エピソード78の感想一覧
▽感想を書く感想絞り込み
[一言]
K-2様
疑っているのに、大工達、ジャミル、ジャーハンを追加で
逆にルスラーン他騎士団メンバーは疑ってすらいないのではないかと。
21歳で56層で戦える戦闘奴隷を揃えているだけで普通じゃありません。
しかも12歳の竜騎士が56層…疑問に思っていないのだよね。インテリジェンスカードを確認した騎士。§155 ついでのパーティの反応の方が本来普通。しかもこちらは23階層と言う。
チートを無しで考えた場合、年少期にパティーブーストを使える家でないと不可能と言う。
ルスラーンはユウキ君がいつでも騎士になれると確信しているでしょう。(オーバーホエルミングを見ているし)
同じことはミチオ君にも言えて、17歳の冒険者…ハルツ公爵に目を付けられるよね。
K-2様
疑っているのに、大工達、ジャミル、ジャーハンを追加で
逆にルスラーン他騎士団メンバーは疑ってすらいないのではないかと。
21歳で56層で戦える戦闘奴隷を揃えているだけで普通じゃありません。
しかも12歳の竜騎士が56層…疑問に思っていないのだよね。インテリジェンスカードを確認した騎士。§155 ついでのパーティの反応の方が本来普通。しかもこちらは23階層と言う。
チートを無しで考えた場合、年少期にパティーブーストを使える家でないと不可能と言う。
ルスラーンはユウキ君がいつでも騎士になれると確信しているでしょう。(オーバーホエルミングを見ているし)
同じことはミチオ君にも言えて、17歳の冒険者…ハルツ公爵に目を付けられるよね。
エピソード78
[気になる点]
ここで持論や原作についての討論をして良いのかどうか
[一言]
>mamohさん
(1)の税金ですが、原作では「後でロクサーヌに聞けばよいか⇒聞いていない。」です。
mamohさんの書かれた騎士団に税金を納めるですが原作感想欄の原作者様の返信にあるのですが、その時点では種族固有ジョブ基本ジョブのみで上級はない。とのご返信でしたが後に百獣王やら隻眼が出ているので、どこまで信用してよいやら…なのでよく分からないが私の結論です。
一方本作は、§055 左手の段階で原作者様およびヒーロー文庫様のご許可をいただいた二次小説です。
本作品の設定一覧は本作品の冒頭ですので、原作者様ご承知の上での設定であり、限りなく公式設定であると考え、私は本作品の設定を優先しております。
その上で、家族内のジョブが違う問題ですが、実の所、作者様が番外編でつぶしています。
ギルドは少なくともこの王国では国営であること、結婚式はギルドで行う事。
つまり家人はギルドで登録している(この際にインテリジェンスカードの書き換えが起こると考えられる)ので、基本的には家長が一括して払っていると考えられます。
(2)について
mamohさんの考える奴隷商人はなろう系にあるテンプレですね。
それらの作品では奴隷商人はダークで下賤な雰囲気で書かれています。まさにおっしゃる通りかと。
原作及び本作の奴隷商人とはジョブであって、正確には奴隷商人と言う商売ではないのです。
高級商品を扱う商館主であってその商品の一つが奴隷です。
シラーやアラン、ラゴラ(トリアの商館主)の例から考えると、新しい街ができるといったよほどのことがない限り、商館主の息子でもないと奴隷商人ジョブに付けない、それほどのジョブです。(§122 名家のクローガの「ほう・・・それでは奴隷商でも目指されるのですか?」の意図が類推できます…)そんな彼らはお金持ちなので妬みは買いますが、他作品のように下賤とは思われないでしょう。そんな彼らがはたしてグレーゾーンをついてまで奴隷に落とすかと言うと、よほどの例外を除きしないと考えられます。なぜかと言うと、あまりにも割に合わないからです。
規制産業にいる人はその特権だけで稼げるのに、特権を失うようなことをするのかと。
(まあ、奴隷の価値を上げる為にドワーフを鍛冶師にするくらいはやりそうだ。とは思われていますが。ドワーフって仲買人も目の敵にしているよな…上前はねる商人を丸ごと目に敵にしていそうだ)
聖騎士だから脅迫まがいに奴隷に落とすことができたのであって(じゃないと戦争捕虜を奴隷にできない…戦争は少ないのであってない訳ではありませんよ。と言うか公爵と伯爵のいざこざって明らかに戦争ですよね。ルティナは捕虜)やはり奴隷商人ジョブは出来ないし、しないのでしょう。
立場上、聖騎士の制約は少なそうです。
正直、mamohさん主張の聖騎士、騎士、村長だけとしても無理やり奴隷にしないとは言い切れないのですよね。権力者が妾にするために性奴隷に落とす…これも鉄板ですよね。
なので
公権力を基に奴隷を扱う奴隷商人ジョブに奴隷登録を使えないようにしてどうする?
と言う疑問が私になあります。
正直、商館に出所がおかしな商品を持ち込んだだけで宝石事件のユウキ君のように騎士を呼ばれそうです。(村人から直接なれない、アナ(暗殺者=戦士LV30の派生職)やナズ(鍛冶師=探索者LV10の派生職)を無所属奴隷で持ち込む…騎士召喚確定だな。)
ここからは私見です。
ギルドのジョブに対する規制って何なのか?
