感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
<< Back 1 2 3 4 5 Next >> 
[一言]
コリンヌが意外といい娘だった!
面白かったです〜
殿下含め男共は稚拙過ぎましたね〜
ま、大体この手の話は脳内がお花に埋め尽くされて真っ当な判断は出来なくなってますが…(笑)
感想ありがとうございます!
面白かったと言って頂けて嬉しいです!

コリンヌは「何も知らないだけ」でしたねえ。そして知ったことで自分の無知と愚かさをきちんと反省できたのが良かったんじゃないかと思います。
男子たちはコリンヌにデレデレでしたけど、まあ15〜16歳の男の子ですからね…(笑)。
[良い点]
苛烈
[一言]
とはいえ、これくらいやって当然ですものね
圧で押し切るお手本のような出来栄。お見事です〜
落とし所がよく、嫌味もなく、単なるザマァでないのも素敵。

面白かったです!
  • 投稿者: ftg
  • 50歳~59歳 男性
  • 2022年 04月26日 11時46分
感想ありがとうございます。

か、苛烈でしたかね…(汗)。

王太子妃ジェニファーは、シャルルが婚約破棄を言い出した日からお試し教育までの約7日で王や大臣たちが対応を協議してある程度決まったことをそのまま伝えただけなんですよね。最終決定はコリンヌのお試し教育の結果を見てから、ということになっていて、ジェニファーはもちろん王も王太子も「これはアカン(不適格)」ということで確定しつつあったので、ジェニファーがフライングで先に伝えた形になりました。
決まったことを伝えているだけなので、そういう意味では確かに「有無を言わせない」形ではあったかも知れません。

「単なるザマァでない」とはありがたい評価です。個人的には手酷いざまぁがあまり好みではなくて、登場人物みんなに幸せになってもらいたい甘ちゃんな作者なので(笑)。
[気になる点]
王太子ではないのに廃嫡?
スペアとして王太子教育されているのはわかりますが、本来廃嫡とは【跡取りから外す】と言う意味です。王太子、皇太子の場合は廃太子という言葉もありますが。
次代の王たる王太子が居るのに、いくら王太子教育を受けていても第二王子に廃嫡という言葉は違和感しかないです。
  • 投稿者: 彩羽
  • 2022年 04月26日 11時00分
感想ありがとうございます。

「廃嫡」で間違っていませんよ。

「嫡子」というのは後を継ぐひとりだけを指すのではなくて、「実子の中で後継ぎになりうる資格を持つ全員」を指します。なので王太子(第一王子)だろうが第二王子だろうが「嫡子」です。シャルルはその「後を継ぐ権利」を放棄すると表明したわけで、言葉通りに「廃嫡」です。
もしも王子としての地位や権利まで剥奪するということであれば、それは「除籍」とか「廃籍」になりますね。

実子でも後を継ぐ資格を持たない者を「庶子」と言います。具体的には法的に婚姻関係にある夫婦の子が「嫡子」で、婚姻関係にない、つまり不倫などの子が「庶子」です。王太子レオナールと第二王子シャルルはどちらも王妃アレクサンドリーヌの子で嫡子、第三王子ローランは第一側妃の子でやはり嫡子です。
ただし、私の設定したガリオン王国は対外的には「王位継承権を持つ者は王太子と第二王子」だとしていて、今までローランは王位継承権を持っていないとされていました(実際は持っているので、順位が繰り上がったことで普通に継承権が周知されました)。
廃嫡により、今後はシャルルは王位継承権のないただの「王子」(名実ともに持ってない)になります。次代のレオナールもしくはローランが即位した段階でシャルルは臣籍降下する、ということになるでしょう。
[良い点]
>こんなもの、そもそも務まる方がおかしいのよ

ですよねぇ。
半日で理解できたコリンヌ&理解させれたブランディーヌが(結果的に)幸せに落ち着いてよかったです。
[気になる点]
……これ、遠回しにコリンヌに(最後まで)絆されたやつらは「“10歳の幼児の純真さ、可愛いさ”と“それを15にもなって治らない上に正に10歳(実際には7歳)程度の知識の馬鹿さ(※ただし、講師陣は「王族及びその側近となる最上位集団と平民と大差ない男爵の差は理解してるからあくまで『高位貴族としては』の馬鹿)”の差が分からないのって、どういうことかなぁ(笑)」って教師陣から言われ続けているような……

