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[良い点]
手を変え品を変え、ミステリ詰め合わせパック作品をありがとうございました。
[気になる点]
勇者パーティ(勇者ペア)の行く末。勇者とヒーラーだけだと、先々、詰むな、と思い、……いや、詰んでもいいなと思い直しました。ほんとこの二人PT、なかなか強烈でした(笑)
[一言]
後書き読みまして、長文感想しても大丈夫そうかな、と思いまして、書きます。なので、長文失礼します!
旅立ち:不気味ダークで雰囲気ありました!
酒場:最初、人一人の証拠隠滅?とか思いました。
鏡:うわぁ、身内殺しを躊躇しない魔物だあ……。
呪文:最後、ナイス、ミスリード(?)! いや、ここまで工夫してると、つい、成功してほしくなりますね。
館:見事! 館移住動機とそもそもの復讐がつながってて美しかったです。
花嫁:どらくえ!w クズい、と思ってたら、はい、女性が無事で良かったです。(なお勇者)
石化:カレンさんもクズかったが、ワタルの狂気がなんとも……。
メダル:「例のアレ」でわかる、と(笑) 語りたい探偵が可哀そう可愛かったです。
カジノ:「死にます」「死ぬんですか」この言い合いがクセになりますね。
魔王:悪役側の敗因が、ほぼ自業自得なのが気持ち良かったです。
 RPG世界観なのでスルっと入りこめて、次々と読めました。随分と長くミステリから遠ざかっていたほぼミステリ初心者ですので、最初は謎解きがんばろう、と読んでいたのですが、最後の方は世界観と物語を読んでました。面白かったです。
少々、切っ掛けありまして、ミステリ覗くようになり、魔法少女からこちらに参りました。
作者追いして良かった、勝利!と、勢いのまま長文感想となりまして、失礼致しました。
面白かったです(大事な事なのでry)。

葉室様

ご丁寧にお読みいただき、ご丁寧な感想までいただきありがとうございます。

まず最初に謝罪すべきは、魔法少女の雪冤の方ですね苦笑 いやあ、特殊設定ミステリが苦手過ぎて、スタート直後にエタってしまいました苦笑 このサイトにいて、割となろう媚を狙っている者として、ファンタジーミステリーは書かなければならないものと思っているのですが、超絶苦手なんですよね。全くストーリーが思いつかないです苦笑

この殺意のRPGに関しては、短編だったからなんとか書けたのですが、長編は無理ですね。。いや、連載開始したからには責任をもって書き上げるのですが……(気分転換に、現実設定の長編一つ書いてからリトライします)

殺意のRPG、お読みいただありがとうございます。
リーダビリティー(横文字を使いましたが、要するに「読みやすさ」ですね)は常日頃重視しているところで、本作に関してはそこはかなり意識した作品です。全体としては長かったと思いますが、最後までお読みいただけてよかったです。

この作品は、「旅立ち」が文字どおり全ての始まりで、数分で着想したのですが苦笑、そこが安産だったからこそ、連作短編で他にもたくさん書こうと思えました。

酒場は、本格っぽくしたいなと思って書いて、それこそ真面目に推理していただいた方には申し訳ないのですが、トリック自体はあまり本格っぽくなかったですね。

鏡に関しては、たしかにその躊躇はなかったですね苦笑 良い魔物という設定なのですが……

呪文が、作者の自身のなさに比して意外と評判良いんですよね。

館は、作者的にも自信作です。意外とハマりました。

花嫁は、半分コメディで、パロディ感も強いですね。元々は女性を殺すストーリーだったので、改変してマシになりました。

石化は、真面目に構想を練ったのですが、あのパーティーを主役にしてしまったため、コメディ化してしまいましたね。。

メダルは、探偵モノにしたくて、いかにも探偵というキャラクターを使いました。割と多用してるキャラクターです。

カジノは、超書きやすかったですね。インタビュー形式は書きやすいです。

魔王は、死ぬほど難産でしたけど、メッセージ性みたいなものは与えられたのかなと思っています。


「作者追い」と聞くと恐縮になりますね。ありがとうございます。

 今後もミステリーたくさん覗いてください。面白い作品を紹介しているエッセイとか書いてますので!!

