感想一覧
▽感想を書く[良い点]
誤解で散々傷つけて、それでも最後は誤解が解けて謝られてすぐ許してハッピーエンド的な物語は多々ありますがそういうお話のヒロインは割りとチョロインとか言われたりしますね。
こちらのお話はそこら辺リアルで面白かったです。
夫婦だけじゃなく親子関係でもこういうことありますよねー。
ちょっとした発言に傷つけられることがあっても喧嘩しても次の日には元通り。でも許してる訳じゃない。怒りが続いてる訳でもないけど。みたいな。
家族だから表立って反発し続けるのもしんどいし、まぁとりあえず脇に置いとけば平穏だからいっか~許してはいないけどって感じのリリィベルにとても共感しました。
誤解で散々傷つけて、それでも最後は誤解が解けて謝られてすぐ許してハッピーエンド的な物語は多々ありますがそういうお話のヒロインは割りとチョロインとか言われたりしますね。
こちらのお話はそこら辺リアルで面白かったです。
夫婦だけじゃなく親子関係でもこういうことありますよねー。
ちょっとした発言に傷つけられることがあっても喧嘩しても次の日には元通り。でも許してる訳じゃない。怒りが続いてる訳でもないけど。みたいな。
家族だから表立って反発し続けるのもしんどいし、まぁとりあえず脇に置いとけば平穏だからいっか~許してはいないけどって感じのリリィベルにとても共感しました。
ご感想ありがとうございます
素敵で真面目な相手だからって、好きになって過去のこと全部水に流せるのかな、とよく思います。もちろん人を許せる器の広さがある人は素晴らしいですが世の中そんな簡単ではないですよね。
根に持ってるけど普段の生活では口に出さないというやり方で日常を過ごしている方の方が多いと思います。でもそれは何も悪くないですよね。
素敵で真面目な相手だからって、好きになって過去のこと全部水に流せるのかな、とよく思います。もちろん人を許せる器の広さがある人は素晴らしいですが世の中そんな簡単ではないですよね。
根に持ってるけど普段の生活では口に出さないというやり方で日常を過ごしている方の方が多いと思います。でもそれは何も悪くないですよね。
- みや毛
- 2024年 04月02日 08時15分
[良い点]
これも一つの家庭の形だなと思える作品でした。
案外現代でも似たような家族も探せばいるのではないでしょうか?そんな可能性を思わせてくれる作品です。
嫌いでもないが好きでもない、でも私たちは家族という価値観は結構好きです。家庭はどうであれ結果今があるのは事実でそれで少なくとも不幸せでないのであればそれは幸せなのではないでしょうか。
[気になる点]
使用人の反応が気になりますね。
冒頭で使用人から父への指摘もあったことから事件当時からの使用人もいることを考えると中盤あたりの憐れんだ眼を向けられて困っていたことに対する反応があってもよかったのかなと思います。せっかく初老の家例をセリフ付きで登場させていたのでもったいないかなぁって思いました。
[一言]
現代でも私たちは常識に生き常識で物を考えています。それは当然で何も間違ってはいませんが時にこういった形もあるのだと忘れないようにできたらきっと少しだけ不幸が軽くなる生活ができるのかもしれません。
これも一つの家庭の形だなと思える作品でした。
案外現代でも似たような家族も探せばいるのではないでしょうか?そんな可能性を思わせてくれる作品です。
嫌いでもないが好きでもない、でも私たちは家族という価値観は結構好きです。家庭はどうであれ結果今があるのは事実でそれで少なくとも不幸せでないのであればそれは幸せなのではないでしょうか。
[気になる点]
使用人の反応が気になりますね。
冒頭で使用人から父への指摘もあったことから事件当時からの使用人もいることを考えると中盤あたりの憐れんだ眼を向けられて困っていたことに対する反応があってもよかったのかなと思います。せっかく初老の家例をセリフ付きで登場させていたのでもったいないかなぁって思いました。
[一言]
現代でも私たちは常識に生き常識で物を考えています。それは当然で何も間違ってはいませんが時にこういった形もあるのだと忘れないようにできたらきっと少しだけ不幸が軽くなる生活ができるのかもしれません。
ご指摘ありがとうございます
おっしゃる通りですね。冒頭の事実開示の後押しのためだけに家令を使い切ってしまったのはもったいなかったかもしれません。
使用人たちは伯爵に仕える者たちとして真っ当に善良で、可哀想にとリリィベルを憐れんで気遣っていましたが、その頃には彼女の心身状態は回復傾向にありましたし、過去のことを気にしていないわけではなくても今そこまでケアが必要でないなら普通に接することも悪いことではないのですよね。
どこを見ても完璧な家族というのは難しいです。それでもお互いの情が相手を家族としてやっていけるものならそれも一つの幸福であっていいと思いますね。
おっしゃる通りですね。冒頭の事実開示の後押しのためだけに家令を使い切ってしまったのはもったいなかったかもしれません。
使用人たちは伯爵に仕える者たちとして真っ当に善良で、可哀想にとリリィベルを憐れんで気遣っていましたが、その頃には彼女の心身状態は回復傾向にありましたし、過去のことを気にしていないわけではなくても今そこまでケアが必要でないなら普通に接することも悪いことではないのですよね。
どこを見ても完璧な家族というのは難しいです。それでもお互いの情が相手を家族としてやっていけるものならそれも一つの幸福であっていいと思いますね。
- みや毛
- 2024年 04月01日 19時17分
[気になる点]
リリィが行方不明の間に状況が明らかになっていく過程での伯爵の心境などが気になります。
[一言]
面白かったです!