コッチで言えば「20過ぎたぶりっ子ってキツイよね、画面ごし(芸能人のキャラ)なら良いけど彼女には無理だろ。それにオタサー姫ヒャッハーしたあげく、そのために恋人棄てるって(笑)」みたいなものでしょうか?
[一言]
エドもん君、逃げようとするコリンヌに「いや、講師も多忙な中集めたんだから途中でキャンセルとか無理よ」とか言ってるけど、それ(自分たちに教えた講師陣が、『第二王子の移行』でも当日キャンセルできないほど高名)って手配する時点(もっと言えば教育を受けてきたこの十年の時点)でわかるよね?

つまり、そんな講師に男爵令嬢如きが教えを乞うことは、経済的、スケジュール的にありえない=教育レベルが違うことを理解してるはずなんだけど……(その辺を側近にぶん投げる王子が理解してないのはある意味仕方ないし、だから他作だと、止めれなかった側近がまとめて廃嫡になるような責任問題になるんだけど……)。

なので、他三人より「手配が上手かったからまぁ出世の道残してやるよ」と一番穏当な措置になったコイツが許せぬ!

>最後に王子妃が身を挺して王子をお守りするために必要なことよ

これ、そこそこ歴史とか武芸に興味持ったことある日本人にとっては割と想像の範囲内なんですよね。
『夫が戦場(明治以降だと仕事)に行ってる間家を守るのが妻の務め』って言われてたけど、この「家を守る」って「他家からの侵略」からも含むわけで。
なので例えば、“参勤交代などで「夫が家にいないことが常態化した」江戸時代~世界大戦のあった明治に女子のたしなみとされた「薙刀術」”って「屋内での(時間稼ぎ)戦闘に特化した、体格に劣る者(≒女子供)が獲物の長さと立ち回りで敵に立ち向かう戦闘術」なんですよね(鎌倉時代とかだとむしろガチムチオッサンが遠心力込みの破壊力で鎧ごとぶっ殺す武器だったわけですが、集団戦術の発展と共に“振り回すスペース”が減ったことで戦場では減って行ったと言われる)
感想ありがとうございます!

コリンヌに王子や側近候補たちがなぜ惚れたのか、についてですが、彼らにとって下位貴族の子女などというものは「住む世界が違う、関わりのない存在」なわけです。つまり存在そのものが新鮮で、目新しいわけです。それでなくとも彼らにとって婚約者とは幼い頃から決められた“居て当たり前”の存在で、目新しさに欠けるというか。
ほら、現実でも長年付き合った彼女がいるのにウッカリ浮気しちゃう男っているじゃないですか。そういう奴って長年寄り添ってくれる彼女の有り難みが分からずに新しい女の新鮮さにコロッといっちゃう感じで。
シャルルたち4人もそういう感じだったんでしょう。特にコリンヌは男に媚びる仕草とか化粧とか、そういうのもマスターしてますしね。

エドモンが許せないとのことですが、彼を評価したのは周りの大人たちです。シャルル、エドモン、ベルナール、オーギュストはいずれも16歳で、学園を卒業したばかりです。この世界は年明けとともに一律加齢で(誕生日は別にあって当日はちゃんとお祝いもします)、学園の卒業は年明けから約1ヶ月ほどで迎えます(冬から春になるあたりで年が明けます。そのあたり現実世界とは少し異なります)。
つまり彼らはまだ「16歳になったばかり」です。満年齢だとまだ15歳かも知れません。そんな若者が、いくら王子の意向だからと言っても王城の役人や大臣たちにほぼひとりで掛け合って、お試し教育をわずか7日でセッティングしたわけです。もちろん講師陣のトップであるロッチンマイヤーを引っ張り出したのはブランディーヌで、王太子妃に話を通したのはロッチンマイヤーなんですが、それ以外のほぼ全部をエドモンが取りまとめた。そのことを王城の役人たちが認めたわけです。
なので彼だけは関係各所から擁護が上がって、それで政治的な統括を司る宰相府が拾うことになりました。そういう経緯があるのでエドモンだけは実家からもペナルティはもらっていません。功罪プラスマイナスでゼロ、といったところですかね。それでもパパ(宰相)は責任を取りましたが。

