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[良い点]
良質な読み応えでした。
[気になる点]
王妹(現国王の叔母)の降嫁先にして王の従姉妹が当主である家に対して、王室が些か無関心過ぎではないでしょうか。
定期的な交流が持たれて良いです。
その血統であり、現在の第一王子の婚約者たる女性の置かれた異常な環境に、今回の発覚まで気付かなかった事についても、国王側に瑕疵は無いのかな、と。
最低限、婚約成立前後にでも調査の一つくらい入れておけば、異常が判明した筈ですし。
故に、ヒロインの毒家族の破滅とヒロインの救出は、その頃になった筈です。
[一言]
だからって全否定するほどではないので、星を有るだけ付けておきました。
  • 投稿者: 丘一
  • 2024年 09月06日 08時51分
感想ありがとうございます。
星も頂けて嬉しいです!


まあメタ的なことを言えば、そこらへんに設定の練りの甘さが如実に浮き出てるんですけどね(爆)。まあ前作(『公女が〜』)とは違って、ふわっと読んで頂ければなあと……( ̄∀ ̄;


一応ちゃんとしたことを言えば、11歳でアレクシアと第一王子の婚約が調ったあと、王妹(アレクシアの祖母)がそこから半年以内には亡くなったものとしています。そこまでは普通に交流があったものの、その後は侯爵(アレクシアの父)が、祖母の死による傷心を理由にアレクシアを出さなくなり、そのまま祖母の喪明けまで誰も会えなくなりました。
その後は領地に療養に行ってるだの体調が思わしくないだのと言って外に出さず、この世界では13歳になれば大学(作中では「学園」と出てきます)を受験して通わせるのが一般的ですがそれも入学させず、邸に受け入れるのは第一王子のみ、という状態でした。
ちなみにアレクシアの母はもっと早くに亡くなっています。

婚約成立までは祖母が存命だったので問題はなかったんです。祖母が生きていたからアレクシアは婚約披露の夜会にも出ましたし、それで存在そのものは広く知られていて疑われていないわけです。
作中のタイミングはアレクシアが15歳の成人を過ぎて、学園の卒業年度である16歳になったことで、正式に婚姻の発表と具体的な日取りの公表のため、併せて延期されたままになっているアレクシアのデビュタントのための夜会であり、その開会宣言前ということになります。
もしこの夜会にまで姿を見せないという事になれば、その時はさすがに公的な調査が入ったと思われます。それはマズいので侯爵家もアレクシア本人を出さざるを得なくなった、という形ですね。

ちなみに「アレクシアが夜な夜な遊び歩いてる」というのは異母妹の嘘ですね。そうした噂が立っていたわけではないです。
[一言]
実父の実家はどうなりますかね?
現代社会より家の繋がりが強いでしょうし、直接お咎めがなかったとしても家から重犯罪者を出してしまったので今後は針の筵かもしれないですね
  • 投稿者: スカル
  • 2024年 09月06日 07時31分
続けての感想ありがとうございます。


父親の実家はまあ伯爵家あたりだと思いますが、この父親が名門侯爵家に婿入りしたあと、実家を大事にしたように見えますか……?(爆)
アレクシアの年齢設定が16歳なので、父親はそれより以前に婿入りしてるわけで、父親の実家はおそらくそれを盾に没交渉を主張したんだと思います。まあそれで無罪を勝ち取ったところで、貴族社会で肩身の狭い思いをすることは避けられそうにないですが。
[一言]
【制約】が動作に対しては無効なら、文字表(アルファベットとか五十音とか)を用意して指さしで訴え出来ないかな

あるいは《【制約】の魔法がかけられてる》ことさえ理解してもらえばその先はすんなり行きそうなので、
 せ!なかがかゆい
 い!が痛い
 や!ねが赤い
 く!るしい
って感じで……ダメだ、これじゃコメディだw
  • 投稿者: スカル
  • 2024年 09月06日 07時09分
感想ありがとうございます。


