスター爆弾様をはじめ、読者の皆様の温かい感想を燃料に書き続けております。
この度は本当にありがとうございます。
少々遅筆なのでお待たせしてしまいことも多いかもしれませんが、どうか気長にお待ちいただければ幸いです。
またお手すきの時に、ニコとハウンドの生末を見に来てやってください。
どマイナーなジャンルゆえ、「こんなの誰が読むんや(´・ω・`)」と思いながら書いてきましたが、クラスター爆弾様をはじめ、読者の皆様の温かい感想を燃料に書き続けております。
この度は本当にありがとうございます。
少々遅筆なのでお待たせしてしまいことも多いかもしれませんが、どうか気長にお待ちいただければ幸いです。
またお手すきの時に、ニコとハウンドの生末を見に来てやってください。
- 志摩ジュンヤ
- 2022年 04月18日 03時42分
[良い点]
作風が私の好きな作品と似てるというのもあり、引き込まれるようにスラスラと読む手が進みました。
[気になる点]
一番最初の方、妹の部屋の棚にAVを隠してるとのことでしたが、一箇所だけ漢字が「娘」に変わってしまっていました。(たしか。おそらく。maybe)
[一言]
以上、Twitterよりひじきでした!
また時間ができたら見に来ます!あと、後に作る予定のオススメ作品ランキングの中にも入れさせていただこうと思います。
これからも執筆活動頑張ってください!
作風が私の好きな作品と似てるというのもあり、引き込まれるようにスラスラと読む手が進みました。
[気になる点]
一番最初の方、妹の部屋の棚にAVを隠してるとのことでしたが、一箇所だけ漢字が「娘」に変わってしまっていました。(たしか。おそらく。maybe)
[一言]
以上、Twitterよりひじきでした!
また時間ができたら見に来ます!あと、後に作る予定のオススメ作品ランキングの中にも入れさせていただこうと思います。
これからも執筆活動頑張ってください!
感想ありがとうございます。
わりとニッチでなろう向きではない文体だと思っていましたが、引き込まれた・スラスラ読めたとのお言葉で自信がつきました。ありがとうございます。
ご指摘もありがとうございます。
ひじき様はミステリーものを書かれているのですね。
まだ読みかけですが、頭に情景がありありと浮かび上がる表現を、くどくなくさらっと書ける技法に惚れ惚れしました。若輩だなんてとんでもないです。
ではこの度は自分の物語にお越しいただき、誠にありがとうございました。
またお暇なときにでも楽しんでいっていただければ幸いです。
わりとニッチでなろう向きではない文体だと思っていましたが、引き込まれた・スラスラ読めたとのお言葉で自信がつきました。ありがとうございます。
ご指摘もありがとうございます。
ひじき様はミステリーものを書かれているのですね。
まだ読みかけですが、頭に情景がありありと浮かび上がる表現を、くどくなくさらっと書ける技法に惚れ惚れしました。若輩だなんてとんでもないです。
ではこの度は自分の物語にお越しいただき、誠にありがとうございました。
またお暇なときにでも楽しんでいっていただければ幸いです。
- 志摩ジュンヤ
- 2021年 12月17日 01時05分
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