 本当にありがとうございました!!
[良い点]
ネタバレを含み、失礼します。


三位『カジノ中毒勇者の殺意』……強運な勇者がかっこ良いです。運を天に任せ、運に見放されない姿が美しく、賭ける勇気が素敵でした!

二位『花嫁選びの殺意』……マネザルが何らかの裏切りに関与していると気づいたものの、そっちだったとは! 遥かに予想を越えていました。♂だと思い込んでたので――!
ローラとディアンナを殺したのは、流石に残酷非道だと思ったけど、最終的な後日談を加えることで結末がまろやかに。
しかし猿の遺伝子がこんなに濃いのも妙に納得です。人の遺伝子のほうが劣性なのでしょう。第一子は特に。なので二人目、三人目に興味があります。実際にヤったらどうなるのでしょうね?(・_・;? 果たして人間似の子供が生まれることはあるのか、リアル例と遺伝の法則を極めたい事柄です。

一位『メタル女王の殺意』……面白い。一番、意外な真相に驚いた作品でした。
トリックのためとはいえ、命より愛してやまないメタルのことを良くもあれだけ悪く言えたものだと、女王の役者ぷりに完敗します。
写真で見たメタル女王と、遺体の女王の細身体型が同じであったことにも、すっかり騙されました。生活環境によって体型が変わるのも納得です。
正反対≒似た者同士という盲点をついた発想が最高に逆転優勝!、面白かったです。
> 乾様

ご無沙汰してます!
なろう復帰されてることは何かの作品の感想欄で気付いていましたが、ご連絡していいものか悩んでました(笑)
乾様にコメントいただけたこと嬉しいです。またよろしくお願いします!

ランキング形式で感想いただきありがとうございます!何が一位なのかとドキドキしながら読めました!

3位のカジノは、どうしようもない主人公を描いたつもりでしたが、冷静に考えるとたしかにすごいですよねwwまさに運も実力のうちですし、死を恐れず果敢に挑めてますしね!

2位の花嫁選びは、マネザルの関与、バレてましたか……かなり鋭いですね。いわゆる「伏線」は少しも入れなかった作品ですので、そこで勘付かれるとは思いもしませんでした……
まあ、展開的にメスにせざるをえなかったんですよねwトリックも何もないので、恥ずかしい限りです。
残酷非道www
ミステリー書いてるうちに心が荒んで、罪のない人を殺しても心が傷まなくなってしまったようです。。後日談は完全な後付けですからね。。今後は意味のない殺人は控えようと誓いました。


ネットで調べると、ロバと馬のミックスとか、案外別の哺乳類同士のミックスって存在してるんですよね。
なので、猿と人間も科学的にはいけるんじゃないかという気がしてるのですが、悪魔的な実験になりそうで怖いです。


1位が意外過ぎてビックリしました。どなたからもお気に入りにあげられたことがなかったので、完全な失敗作として反省対象だったので……

たしかに、メダルのことをめちゃくちゃdisってるんですよね wwwすごい役者か、もしくは、作者の力量不足ですね。。

僕的には、まさにこの作品は盲点をついているというか、同族嫌悪という関係を上手くトリックと絡ませることができたので、もう少し評価されてもいいんじゃないかなという気持ちでしたので、乾様にそう言っていただけて救われました。

ありがとうございました!!
[良い点]
大幅加筆、拝読いたしました!
納得感と生々しさが大幅アップしました。
女子は強い……!!