私は法律なのではないかと考えています。
ペルマスクの細工師の移送魔法規制など、どう考えても為政者かギルドの都合でしかないからです。
mamohさんの分類でジョブと迷宮の発生ですが私はCであると考えています。
文明発生以前から存在するとしてこのジョブシステムとギルドはどう決めのだ?と言う突っ込みが入るからです。
ジョブと迷宮で古代国家が崩壊した後に帝国を含む既存国家が成立したと考えています。
これにはセリーの、「鋼鉄はやはり鉄から作れるのですか?」「昔の偉い学者さんが鉄から鋼鉄を作ると書き残しているそうです。」発言からもです。
つまり、昔、製鉄技術(鉄や鋼を作る技術)があったのに迷宮ドロップからの鍛冶師制作で廃れてしまった。と考えるられるからです。
と、これくらい人による解釈は違います。
その辺りもご考慮いただけますと。
※原作の疑問点や矛盾点などを独自解釈でかなり解消している作者様は本当にすごいと思います。
ここで持論や原作についての討論をして良いのかどうか
[一言]
>mamohさん
(1)の税金ですが、原作では「後でロクサーヌに聞けばよいか⇒聞いていない。」です。
mamohさんの書かれた騎士団に税金を納めるですが原作感想欄の原作者様の返信にあるのですが、その時点では種族固有ジョブ基本ジョブのみで上級はない。とのご返信でしたが後に百獣王やら隻眼が出ているので、どこまで信用してよいやら…なのでよく分からないが私の結論です。
一方本作は、§055 左手の段階で原作者様およびヒーロー文庫様のご許可をいただいた二次小説です。
本作品の設定一覧は本作品の冒頭ですので、原作者様ご承知の上での設定であり、限りなく公式設定であると考え、私は本作品の設定を優先しております。
その上で、家族内のジョブが違う問題ですが、実の所、作者様が番外編でつぶしています。
ギルドは少なくともこの王国では国営であること、結婚式はギルドで行う事。
つまり家人はギルドで登録している(この際にインテリジェンスカードの書き換えが起こると考えられる)ので、基本的には家長が一括して払っていると考えられます。
(2)について
mamohさんの考える奴隷商人はなろう系にあるテンプレですね。
それらの作品では奴隷商人はダークで下賤な雰囲気で書かれています。まさにおっしゃる通りかと。
原作及び本作の奴隷商人とはジョブであって、正確には奴隷商人と言う商売ではないのです。
高級商品を扱う商館主であってその商品の一つが奴隷です。
シラーやアラン、ラゴラ(トリアの商館主)の例から考えると、新しい街ができるといったよほどのことがない限り、商館主の息子でもないと奴隷商人ジョブに付けない、それほどのジョブです。(§122 名家のクローガの「ほう・・・それでは奴隷商でも目指されるのですか?」の意図が類推できます…)そんな彼らはお金持ちなので妬みは買いますが、他作品のように下賤とは思われないでしょう。そんな彼らがはたしてグレーゾーンをついてまで奴隷に落とすかと言うと、よほどの例外を除きしないと考えられます。なぜかと言うと、あまりにも割に合わないからです。
規制産業にいる人はその特権だけで稼げるのに、特権を失うようなことをするのかと。
(まあ、奴隷の価値を上げる為にドワーフを鍛冶師にするくらいはやりそうだ。とは思われていますが。ドワーフって仲買人も目の敵にしているよな…上前はねる商人を丸ごと目に敵にしていそうだ)
聖騎士だから脅迫まがいに奴隷に落とすことができたのであって(じゃないと戦争捕虜を奴隷にできない…戦争は少ないのであってない訳ではありませんよ。と言うか公爵と伯爵のいざこざって明らかに戦争ですよね。ルティナは捕虜)やはり奴隷商人ジョブは出来ないし、しないのでしょう。
立場上、聖騎士の制約は少なそうです。
正直、mamohさん主張の聖騎士、騎士、村長だけとしても無理やり奴隷にしないとは言い切れないのですよね。権力者が妾にするために性奴隷に落とす…これも鉄板ですよね。
なので
公権力を基に奴隷を扱う奴隷商人ジョブに奴隷登録を使えないようにしてどうする?
と言う疑問が私になあります。
正直、商館に出所がおかしな商品を持ち込んだだけで宝石事件のユウキ君のように騎士を呼ばれそうです。(村人から直接なれない、アナ(暗殺者=戦士LV30の派生職)やナズ(鍛冶師=探索者LV10の派生職)を無所属奴隷で持ち込む…騎士召喚確定だな。)
ここからは私見です。
ギルドのジョブに対する規制って何なのか?
私は法律なのではないかと考えています。
ペルマスクの細工師の移送魔法規制など、どう考えても為政者かギルドの都合でしかないからです。
mamohさんの分類でジョブと迷宮の発生ですが私はCであると考えています。
文明発生以前から存在するとしてこのジョブシステムとギルドはどう決めのだ?と言う突っ込みが入るからです。
ジョブと迷宮で古代国家が崩壊した後に帝国を含む既存国家が成立したと考えています。
これにはセリーの、「鋼鉄はやはり鉄から作れるのですか?」「昔の偉い学者さんが鉄から鋼鉄を作ると書き残しているそうです。」発言からもです。
つまり、昔、製鉄技術(鉄や鋼を作る技術)があったのに迷宮ドロップからの鍛冶師制作で廃れてしまった。と考えるられるからです。
と、これくらい人による解釈は違います。
その辺りもご考慮いただけますと。
※原作の疑問点や矛盾点などを独自解釈でかなり解消している作者様は本当にすごいと思います。
エピソード78
[気になる点]
>MHさん
ご意見ありがとうございます。
