感想一覧
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[良い点]
まだ第3部の途中までしか読み進めておりませんが滅茶苦茶面白いです!
というか何故こんな良作がランキング上位に来ないのか不思議になるレベルです。
[気になる点]
なし!
まだ第3部の途中までしか読み進めておりませんが滅茶苦茶面白いです!
というか何故こんな良作がランキング上位に来ないのか不思議になるレベルです。
[気になる点]
なし!
ありがとうございます、楽しんでいただけているようで何よりです。
何しろ爽快さとは縁遠い辛気臭さですし、たとえ陰惨でも派手でスピーディーな展開であればまだ人を惹きつけるのでしょうが、ご覧の通り地味で地道ですから(苦笑)
あまり、目立って話題になって大勢にウケるという話ではないのだと思います。
そのぶん、気に入って下さった方には大事にして頂けている作品ですので、冥利に尽きることです。
願わくば最後までお読み頂けて、かつ御心に残りますように。
何しろ爽快さとは縁遠い辛気臭さですし、たとえ陰惨でも派手でスピーディーな展開であればまだ人を惹きつけるのでしょうが、ご覧の通り地味で地道ですから(苦笑)
あまり、目立って話題になって大勢にウケるという話ではないのだと思います。
そのぶん、気に入って下さった方には大事にして頂けている作品ですので、冥利に尽きることです。
願わくば最後までお読み頂けて、かつ御心に残りますように。
- 風羽洸海
- 2013年 07月05日 21時35分
[一言]
面白かったです♪一気読みさせていただきました…もちろん、何日かかかりましたが。
掘り出し物を見つけた気分でした…
面白かったです♪一気読みさせていただきました…もちろん、何日かかかりましたが。
掘り出し物を見つけた気分でした…
長い作品ですが、楽しんでお読み頂けたようで何よりです。
ありがとうございました!
ありがとうございました!
- 風羽洸海
- 2013年 06月29日 13時39分
[良い点]
格が違いました。性急にはしょる部分もなく、淡々と一歩一歩、まさに主人公たちが徒歩で歩いていく街道の行程そのものと重なるようなテンポと筆致。歴史小説と錯覚させるようなリアリティと書き込みに始終圧倒されました。
災厄の後に残る腐食と忘却の描写に、特に強い印象を受けます。無論どのシーンにもいえるのですが、本当にその場にいるような強烈な映像を喚起されました。そしてどのキャラクターも肉体を持った人間として、常にその映像の中に実写で存在し、動いているのです。人間の想像力って素晴らしい。
(マックは95年の「カットスロート・アイランド」出演時のクリス・マスターソンかなー)
褒めすぎだとおっしゃるかもしれませんが、アーシュラ・K・ル・グウィンに匹敵する読み応えでした。闇の獣の描写とか特にル・グウィン風味に感じます。
そして、さらに特筆すべきはこの作品が今この現代にこそふさわしい普遍的なテーマを内包し、かつ消化しきっているという点です。同時代性と言い換えてもいいでしょうか。形骸化し何一つまともに決められないかあるいは私利私欲のためにしか動かされない民主政治の堕落、人知を寄せ付けない災厄の連続に対しささやかな力しか持ち得ない人間、あるいは人間でないものの苦闘。そして困難の中で手から漏れこぼれ落ちるもの、かろうじて残るものへの愛惜と小さな希望――月のない夜の星のような本当に小さな。
とにかく、読後に残ったのは「本物だけが持つ味わいと歯ごたえ」でした。こんな作品に出会えて幸せです。
80年後を描いた続編がある……だと……(歓喜)
[気になる点]
あろうはずもありません。読んでいる間も読後も幸せ一杯です。
登場人物の何人かの運命について途中で予想がついてしまった部分はありましたが、それはきっと私が良くも悪くも「物語」を読み慣れすぎた人間だからだろうと思います(笑)どの展開も納得して受け入れられましたしね。
[一言]
「飛べない鳥の島」読了後、ほとんど一気に読んでしまいました。わーい時間がー(笑)
「良い点」で書き漏らしたことを少々。
架空の物語なのに、あたかもローマ帝国末期の崩壊と衰退を体験しているような気分になりました。現実の歴史に何がしか取材し、投影しながら描かれるというのはファンタジーのある意味王道だと思いますが、単に「ああ、ローマ風なのね」と感じさせない迫力があるのは稀有なことだと思います。
フィニアスが「キレイ」な人過ぎて時々脳内の映像で顔がはっきり見えなくなる感じがしたのですが、レーナと結ばれた翌朝のエピソードあたりで、得心行きました。これは人間の範疇から離れていくことの甘美さと恐怖を描く物語でもあったのですね。ホラーの分野に良くある怪物小説と違い、フィニアスのあちら側への乖離を寄り添って共有してくれるレーナと、つなぎとめてくれるネリスの二人のヒロインが、そのプロットに素晴らしいダイナミズムを与えてくれています。
欲を言えば、フィニアスとヒロインたちやマックとのスキンシップに「頭なでなで」以外のバリエーションがあったほうがとも思いますが、些細なことでしょう。
それでは、今度は嘘つき姫を読んでまいります。うわーん時間がー(笑)
格が違いました。性急にはしょる部分もなく、淡々と一歩一歩、まさに主人公たちが徒歩で歩いていく街道の行程そのものと重なるようなテンポと筆致。歴史小説と錯覚させるようなリアリティと書き込みに始終圧倒されました。