>日向様

ありがとうございます!!
たしかに2人を殺してしまうのも唐突ですよねww反省していますww

そして、生々しいと言っていただけてありがたいです。そこはかなり意識したといいますか、僕の中での「女性像」を精一杯表現しました。
愛情なんて一瞬で冷めて、あっという間に赤の他人になってしまうんですよね。おそろしいです(笑)
[良い点]
こんにちは。
「カジノ中毒勇者の殺意」における確率の値にイチャモンをつけて、後に大ブーメランを食らった西松です。

いやあ、あの時は大変失礼いたしました。私はもっと数学を勉強しなければいけませんね。

さあ、さて。
これまで各話を拾い読みしていましたが、ようやく時間が取れて全て読ませていただきました。ありがとうございます。

私が最も面白いと思ったのはやはり、確率計算を熟考するきっかけとなった「カジノ中毒勇者」……としようとしましたが、別の話で衝撃を受けました。

私として、一位は「花嫁選びの殺意」ですね。
(※以下ネタバレ含みます)




女性二人はたしかに不憫でした。「二人が生きてた!」などの描写があれば、もう、突き抜けるほどの出来栄えだったかもしれません。

私が衝撃を受けたのは猿の変化の仕方です。全く予想しないオチであり、読後の納得感はかなり高いものとなりました。

その次が、やはり菱川さんの推す「真実の鏡の殺意」でしょうか。話が後に一本の線となるさまはなかなか爽快でした。

長くなりそうなのでこの辺にしますが、他にも良作は沢山あったように思います。

P.S.菱川さんのTwitterのスペース聞きたかったあ〜。また何かのメディアで拝聴する機会があれば、私もこっそり紛れようと、そのように画策しています。
>西松様

いやいやwwイチャモンをつけただなんてそんなwww
ご指摘いただいたことで、僕も色々と深く考えることができて、またいつか確率のパラドックス的なものを使った作品を書こうかなという気持ちになりました。ありがとうございます!


全ての話をお読みいただきありがとうございます!

そして、「花嫁選び」ですか!!僕からすると自信作なのですが、感想欄で挙げてくださる方がいなかったので嬉しいです!!

そして、「二人が生きてた!」は、指摘いただくまで少しも検討していませんでした……
たしかにこの作品だと、二人が不憫ですし、イヤミス感が強過ぎるので、そのようなどんでん返しがあった方が良かったかもしれません。というか、言われてみると、それが正解だった気がしてきました。二人ともルインに騙されてるわけですから、マネザルが真実を話せば、マネザルに協力して姿を隠すこともしますよね。

これは一本取られました。

ということを書きながら、具体的にどうその展開を入れるかを考えていたら、エピローグとして挿入することも可能なことに気付きました。
入れたらグッと良くなると思うので、アイデア頂戴するかもしれません。


おおよそ僕が自信のある作品を西松様は挙げてくださってるので、なんというか、感性が合うんですかね。そんな気がします。


スペース、ぜひ来てお話ししてくださいよ!!
ミステリー書きの方が想像以上に集まったので、創作論やプロの作品を批評したり、結構盛り上がりました!!

次やる機会があるかもしれないので、そのときはぜひ!!

というか、時間合わせてやりましょう!!
そのときは僕からDM送ります!!!!
[良い点]
ファンタジーとミステリーを組み合わせた作品は初めてだったので凄く面白く読ませていただきました。

どの話もとても面白かったですが、特に面白いなと感じたのは『石化した村の殺意』です。
人間の狂気というものがひしひしと伝わってくる感じ、サイコホラー的な要素もあって個人的に深く刺さりました。人間の闇みたいなのは大好物です。

トリックや手法として特に面白いなと感じたのは『「死の呪文」の殺意』です。
読んでいて、呪文の正体が分かった時、思わず膝を打ちました。
『真実の鏡の殺意』も『出会いの酒場の殺意』も良くて、正直甲乙つけがたいです。


それにオマージュやパロディがあるのも個人的にはめちゃくちゃ楽しめました。
『十角獣館の殺意』はオマージュ元を読んでいたのでより楽しめました。

楽しいひと時をありがとうございました。
次は『殺意の論理パズル』を読んでみたいと思います。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2021年 09月26日 17時05分
管理
>華織様

ご感想いただきありがとうございます!めちゃくちゃ丁寧なご感想でとても嬉しいです!!