母親世代の話を聞いているとこんな我慢をしている人が結構居るのでリアル感がありました。
リリィが行方不明の間に状況が明らかになっていく過程での伯爵の心境などが気になります。
[一言]
面白かったです!
母親世代の話を聞いているとこんな我慢をしている人が結構居るのでリアル感がありました。
ご感想ありがとうございます
実を言えば自分も身内の「好きじゃなくなっても家族だから」という諦めにも聞こえるけれど吹っ切れたような言葉を聞いてこの話を書きたいと思いたちました。家族だから我慢しなければいけない、というわけではなく、家族だから好きじゃなくても暮らしていける、という。もちろん、本当に嫌な相手なら家族だろうとなんだろうと別れたり逃げ出すのは悪くありませんが。
事実が明らかになりいざ捜索となったときの伯爵は本当に気が気でなかったと思いますよ。現代の日本のように女性が夜出歩くなんてもってのほか、昼間でさえ攫われる危険性がある、まだ人権が開発されていない世界です。締め出してから1年も経って、行方知れずとなれば最悪の想像が最も可能性としては高かったでしょう。そうなると自分は無実の少女を死に追いやったことになります、たかが一人の命かも知れませんが、権力者が自分の勘違いで不当に虐げるというのは彼の中ではあってはならないことでした。日夜気を揉み、仕事も集中できず…といった中で灯台下暗し。再会の時はもう卒倒するほどの衝撃でしたし、心からの安堵と罪悪感があったと思います。
実を言えば自分も身内の「好きじゃなくなっても家族だから」という諦めにも聞こえるけれど吹っ切れたような言葉を聞いてこの話を書きたいと思いたちました。家族だから我慢しなければいけない、というわけではなく、家族だから好きじゃなくても暮らしていける、という。もちろん、本当に嫌な相手なら家族だろうとなんだろうと別れたり逃げ出すのは悪くありませんが。
事実が明らかになりいざ捜索となったときの伯爵は本当に気が気でなかったと思いますよ。現代の日本のように女性が夜出歩くなんてもってのほか、昼間でさえ攫われる危険性がある、まだ人権が開発されていない世界です。締め出してから1年も経って、行方知れずとなれば最悪の想像が最も可能性としては高かったでしょう。そうなると自分は無実の少女を死に追いやったことになります、たかが一人の命かも知れませんが、権力者が自分の勘違いで不当に虐げるというのは彼の中ではあってはならないことでした。日夜気を揉み、仕事も集中できず…といった中で灯台下暗し。再会の時はもう卒倒するほどの衝撃でしたし、心からの安堵と罪悪感があったと思います。
- みや毛
- 2024年 04月01日 14時05分
[良い点]
酷いことがあったとしても前よりは酷くないなと過ぎる利害を感じて受け入れたりする姿がリアルっぽかった
色々と妥協や積み重ねた情で折り合いをつけたりとか一気に聞くとグチャグチャになりそうな情緒を抱えながら家族として強制された結婚で育んだ中で起きる騒動という感じが
政略結婚で強制した結婚で他に逃げ場がない昔の貴族の家庭内の事情って感じがして当時生きてた人間って感じの人間っぽさとリアルさ
そしてそれを一気に情報を渡されて読者が理解しつつも混乱して翻弄されるという息子視点で共感させると言う
昔の貴族のリアルっぽさと現代の読者にそれを理解させる感じが凄かった
酷いことがあったとしても前よりは酷くないなと過ぎる利害を感じて受け入れたりする姿がリアルっぽかった
色々と妥協や積み重ねた情で折り合いをつけたりとか一気に聞くとグチャグチャになりそうな情緒を抱えながら家族として強制された結婚で育んだ中で起きる騒動という感じが
政略結婚で強制した結婚で他に逃げ場がない昔の貴族の家庭内の事情って感じがして当時生きてた人間って感じの人間っぽさとリアルさ
そしてそれを一気に情報を渡されて読者が理解しつつも混乱して翻弄されるという息子視点で共感させると言う
昔の貴族のリアルっぽさと現代の読者にそれを理解させる感じが凄かった
ご感想ありがとうございます