災厄の後に残る腐食と忘却の描写に、特に強い印象を受けます。無論どのシーンにもいえるのですが、本当にその場にいるような強烈な映像を喚起されました。そしてどのキャラクターも肉体を持った人間として、常にその映像の中に実写で存在し、動いているのです。人間の想像力って素晴らしい。
(マックは95年の「カットスロート・アイランド」出演時のクリス・マスターソンかなー)
褒めすぎだとおっしゃるかもしれませんが、アーシュラ・K・ル・グウィンに匹敵する読み応えでした。闇の獣の描写とか特にル・グウィン風味に感じます。
そして、さらに特筆すべきはこの作品が今この現代にこそふさわしい普遍的なテーマを内包し、かつ消化しきっているという点です。同時代性と言い換えてもいいでしょうか。形骸化し何一つまともに決められないかあるいは私利私欲のためにしか動かされない民主政治の堕落、人知を寄せ付けない災厄の連続に対しささやかな力しか持ち得ない人間、あるいは人間でないものの苦闘。そして困難の中で手から漏れこぼれ落ちるもの、かろうじて残るものへの愛惜と小さな希望――月のない夜の星のような本当に小さな。
とにかく、読後に残ったのは「本物だけが持つ味わいと歯ごたえ」でした。こんな作品に出会えて幸せです。
80年後を描いた続編がある……だと……(歓喜)
[気になる点]
あろうはずもありません。読んでいる間も読後も幸せ一杯です。
登場人物の何人かの運命について途中で予想がついてしまった部分はありましたが、それはきっと私が良くも悪くも「物語」を読み慣れすぎた人間だからだろうと思います(笑)どの展開も納得して受け入れられましたしね。
[一言]
「飛べない鳥の島」読了後、ほとんど一気に読んでしまいました。わーい時間がー(笑)
「良い点」で書き漏らしたことを少々。
架空の物語なのに、あたかもローマ帝国末期の崩壊と衰退を体験しているような気分になりました。現実の歴史に何がしか取材し、投影しながら描かれるというのはファンタジーのある意味王道だと思いますが、単に「ああ、ローマ風なのね」と感じさせない迫力があるのは稀有なことだと思います。
フィニアスが「キレイ」な人過ぎて時々脳内の映像で顔がはっきり見えなくなる感じがしたのですが、レーナと結ばれた翌朝のエピソードあたりで、得心行きました。これは人間の範疇から離れていくことの甘美さと恐怖を描く物語でもあったのですね。ホラーの分野に良くある怪物小説と違い、フィニアスのあちら側への乖離を寄り添って共有してくれるレーナと、つなぎとめてくれるネリスの二人のヒロインが、そのプロットに素晴らしいダイナミズムを与えてくれています。
欲を言えば、フィニアスとヒロインたちやマックとのスキンシップに「頭なでなで」以外のバリエーションがあったほうがとも思いますが、些細なことでしょう。
それでは、今度は嘘つき姫を読んでまいります。うわーん時間がー(笑)
勿体ないお言葉の数々、ありがとうございます!
というか読むの早ッ!!(笑) 折角のGWを拙作にお付き合い頂き恐縮至極であります。
書き手としては大体いつも実物・実写に近いイメージを頭に浮かべつつ書いておりますので、そうした臨場感を得ていただけたり、人物を実在の俳優さんでイメージして頂けると、嬉しいですね。
(95年のマスターソン氏の画像が残念ながら見付からなかったのですけど……)
それにしてもル・グウィンを引き合いに出されてはファンの方に笑われますのでご容赦を(苦笑)
偉大な先人達の作品を愛してはおりますが、足元どころか同じ次元に手が届きもしませんですよよよ。
>同時代性
灰王を書き始めたのは東日本大震災より数年前で、ちょうどそろそろ書き終えるかという頃にあの震災が起こりました。妙なシンクロニティを感じてしまい、今も複雑な気分です。
社会諷刺をするつもりはなかったものの、時代の雰囲気に影響を受けてああした作品になったのでしょう。こんな時代にならなければ良いがと願いつつ書いたのに、ある面ではそれが現実になり、悲しい限りです。
>ローマ帝国末期の
古代史マニアが怖いからあくまでローマ“風”で!!……と、敢えて史実ネタを抑えたのが逆に良かったのかもしれません(笑)。
仰る通り現実の歴史に取材するのは王道、かつ読者に理解してもらいやすい手段ですが、うっかりすると「史実では~~だった」という突っ込みや違和感を生み出してしまうので難しいところですね。
>フィニアス
主題のひとつを感じ取って頂きありがとうございます。
灰王より前に書いた『青の魔術師』では主人公が異分子→普通の存在という変遷を経たので、今度は逆にしようという意図もあってこうした主題を決めました。
しかしそういえばホラーの分野では、人間からの乖離は昔からあった題材でしたね……あまりホラーを読まないので(映画は時々見るんですが)すっかり頭から抜け落ちておりました(苦笑)。かゆうま。
>頭なでなで以外の
ああっ そう言われると今更ながら色々惜しいことをした気がっっ。
何しろフィンが墓石なのであまりスキンシップの様子が思い浮かばず、毎度あのパターンになってしまいまして。
今思えば、マックとは拳ごっつんこぐらいしても良かったんじゃないのかとか……色々……。
竜侯としてほぐれてきた後は、気軽にそういうこともするようになったかなぁと、ちょっと妄想が。
ともあれ長い話にお付き合い下さって、感謝の言葉もありません。
な、なんだか貴重なお時間を吸い取ってしまったようで申し訳ない……(苦笑)
しばし目を休ませて下さいませ! ありがとうございました!
