感想一覧
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[一言]
ラグドイさん、才能が無いからこそ方針だったのか……その方針が良いか悪いかはともかく、ラグドイさん自身は良い人そうだから報われてほしい
ラグドイさん、才能が無いからこそ方針だったのか……その方針が良いか悪いかはともかく、ラグドイさん自身は良い人そうだから報われてほしい
エピソード33
ラクドイさんも経験や考えがあっての指導方針でしたが、裏目に出ました。
平たく言えばコンプレックスの裏返しの指導方針ですね。
平たく言えばコンプレックスの裏返しの指導方針ですね。
- 氷純
- 2022年 05月09日 21時05分
[良い点]
いや~おもしろかった。ちゃんと続き行きのある世界を示して終わるのも気持ちのいいポイントですね。
特にリオが聖人(ないし生物として特別な何か)になっているのか否かがわからないのがとてもいい!
同じく、シラハも純白から灰色へと髪が変化していて(光の加減で少年の目には灰色に見えたとかじゃないかぎり)、特別から普通へという方向での成長が、読み手にも緩やかにかつ共感的に伝わってきて、これまでのストーリーで大きくなり過ぎた”もっとワクワクしたい”という欲求を上手く宥める効果がありました。
[一言]
十二国記のほぼ毎巻、作中世界の歴史書の一部を引用した体で、簡潔な文体によるまとめのあらすじを述べて閉める手法を思い出しました。
あれって、作中世界のすごい物語が、作中世界の歴史の中ではこんなに小さくまとまるのか、と遣る瀬無く思わされると同時に、現実の歴史の三行にも、一冊では足りないくらいの何かが詰まっているのだなという実感を与えてくれる、いい形式ですよね。
ただ、短編集ではなく、必ず、どこかの王を主人公として展開する中長編のみでしかこの閉め方を採用していないところに、小野さんの、リアリティに対する綿密な計算を感じます。
で、今回リオについてどうかと言えば、やはりハマっていると思いました。描写の文体やその中での言葉の流暢さ、加えて全体のながさも適切だと思います。
いや~おもしろかった。ちゃんと続き行きのある世界を示して終わるのも気持ちのいいポイントですね。
特にリオが聖人(ないし生物として特別な何か)になっているのか否かがわからないのがとてもいい!
同じく、シラハも純白から灰色へと髪が変化していて(光の加減で少年の目には灰色に見えたとかじゃないかぎり)、特別から普通へという方向での成長が、読み手にも緩やかにかつ共感的に伝わってきて、これまでのストーリーで大きくなり過ぎた”もっとワクワクしたい”という欲求を上手く宥める効果がありました。
[一言]
十二国記のほぼ毎巻、作中世界の歴史書の一部を引用した体で、簡潔な文体によるまとめのあらすじを述べて閉める手法を思い出しました。
あれって、作中世界のすごい物語が、作中世界の歴史の中ではこんなに小さくまとまるのか、と遣る瀬無く思わされると同時に、現実の歴史の三行にも、一冊では足りないくらいの何かが詰まっているのだなという実感を与えてくれる、いい形式ですよね。
ただ、短編集ではなく、必ず、どこかの王を主人公として展開する中長編のみでしかこの閉め方を採用していないところに、小野さんの、リアリティに対する綿密な計算を感じます。
で、今回リオについてどうかと言えば、やはりハマっていると思いました。描写の文体やその中での言葉の流暢さ、加えて全体のながさも適切だと思います。
エピソード166
歴史の教科書の記述よりもコラムの方が面白いと感じるのと似たところがありますね。
全体の大きな流れを把握するのも大事ですけど、細部に着目してその人物がどんな環境や情報で行動に至ったのかを考えるのがロマンだと思います。
その推測を補強する、あるいは逆に否定するような手記や手紙が見つかったりするのも楽しいところ。