>カリムを捕まえた後、奴隷に落としてもらい、魔法使いギルドに寄った後にシラーの元に行ったとすれば何の矛盾はありません。
>むしろ、カリムの生まれを知れば高く売るために魔法使いにして貰ってから来たとシラーは考えるでしょう。
ええ、原典で魔法使い奴隷がいる以上そこは承知しています。奴隷商では奴隷に落としたり転職させたりは出来ないのですから、あえての疑問提示でしたが納得です。
例えば、鍛治師は本作でもあったようにギルド規約で奴隷の転職は認めていない=他のギルドは金とか積めば割と簡単に認めている?のかも知れない。
正にこの例が、ジョブとギルドの関係、奴隷と盗賊の関連、公僕と奴隷商の差異を象徴しているのかも。
つまり通常、転職は各ギルドによるし、盗賊は同意無しで奴隷落ちするし、公僕は犯罪者を逮捕して処罰出来るし、奴隷商は奴隷を売買出来る、という相互に社会の役割分担が成り立っています。
しかしユウキ君はチートで全部を自己完結し、敢えて途中過程には言及しなかったからシラーがたまたま勝手に都合良く解釈してくれた、と言うことになりますか。
(ルスラーンやシラーはチートを知らないが、薄々ユウキ君が只者でないとは感づいているのでしょうね、強者のお付きがいるちりめん問屋のご隠居とか貧乏旗本の三男坊とか)
>MHさん
ご意見ありがとうございます。
>カリムを捕まえた後、奴隷に落としてもらい、魔法使いギルドに寄った後にシラーの元に行ったとすれば何の矛盾はありません。
>むしろ、カリムの生まれを知れば高く売るために魔法使いにして貰ってから来たとシラーは考えるでしょう。
ええ、原典で魔法使い奴隷がいる以上そこは承知しています。奴隷商では奴隷に落としたり転職させたりは出来ないのですから、あえての疑問提示でしたが納得です。
例えば、鍛治師は本作でもあったようにギルド規約で奴隷の転職は認めていない=他のギルドは金とか積めば割と簡単に認めている?のかも知れない。
正にこの例が、ジョブとギルドの関係、奴隷と盗賊の関連、公僕と奴隷商の差異を象徴しているのかも。
つまり通常、転職は各ギルドによるし、盗賊は同意無しで奴隷落ちするし、公僕は犯罪者を逮捕して処罰出来るし、奴隷商は奴隷を売買出来る、という相互に社会の役割分担が成り立っています。
しかしユウキ君はチートで全部を自己完結し、敢えて途中過程には言及しなかったからシラーがたまたま勝手に都合良く解釈してくれた、と言うことになりますか。
(ルスラーンやシラーはチートを知らないが、薄々ユウキ君が只者でないとは感づいているのでしょうね、強者のお付きがいるちりめん問屋のご隠居とか貧乏旗本の三男坊とか)
エピソード78
[気になる点]
MHさん。真剣な回答、再びありがとうございます。
>私自身、名作と言われるような小説、映画、ドラマでも、矛盾点や御都合主義はあるし、また、それをある程度までは目をつぶり、可能な限り作者に寄り添う考え方をするべき。と言う考え方で、作品を楽しんでいることを明言した上で
その考えに同意いたします。矛盾がなくて詰まらない作品よりも矛盾があっても面白い作品の方が良いと思います。そもそも原典自体、レベル補正の設定とか女性の生理の描写とか矛盾は抱えていて、それでも凄い作品なのですから。
ただ、私は二次創作は原典の設定に忠実であるべきだとも思っています。忠実にと言っても、原典の枠組みの内部に留まって忠実にという意味ではなく、原典の設定を徹底的に厳密に論理展開し、どんどん枠組みを超えて行って、原典作者も全く想定していなかった描写や光景を生み出す、という意味での忠実さです。これこそが二次創作の大きな醍醐味ではないでしょうか。
本作では、冒険者が日時計を持っているという描写や、探索者が待機部屋で前のパーティの戦闘時間を体内時計で計りつつ、ボスの強さを予想するという描写が良いです。特に探索者はパーティのリーダーや参謀が務まる資質の者が選ばれ、そのように教育されるという設定は、原典に遡及してセリーの有能さの源が理解出来るようになって、一粒で二度美味しかったです。
そういう描写をもっと見たいため「原典から忠実に論理展開すればこうなる筈だ」という意図で指摘をしているつもりです。
ギルドに所属している者はギルド経由で税金を払う件、奴隷商人の統制は奴隷商人ギルドで行われている可能性の件、いずれも盲点でした。ご指摘ありがとうございました。
それらに関する私見を以下に述べたいと思います。
(1)本作では、ギルドに所属している者はギルド経由で税金を払い、最終的には国庫に納められるという設定ですが、これは原典準拠の設定だったでしょうか? 考えれば考える程成立し難い設定だと思えてきました。理由を以下に述べます。
村落では家族全員が村人という家(世帯)が殆どでしょうが、町では家族全員が同じジョブという構成は少数、家族内に中に複数のジョブが混在しているのが普通。更に主人が自分とは異なるジョブの奴隷を所有していることも普通です。
原典に家族の中に複数のジョブが混在している実例があります。
ミチオ君のクーラタルの家の大家さんはジョブ商人の金物屋、その旦那はジョブ村人の鍛冶職人、そしてその家には獣人の下女が、金物屋には店番をする店員がいる。ここまでが原典に示されている情報です。
旦那と大家さんのジョブが異なるので、ギルド経由で税金を払うならば、税金は世帯単位ではなく個人単位で納税することとなります。家族の中に複数のジョブが混在している状態は例外ではないので、個人単位での納税が原則になります。
個人単位での納税----この世界でそんなこと有り得るのでしょうか?