というか読むの早ッ!!(笑) 折角のGWを拙作にお付き合い頂き恐縮至極であります。
書き手としては大体いつも実物・実写に近いイメージを頭に浮かべつつ書いておりますので、そうした臨場感を得ていただけたり、人物を実在の俳優さんでイメージして頂けると、嬉しいですね。
(95年のマスターソン氏の画像が残念ながら見付からなかったのですけど……)
それにしてもル・グウィンを引き合いに出されてはファンの方に笑われますのでご容赦を(苦笑)
偉大な先人達の作品を愛してはおりますが、足元どころか同じ次元に手が届きもしませんですよよよ。
>同時代性
灰王を書き始めたのは東日本大震災より数年前で、ちょうどそろそろ書き終えるかという頃にあの震災が起こりました。妙なシンクロニティを感じてしまい、今も複雑な気分です。
社会諷刺をするつもりはなかったものの、時代の雰囲気に影響を受けてああした作品になったのでしょう。こんな時代にならなければ良いがと願いつつ書いたのに、ある面ではそれが現実になり、悲しい限りです。
>ローマ帝国末期の
古代史マニアが怖いからあくまでローマ“風”で!!……と、敢えて史実ネタを抑えたのが逆に良かったのかもしれません(笑)。
仰る通り現実の歴史に取材するのは王道、かつ読者に理解してもらいやすい手段ですが、うっかりすると「史実では~~だった」という突っ込みや違和感を生み出してしまうので難しいところですね。
>フィニアス
主題のひとつを感じ取って頂きありがとうございます。
灰王より前に書いた『青の魔術師』では主人公が異分子→普通の存在という変遷を経たので、今度は逆にしようという意図もあってこうした主題を決めました。
しかしそういえばホラーの分野では、人間からの乖離は昔からあった題材でしたね……あまりホラーを読まないので(映画は時々見るんですが)すっかり頭から抜け落ちておりました(苦笑)。かゆうま。
>頭なでなで以外の
ああっ そう言われると今更ながら色々惜しいことをした気がっっ。
何しろフィンが墓石なのであまりスキンシップの様子が思い浮かばず、毎度あのパターンになってしまいまして。
今思えば、マックとは拳ごっつんこぐらいしても良かったんじゃないのかとか……色々……。
竜侯としてほぐれてきた後は、気軽にそういうこともするようになったかなぁと、ちょっと妄想が。
ともあれ長い話にお付き合い下さって、感謝の言葉もありません。
な、なんだか貴重なお時間を吸い取ってしまったようで申し訳ない……(苦笑)
しばし目を休ませて下さいませ! ありがとうございました!
- 風羽洸海
- 2013年 05月03日 22時17分
[一言]
ちょっとずつ読み進めて、今日ようやく読破しました。
二度目の感想、多くは語りません。代わりにレビューを書こうと思います。
より多くの人がこの物語に出会えますよう。
ちょっとずつ読み進めて、今日ようやく読破しました。
二度目の感想、多くは語りません。代わりにレビューを書こうと思います。
より多くの人がこの物語に出会えますよう。
何はともあれ、読破ありがとうございました!
最後まで楽しんで頂けたようで良かったです。
ををを、しかもレビューまで……勿体なや勿体なや(拝)
重ねて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
最後まで楽しんで頂けたようで良かったです。
ををを、しかもレビューまで……勿体なや勿体なや(拝)
重ねて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
- 風羽洸海
- 2013年 04月12日 22時09分
[一言]
感想を書いている他の人のように立派なことは書くことはできませんが、物語を読ませて頂いたお礼として感想を書かせてください。
凄かったです。物語のベースが暗いお話だったので休憩を挟みながらですが、それでもあっという間だったと感じる位違楽しく読むことができました。
文章の量も多くて読みながら一体どれだけ大変なことだったのかと思いました。
物語の中で、安易に魔法などのツールを出さずに人間の力で進んでいくところに登場人物に感情移入できるお話でした。
魔法のお話はそれはそれで面白いんですが……
やっぱり荒廃した世界のお話は面白い!!
これからも執筆(?)活動頑張って下さい。
感想を書いている他の人のように立派なことは書くことはできませんが、物語を読ませて頂いたお礼として感想を書かせてください。
凄かったです。物語のベースが暗いお話だったので休憩を挟みながらですが、それでもあっという間だったと感じる位違楽しく読むことができました。
文章の量も多くて読みながら一体どれだけ大変なことだったのかと思いました。
物語の中で、安易に魔法などのツールを出さずに人間の力で進んでいくところに登場人物に感情移入できるお話でした。
魔法のお話はそれはそれで面白いんですが……
やっぱり荒廃した世界のお話は面白い!!
これからも執筆(?)活動頑張って下さい。
- 投稿者: 退会済み
- 2013年 04月05日 13時48分
管理
ご感想ありがとうございます。
長大な作品ですが、楽しんでお読み頂けたようで何よりです。
魔法に満ちた快適便利な異世界文明というのも素敵ですが、この話は敢えて地道に一歩ずつ自分の足で進む人の姿を描きたいと思って書いた作品ですので、そこに感情移入して頂けて嬉しい限りです。
荒廃した世界の話は読むのがしんどい場合もありますが、やはり厳しい状況において人間の本性がむき出しになるという点で、面白いですよね。
温かいお言葉、ありがとうございました!
長大な作品ですが、楽しんでお読み頂けたようで何よりです。
魔法に満ちた快適便利な異世界文明というのも素敵ですが、この話は敢えて地道に一歩ずつ自分の足で進む人の姿を描きたいと思って書いた作品ですので、そこに感情移入して頂けて嬉しい限りです。
荒廃した世界の話は読むのがしんどい場合もありますが、やはり厳しい状況において人間の本性がむき出しになるという点で、面白いですよね。
温かいお言葉、ありがとうございました!
- 風羽洸海
- 2013年 04月06日 14時31分
[良い点]
文章は安定していて読みやすく、じわじわと歩み寄ってくる不安と恐怖が伝わってきて、いつの間にか自分も息を潜めて小説を読んでいました。たまらないですね、こういう感覚が味わえる物語は。
登場人物もそれぞれ個性や身勝手な考えを持っていて、共感できたり反感を覚えたり感情移入ができます。
こういうダークファンタジーは「小説家になろう」では貴重なので、多くの小説の中からこの作品に巡り合えたのは幸運でした。
[一言]
まだ50話ですが楽しく読んでいます。一気に読みきってしまうのが勿体無いので、時間をかけて拝読させてもらいます。読み終わったらまた、感想なり書くかもしれません。
文章は安定していて読みやすく、じわじわと歩み寄ってくる不安と恐怖が伝わってきて、いつの間にか自分も息を潜めて小説を読んでいました。たまらないですね、こういう感覚が味わえる物語は。
登場人物もそれぞれ個性や身勝手な考えを持っていて、共感できたり反感を覚えたり感情移入ができます。
こういうダークファンタジーは「小説家になろう」では貴重なので、多くの小説の中からこの作品に巡り合えたのは幸運でした。
[一言]
まだ50話ですが楽しく読んでいます。一気に読みきってしまうのが勿体無いので、時間をかけて拝読させてもらいます。読み終わったらまた、感想なり書くかもしれません。
ご感想ありがとうございます!