数年前の僕はまさかミステリーにファンタジーを組み合わせる日が来るだなんて思ってもいなかったでしょうから、このサイトと出会わなければできなかった作品だと思います。もっと本格路線で頑張った方が良いかなという思いもあるのですが、華織様にお褒めいただけたので良かったです!

石化した村ですか!!一番の挙げてくださる方は初めてかもしれません。
これは、元々のテーマである、「人が石になる」というのがホラーですし、舞台が「村」というのも、ミステリー書きとしては血肉が踊りましたね。とにかく、おどろおどろしくしよう、と。
簡単に言うと、「ディスプレイする箱が欲しかった」というのが犯人の動機になり、その突拍子のない動機をどう説明するかというのが鍵だった気がします。そのためには犯人にはサイコパスになってもらうしかないですよね。


自信喪失していた「死の呪文」が案外好評で良かったです。本当は長編で使おうと思ってたトリックだったのですが、温存せずに使ってみて良かったです!あとは、手法としては、読者目線というか、使ったのは一体何の呪文か?というクイズ形式だったのが良かったのかもしれません。


「出会いの酒場」は褒めてくださる方がなかなかおらず、作者的にも自信喪失が著しかったので、名前を挙げてくださり嬉しいです!!死体の手足を持ち込む、というのがどうしても書きたかった作品でした!!


「十角館」を意識した作品はたくさんあるように思いますが、今回の「十角獣館」くらいに露骨にオマージュ(パロディ)している作品はなかなかないかもしれませんね(苦笑)
「十角館」はみんなもちろん読んでるよね?くらいのトーンで書いてるので、読んでくださってて良かったですww逆に読んでない方からはどう受け取られるのでしょうか(苦笑)


こちらこそ貴重な時間を割いてくださりありがとうございます。
「殺意の論理パズル」もお読みいただけるとのこと、とても嬉しいです。

ファンタジーミステリーは華織様に任せました!!
[一言]
完走お疲れ様です!
どのお話も、2周目に読むと、さり気なくヒントが散りばめられていて素敵ですね!

私の(ミステリー)ベスト3は死の呪文、真実の鏡、魔王城です。
どれも、とりわけ2周目の悔しさがとりわけ大きかったです(笑)
死の呪文は、犯人も腹黒いですが、被害者も腹黒いので笑っちゃいますね。まあ勇者も勇者ですけどね…。
真実の鏡は、何と言っても見事な叙述トリック、最後まで語り手が誰なのか悟れませんでした…。
魔王城は、勇者がキュートですね!というか何で不思議バリア系の鍵は重要人物が持たなきゃいけないのかって話ですよね!あとゴースト君カワイイ…。

ちなみに石化した村も最高でしたが、ミステリーとしてよりヒロ君に共感しました。ヒロくんが羨ましい…。
>grass cicada様

2周も読んでくださったんですか!!??いや、もうそれが驚き過ぎて、ありがた過ぎて、手が震えます。本当に本当にありがとうございます。何度も繰り返し言います。ありがとうございます。ありがとうございます。

元々は、ミステリーは最後にどんでん返しして驚かせておけばいい、くらいの気持ちで執筆していたのですが、なろうに6年もいる中で、色々な方の作品や意見に触れ、「そうか。フェアさも大事なのか」ということにようやく気付け、まだまだ未熟ですが、「ヒント」は入れるように心掛けています。