別にざまぁというわけではないし手放しにハッピーとも言えない話ですがそう言っていただけで嬉しいです。妥協したそれなりに辛くない日々でも逃げだしたいと思わなければ続ける人だっているはずですし、それが臆病というわけではないですよね。
少なくとも夫の雛のような恋や愛情も本物だし、妻は過去を許さなくても彼を受け入れてるし、息子も両親のどうかと思うところを知っても誰が飛び出したりするでもなく家族は続きます。物語なのだから、と劇的な展開を描くのも自由ですがこうやってありふれた生活をしていくのもそれはそれで悪くないのかなと。
別にざまぁというわけではないし手放しにハッピーとも言えない話ですがそう言っていただけで嬉しいです。妥協したそれなりに辛くない日々でも逃げだしたいと思わなければ続ける人だっているはずですし、それが臆病というわけではないですよね。
少なくとも夫の雛のような恋や愛情も本物だし、妻は過去を許さなくても彼を受け入れてるし、息子も両親のどうかと思うところを知っても誰が飛び出したりするでもなく家族は続きます。物語なのだから、と劇的な展開を描くのも自由ですがこうやってありふれた生活をしていくのもそれはそれで悪くないのかなと。
- みや毛
- 2024年 04月01日 13時57分
[良い点]
面白かったです!
私の中では新たなパターンの物語でしたが、リアルではあるあるだと思います。妻は夫に、傷つけられた事は忘れませんが、夫はさっぱり無かった事のように忘れる生き物なんですよね。と!
綺麗にまとまり、息子の成長に役になった!笑
アル様ファイト!
面白かったです!
私の中では新たなパターンの物語でしたが、リアルではあるあるだと思います。妻は夫に、傷つけられた事は忘れませんが、夫はさっぱり無かった事のように忘れる生き物なんですよね。と!
綺麗にまとまり、息子の成長に役になった!笑
アル様ファイト!
ご感想ありがとうございます
一度許せないと思うことがあってもそこで別れるとか出ていくとかって
案外無いですよね。別に特別悪意があって虐げられたり、蔑ろにされたわけじゃ無いですから。改めて意思を確認して、それでも家族だしで無理なく付き合っていくというのはあってもいい落とし所なのかなぁと思いました。
一度許せないと思うことがあってもそこで別れるとか出ていくとかって
案外無いですよね。別に特別悪意があって虐げられたり、蔑ろにされたわけじゃ無いですから。改めて意思を確認して、それでも家族だしで無理なく付き合っていくというのはあってもいい落とし所なのかなぁと思いました。
- みや毛
- 2024年 04月01日 13時27分
[良い点]
レス、ありがとうございます。
[気になる点]
アホボン(及びその親)は、ノードン子爵家の跡目を、どうする積もりだっののでしょうかね。
ノードン領にサミュエルは行ったことが有るようですが、現在のそこは、グレイソン伯爵家の預かりなのでしょうか。
ノードン子爵位の跡目については、作中もその件の発言が有りましたが、リリイベルが子供を生んだら、その子が継承するわけですか(厳密には、〈グレイソン伯爵夫人〉であるリリイベルが、〈ノードン子爵〉でもあると考えますが)。
サミュエルに弟妹が居たらそちらが継承し、居なければ、サミュエルがグレイソン伯爵位と共に、いわゆる従属爵位として継承、などでしょうか。
・彼女を庇う使用人はもちろんいたでしょう、やめさせられてしまった彼らに屋敷の外から手を差し伸べることはできるはずもないのですが。
一応申し添えておきますと、マトモな使用人に言及したのは、詳しい情報を知っている筈だからです。
リリイベルへの虐待や当主代行のお家乗っ取りについての情報の裏取りに、その人たちの証言が必要であると考えましたので(その人たちの能動的なリアクションを想定するなら、しかるべき役所に事情を訴える手は無かったのでしょうかね? 執事やハウスキーパーや侍女などの上級使用人を務めていた人達は、おのおの、貴族家の縁故である可能性が高いですし)。
で、その方々は、多分、紹介状も退職金も貰えずに辞めさせられたのではないかと考えますので、そこら辺は、救済が必要ではと思います。