全体の大きな流れを把握するのも大事ですけど、細部に着目してその人物がどんな環境や情報で行動に至ったのかを考えるのがロマンだと思います。
その推測を補強する、あるいは逆に否定するような手記や手紙が見つかったりするのも楽しいところ。
- 氷純
- 2022年 05月09日 21時03分
[一言]
第一話から一気に読了しました。
いいですよね剣術バカ。既存剣術のアレンジに始まり、苦手分野の逆利用を考えてたら魔法切りなんて新境地を開拓。果ては陽炎やら魔流やら邪気切りやら、「アイツだけなんか別の世界観の剣術やってる」的な境地に。
……行きすぎだこのおバカ! 周囲の剣術家も、陽炎とか初めて見たとき内心ドン引きしてたんじゃないかしら。
良くも悪くも氷純先生の作品は淡々としているので、リオ流が世間にどんな受け入れられ方をしたのかは、その時代その場の空気を味わってみたくなりますね。
そうそう、シラハのヤンデレ気質はいつ暴発するかとヒヤヒヤしてましたが、お兄ちゃんはなんだかんだで妹に負けたりしないのでなんとかなりましたね。なってなかったら監禁エンド直行でしたが。
個人的には、シラハは個性とスペックの割に、あまりキャラクターとしての印象が残っておらず、そこは少し惜しかったなと思います。能動的な気質や、自我といえるものがかなり希薄だったからかもしれません。
そういえば仮面の連中も、邪気切りとか聞きつけたら色めき立ってそうですけどどうなんでしょうね。王家に睨まれた以上は先々厳しくなっていくのでしょうけど、問題意識自体はこの世界では正当ですし、細々と生き残って研究続けていくのかしらん。
二、三百年もしたら案外まっとうな技術で世に認められてる可能性もありそうな気がします。
最後になりましたが、書籍発売おめでとうございます。
次回作も楽しみにさせていただきますね。
第一話から一気に読了しました。
いいですよね剣術バカ。既存剣術のアレンジに始まり、苦手分野の逆利用を考えてたら魔法切りなんて新境地を開拓。果ては陽炎やら魔流やら邪気切りやら、「アイツだけなんか別の世界観の剣術やってる」的な境地に。
……行きすぎだこのおバカ! 周囲の剣術家も、陽炎とか初めて見たとき内心ドン引きしてたんじゃないかしら。
良くも悪くも氷純先生の作品は淡々としているので、リオ流が世間にどんな受け入れられ方をしたのかは、その時代その場の空気を味わってみたくなりますね。
そうそう、シラハのヤンデレ気質はいつ暴発するかとヒヤヒヤしてましたが、お兄ちゃんはなんだかんだで妹に負けたりしないのでなんとかなりましたね。なってなかったら監禁エンド直行でしたが。
個人的には、シラハは個性とスペックの割に、あまりキャラクターとしての印象が残っておらず、そこは少し惜しかったなと思います。能動的な気質や、自我といえるものがかなり希薄だったからかもしれません。
そういえば仮面の連中も、邪気切りとか聞きつけたら色めき立ってそうですけどどうなんでしょうね。王家に睨まれた以上は先々厳しくなっていくのでしょうけど、問題意識自体はこの世界では正当ですし、細々と生き残って研究続けていくのかしらん。
二、三百年もしたら案外まっとうな技術で世に認められてる可能性もありそうな気がします。
最後になりましたが、書籍発売おめでとうございます。
次回作も楽しみにさせていただきますね。
エピソード166
剣術バカが我流の道を突き進んだ結果、「思えば遠くへ来たものだ」となりましたw
シラハは外部へ興味を示すことが少ないキャラクター性なのもあり、掛け合いといったシーンではリオへの一方通行が目立つのが印象に残りにくい、考えが掴み切れない原因だと思います。
ヤンデレとして一本筋が通っているものの、他の考え方や価値観が見えにくいキャラです。
仮面連中ことリィニン・ディアですが、リオが邪気斬りを習得し、その方法を体系化して広めている時点で目的を達成した形になります。
今後のリィニン・ディアシンパの活動があるとすれば、邪気斬りの習得でしょうね。
次回作も頑張ります。というか、頑張ってます!