ロクサーヌはミチオ君に税金について問われると、
「私は両親が死んだ後、叔母の家で厄介になっていました。今年は家族全員分の税金を払えなかったので・・・・・・」
と語り、ミチオ君は年貢が払えないから娘を売るとか、時代劇の中の話かと思っていたという感想を抱きました。
ミチオ君の思う時代劇の中の税制は世帯単位の納税であり、同様にロクサーヌの話から推定される税制も、世帯単位の納税以外有り得ない。
この世界では税金等で金に困ると家族を奴隷に売れる程、家長(世帯主)の家父長権が強い。その強い家父長権と個人単位での納税の制度は合致しないし、個人単位で納税するならば、個人は自分の納税にのみ責任を持つ。だからロクサーヌが自分の税金を払えなくて「脱税奴隷」に堕ちることはあっても、家族全員の税金のために奴隷に売られることは、そもそも有り得ない。世帯単位の納税が前提だからこそ、家全体のために家族の誰を犠牲にするのか、家長が家父長権で決断出来るのだ。
§-3世界観にも世帯単位での納税を前提にした記述があるが、ギルド経由で税金を納めるという設定は、必然的に個人単位での納税に結びつき、それと矛盾します。
§--3 世界観 より
>冬の間に税金を払わない場合は「奴隷候補」のステータスが付き、
> 夏までに追徴分を納めなければ自動的に「脱税奴隷」となる
> 「脱税奴隷」になった場合、売却金が得られない為、
> 家人としては丸損となる
> 奴隷商人は奴隷に課せられた税を支払う事で
> 普通の「奴隷」として所持できる
> 「奴隷候補」を売買する際にも課せられた税を支払う必要がある為、
> 売却金額を査定する際には大きく引かれて買い叩かれてしまう
> このため、冬までに払う税金を用意できなければ、
> 「奴隷候補」になる前に売却するのが一般的である
(2)奴隷商の権限について
>>国家制度上は私商人に過ぎない町の奴隷商に公民を奴隷身分に落とす権限を与えますかね? それをやっちゃあ、世紀末無法異世界だと思いますが。
>ミリア(10年以内の転職は海賊落ち)やペルマスクの細工師(移動魔法を使って飛ぶと盗賊に落ちるように契約させられる)の例を見るに、本来はギルドに所属しジョブにつくのはかなりの制約を受けていると考えています。
>奴隷商人もまた同じように制約を受けていて、勝手に奴隷に落とすことはできない。奴隷商人としての商取引、本人乃至家長の承諾の上の身売りでない限り公民を奴隷に落とすことはできない、または行った奴隷商人は盗賊落ちするものと考えています。
>つまり私は、ジョブ制度というよりギルドの制約により勝手な奴隷登録はできないと考えています。
ミリアの場合は他のジョブに転職すること、ペルマスクの細工師は移動魔法を使って飛ぶことと、極めて判定の容易な行為に対して罰則が発動することになっています。盗んだり殺したりと、明確に判定出来る悪いことを行うと盗賊に堕ちるデフォルトの仕組みと同じ要領ですね。
しかし、世の中は明確に判定出来ない悪いことで溢れている訳でして、直接盗んだり殺したりしなければ盗賊に協力して分け前を得てもOKという抜け道を使って悪いことをしている非盗賊も、この世界には大勢います。
ハルツ公爵は弟妹の待遇を盾にルティナを脅して、奴隷になることを無理矢理同意させましたが、あれだけ露骨な脅迫をしても盗賊には堕ちませんでした。脅迫という行為を明確に定義することが出来ないからです。
ですから、ギルドの制約如きで縛っても、人の悪を抑制することは不可能です。悪知恵を働かせれば、抜け穴などいくらでも見つけられます。
例えば、町で性奴隷にすれば凄い高値で売れそうな極上の美少女を見つけた奴隷商が、もし公民を同意の上で奴隷にする権限を持っていたら、ハルツ公爵の如く、あるいはもっと言葉巧みにか、それとももっとえげつなく脅迫して、奴隷にする同意を無理矢理得るのを、ギルドの制約では防止出来ません。
公民を奴隷にするのに騎士なり村長なりの公が介在していれば、それが抑止力になる訳でして、やはり、公民を奴隷にする権限は聖騎士、騎士、村長に限定されると思います。
MHさん。真剣な回答、再びありがとうございます。
>私自身、名作と言われるような小説、映画、ドラマでも、矛盾点や御都合主義はあるし、また、それをある程度までは目をつぶり、可能な限り作者に寄り添う考え方をするべき。と言う考え方で、作品を楽しんでいることを明言した上で
その考えに同意いたします。矛盾がなくて詰まらない作品よりも矛盾があっても面白い作品の方が良いと思います。そもそも原典自体、レベル補正の設定とか女性の生理の描写とか矛盾は抱えていて、それでも凄い作品なのですから。
ただ、私は二次創作は原典の設定に忠実であるべきだとも思っています。忠実にと言っても、原典の枠組みの内部に留まって忠実にという意味ではなく、原典の設定を徹底的に厳密に論理展開し、どんどん枠組みを超えて行って、原典作者も全く想定していなかった描写や光景を生み出す、という意味での忠実さです。これこそが二次創作の大きな醍醐味ではないでしょうか。
本作では、冒険者が日時計を持っているという描写や、探索者が待機部屋で前のパーティの戦闘時間を体内時計で計りつつ、ボスの強さを予想するという描写が良いです。特に探索者はパーティのリーダーや参謀が務まる資質の者が選ばれ、そのように教育されるという設定は、原典に遡及してセリーの有能さの源が理解出来るようになって、一粒で二度美味しかったです。
そういう描写をもっと見たいため「原典から忠実に論理展開すればこうなる筈だ」という意図で指摘をしているつもりです。
ギルドに所属している者はギルド経由で税金を払う件、奴隷商人の統制は奴隷商人ギルドで行われている可能性の件、いずれも盲点でした。ご指摘ありがとうございました。
それらに関する私見を以下に述べたいと思います。
(1)本作では、ギルドに所属している者はギルド経由で税金を払い、最終的には国庫に納められるという設定ですが、これは原典準拠の設定だったでしょうか? 考えれば考える程成立し難い設定だと思えてきました。理由を以下に述べます。
村落では家族全員が村人という家(世帯)が殆どでしょうが、町では家族全員が同じジョブという構成は少数、家族内に中に複数のジョブが混在しているのが普通。更に主人が自分とは異なるジョブの奴隷を所有していることも普通です。
原典に家族の中に複数のジョブが混在している実例があります。
ミチオ君のクーラタルの家の大家さんはジョブ商人の金物屋、その旦那はジョブ村人の鍛冶職人、そしてその家には獣人の下女が、金物屋には店番をする店員がいる。ここまでが原典に示されている情報です。
旦那と大家さんのジョブが異なるので、ギルド経由で税金を払うならば、税金は世帯単位ではなく個人単位で納税することとなります。家族の中に複数のジョブが混在している状態は例外ではないので、個人単位での納税が原則になります。
個人単位での納税----この世界でそんなこと有り得るのでしょうか?