[制約]の魔術は禁止項目を指定できる仕様です。今回アレクシアにかけられたのは「言葉」と「文字」を制限するもので、万全を期すなら「動作」も制限しておかなければなりませんでした。
ただ前提条件が「侯爵家(父とぎぼと異母妹)に不利益になることの禁止」だったので、アレクシアが死ぬこと=侯爵家の利益と判定されてしまうのを懸念しての動作除外だったんですね。
(※「自死」を禁止すると別件扱いになってふたつ目の[制約]をかける必要が出て、だけど[制約]を二種類かけると互いに干渉しあって無効化される恐れがあるので通常は重複させない、という設定)

「動作」が禁止されてないので、文字を指して窮状を訴えることは可能です。だけどアレクシアは侯爵家の邸から一切出してもらえず、邸内でも来客などに一切会わせてもらえてない(これは[制約]の禁止事項ではなく物理的に)なので、ここまで一度も助けを求めることができていなかったわけです。
[良い点]
面白い
そしてしっかり元婚約者もしばいてるのがいい
あとざまぁ具合もちょうどよく感じる
王子の采配と国王の采配ないすぅ!
  • 投稿者: 夢桜
  • 30歳~39歳 男性
  • 2024年 09月06日 05時11分
感想ありがとうございます。


「ざまぁ具合がちょうどいい」頂きました!
そう言って頂けて何よりです♪
[一言]
第一王子しつこいっ(笑)
ほんにどんどん男を下げておりますね。第一王子。
アレクシア。素敵な騎士様が守ってくれてよかった。
心が温かくなります。
いつも感想ありがとうございます。


そりゃあね、第一王子が挽回するためにはアレクシアを手に入れなければ!なんて思ってても不思議はないですからね。互いに王族籍のままでは無理ですけど、お互いに臣籍降下して王族籍を抜けたら話が変わってきますからね。

そして、第一王子がそういう事を考えてるであろう事まで見越した上で王と王妃が護衛につけてるのが騎士ルドルフなんですね(笑)。
[一言]
第一王子…王太子の座から転落してまだ数年猶予あるとしてやる事が磨き上げた元婚約者の先回りとかお前さぁ
時期王座に固執して第二王女、第二王子に毒殺暗殺しかけだすロクデナシよかマシだけどお前それでいいのか?(笑
いつも感想ありがとうございます。


いや第一王子、王太子にはなってませんでしたが(笑)。
まあ、外野フライのキャッチミスみたいなもんではありますけどね(爆)。

先回りしたか待ち伏せしたか、それとも偶然居合わせたか、そこは書いてませんからお好きに想像して頂くとして。日増しに健康を取り戻してゆくアレクシアは発育不良で小柄なのも相まって、小動物系の可愛さがあるんですよ。見惚れるのもやむなしです(*´∀`*)
[気になる点]
ソコまで証拠押さえていたなら王様たちも令嬢晒し者にする前に対処しても良かったんじゃね(数年間の身分詐称とか婿による簒奪等)
感想ありがとうございます。
ちょっと何仰ってるか分かりませんけど。


>アレクシアの父の侯爵は徹底的に取り調べられ

もしかして第6話のこの一文、見落とされました?夜会で発覚した疑惑と容疑を元に父侯爵やその家族が徹底的に取り調べられ、そして分かったことが書いてあるのが第6話です。だからエピソードタイトルも「事の顛末」(事の最初から最後までの事情)なわけですよ。
だから、夜会でアレクシアがドレスを脱ぐ前から分かっていた事ではないんですよ。

あと身分詐称は……まあ、父の夫人(自称妻)には該当しますけど、侯爵本人がそれを否定してなかったので詐称とまでは。簒奪と仰るのも、「一代に限り爵位を引き継ぐことが認められた」と第3話で書いていますから、誤認ですね。

ちなみに「簒奪」とは、「君主の地位の継承資格のない、あるいは低い者が不当にその地位を奪い取ること」であって、王位や帝位以外には使えない言葉ですよ。覚えておかれた方がよろしいかと思います。
[良い点]
阿呆なのに王太子のまんまでアレクシアとくっつけられずに済んで良かった。

良くいるパーティー会場で婚約破棄かましてくる王子より幾分マシかなと思ったけど、よく考えたらアレクシアに謝罪ないし、義妹を速攻切り棄てて情とかないんかい。
自分が一番可愛いタイプのクソですね。
ざまぁ、スッキリ。