王太子夫妻辺りが、上手いことやってくれるのを期待したいですね。
[一言]
アホボンが、リリイベルの心情を、なんら慮ろうとしなかった辺りがまた、キッツイですね(現在に至るまで)。
ベクトルは真逆になっても、無自覚な傲慢と無神経は変わらず。
そうでなかったら、アホボンが正しく潔癖であったら、リリイベルは、或いは、アホボンとの結婚は白紙となって、ノードン家に正統な当主として帰還し、〈ノードン子爵〉として生きる事になったのでしょうか(それが、貴族社会の常識として正解であるかどうかは、おいておきます)。
優秀で信頼できる後見人とランドスチュワートが必要でしょうけど。
で。
貴族扱いされなかったリリイベルは、貴族ではない、一般人として個人としての幸福を追っても良かったのでは、と思いましたが。
何もかもを奪われ無視されていたリリイベルとしては、最後の拠り所が、貴族的な矜持であったのかも知れませんね。
レス、ありがとうございます。
[気になる点]
アホボン(及びその親)は、ノードン子爵家の跡目を、どうする積もりだっののでしょうかね。
ノードン領にサミュエルは行ったことが有るようですが、現在のそこは、グレイソン伯爵家の預かりなのでしょうか。
ノードン子爵位の跡目については、作中もその件の発言が有りましたが、リリイベルが子供を生んだら、その子が継承するわけですか(厳密には、〈グレイソン伯爵夫人〉であるリリイベルが、〈ノードン子爵〉でもあると考えますが)。
サミュエルに弟妹が居たらそちらが継承し、居なければ、サミュエルがグレイソン伯爵位と共に、いわゆる従属爵位として継承、などでしょうか。
・彼女を庇う使用人はもちろんいたでしょう、やめさせられてしまった彼らに屋敷の外から手を差し伸べることはできるはずもないのですが。
一応申し添えておきますと、マトモな使用人に言及したのは、詳しい情報を知っている筈だからです。
リリイベルへの虐待や当主代行のお家乗っ取りについての情報の裏取りに、その人たちの証言が必要であると考えましたので(その人たちの能動的なリアクションを想定するなら、しかるべき役所に事情を訴える手は無かったのでしょうかね? 執事やハウスキーパーや侍女などの上級使用人を務めていた人達は、おのおの、貴族家の縁故である可能性が高いですし)。
で、その方々は、多分、紹介状も退職金も貰えずに辞めさせられたのではないかと考えますので、そこら辺は、救済が必要ではと思います。
王太子夫妻辺りが、上手いことやってくれるのを期待したいですね。
[一言]
アホボンが、リリイベルの心情を、なんら慮ろうとしなかった辺りがまた、キッツイですね(現在に至るまで)。
ベクトルは真逆になっても、無自覚な傲慢と無神経は変わらず。
そうでなかったら、アホボンが正しく潔癖であったら、リリイベルは、或いは、アホボンとの結婚は白紙となって、ノードン家に正統な当主として帰還し、〈ノードン子爵〉として生きる事になったのでしょうか(それが、貴族社会の常識として正解であるかどうかは、おいておきます)。
優秀で信頼できる後見人とランドスチュワートが必要でしょうけど。
で。
貴族扱いされなかったリリイベルは、貴族ではない、一般人として個人としての幸福を追っても良かったのでは、と思いましたが。
何もかもを奪われ無視されていたリリイベルとしては、最後の拠り所が、貴族的な矜持であったのかも知れませんね。
再度のご指摘ありがとうございます
そうですね。ノードンの爵位についてはおっしゃる通りです。一度王家預かりになったノードン領はリリィベルがアルフレッドと改めて夫妻になると決めた段階でグレイソンに一度合併されています。ノードンの爵位はリリィベルが所持していますがサミュエルや弟妹(作中には描写しませんでしたがいてもおかしくありません。いたとしてもまだ年若い彼らに真相を伝えることはないし、当主のサミュエルだけが知っていれば良い話でしょうが)に継承されていく流れになります。