ロクサーヌはミチオ君に税金について問われると、
「私は両親が死んだ後、叔母の家で厄介になっていました。今年は家族全員分の税金を払えなかったので・・・・・・」
と語り、ミチオ君は年貢が払えないから娘を売るとか、時代劇の中の話かと思っていたという感想を抱きました。
ミチオ君の思う時代劇の中の税制は世帯単位の納税であり、同様にロクサーヌの話から推定される税制も、世帯単位の納税以外有り得ない。
この世界では税金等で金に困ると家族を奴隷に売れる程、家長(世帯主)の家父長権が強い。その強い家父長権と個人単位での納税の制度は合致しないし、個人単位で納税するならば、個人は自分の納税にのみ責任を持つ。だからロクサーヌが自分の税金を払えなくて「脱税奴隷」に堕ちることはあっても、家族全員の税金のために奴隷に売られることは、そもそも有り得ない。世帯単位の納税が前提だからこそ、家全体のために家族の誰を犠牲にするのか、家長が家父長権で決断出来るのだ。
§-3世界観にも世帯単位での納税を前提にした記述があるが、ギルド経由で税金を納めるという設定は、必然的に個人単位での納税に結びつき、それと矛盾します。
§--3 世界観 より
>冬の間に税金を払わない場合は「奴隷候補」のステータスが付き、
> 夏までに追徴分を納めなければ自動的に「脱税奴隷」となる
> 「脱税奴隷」になった場合、売却金が得られない為、
> 家人としては丸損となる
> 奴隷商人は奴隷に課せられた税を支払う事で
> 普通の「奴隷」として所持できる
> 「奴隷候補」を売買する際にも課せられた税を支払う必要がある為、
> 売却金額を査定する際には大きく引かれて買い叩かれてしまう
> このため、冬までに払う税金を用意できなければ、
> 「奴隷候補」になる前に売却するのが一般的である
(2)奴隷商の権限について
>>国家制度上は私商人に過ぎない町の奴隷商に公民を奴隷身分に落とす権限を与えますかね? それをやっちゃあ、世紀末無法異世界だと思いますが。
>ミリア(10年以内の転職は海賊落ち)やペルマスクの細工師(移動魔法を使って飛ぶと盗賊に落ちるように契約させられる)の例を見るに、本来はギルドに所属しジョブにつくのはかなりの制約を受けていると考えています。
>奴隷商人もまた同じように制約を受けていて、勝手に奴隷に落とすことはできない。奴隷商人としての商取引、本人乃至家長の承諾の上の身売りでない限り公民を奴隷に落とすことはできない、または行った奴隷商人は盗賊落ちするものと考えています。
>つまり私は、ジョブ制度というよりギルドの制約により勝手な奴隷登録はできないと考えています。
ミリアの場合は他のジョブに転職すること、ペルマスクの細工師は移動魔法を使って飛ぶことと、極めて判定の容易な行為に対して罰則が発動することになっています。盗んだり殺したりと、明確に判定出来る悪いことを行うと盗賊に堕ちるデフォルトの仕組みと同じ要領ですね。
しかし、世の中は明確に判定出来ない悪いことで溢れている訳でして、直接盗んだり殺したりしなければ盗賊に協力して分け前を得てもOKという抜け道を使って悪いことをしている非盗賊も、この世界には大勢います。
ハルツ公爵は弟妹の待遇を盾にルティナを脅して、奴隷になることを無理矢理同意させましたが、あれだけ露骨な脅迫をしても盗賊には堕ちませんでした。脅迫という行為を明確に定義することが出来ないからです。
ですから、ギルドの制約如きで縛っても、人の悪を抑制することは不可能です。悪知恵を働かせれば、抜け穴などいくらでも見つけられます。
例えば、町で性奴隷にすれば凄い高値で売れそうな極上の美少女を見つけた奴隷商が、もし公民を同意の上で奴隷にする権限を持っていたら、ハルツ公爵の如く、あるいはもっと言葉巧みにか、それとももっとえげつなく脅迫して、奴隷にする同意を無理矢理得るのを、ギルドの制約では防止出来ません。
公民を奴隷にするのに騎士なり村長なりの公が介在していれば、それが抑止力になる訳でして、やはり、公民を奴隷にする権限は聖騎士、騎士、村長に限定されると思います。
エピソード78
[一言]
K-2さん
>但し、犯罪奴隷のカリムが魔術師のまま売却出来たのは本来チートであり得ないことなのに、なぜシラーは疑問を持たなかったのか?という別の矛盾が出てきましたが。
原作のオークションに出てきた奴隷の魔法使いやルティナの例から考える限り奴隷が魔法使いになれない訳ではなさそうです。(権力者や金持ちの子弟だから魔術師の奴隷が少ないのであって)
カリムを捕まえた後、奴隷に落としてもらい、魔法使いギルドに寄った後にシラーの元に行ったとすれば何の矛盾はありません。
むしろ、カリムの生まれを知れば高く売るために魔法使いにして貰ってから来たとシラーは考えるでしょう。
疑問に思うのはカリムだけだよね。金貨一枚は口止め料としか思えない…
K-2さん
>但し、犯罪奴隷のカリムが魔術師のまま売却出来たのは本来チートであり得ないことなのに、なぜシラーは疑問を持たなかったのか?という別の矛盾が出てきましたが。
原作のオークションに出てきた奴隷の魔法使いやルティナの例から考える限り奴隷が魔法使いになれない訳ではなさそうです。(権力者や金持ちの子弟だから魔術師の奴隷が少ないのであって)
カリムを捕まえた後、奴隷に落としてもらい、魔法使いギルドに寄った後にシラーの元に行ったとすれば何の矛盾はありません。
むしろ、カリムの生まれを知れば高く売るために魔法使いにして貰ってから来たとシラーは考えるでしょう。
疑問に思うのはカリムだけだよね。金貨一枚は口止め料としか思えない…
エピソード78
[気になる点]
(追記)
ちょっと気づいてしまったのだけど・・・
§--3にて、消費MPの説明としてですが、
>任命 0 奴隷に落とす、職業を村長にする
とされているけど、原典では(聖)騎士のスキル任命に奴隷化を含む描写は出てこないので、本作オリジナル設定かな?