死の呪文ですか!!
これは書き終えた後に、ああ、ミスったな感が一番強い作品だったかもしれません。魔法は扱うべきではなかったと。
ただ、完結後に褒めてくださる方がそれなりにいて、ああ、悪くなかったんだなと思っています。
ある意味でこの作品が一番フェアプレーなんですよね。手札は全て明かして、さあ、どの呪文を使ったか当ててご覧、という感じなんですよね。振り返るとそこが良かったのかな、と。
えwたしかにコハルは悪として書いてますが、僕の中ではカレンは純真無垢な可愛い女の子のつもりで書いてました。。普段からカレンみたいなタイプの女の子に騙されています←

真実の鏡は、皆さん挙げてくださるので、おそらく一番人気、しかも作者的にも一番自信作ということになります。倒叙トリックを使おうという閃きが全てだった気がします。これは長編にも応用したいなと密かに企んでいます。

魔王城!!はじめて褒めてくださる方がいて感動です!!
これは本当に難産で、途中自信喪失しかけたのですが、その分時間を使って考え、修正に修正を加えたので、一番の力作です。
それまでの作品は全て人間視点だったような気がしたので、魔物の視点から人間の理不尽さを書きたいなと思いました。オズワルドも悪者として書く気しかなかったのですが、やっぱり鍵をなくしちゃうところと、さらにはシェリルのキャラが強く出過ぎて、キュートな感じになってしまいましたかね。。いや、というか、キュートって笑

鍵に関しては、実は考えれば考えるほどよく分からないんですよねww RPG特有のご都合主義なのですが、このご都合主義をどこまで維持するのかというのは、この作品の悩みどころの1つだったかもしれません。


石化した村で、ヒロ君羨ましいという話になるんですねww
ヒロ君に関しては、まずみなしごとなり、その上で自分自身で村人全員殺してて、本当に悲惨な話で、超サイコパス設定なのですが、
なろうにいらっしゃる創作クラスタの方からすると、自分の創作に囲まれて暮らすというのは一種のユートピアなのかなと思ってしまいました。なるほど……


2周も読んでいただき、詳細な感想までいただきありがとうございました!!
とても参考になりますし、こんなに親切にしてもらっていいのかな、と大変恐縮な気持ちです。

重ね重ねありがとうございました!!
[良い点]
 完結おめでとうございます。
 総じて完成度の高い作品ばかりでしたが、中でも、「「死の呪文」の殺意」と「真実の鏡の殺意」が特に面白かったです。どちらも「特殊設定」がトリックの下敷き程度の程よいバランスで使われてもおり、「本格魂」を揺さぶるものがありました。
「真実の鏡」などは、これだけ独立して中編くらいの骨太なミステリに仕上げられる内容で、ちょっともったいない(笑)と思ってしまいました。

「特殊設定ミステリ」というジャンルの作品も増えてきましたが、中でも、こういう、若い人になじみ深いファンタジーRPG世界を舞台にしたミステリは、今後伸びてくるジャンルなのではないかと考えています。続編をぜひ読んでみたいです。
  • 投稿者: 庵字
  • 2021年 09月22日 07時15分
>庵字様

いつも大変お世話になっております。
「総じて完成度の高い」とは、のっけから大変嬉しい言葉をありがとうございます!庵字様のようにミステリーに深い方から褒めていただき、至高の喜びです。あとがきでも書きましたが、とにかく他の作品と被らないように、被らないようにと意識して書きました。ただ、現実設定と比べて、変身呪文やら何やらで登場人物の入れ替えが容易なので、自然とそこに流れてしまう傾向があったことが反省です。

「死の呪文」は、下手すると一番自信がなかった作品なのですが、庵字様からお墨付きをいただけて嬉しいです。魔法の内容を当てるみたいな超アンフェアな仕組みだけに、なるべくフェアさをと思い、犯人も明かし、動機も明かし、手札も可能な限り出し、という風にしたのが良かったのかもしれません。ある意味では1番「読者への挑戦状」になってる作品なんですよね。「真実の鏡」もそうですが、作中で読者と対話することが大事だということを知ったのが、今回の連作短編を書いている上での最大の気付きでした。