序盤の暗さは4割方の読者さんをふるい落とす極悪っぷりですが、書いた本人としては気に入っている部分ですので、その辺りにお褒めの言葉を頂戴すると大変嬉しいです。
登場人物も数が多いので、少しでも印象に残りやすいように色々個性をつけました。感情移入して頂けて何よりです。
今、第二部の序盤ですね。まだまだ先は長いですが、最後まで飽きずに読んで頂けましたら幸いです。
序盤の暗さは4割方の読者さんをふるい落とす極悪っぷりですが、書いた本人としては気に入っている部分ですので、その辺りにお褒めの言葉を頂戴すると大変嬉しいです。
登場人物も数が多いので、少しでも印象に残りやすいように色々個性をつけました。感情移入して頂けて何よりです。
今、第二部の序盤ですね。まだまだ先は長いですが、最後まで飽きずに読んで頂けましたら幸いです。
- 風羽洸海
- 2013年 03月19日 21時50分
[一言]
レビューでこの作品のことを知り、さっそく読んでみましたが……。
後悔もいいとこです。
どうしてこんなに時間を無駄にしたのか……。
この作品と出会っていなかった数十年間、私は何をしていたんだ!と後悔の嵐です。
まず、このような素晴らしい作品と出会わせていただき、本当にありがとうございました。
三日で読破し、そのまま嘘つき姫と竜の騎士まで一気に読んでしまいました!
それくらい、没頭させていただきました。
とても、楽しい時間を過ごさせていただきました。
分かりやすく、それなのに淡々とはしていない、目の前に浮かび上がるかのような描写。
研ぎ澄まされた文章力により生み出される個性的なキャラクターの面々。
それでいて皆が生きているような、そんな錯覚さえ持った人々の意思、想い、葛藤。
それぞれが感じる喜びも、悲しみも、哀愁も、欺瞞も、あらゆる感情がそれぞれの行き方から生み出されたものであり、時に笑いを、時に涙を私に届けてくれました。
個人的にはフィニアスと人間との距離が遠ざかっていくにつれて、どこか悲しさや寂しさを感じざるを得ませんでしたが、それを包み込み家族の温かみに心が震えました。ネリスとマック、いいですよね。
きっと、人ではないということを受け入れていたフィンは家族に囲まれ幸せだったのでしょうが、もっとその幸せな様子を見ていたかったです。
あとファーネインのその後、勝手に気に病んでいたりします。
心を癒し時を戻すことができたのか、そしてセナトとの仲はどうなったのやら、と元我侭娘の成り行きが気になって仕方がない!
ともあれ、幸せになっていると信じています。
と、私のくだらない願望はおいておいて、
この作品は、映画や絵画を見ているかのような美しさと、大河ドラマ?のような圧倒的な世界観を感じる作品だったように思います。
もっとこの世界に浸っていたいと思わせる作品だと思います。
そんな、すばらしい小説がもっと皆様の元に届けばいいのにと祈りながら、私の感想とさせていただきます。
本当にありがとうございました。
乱文、長文、失礼いたしました。
レビューでこの作品のことを知り、さっそく読んでみましたが……。
後悔もいいとこです。
どうしてこんなに時間を無駄にしたのか……。
この作品と出会っていなかった数十年間、私は何をしていたんだ!と後悔の嵐です。
まず、このような素晴らしい作品と出会わせていただき、本当にありがとうございました。
三日で読破し、そのまま嘘つき姫と竜の騎士まで一気に読んでしまいました!
それくらい、没頭させていただきました。
とても、楽しい時間を過ごさせていただきました。
分かりやすく、それなのに淡々とはしていない、目の前に浮かび上がるかのような描写。
研ぎ澄まされた文章力により生み出される個性的なキャラクターの面々。
それでいて皆が生きているような、そんな錯覚さえ持った人々の意思、想い、葛藤。
それぞれが感じる喜びも、悲しみも、哀愁も、欺瞞も、あらゆる感情がそれぞれの行き方から生み出されたものであり、時に笑いを、時に涙を私に届けてくれました。
個人的にはフィニアスと人間との距離が遠ざかっていくにつれて、どこか悲しさや寂しさを感じざるを得ませんでしたが、それを包み込み家族の温かみに心が震えました。ネリスとマック、いいですよね。
きっと、人ではないということを受け入れていたフィンは家族に囲まれ幸せだったのでしょうが、もっとその幸せな様子を見ていたかったです。
あとファーネインのその後、勝手に気に病んでいたりします。
心を癒し時を戻すことができたのか、そしてセナトとの仲はどうなったのやら、と元我侭娘の成り行きが気になって仕方がない!
ともあれ、幸せになっていると信じています。
と、私のくだらない願望はおいておいて、
この作品は、映画や絵画を見ているかのような美しさと、大河ドラマ?のような圧倒的な世界観を感じる作品だったように思います。
もっとこの世界に浸っていたいと思わせる作品だと思います。
そんな、すばらしい小説がもっと皆様の元に届けばいいのにと祈りながら、私の感想とさせていただきます。
本当にありがとうございました。
乱文、長文、失礼いたしました。
あわわ、勿体ないお言葉をたくさん有り難うございます!