王子、つまり主君筋の人間に対してその妻子が身体を張って守ろうとする。仰るとおり、現実でも異世界でも普通にあることだと思います。私の書くこの世界でも長い歴史の中で多くの国が興っては滅びていますので、そういうことも「ガリオンとブロイスが何度も戦争している」というエピソードでほのめかしをしています。
なので王子妃教育における武術の講義は、ガリオンに限らず他の国でもあるはずです。コリンヌが驚いているのは、そういう部分まで含めて彼女には知識と理解が足りなかったのだということになりますね。
[良い点]
「◆異世界恋愛ジャンルで投稿しますが恋愛要素は最後に少しだけ。もし違和感あればご指摘下さい。」

いえいえいえ!めっちゃ恋愛じゃないですかー!!最後は怒涛の甘々でした(#^^#)
確かにランキングで「恋愛…?」ってお話も見かけますが、こちらのお話は最後の主人公の恋の始まり以外にも、それまでが脇役達の恋愛脳ありきだったので違和感無かったです。

そして王子妃教育もですが、貴族社会の事や暦など細かい点も作り込まれてて面白かったです。
感想ありがとうございます!

恋愛ジャンルで間違っていないと仰って頂けて一安心です。実は最後のローランくんのエピソードも「あ、これ恋愛要素ないやん」って慌てて付け足したくらいで、ヒューマンドラマにすべきか迷っていたので。
あ、一応、ブランディーヌの婚約者がローランに替わるのは最初からプロットにありました。ただ当初はローランは名前だけの登場の予定だったので、変更して正解だったということになりますね(笑)。
あと脇役たちがコリンヌにデレデレしてる細かい描写もきちんと拾って頂けてありがたいです。ちゃんと気付いてもらえるのって嬉しいもんですね。

ちなみに別作品の『今日も姫様がグイグイ来る。』でもだだ甘の恋愛を書いてます。そっちはお姫様が幼い頃からの初恋を叶える話で、同じガリオン王国の同時期の話になってます。併せて読むとちょっとだけ楽しいかも知れません。

私の作品は基本的にどの作品も同一の世界観で書いています。設定好きなもので何年も作りこんだ世界を舞台にして、数年前からこれまた趣味で発表することもなく書くだけだった小説やプロットを、今年に入ってから少しずつ形にしています。基本的な世界観は長編作品の『落第冒険者“薬草殺し”は人の縁で成り上がる』にて少しずつ書いていますので、もしよろしかったらそちらもご覧下されば幸いです。
[一言]
すみません、おしえてください。
孤という漢字で「わたし」と読むのですか?
検索しても出てこなかったので(漢文に出てくる一人称かとは思ったのですが)
  • 投稿者: クコ
  • 2022年 04月25日 11時51分
感想ありがとうございます。

「孤」の文字に「わたし」とルビを振ったのは意訳というかオリジナルです。正式な読みとしてあるわけではありません。
「孤」は元々、王や君主の一人称で使われることのある文字です。主に中国の歴史文献で出てきますね。作品にオリジナリティを出したくて、王族の一人称として使っていますが、最近指摘を受けまして(王が親や親族を亡くして「ひとり」になるから「孤」と称する)、王子の一人称にはそぐわないと分かりました。なので今後の作品では王子の一人称に「孤」と使うことは止めようと思います。
[一言]
最後がそれなりの終わり方になっていてよかったです。
だれも病死()してませんからね…。
コリンヌも猛勉強して都会の一流学校に入る気力、女友達から授けられた様々なテクニックを身につけられる賢さがもとからあったようなので、それを磨くことを厭わなくなったのがよかったようですね。上昇思考があるのは大事でしものね。
そんな彼女に支援するブランディーヌもなかなかですね。そんな過去があったからこそ、自分を裏切らない部下を得られたのは千載一遇のチャンスだったのかもしれませんし。
女子の様々な戦略、何よりです。
最後にドーンとでてきた王太子妃も、ラスボス大物感あって凄かったですね。
異国の姫だからこそ、彼等の処遇を口に出来たのかも。
  • 投稿者: 高谷
  • 2022年 04月25日 10時36分
感想ありがとうございます!