「真実の鏡」の中編ですか(笑)
たしかに短くまとめ過ぎた感はありますが、とはいえ、割とスレスレの叙述トリックを使ってるので、文字数が多くなると誤魔化しきれなかったおそれがあります(苦笑)


このサイトに来た頃はファンタジーを毛嫌いしてましたので、まさか自分がファンタジー世界での特殊設定ミステリーを書く日が来るとは思っていませんでした……
今回ガッツリ書いてみて思ったのは、トリックの自由度が上がる一方で、そんなのなしだろ聞いてない、とならないために、伏線を意識的に張ることと、あれこれ手を出さずに設定をなるべくクローズドにしておくことが大切だということです。今度書くとすれば庵字さんみたいに、さらにロジカルにして、読者への挑戦状を差し込めるような作品にしたいなと思っています。


ただ、しばらくは現実に帰ります(笑)

現状、続編を書けるほどのアイデアはないですね。。絞り尽くしました。。
[一言]
完結おめでとうございます。
なかなか最終話がアップされないなと思ってたら、そんな苦悩があったんですね。作品完結と重ねて、お疲れさまでした。

好きなエピソードは一番が「真実の鏡」、二番目が「カジノ」です。とにかく巧くまとまっていたと脱帽しました。

次作も期待しています。

>ふさふさしっぽ様

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

エタりかけたのは、予備校講師(副業)の夏期講習期間に入ったというもっともらしい理由もあるのですが、概ねのところは、推してた地下アイドルが復帰したから、と、最近DAZNを契約して海外サッカーばっかり見てるからの2点ですね(苦笑)
あまりにも不甲斐ないので、これからは精進します(苦笑)

好きな話もありがとうございます!!
僕とほぼ一緒ですね(笑)
そのニ作もそうなのですが、分量的に短くまとまっていた方がしっくりくるな、と思いました。これから長編を書くのが怖いです……

本当にありがとうございました!!
[一言]
完結おめでとうございます。
また、『殺意の論理パズル』の選考通過おめでとうございます!
ファンタジー×ミステリーが大好物なので、今後も是非読ませていただきたいです。

好きな話は、やはりファンタジーらしいトリックが光っていた「十角獣館」ですね。
  • 投稿者: なび
  • 2021年 09月20日 21時25分
>なび様

丁寧に一話一話読んでくださり、二度も感想をくださりありがとうございます!

「殺意の論理パズル」に関しては、もう何が起きてるのか僕自身も分からないので(苦笑)、静観するしかないです。

ファンタジーミステリーに需要があって良かったです!
この作品を書く中で、ファンタジーミステリーに対する自分の中の苦手意識はだいぶ和らいだ気がします。ツボを掴んだとまでは言いませんが、ある程度仕組みが分かった気がして、今後もふとした拍子に書いてしまいそうです。そのときはよろしくお願いします!!


おお、十角獣館ですか!!? 渋いですね(笑)
あまり反響がなかったので、ミスったかなと思ってたところですし、もっとも改善の余地がありそうな話ですが、たしかに現実のミステリーをベースに、特殊設定を1つだけ使って全てを構築しているあたりは一番美しいプロットかもしれません。
ただ、玄人好みだとは思います(笑)

大変参考になりました!!ありがとうございます!!
[良い点]
万単位の犠牲が必要な運ゲーとは、闇が深いですね……
なのに『質問→死にます。』の流れが妙にツボにはまってしまい、声出して笑いました。
>日向様

いつもいつもありがとうございます!!
普段から容赦なく人を殺してる作者ですが、さすがに万単位で殺すのは良心を痛めました(苦笑)

『質問→死にます。』の流れは、単なる手抜きという説もありますが、インタビュー調の中でリズムをつけるためには必要だと思っていたので、ハマってくださって嬉しいです!!

ありがとうございます!!
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