シラハは外部へ興味を示すことが少ないキャラクター性なのもあり、掛け合いといったシーンではリオへの一方通行が目立つのが印象に残りにくい、考えが掴み切れない原因だと思います。
ヤンデレとして一本筋が通っているものの、他の考え方や価値観が見えにくいキャラです。
仮面連中ことリィニン・ディアですが、リオが邪気斬りを習得し、その方法を体系化して広めている時点で目的を達成した形になります。
今後のリィニン・ディアシンパの活動があるとすれば、邪気斬りの習得でしょうね。
次回作も頑張ります。というか、頑張ってます!
- 氷純
- 2022年 05月09日 20時58分
[良い点]
ちゃんとほぼ全てのキャラが現実にも居そうな点。
中々こういう描き方が出来る人は少ないので読んでいて楽しい。
[一言]
今のところただの反抗期のように見えるが、実の所しっかり自分の考えを持っている主人公と、それを見守っている周りの大人の関係が上手く描かれている作品という印象。
ちゃんとほぼ全てのキャラが現実にも居そうな点。
中々こういう描き方が出来る人は少ないので読んでいて楽しい。
[一言]
今のところただの反抗期のように見えるが、実の所しっかり自分の考えを持っている主人公と、それを見守っている周りの大人の関係が上手く描かれている作品という印象。
エピソード3
反抗期なのも間違いではないんですけどね。
やみくもに反発するわけではなく、リオ君なりのきちんと論理があるわけで。
やみくもに反発するわけではなく、リオ君なりのきちんと論理があるわけで。
- 氷純
- 2022年 05月09日 20時52分
[良い点]
完結お疲れ様でした。
毎回思いますがさわやかな読後感は天性のものかと思っております。
次回作も楽しみにしてます。
書籍も購入しました。後で楽しませて頂きます。
完結お疲れ様でした。
毎回思いますがさわやかな読後感は天性のものかと思っております。
次回作も楽しみにしてます。
書籍も購入しました。後で楽しませて頂きます。
エピソード166
書籍版をご購入いただいたとのこと、ありがとうございます。
作品の終止感は大事にしたいのと、ハッピーエンド好きなのが相まってこういう読後感になりがちです。
ビターエンドやバッドエンドも書きますけど、投稿はあまりしないですね。
読みたい人いるんだろうか……?
作品の終止感は大事にしたいのと、ハッピーエンド好きなのが相まってこういう読後感になりがちです。
ビターエンドやバッドエンドも書きますけど、投稿はあまりしないですね。
読みたい人いるんだろうか……?
- 氷純
- 2022年 05月09日 20時48分
[良い点]
主人公のwiki風のまとめ、大好物です!
[一言]
完結と書籍化、おめでとうございます
エタらず完結作品をバンバン書いて下さる作者様に感謝します
主人公のwiki風のまとめ、大好物です!
[一言]
完結と書籍化、おめでとうございます
エタらず完結作品をバンバン書いて下さる作者様に感謝します
ありがとうございます。
次の作品も多分完結します(フラグ
次の作品も多分完結します(フラグ
- 氷純
- 2022年 05月09日 20時45分
[良い点]
スキルの様なゲーム的な世界観でなく、より現実的な物語として語られており、面白かったです。
[気になる点]
終盤の戦闘描写が少し複雑だったことから、ちょっとイメージが描けませんでした。
[一言]
お疲れ様でした。楽しませて頂き有り難うございます。
スキルの様なゲーム的な世界観でなく、より現実的な物語として語られており、面白かったです。
[気になる点]
終盤の戦闘描写が少し複雑だったことから、ちょっとイメージが描けませんでした。
[一言]
お疲れ様でした。楽しませて頂き有り難うございます。
エピソード166
終盤は魔法も多く、肉体的な動き以外の描写も増えたのでイメージしにくかったのかもしれないです。
挿絵がついたりすれば変わると思いますが、書籍版では描写表現を見直してみます。
挿絵がついたりすれば変わると思いますが、書籍版では描写表現を見直してみます。
- 氷純
- 2022年 05月09日 20時34分
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