ノードン家はほとんど消滅してしまいましたが、グレイソンの後継がノードン子爵として独立も可能かなと思いますが、ここに関しては作者の不勉強があるのでそれはまたおかしいという流れがあるかもしれません。
使用人や親族は情報収集材料としてのご指摘でしたね。こちらの早とちりで申し訳ございません。確かに、物語の本筋に関わらない人とは言えそこは大切な点でした。見落としていた点に気付かせていただけで感謝いたします。彼らの扱いについても意識が向いていませんでした、そこは反省点ですね。何かしら救済があればと思いますが、そこについても細かく描写をしていくとなると、文字が多すぎて疲れるといったご意見も出てしまうので短編で完結させるのはなかなか難しいですね。今後の課題として取り組ませていただきます。ありがとうございます。
そうですね。リリィベルはそのまま平民として生きてもよかったのではというのはご指摘通りです。一度王家預かりになっているのですし継承放棄をして平民になっても問題はなかったと思います。まぁ、その場合この話は生まれなかったことになりますが。矜持というより、義務の方が近かったのだと思います、リリィベルが文字を書けるのも読めるのも、彼女が正しく貴族令嬢であったとき平民の血税があったからこそです。虐げられてきた期間はその人生より短いのだから、そこを今更無理だということは無責任に映ったのかもしれませんね。
そうですね。ノードンの爵位についてはおっしゃる通りです。一度王家預かりになったノードン領はリリィベルがアルフレッドと改めて夫妻になると決めた段階でグレイソンに一度合併されています。ノードンの爵位はリリィベルが所持していますがサミュエルや弟妹(作中には描写しませんでしたがいてもおかしくありません。いたとしてもまだ年若い彼らに真相を伝えることはないし、当主のサミュエルだけが知っていれば良い話でしょうが)に継承されていく流れになります。
ノードン家はほとんど消滅してしまいましたが、グレイソンの後継がノードン子爵として独立も可能かなと思いますが、ここに関しては作者の不勉強があるのでそれはまたおかしいという流れがあるかもしれません。
使用人や親族は情報収集材料としてのご指摘でしたね。こちらの早とちりで申し訳ございません。確かに、物語の本筋に関わらない人とは言えそこは大切な点でした。見落としていた点に気付かせていただけで感謝いたします。彼らの扱いについても意識が向いていませんでした、そこは反省点ですね。何かしら救済があればと思いますが、そこについても細かく描写をしていくとなると、文字が多すぎて疲れるといったご意見も出てしまうので短編で完結させるのはなかなか難しいですね。今後の課題として取り組ませていただきます。ありがとうございます。
そうですね。リリィベルはそのまま平民として生きてもよかったのではというのはご指摘通りです。一度王家預かりになっているのですし継承放棄をして平民になっても問題はなかったと思います。まぁ、その場合この話は生まれなかったことになりますが。矜持というより、義務の方が近かったのだと思います、リリィベルが文字を書けるのも読めるのも、彼女が正しく貴族令嬢であったとき平民の血税があったからこそです。虐げられてきた期間はその人生より短いのだから、そこを今更無理だということは無責任に映ったのかもしれませんね。
- みや毛
- 2024年 03月31日 12時29分
[良い点]
良質な読み応えでした。
〈殴られた相手にも感情がある〉という当たり前な事象を当たり前に扱っていますね。
〈冷遇から溺愛〉がハッピーエンドになるのは、冷遇した側にはあまりに都合が良すぎます。そりゃあそうです当たり前です。
[気になる点]
跡目が当主代行に虐待されているという状況で、それがおかしいと認識する、マトモな親戚や故人の友人知己などは居なかったのですかね?
アホボンの親は、嫁に迎える娘とその家についての身辺調査の一つもしなかったのですか?
多分、辞めさせられたマトモな使用人も、探せば居たのではと思うのですが。
アホボンの親は、犬や猫の子を貰う訳ではあるまいし、肝心の嫁と、自分達との事前の面談は、しなくて良かったのですか?