一方、今回ユウキ君は騎士のカード操作スキルに表示以外が無いから仕方無く村長のカード操作スキルを使ったのだが、こっちでも出来るのを見逃していたヤラカシの可能性が高い。
あと今更ですが、原典の設定も含めて"任命"は奴隷化よりもむしろ機能的に"任免"で村長の解除?解任?を出来るほうが妥当じゃないのかと思いました。
つまり、村長は幾らでも増やせるが基本自然減でしか減らないことになるので。(どうせ取得ジョブは生涯残るが)
勿論、騎士団ギルド規約で勝手に任命は出来ないのだとしても、一旦村長になると奴隷化で解除かジョブ変更しない限り安易に引退も出来ないので、一方的に任命されても承諾をやや躊躇する事案かなぁ。
生涯地元に縛られるのだから、人によってはある意味奴隷化よりも酷いと感じるかも。(実態は元々農奴なのだとしても)
これと人頭税制度を合わせると、肥沃な土地ならいざ知らず、このトルキナ王国のような緑地や降雨も少ない地域の農村の嫡男以外は冒険者か騎士を目指して自立する人が増えそうで、ジャーブやアナの前主人&友人のような人はホドワ辺りじゃ地元民より多いのかも知れませんね。(つくづく完成された世界観だなぁ)
(追記)
ちょっと気づいてしまったのだけど・・・
§--3にて、消費MPの説明としてですが、
>任命 0 奴隷に落とす、職業を村長にする
とされているけど、原典では(聖)騎士のスキル任命に奴隷化を含む描写は出てこないので、本作オリジナル設定かな?
一方、今回ユウキ君は騎士のカード操作スキルに表示以外が無いから仕方無く村長のカード操作スキルを使ったのだが、こっちでも出来るのを見逃していたヤラカシの可能性が高い。
あと今更ですが、原典の設定も含めて"任命"は奴隷化よりもむしろ機能的に"任免"で村長の解除?解任?を出来るほうが妥当じゃないのかと思いました。
つまり、村長は幾らでも増やせるが基本自然減でしか減らないことになるので。(どうせ取得ジョブは生涯残るが)
勿論、騎士団ギルド規約で勝手に任命は出来ないのだとしても、一旦村長になると奴隷化で解除かジョブ変更しない限り安易に引退も出来ないので、一方的に任命されても承諾をやや躊躇する事案かなぁ。
生涯地元に縛られるのだから、人によってはある意味奴隷化よりも酷いと感じるかも。(実態は元々農奴なのだとしても)
これと人頭税制度を合わせると、肥沃な土地ならいざ知らず、このトルキナ王国のような緑地や降雨も少ない地域の農村の嫡男以外は冒険者か騎士を目指して自立する人が増えそうで、ジャーブやアナの前主人&友人のような人はホドワ辺りじゃ地元民より多いのかも知れませんね。(つくづく完成された世界観だなぁ)
エピソード78
[気になる点]
>MHさん
ご指摘ありがとうございます。
一部謹んで訂正させて頂きます。
>原典でも本作でも主人公が(複数)奴隷を購入してから商人Lv30で取得していましたが、原典では奴隷を売却していない以上、少なくとも売却のみの条件ではありません。
"原典では"じゃなく"本作では"の誤記でしたが、混乱するので修正は控えます。
§077でカリムを売却する前に既に奴隷商人を獲得していましたので、正しくはやはり売買のどちらか、もしくは(複数)奴隷所有の経験が条件と言えます。
ついでに、こちらは純粋に勘違いでしたが、村長のスキルについては同じく§077~078で
>さて、奴隷に落とすのには2つの実例があったはずだ。
このくだりにて
・聖騎士には奴隷化コマンド操作があるが騎士にはない。
・村長は(盗賊に)奴隷登録/解放コマンドが使える。
・奴隷商人は主人登録/解放/没後設定(=遺言作成)ができる。
・盗賊から奴隷になるとジョブは自動的に村人になる。
と明記されているので、少なくとも本作ではこの設定です。(原典の続き?や書籍で今後踏襲するかは不明だが)
つまり、聖騎士と村長は奴隷登録/解放が出来、奴隷商人は主人登録/解放/没後設定が出来る、が正解になります。(だが村長が奴隷を余所で勝手に売買するモグリ行為は奴隷商人からクレームされる可能性大で、最悪決闘になるかも知れないが)
但し、犯罪奴隷のカリムが魔術師のまま売却出来たのは本来チートであり得ないことなのに、なぜシラーは疑問を持たなかったのか?という別の矛盾が出てきましたが。
と、まぁ色々と重箱考察は出来ますが、そこは作者様が悩む話しであって、100万PVの本作の面白さを何ら損なうものではないと存じます。
>MHさん
ご指摘ありがとうございます。
一部謹んで訂正させて頂きます。
>原典でも本作でも主人公が(複数)奴隷を購入してから商人Lv30で取得していましたが、原典では奴隷を売却していない以上、少なくとも売却のみの条件ではありません。
"原典では"じゃなく"本作では"の誤記でしたが、混乱するので修正は控えます。
§077でカリムを売却する前に既に奴隷商人を獲得していましたので、正しくはやはり売買のどちらか、もしくは(複数)奴隷所有の経験が条件と言えます。
ついでに、こちらは純粋に勘違いでしたが、村長のスキルについては同じく§077~078で
>さて、奴隷に落とすのには2つの実例があったはずだ。
このくだりにて
・聖騎士には奴隷化コマンド操作があるが騎士にはない。
・村長は(盗賊に)奴隷登録/解放コマンドが使える。