そろそろ本気で自宅に隕石が落ちる心配をしなければならないかも……あわわわ(挙動不審)
ともあれ、『嘘つき~』まで含めて長大な作品ですが読破お疲れ様でした。楽しんで頂けて何よりです。
情景や人物の心情に思いを馳せていただき、物語の世界が少しでもudukiさんの心に届いたようで大変嬉しいです。書き手冥利に尽きます。
フィンもまだしばらくは、家族と一緒に人間らしさを留めながら生きていけるでしょう。
彼の寂しさを思いやって頂けて、ありがたいことです。
ファーネインのその後については書く予定はありませんが、彼女なりに、日々少しずつ積み重ねていくような幸福を得られているだろうと思います。
(セナトとの淡い恋はほぼ確実に実りませんが(苦笑)、でも何らかの形で接触は保ち続けるはずです)
物語でもって異世界の空気を届けたいと願っている一書き手として、束の間でもそれを感じ心地よく浸って頂けたのなら、何よりの喜びです。
改めて、こちらこそ沢山の温かいお言葉とお心遣いをありがとうございました!
そろそろ本気で自宅に隕石が落ちる心配をしなければならないかも……あわわわ(挙動不審)
ともあれ、『嘘つき~』まで含めて長大な作品ですが読破お疲れ様でした。楽しんで頂けて何よりです。
情景や人物の心情に思いを馳せていただき、物語の世界が少しでもudukiさんの心に届いたようで大変嬉しいです。書き手冥利に尽きます。
フィンもまだしばらくは、家族と一緒に人間らしさを留めながら生きていけるでしょう。
彼の寂しさを思いやって頂けて、ありがたいことです。
ファーネインのその後については書く予定はありませんが、彼女なりに、日々少しずつ積み重ねていくような幸福を得られているだろうと思います。
(セナトとの淡い恋はほぼ確実に実りませんが(苦笑)、でも何らかの形で接触は保ち続けるはずです)
物語でもって異世界の空気を届けたいと願っている一書き手として、束の間でもそれを感じ心地よく浸って頂けたのなら、何よりの喜びです。
改めて、こちらこそ沢山の温かいお言葉とお心遣いをありがとうございました!
- 風羽洸海
- 2013年 03月04日 21時57分
[一言]
本当に本当に、素晴らしいものを読ませていただきまして、ありがとうございました。
こんな凄まじい完成度の作品を書いた作者さんがなろうにいらっしゃるということが、改めて信じられません。
これ以上ないほどに完璧に熟成された上質のワインのような物語だと思いました。
私はまだ、それを味わえるだけの舌を持っていなかったのかもしれません。
等身大の人間の物語、きちんと筋だてられた物語が、過不足なく張られた伏線を回収しながらきれいに、重厚多彩な人生のドラマが一本の大樹へと収束してゆくさまは、圧巻の一言でした。
どれだけプロットを練って推敲したらこれが書けるのかとただただ驚くばかりです。誤字も皆無だったと思います。
一番ハラハラして面白かったと感じたのは一章でした。
闇の獣との、正体の見えない不安に満ちた戦いとフィン一行のナナイスからウィネアまでの道のりは緊迫感に満ちていて、いつ殺されるか、明日も命はあるのかという先の見えない展開とスリルが、そして希望の光ともいえるレーナとの出会いが作品を面白くさせていたように思います。 また、闇の獣の、見えないが故の恐怖が細かく、しかし抽象的に描かれていて、夜道を歩いていると幻聴が聞こえたり、ぽつりと青い光がともるような気がして、闇の獣のことをリアルで思い出しましたよ。背筋がぞくりときて身を竦める感覚、これはリアルでも精神的にきましたよ(そしてトイレに行けなくなるという)。
大森林とファーネインのエピソードが印象的で素晴らしかったです。少女の顔が焼けただれて、森の民との交流という展開は他で見たことがなかったのですが、作品世界の奥行きや静謐さを作るのに効果的だったように思います。ウティアの人間離れしたキャラには圧倒されました。全てを超越していて、でも人間で、ものすごくカッコいい存在だと思います。森の中の景色がフルハイビジョンで脳裏にイメージできるほどの描写力に、大森林のパートは目が幸せでした。
森の中にふと転がっている骸骨、あのあたりの残酷さと美しさのバランスが絶妙でした。
三章は、レーナの出番が減りフィンの地位が上がるにつれフィンが心配ではなくなってきました。
序盤は昼夜も忘れてぐいぐいいけたのですが、読み進む勢いが一度止まったときがありました。
それがどこかというとフィンのパートが安心展開に入り、竜侯様と様々な人からもてはやされはじめたので、フィンとレーナがいればあまり何事も心配がなくなったというか、序盤の息もつかせぬサバイバル展開の方がページをめくる力がありました。(これは私の好みの問題かもしれません)ですがそれもフィンが力を手にして、一人の人間から竜侯へ変化したことによって、人々を守る側になり、様々な葛藤を抱え戸惑いながらも精神的に成長し責任感に目覚めてゆく描写だったんだと後で思い直しました。
エレシア様の人間味溢れるキャラクターに惹き込まれました。こういう女性は素敵で、大好きです。気高く、優雅で、強く凛々しく、尚且つ優しくて。貴族然とした、少し気取りながらも適切な言葉の言い回しと屈強な男を手玉に取る度量の大きさ、ゲンシャスとダイナミックな戦闘を繰り広げる場面が、見ていて痛快でした。
全体を通して、読者にこびることなく徹底的にキャラを客観視しておられるように見受けられました。そこにいたであろう人物をその人物の目線で描く、それは本当に難しいことで、どの作者にもできることではないと思います。
それはきちんとしたバックグラウンドと膨大な資料の蓄積あってのことだろうと思います。
そのため、どのキャラ一つについても他に類を見ないほどのリアリティがありました。この物語がどこか地球上のどこかの国で言い伝えられている伝説だと言われても、何となく納得できそうです。
更に凄いなと思ったのが、男尊女卑的な場面も、男の愛欲を生々しく描写する場面も、想像なのかもしれませんが実に男性的で、よくこんな客観的な文章が女性に書けたなと感心します。
また、戦記物としても戦記物好きを唸らせる完成度の高い作りとなっていたんだろうと思います(私は戦記物に詳しくないのでうまく言えませんが)。組織としての軍団を、違和感なく描いておられて、スペクタクル映画を見ているようでした。軍隊が実際に動いてゆく場面では、心が高揚しました。