これらは、〈貴族家の娘が虐待されるシチュエーション〉に、しばしば伴う問題なのですけどね。
アニメ化された某作品にも有りましてね。
気になるものは気になるのでした。
[一言]
代官所勤めで一般人として自活している中で、普通に恋人でも出来ていたら、どうなっていましたかねえ。
生木を裂かれたのでしょうか。
良質な読み応えでした。
〈殴られた相手にも感情がある〉という当たり前な事象を当たり前に扱っていますね。
〈冷遇から溺愛〉がハッピーエンドになるのは、冷遇した側にはあまりに都合が良すぎます。そりゃあそうです当たり前です。
[気になる点]
跡目が当主代行に虐待されているという状況で、それがおかしいと認識する、マトモな親戚や故人の友人知己などは居なかったのですかね?
アホボンの親は、嫁に迎える娘とその家についての身辺調査の一つもしなかったのですか?
多分、辞めさせられたマトモな使用人も、探せば居たのではと思うのですが。
アホボンの親は、犬や猫の子を貰う訳ではあるまいし、肝心の嫁と、自分達との事前の面談は、しなくて良かったのですか?
これらは、〈貴族家の娘が虐待されるシチュエーション〉に、しばしば伴う問題なのですけどね。
アニメ化された某作品にも有りましてね。
気になるものは気になるのでした。
[一言]
代官所勤めで一般人として自活している中で、普通に恋人でも出来ていたら、どうなっていましたかねえ。
生木を裂かれたのでしょうか。
ご指摘ありがとうございます
ごもっともです。妹のわがままで婚約あるいは婚姻を入れ替える、というお決まりのパターンの時、ぶっつけ本番というか初めての顔合わせで誤解、冷遇いう定石をなぞろうという時何の疑問も持たずに書いてしまいましたが普通に身辺調査、事前の交流はあって然るべきですよね。まあ、そうしてしまうと話がうまくいってしまって冷遇にはならないのでお目溢しいただくほかないのですが。だって調べた程度であっさりわかるほどの杜撰な印象操作なら、最初に調査するだけでこんなことにはならないわけですからね。
彼女を庇う使用人はもちろんいたでしょう、やめさせられてしまった彼らに屋敷の外から手を差し伸べることはできるはずもないのですが。他の親族や親の友人については代行が大きな顔をしていて娘がとんと姿を見せなくなったことに疑問を感じた人もいたはずですが、そこを助けて何か利があるわけではないですからちゃんと介入はしなかったのではないでしょうか。
恋人が出来ていた場合でも、おそらくは仕事の仲間で伯爵より地位の低い男であるはずです。もちろん身分を捨てて王家にそのまま領地も渡して平民として生きるという道もあったでしょうが、貴族としてそれは不正解の選択肢です。彼女はきっと恋人に別れを告げて政略結婚を受け入れたと思いますよ。その場合は、夫を少しだけ恨んだかもしれませんね
ごもっともです。妹のわがままで婚約あるいは婚姻を入れ替える、というお決まりのパターンの時、ぶっつけ本番というか初めての顔合わせで誤解、冷遇いう定石をなぞろうという時何の疑問も持たずに書いてしまいましたが普通に身辺調査、事前の交流はあって然るべきですよね。まあ、そうしてしまうと話がうまくいってしまって冷遇にはならないのでお目溢しいただくほかないのですが。だって調べた程度であっさりわかるほどの杜撰な印象操作なら、最初に調査するだけでこんなことにはならないわけですからね。
彼女を庇う使用人はもちろんいたでしょう、やめさせられてしまった彼らに屋敷の外から手を差し伸べることはできるはずもないのですが。他の親族や親の友人については代行が大きな顔をしていて娘がとんと姿を見せなくなったことに疑問を感じた人もいたはずですが、そこを助けて何か利があるわけではないですからちゃんと介入はしなかったのではないでしょうか。
恋人が出来ていた場合でも、おそらくは仕事の仲間で伯爵より地位の低い男であるはずです。もちろん身分を捨てて王家にそのまま領地も渡して平民として生きるという道もあったでしょうが、貴族としてそれは不正解の選択肢です。彼女はきっと恋人に別れを告げて政略結婚を受け入れたと思いますよ。その場合は、夫を少しだけ恨んだかもしれませんね
- みや毛
- 2024年 03月31日 09時22分
[一言]
この感性をしている息子くんは口にしないだけで母親のことも軽蔑してそう
この感性をしている息子くんは口にしないだけで母親のことも軽蔑してそう
確かに好きでもないのに好きと伝えるのはどうなのか?という母に対して何だかなぁという気持ちはありますし、不意打ちのように過去を曝露したことについては戸惑いもあるでしょう。でもこの人こういうところあるからな…で家族うまくやっていきますよ。現実もそんなものです。
- みや毛
- 2024年 03月31日 09時24分
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