・奴隷商人は主人登録/解放/没後設定(=遺言作成)ができる。
・盗賊から奴隷になるとジョブは自動的に村人になる。
と明記されているので、少なくとも本作ではこの設定です。(原典の続き?や書籍で今後踏襲するかは不明だが)
つまり、聖騎士と村長は奴隷登録/解放が出来、奴隷商人は主人登録/解放/没後設定が出来る、が正解になります。(だが村長が奴隷を余所で勝手に売買するモグリ行為は奴隷商人からクレームされる可能性大で、最悪決闘になるかも知れないが)
但し、犯罪奴隷のカリムが魔術師のまま売却出来たのは本来チートであり得ないことなのに、なぜシラーは疑問を持たなかったのか?という別の矛盾が出てきましたが。
と、まぁ色々と重箱考察は出来ますが、そこは作者様が悩む話しであって、100万PVの本作の面白さを何ら損なうものではないと存じます。
エピソード78
[一言]
mamohさんの援護をだけをするのは何なので
多分K-2さんも言いたいことは同じと思うのですが、昨日の冒頭でも私の趣旨として書きましたが…
簡潔に言うと、mamohさんも§024 鍛冶の感想でも書かれているように原作でも矛盾点があるのにあまり細々と矛盾点を指摘するのは如何なものかと言う事です。
ここの感想に思わず書き込みした心情も上記の理由です。書くか悩みましたが本日も§024 鍛冶に色々と書かれていたので。
mamohさんの援護をだけをするのは何なので
多分K-2さんも言いたいことは同じと思うのですが、昨日の冒頭でも私の趣旨として書きましたが…
簡潔に言うと、mamohさんも§024 鍛冶の感想でも書かれているように原作でも矛盾点があるのにあまり細々と矛盾点を指摘するのは如何なものかと言う事です。
ここの感想に思わず書き込みした心情も上記の理由です。書くか悩みましたが本日も§024 鍛冶に色々と書かれていたので。
エピソード78
[一言]
>K−2さん
mamohさんのかわりに書いておきます
昨日、私が奴隷商人ジョブにつくのにmamohさんの主張の優位を認めた理由…ミチオ君は奴隷を売却しているのですよ。
原作「ペイルの町」の回で奴隷商人アランにバンダナを盗んだ犯罪奴隷を…1/2ですが
>K−2さん
mamohさんのかわりに書いておきます
昨日、私が奴隷商人ジョブにつくのにmamohさんの主張の優位を認めた理由…ミチオ君は奴隷を売却しているのですよ。
原作「ペイルの町」の回で奴隷商人アランにバンダナを盗んだ犯罪奴隷を…1/2ですが
エピソード78
[気になる点]
>mamohさん
次第に本作の感想から原典での世界設定に論点が移ってきているので、簡潔にお答えします。
(3)奴隷解放機能については、作中での明記がないので(聖)騎士が持つかは不明。
奴隷登録は§--3にて
>インテリジェンスC 0 名前職業性別年齢を表示。奴隷は所有者も
>任命 0 奴隷に落とす、職業を村長にする
とあるので、騎士や村長が出来るとまでは想定していなさそう。
少なくとも、本作ではジョブの共通スキルと設定はしていない、カード操作での奴隷登録/解放は奴隷商人のみの追加権能と解釈されます。(村長や(聖)騎士が盗賊以外へ簡単に適用出来ると奴隷商人の職権を侵害することになるし)
村長は無所属奴隷なら解放出来ると考えてましたが、別に後から奴隷商人に金銭で依頼すればいいだけなので、解釈を変更します。
盗賊や本人同意下で奴隷に落とすのは(聖)騎士や村長でも出来るが、ハルツ公がルティナをミチオ君の所有奴隷にしなかった以上、アラン氏が原典28話で説明している通り「遺言の作成、変更"も"奴隷商人の仕事になります。」なのでしょう。
>町の行政は明らかに騎士団が担っています。
明らかでしたか?そんな描写は覚えがないのですが。
§067でアムルの町長セビケット氏は盗難容疑で騎士を呼んでるので、自身が騎士ジョブではないのは確実ですが、村長ジョブでないとは書かれていません。(では、商人や農夫や探索者なのか?は鑑定しないと分かりませんが)
おそらく村長ジョブに任命されると、勝手にギルドで転職出来ない制約がつくと共に、町村の領地管理を代行する者として免税などで実質給与になり優遇される公職(町/区/村の名主や庄屋や年寄)扱いで富裕になると考えられます。
一方、騎士や冒険者など各ギルドで就任したジョブは一定の義務を課されるが単なる認定資格であり、騎士団やギルドを定年退役しても制約は残るもののジョブは転職しない限り生涯資格を有し、騎士団員は騎士以外でも直属家臣団として恩給も支給されるほうが自然でしょう。つまりジョブ騎士と騎士団ギルド員と騎士団と家臣団は分けて考える必要があります。
行政機構というか、領民統治/徴税は領主の合意下で村長ジョブを持つ村長/区長/町長がいて各ギルドと領主一門や退役騎士団員などの専任家臣がいれば人口規模的に領民の直接統治で事足りるでしょう。
(各居住地の住所録か人別帖くらいは作るでしょうけど)
騎士団には(聖)騎士以外にも戦士/冒険者/僧侶/魔術師などがいて頭数も限られ、領内治安維持以外に他国では迷宮討伐まで担うのだから大変です。
(ハルツ公領ほどでもセ二号作戦で緊急動員出来た八割が44人しかいないし、ルスラーンの盗賊処刑任務で6人×7パーティーの半分以上はルイジーナやシルクスからの選抜派遣騎士でしょう)