[一言]
王族だったら幼い頃から審美眼を鍛えられているだろうに、栄養失調状態で古臭いドレス着た主人公見ても何の疑問も湧かない阿呆。

脱がなくてもそこを推察できるのがヒーローってもんですよね。



  • 投稿者: みかん
  • 2024年 09月05日 10時02分
感想ありがとうございます。


第一王子、よくあるパターンのアホ丸出しの現実には居そうにないアホボンではなくて、そこそこ頭の切れる保身に長けた腹黒系クズにしてみました(爆)。
彼にとってアレクシアの異母妹は最初から、適当に遊んで捨てるだけの便利な女扱いなので。捨てるにも躊躇とかないですねー。(超ドクズ)

そんな第一王子にとって、アレクシアは彼女が11歳の時に一度会っただけの「幻の存在」なわけです。成長してからの写真や肖像なんてあるわけないし、あってもそもそも見せてもらえないし、だから彼は「アレクシアの今」を知らないのです。
そしてアレクシアだと言われて会わされた女がヒョロガリで肌艶も髪の艶も全然無くて俯いて縮こまるだけのキモ女(酷い)ですよ。「この私の婚約者でありながら美容にも健康にも気を遣わない女など言語道断!婚約破棄してくれる!」ってなっちゃいました(爆)。

あと第一王子、アレクシアからの反応がないことに腹を立てて、誕生日プレゼントほか節目の贈り物やメッセージは全部侍従に丸投げしてましたからね(爆)。アレクシアの誕生日プレゼントを異母妹が身に着けてるのに気付かなかったのはそういう事だったりします。
[良い点]
いい感じにまとまった!

しかし帝国とかで良くある勝ち抜き戦仕様というわけでないなら第一くんをもっと早くに矯正しておかなかった理由はなんだろう
継承争いは推奨しないけど権利は自分で勝ち取れという方針なのだろうか
第一くんが脱落した場合の現第二王女、第二王子がもっと王に相応しくない場合国益に沿わないとならないのかな
もしくは控えがまともだとわかってるから第一くんはどうでも良かった的な
  • 投稿者: zaki1412
  • 2024年 09月05日 09時25分
各話ごとに細やかに感想をありがとうございます。
まとめての返信にてご容赦下さい(^_^;


第一王子くんは地頭はいいし資質的には問題ないんですよ。保身に長けてるのも色を好むのも、王たる資質と言えますしね。
彼の失敗はなかなか会えない婚約者の現状をちゃんと調べようとしなかった(没交渉に腹を立てて深くツッコまなかった)ことと、異母妹の色香に惑わされたことですね。本人は夜会の場で異母妹とベタベタしてたわけではないてすが、侯爵家に行っても婚約者を探さずに異母妹とキャッキャウフフしてましたから(ナニしてたとまでは言わない)、まあ普通にアウトです。
そして彼は外面を繕うのも上手なので(これも王の資質のひとつ)、すでに成人してる事もあり、王や王妃も彼をそこまでキツく縛って管理してなかったんですね。

要するに、不祥事起こして辞任するようなどこぞの政治家連中と一緒です(爆笑)。

弟くん妹ちゃんはスペアとしての役割があるので、きちんと王族の教育も受けてますし兄の代役は可能です。そして兄と違って失点は(まだ)ないから、ふたりのどちらが国を継いでも現状は国益に沿わないとか、そうした問題は出ないはずですね。
ただ第一王子が予定通りなら下のふたりは出番がなかったのも事実で。多分妹ちゃんは「お兄様のせいでわたくしが継承権1位だなんて、冗談じゃないわ!ゆくゆくはどこかの公爵夫人にでもなって、地位と影響力だけ手に入れて悠々自適のつもりだったのに!女王とか面倒くさいだけじゃない!」とかって言ってることと思います(爆笑)。
[良い点]
まぁ、あんな状況で断罪しようとする下劣な品性の時点でアウトだよね
ナイスざまぁ!
  • 投稿者: zaki1412
  • 2024年 09月05日 09時11分
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