オルジンとセナトの因縁は、セナトの態度がつっけんどんだった時からずっと気になってました、何でそんなにセナトは魔術師を嫌って冷たくあたるんだろうと。
それが、最後にきれいに回収されてオルジンにスポットライトが当たってよかったです。(悪い人じゃないのに)オルジンが不遇のままだったらどうしようかと思いました。でも最後に活躍できて胸が熱くなりました。
そしてオルジンの後日譚がものすごくいい味をだしていました。奥方様への忠誠心と深い絆に、オルジン大好きになりました、何で最後に泣かせるんだ! ちくしょう。
そして洸海さんの感性と精神の豊かさ具合に驚きました。
心より、完結おめでとうございます。
この小説がなろうで無料で読めるなんて信じられません。
本当に本当に、素晴らしいものを読ませていただきまして、ありがとうございました。
こんな凄まじい完成度の作品を書いた作者さんがなろうにいらっしゃるということが、改めて信じられません。
これ以上ないほどに完璧に熟成された上質のワインのような物語だと思いました。
私はまだ、それを味わえるだけの舌を持っていなかったのかもしれません。
等身大の人間の物語、きちんと筋だてられた物語が、過不足なく張られた伏線を回収しながらきれいに、重厚多彩な人生のドラマが一本の大樹へと収束してゆくさまは、圧巻の一言でした。
どれだけプロットを練って推敲したらこれが書けるのかとただただ驚くばかりです。誤字も皆無だったと思います。
一番ハラハラして面白かったと感じたのは一章でした。
闇の獣との、正体の見えない不安に満ちた戦いとフィン一行のナナイスからウィネアまでの道のりは緊迫感に満ちていて、いつ殺されるか、明日も命はあるのかという先の見えない展開とスリルが、そして希望の光ともいえるレーナとの出会いが作品を面白くさせていたように思います。 また、闇の獣の、見えないが故の恐怖が細かく、しかし抽象的に描かれていて、夜道を歩いていると幻聴が聞こえたり、ぽつりと青い光がともるような気がして、闇の獣のことをリアルで思い出しましたよ。背筋がぞくりときて身を竦める感覚、これはリアルでも精神的にきましたよ(そしてトイレに行けなくなるという)。
大森林とファーネインのエピソードが印象的で素晴らしかったです。少女の顔が焼けただれて、森の民との交流という展開は他で見たことがなかったのですが、作品世界の奥行きや静謐さを作るのに効果的だったように思います。ウティアの人間離れしたキャラには圧倒されました。全てを超越していて、でも人間で、ものすごくカッコいい存在だと思います。森の中の景色がフルハイビジョンで脳裏にイメージできるほどの描写力に、大森林のパートは目が幸せでした。
森の中にふと転がっている骸骨、あのあたりの残酷さと美しさのバランスが絶妙でした。
三章は、レーナの出番が減りフィンの地位が上がるにつれフィンが心配ではなくなってきました。
序盤は昼夜も忘れてぐいぐいいけたのですが、読み進む勢いが一度止まったときがありました。
それがどこかというとフィンのパートが安心展開に入り、竜侯様と様々な人からもてはやされはじめたので、フィンとレーナがいればあまり何事も心配がなくなったというか、序盤の息もつかせぬサバイバル展開の方がページをめくる力がありました。(これは私の好みの問題かもしれません)ですがそれもフィンが力を手にして、一人の人間から竜侯へ変化したことによって、人々を守る側になり、様々な葛藤を抱え戸惑いながらも精神的に成長し責任感に目覚めてゆく描写だったんだと後で思い直しました。
エレシア様の人間味溢れるキャラクターに惹き込まれました。こういう女性は素敵で、大好きです。気高く、優雅で、強く凛々しく、尚且つ優しくて。貴族然とした、少し気取りながらも適切な言葉の言い回しと屈強な男を手玉に取る度量の大きさ、ゲンシャスとダイナミックな戦闘を繰り広げる場面が、見ていて痛快でした。
全体を通して、読者にこびることなく徹底的にキャラを客観視しておられるように見受けられました。そこにいたであろう人物をその人物の目線で描く、それは本当に難しいことで、どの作者にもできることではないと思います。
それはきちんとしたバックグラウンドと膨大な資料の蓄積あってのことだろうと思います。
そのため、どのキャラ一つについても他に類を見ないほどのリアリティがありました。この物語がどこか地球上のどこかの国で言い伝えられている伝説だと言われても、何となく納得できそうです。
更に凄いなと思ったのが、男尊女卑的な場面も、男の愛欲を生々しく描写する場面も、想像なのかもしれませんが実に男性的で、よくこんな客観的な文章が女性に書けたなと感心します。
また、戦記物としても戦記物好きを唸らせる完成度の高い作りとなっていたんだろうと思います(私は戦記物に詳しくないのでうまく言えませんが)。組織としての軍団を、違和感なく描いておられて、スペクタクル映画を見ているようでした。軍隊が実際に動いてゆく場面では、心が高揚しました。
オルジンとセナトの因縁は、セナトの態度がつっけんどんだった時からずっと気になってました、何でそんなにセナトは魔術師を嫌って冷たくあたるんだろうと。
それが、最後にきれいに回収されてオルジンにスポットライトが当たってよかったです。(悪い人じゃないのに)オルジンが不遇のままだったらどうしようかと思いました。でも最後に活躍できて胸が熱くなりました。
そしてオルジンの後日譚がものすごくいい味をだしていました。奥方様への忠誠心と深い絆に、オルジン大好きになりました、何で最後に泣かせるんだ! ちくしょう。
そして洸海さんの感性と精神の豊かさ具合に驚きました。
心より、完結おめでとうございます。
この小説がなろうで無料で読めるなんて信じられません。
改めて、返信をば。
まずは、読破して頂き本当にありがとうございました。
本来ファンタジーはあまり読まれないというのに、忙しいお仕事と執筆の合間の貴重なお時間を費やして、こんな長い物語にお付き合い頂けて、どれほど感謝しても足りません。
私の方がLizreelさんの作品が好きでちょろちょろ付きまとっておりますのに、逆に過分なお言葉をたくさん頂戴してしまって、近いうちに罰が当たりそうです(笑)
>どれだけプロットを練って推敲したら
インビジの作者様にそんなこと言われると、恥ずかしくて穴に埋まりたくなります勘弁して下さい!