国主/領主/騎士団長も必ずしも(聖)騎士ジョブじゃなく、ガイウス皇帝は冒険者、領主一門のゴスラー団長は魔道師、領主夫人のカシアは魔術師でしたし。
詳細は§--3の
>※国家制度
に準じて解釈しています。
(4)(奴隷)商人の条件は私もシンプルなのですが。
原典でも本作でも主人公が(複数)奴隷を購入してから商人Lv30で取得していましたが、原典では奴隷を売却していない以上、少なくとも売却のみの条件ではありません。(売却でもなれないのかは実例がなく分からないので、一応は売買と書いています)
貴説を否定はしていませんが、固執するなら作中での記述を引用して説明してくださらないと、職業の性質だけが根拠では単なる想像でしかないです。
(世界観モデルは古代ローマ帝国時代ですから、現代価値観での商習慣との比較では色々矛盾する点があるのは当たり前かと)
これら以外は概ね了承して頂けたようですので、これ以上の議論は原典感想欄か5chスレッドが適切で、当方は純粋に皆で作品を楽しみたいだけであります。
あと御存知かも知れませんが、ご参考までに原典設定のファン有志まとめwikiを記載しておきます。
http://isekaiharem.wiki.fc2.com/
>mamohさん
次第に本作の感想から原典での世界設定に論点が移ってきているので、簡潔にお答えします。
(3)奴隷解放機能については、作中での明記がないので(聖)騎士が持つかは不明。
奴隷登録は§--3にて
>インテリジェンスC 0 名前職業性別年齢を表示。奴隷は所有者も
>任命 0 奴隷に落とす、職業を村長にする
とあるので、騎士や村長が出来るとまでは想定していなさそう。
少なくとも、本作ではジョブの共通スキルと設定はしていない、カード操作での奴隷登録/解放は奴隷商人のみの追加権能と解釈されます。(村長や(聖)騎士が盗賊以外へ簡単に適用出来ると奴隷商人の職権を侵害することになるし)
村長は無所属奴隷なら解放出来ると考えてましたが、別に後から奴隷商人に金銭で依頼すればいいだけなので、解釈を変更します。
盗賊や本人同意下で奴隷に落とすのは(聖)騎士や村長でも出来るが、ハルツ公がルティナをミチオ君の所有奴隷にしなかった以上、アラン氏が原典28話で説明している通り「遺言の作成、変更"も"奴隷商人の仕事になります。」なのでしょう。
>町の行政は明らかに騎士団が担っています。
明らかでしたか?そんな描写は覚えがないのですが。
§067でアムルの町長セビケット氏は盗難容疑で騎士を呼んでるので、自身が騎士ジョブではないのは確実ですが、村長ジョブでないとは書かれていません。(では、商人や農夫や探索者なのか?は鑑定しないと分かりませんが)
おそらく村長ジョブに任命されると、勝手にギルドで転職出来ない制約がつくと共に、町村の領地管理を代行する者として免税などで実質給与になり優遇される公職(町/区/村の名主や庄屋や年寄)扱いで富裕になると考えられます。
一方、騎士や冒険者など各ギルドで就任したジョブは一定の義務を課されるが単なる認定資格であり、騎士団やギルドを定年退役しても制約は残るもののジョブは転職しない限り生涯資格を有し、騎士団員は騎士以外でも直属家臣団として恩給も支給されるほうが自然でしょう。つまりジョブ騎士と騎士団ギルド員と騎士団と家臣団は分けて考える必要があります。
行政機構というか、領民統治/徴税は領主の合意下で村長ジョブを持つ村長/区長/町長がいて各ギルドと領主一門や退役騎士団員などの専任家臣がいれば人口規模的に領民の直接統治で事足りるでしょう。
(各居住地の住所録か人別帖くらいは作るでしょうけど)
騎士団には(聖)騎士以外にも戦士/冒険者/僧侶/魔術師などがいて頭数も限られ、領内治安維持以外に他国では迷宮討伐まで担うのだから大変です。
(ハルツ公領ほどでもセ二号作戦で緊急動員出来た八割が44人しかいないし、ルスラーンの盗賊処刑任務で6人×7パーティーの半分以上はルイジーナやシルクスからの選抜派遣騎士でしょう)
国主/領主/騎士団長も必ずしも(聖)騎士ジョブじゃなく、ガイウス皇帝は冒険者、領主一門のゴスラー団長は魔道師、領主夫人のカシアは魔術師でしたし。
詳細は§--3の
>※国家制度
に準じて解釈しています。
(4)(奴隷)商人の条件は私もシンプルなのですが。
原典でも本作でも主人公が(複数)奴隷を購入してから商人Lv30で取得していましたが、原典では奴隷を売却していない以上、少なくとも売却のみの条件ではありません。(売却でもなれないのかは実例がなく分からないので、一応は売買と書いています)
貴説を否定はしていませんが、固執するなら作中での記述を引用して説明してくださらないと、職業の性質だけが根拠では単なる想像でしかないです。
(世界観モデルは古代ローマ帝国時代ですから、現代価値観での商習慣との比較では色々矛盾する点があるのは当たり前かと)
これら以外は概ね了承して頂けたようですので、これ以上の議論は原典感想欄か5chスレッドが適切で、当方は純粋に皆で作品を楽しみたいだけであります。
あと御存知かも知れませんが、ご参考までに原典設定のファン有志まとめwikiを記載しておきます。
http://isekaiharem.wiki.fc2.com/
エピソード78
― 感想を書く ―