作者は破滅を含む手酷い「ざまぁ」があまり好きではありませんで、それで手ぬるい感じの「お仕置き」で済ませることが多々あります(笑)。

コリンヌは元々出来る子ではあるんです。いやそうなったのは書いてる途中ですけど(最初は名前のとおりに「何度やっても懲りない(懲りんぬ)」の予定だった)。
ブランディーヌが彼女を許したのは、彼女が単に「知らないだけ」だと分かっているからです。知らないのなら教えてやろう、教えて分かればそれ以上の罰は必要ない、というのがブランディーヌの考えです。そして教えてきちんと理解したコリンヌに見所を見出したので拾いました。「コリンヌの評価が上がれば自分の評価も上がるから」とか言ってますが、あれ実はブランディーヌの照れ隠しです。

というかブランディーヌは自身やコリンヌのことよりも、「(ガリオン王家の)王子の地位を守ること」を重視しているので、それさえ守られればあとは割とどうでもいいというか。なのでブランディーヌはシャルルを特に守ってはいません。そもそもシャルル自身に婚約者同士という以上の感情を持ってないので。

王太子妃ジェニファーは、実は書いてる途中で急遽設定した人だったりします(笑)。第二王子シャルルが婚約破棄する人で、ブランディーヌが婚約し直すのが第三王子ローランで、というのは最初から決まっていたんですが、それだと「なんで婚約し直す相手が第一王子(王太子)じゃないの?」って言われるなと思って、それで出てきたのがジェニファーです。
王太子妃つまり次期王妃なので、彼女は王と王太子に次いで王妃とほぼ同等の権限を有しています。ただ昼餐の講義に出てきたのは、義弟がメロメロになってる男爵家の娘を見たかった(ついでにちょっとからかいたかった)だけだったりします。あとシャルルとブランディーヌの処遇をリークしたのはジェニファーの独断です。本来なら王が宣告すべきところをシャルルに先に言わせるため、つまりシャルルとブランディーヌを守ったわけです。

でもまあ、ラスボス大物感がきちんと出てたのなら良かったです。ブランディーヌ以上の淑女に書けたか、イマイチ自信なかったので。
[一言]
面白かったです
終わり方もすっきりしていて読みやすかったですw
確かに1年に1度でいいから王子妃教育体験というのを
開催した方がいい気もしますね!

この作品の批判というわけではないですし、自分も好きな展開ですが
悪役令嬢を嵌めたヒロインが断罪されて重い罰を受けるところを
悪役令嬢側が助け、侍女にするという展開はよく目にしますが
真面目にやって悪役令嬢の、王子妃の侍女になりたいと考える人は多くいるはずなのに
悪い事した人が侍女になれるというのはやはりずるいなと感じてしまいますね…!
  • 投稿者: Agi21
  • 2022年 04月24日 22時41分
感想ありがとうございます。面白いと言って頂けて嬉しいです!

ブランディーヌがコリンヌを侍女にしたのは作品上ではただの成り行きですが、ブランディーヌは「知らないこと自体は罪ではない」と考えてて、コリンヌが単に知らないだけだから王子妃教育を受けさせてやったし、それでコリンヌがきちんと理解したからこそ見所を感じて助けたわけです。
それと、王子妃の専属侍女がひとりで済むはずはないので、ブランディーヌに付く侍女は他にも何人もいるはずで、王子妃付き侍女を目指す令嬢たちはそちらで採用されてくると思います。
[気になる点]
教材として指針のひとつになるほど
[一言]
素晴らしい゜+.゜(´˘`人)゜+.゜
  • 投稿者: 桐一葉
  • 2022年 04月24日 22時02分
[一言]
王子と側近はしょうがないとしても、主人公とヒロインちゃんが幸せになれて良かったね。
感想ありがとうございます。

本編中に書き込めなかったんですが、王子妃教育の1日体験を提案したことで実は婚約破棄の話が一旦ストップしてて、そのおかげで王子も側近候補たちも処分がやや甘くなっています。
コリンヌはやったことを思えばかなり処分が甘いんですが、これはブランディーヌが「無知だっただけ」の彼女に温情を与えてやった形ですね。

キツいざまぁでガチに破滅させることを作者があまり好みませんで、こういうオチになりました。ご笑覧下されば幸いです。
<< Back 1 2 3 4 5 Next >> 
↑ページトップへ