実際には私はあまり緻密なプロットを立てずに書く性質です。
なにせザル頭ですので(笑)シナリオを厳密に作りこむと、貧相な脳味噌では予測出来なかった事態が生じたりして辻褄合わせに苦労するため、いつも緩めにしか用意しません。
世界や人物の設定はそこそこ作りこみますが、その土台の上で物語があるべき姿にまとまる手伝いをするような感覚で書いております。
ある方には、それは「ギフト」だと言って頂きましたが、私からすれば物語任せにせず「どうすれば面白く書けるか」と日々悩みつつ作品を構築してゆかれるLizreelさんのような作者様にこそ賞賛を送りたいです。
>一番ハラハラして面白かったと感じたのは一章でした。
おおっ、ありがとうございます!
暗くて重たいので投げられやすい部分ですが、逆に言えば危機的状況ゆえの吸引力はあったということですね。
夜道は怖いですよ……くくく。ほーらそこの暗がりからキシキシ音が。(やめなさい)
>森の中の景色がフルハイビジョンで脳裏にイメージできるほどの
N●Kのカメラ自慢な感じでお願いします(笑)。
鎮守の森の文化がある日本人ならではかもしれませんが、深い森には霊気とか神気とかいったものが満ちているように感じられますよね。
そういう雰囲気が出せていたのなら良かったです。
>レーナの出番が減りフィンの地位が上がるにつれフィンが心配ではなくなってきました。
ああ、そういう面は確かにあると思います。
あの辺りは切羽詰った展開に追い立てられることもなく、また他のパートにも話が分散するので、続けて読ませる力は弱くなってしまっていますね。
大河ファンタジーにはありがちな事なのですが、やはりもうちょっと何とかしたかったなと思います。
そんな部分でもフィンの変化と成長を読み取って頂けて、ひたすら感謝感謝です。
>エレシア様
セレブとは縁遠い作者なため、貴婦人の出番はいつも神経が磨り減りました(笑)
幸い彼女に魅力を感じて頂けたようで、苦労した甲斐があったというものです。報われます。
>全体を通して、読者にこびることなく徹底的にキャラを客観視して
どどどどうでしょうかっ。客観的に書けておりますでしょうかっっ。
その辺は書いている当人としてはよく分からないのでありますが、むしろもうちょっと読者に媚びるべきかとは時々思います……(苦笑)
あからさまに萌えやウケを狙わないまでも、もっと共感されやすいキャラとかですね……もごもご。
(しかしその為には特定の読者層に狙いを絞らねばならず、それが出来ないので媚びられないというアイタタ)
>オルジンとセナトの因縁は、
小セナトはお子様ですので、大事な母親を脅かす敵を特定したいあまり、見た目が醜く態度が怪しいオルジンを悪者と決め付けてしまったのでしょうね。
で、思い込みを修正出来ないまま一方的に敵意を募らせるという……(苦笑)。
どうあれオルジンの方は気にしてもいなかったでしょうけどね!(笑)
最後でオルジン大好きになって頂けて良かったです。
彼については人物像も役割も最初から決まっていましたが、読まれた方に最後で「うわぁ」と言わせたくて、ギリギリまで胡散臭くていけ好かない雰囲気に書いておりました(笑)。
……とか、のたくた綴っている間にレビューまで書いて頂いてしまって、本当に明日あたり隕石が自宅直撃しそうですガクブル。
うあぁぁ勿体なや勿体なや! 重ね重ねありがとうございます驚きと慄きで心臓止まりそうです、中国地方に向かって拝み倒します!
私も反撃……げふん、御礼にレビューを書けたら良かったのですが、こういうのは本当に苦手で……。
至極丁寧なご感想に加えて素晴らしいレビューまで、時間と労力を費やして書いてくださったLizreelさんの深いご厚情には下げた頭が上がりません。うぅぅ。
今後も時間がある限りはそちらに鬱陶しくちょろちょろお邪魔させて頂きますので、何卒宜しくお願い致します。
そして勿体ないお言葉にわずかでも報いられるよう、恥じないよう、精進して参るべく気合を入れ直します。
ありがとうございました!
まずは、読破して頂き本当にありがとうございました。
本来ファンタジーはあまり読まれないというのに、忙しいお仕事と執筆の合間の貴重なお時間を費やして、こんな長い物語にお付き合い頂けて、どれほど感謝しても足りません。
私の方がLizreelさんの作品が好きでちょろちょろ付きまとっておりますのに、逆に過分なお言葉をたくさん頂戴してしまって、近いうちに罰が当たりそうです(笑)
>どれだけプロットを練って推敲したら
インビジの作者様にそんなこと言われると、恥ずかしくて穴に埋まりたくなります勘弁して下さい!
実際には私はあまり緻密なプロットを立てずに書く性質です。
なにせザル頭ですので(笑)シナリオを厳密に作りこむと、貧相な脳味噌では予測出来なかった事態が生じたりして辻褄合わせに苦労するため、いつも緩めにしか用意しません。
世界や人物の設定はそこそこ作りこみますが、その土台の上で物語があるべき姿にまとまる手伝いをするような感覚で書いております。
ある方には、それは「ギフト」だと言って頂きましたが、私からすれば物語任せにせず「どうすれば面白く書けるか」と日々悩みつつ作品を構築してゆかれるLizreelさんのような作者様にこそ賞賛を送りたいです。
>一番ハラハラして面白かったと感じたのは一章でした。
おおっ、ありがとうございます!
