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ありがとうございます。説明が長くなるとあまり喜ばない読者の方がいらっしゃるようなのでちょっと省略したんですけど、ここで少し補足説明を書いてみます。

キリスト教を弾圧できなくなったのは中期以降ローマでの中産階級の崩壊が原因ですね。

なぜローマの中産階級が崩壊したのかって、職業軍人のレギオンは中産階級だったんですけど、度重なる遠征で自腹を切って装備を買っていたんですね。ローマ軍の北方民族に対する残虐さは、お前たちのせいでこんなことになっているという憂さ晴らしみたいなところもあったんですね。

そして北方から連れてくる奴隷によって農場が拡大し、自営農が減りました。

ローマは徹頭徹尾、首尾一貫して実用主義なんですよ。崩壊した中産階級が宗教に走って、その結果キリスト教が大きくなったんですね。

キリスト教に乗っ取られたというより、ローマは中期以降に着実に崩壊に向かっていて、その隙間をキリスト教が埋めた感じです。

そして後期ローマでは北方民族を傭兵として使ってて、この傭兵たちの数が正規軍のレギオンを上回るようになって、自分たちが主役だと暴れ始めた結果西のローマは崩壊したんですね。

彼らは最初は暴れて略奪と破壊を繰り返したんですけど、徐々に統治とまとまったシステムを求めるようになりました。

これにまだ不完全ながら機能が残っていた崩壊したローマの中心部、ヴァチカンから宗教的権威で彼らを沈ませようとしたんですね。

そもそもゲルマンやら他の北方民族やら、ペイガニズム、つまり土着の宗教があったのにカトリックに改宗しました。なぜかって、ローマがキリスト教を彼らを躾ける道具として利用したからなんです。

まあ、こんな感じです。

作品内でももっと詳しく語るかもしれません。

楽しんでいただいたようでよかったです。頑張って色々調べた甲斐がありました。

攻撃は最大の防御ですからね。ローマの生存戦略だったわけです。

ありがとうございます。嬉しいです。

お気になさらず。コミュニケーションに誤解はつきものですから。
私こそちょっと過剰に反応してしまったかもしれません。すみませんでした。

ありがとうございます。作品を見て色々連想するのは素敵なことだと思います。

彼らには色んなことが起きると思います。果たしてどうなるか、作者の私も気になるところです。

ありがとうございます。
楽しんでいただいたようで何よりです。

ロンドンの古い町並みは、london old townなんて検索すれば見つかります(笑)。

と言っても私自身も完全に決めている象があるというより記録を見て書いていて、イラストとかよく見てますけど、やはり読者の皆様方の自由に想像していただけたらそれで合っていると思います。

挿絵があるわけでもありませんからね。

徴兵制じゃなくとも、徴兵しているようなものと言うニュアンスの入った話だと読めないんでしょうか。

当時の戦列歩兵に血気盛んな若者を使ってた事実と成人男性が多く集まったマフィアが存在しなかった事実に何の関連性がないと見るのもちょっとナイーブな気がしますが。

ありがとうございます。参考になります。