暗くて重たいので投げられやすい部分ですが、逆に言えば危機的状況ゆえの吸引力はあったということですね。
夜道は怖いですよ……くくく。ほーらそこの暗がりからキシキシ音が。(やめなさい)
>森の中の景色がフルハイビジョンで脳裏にイメージできるほどの
N●Kのカメラ自慢な感じでお願いします(笑)。
鎮守の森の文化がある日本人ならではかもしれませんが、深い森には霊気とか神気とかいったものが満ちているように感じられますよね。
そういう雰囲気が出せていたのなら良かったです。
>レーナの出番が減りフィンの地位が上がるにつれフィンが心配ではなくなってきました。
ああ、そういう面は確かにあると思います。
あの辺りは切羽詰った展開に追い立てられることもなく、また他のパートにも話が分散するので、続けて読ませる力は弱くなってしまっていますね。
大河ファンタジーにはありがちな事なのですが、やはりもうちょっと何とかしたかったなと思います。
そんな部分でもフィンの変化と成長を読み取って頂けて、ひたすら感謝感謝です。
>エレシア様
セレブとは縁遠い作者なため、貴婦人の出番はいつも神経が磨り減りました(笑)
幸い彼女に魅力を感じて頂けたようで、苦労した甲斐があったというものです。報われます。
>全体を通して、読者にこびることなく徹底的にキャラを客観視して
どどどどうでしょうかっ。客観的に書けておりますでしょうかっっ。
その辺は書いている当人としてはよく分からないのでありますが、むしろもうちょっと読者に媚びるべきかとは時々思います……(苦笑)
あからさまに萌えやウケを狙わないまでも、もっと共感されやすいキャラとかですね……もごもご。
(しかしその為には特定の読者層に狙いを絞らねばならず、それが出来ないので媚びられないというアイタタ)
>オルジンとセナトの因縁は、
小セナトはお子様ですので、大事な母親を脅かす敵を特定したいあまり、見た目が醜く態度が怪しいオルジンを悪者と決め付けてしまったのでしょうね。
で、思い込みを修正出来ないまま一方的に敵意を募らせるという……(苦笑)。
どうあれオルジンの方は気にしてもいなかったでしょうけどね!(笑)
最後でオルジン大好きになって頂けて良かったです。
彼については人物像も役割も最初から決まっていましたが、読まれた方に最後で「うわぁ」と言わせたくて、ギリギリまで胡散臭くていけ好かない雰囲気に書いておりました(笑)。
……とか、のたくた綴っている間にレビューまで書いて頂いてしまって、本当に明日あたり隕石が自宅直撃しそうですガクブル。
うあぁぁ勿体なや勿体なや! 重ね重ねありがとうございます驚きと慄きで心臓止まりそうです、中国地方に向かって拝み倒します!
私も反撃……げふん、御礼にレビューを書けたら良かったのですが、こういうのは本当に苦手で……。
至極丁寧なご感想に加えて素晴らしいレビューまで、時間と労力を費やして書いてくださったLizreelさんの深いご厚情には下げた頭が上がりません。うぅぅ。
今後も時間がある限りはそちらに鬱陶しくちょろちょろお邪魔させて頂きますので、何卒宜しくお願い致します。
そして勿体ないお言葉にわずかでも報いられるよう、恥じないよう、精進して参るべく気合を入れ直します。
ありがとうございました!
- 風羽洸海
- 2013年 02月22日 23時39分
おあぁぁ! こ、これは……っっ!!
感想一覧を開いた瞬間、バグったかと一瞬慄きました長文ありがとうございます!
ちょっとすぐにお返事出来そうにないので数日お待ち下さい……!! ふごごごっ。(挙動不審)
感想一覧を開いた瞬間、バグったかと一瞬慄きました長文ありがとうございます!
ちょっとすぐにお返事出来そうにないので数日お待ち下さい……!! ふごごごっ。(挙動不審)
- 風羽洸海
- 2013年 02月21日 23時44分
[良い点]
人物や情景の描写が丁寧で、とても現実感のある物語に感じました
話の芯や登場人物の性根がぶれずに、しっかりと完結している作品なのが嬉しかったです
レーナが可愛い。最後まで人外の価値観、会話成り立ってない、でもちゃんとヒロインしてるのが凄い
[一言]
この作品を読めて良かったです。「補遺」の後書きにあるように
心にじんわりと染み込んで、暖かくなったり泣きそうになったりしました
フィンや周囲が竜候と人との違いに直面し、葛藤し、折り合いを付けていく部分がそうですね
読んでてチクチク心に刺さって感情を波立たせてくれやがりました
特に7-6からのネリネ、ファウナ、フィンの宣言、オアンドゥス、そして最後にレーナの流れは大変でした
息つく間もない連続攻撃で心に大ダメージ!!しかも物語も終幕!!!って感じで。大好きです
あと、「ただ一人の」が予期せぬトラップでしたね。オルジンさんっ……!!
幕間や閑話じゃなくて本編の最後にあるのがまた堪らなく素晴らしいです。ウティアさんありがとう
きっと数ヵ月後に読み返す時が来ると思います
が、まずは青の魔術師シリーズを読まねば…!!
人物や情景の描写が丁寧で、とても現実感のある物語に感じました
話の芯や登場人物の性根がぶれずに、しっかりと完結している作品なのが嬉しかったです
レーナが可愛い。最後まで人外の価値観、会話成り立ってない、でもちゃんとヒロインしてるのが凄い
[一言]
この作品を読めて良かったです。「補遺」の後書きにあるように
心にじんわりと染み込んで、暖かくなったり泣きそうになったりしました
フィンや周囲が竜候と人との違いに直面し、葛藤し、折り合いを付けていく部分がそうですね
読んでてチクチク心に刺さって感情を波立たせてくれやがりました
特に7-6からのネリネ、ファウナ、フィンの宣言、オアンドゥス、そして最後にレーナの流れは大変でした
息つく間もない連続攻撃で心に大ダメージ!!しかも物語も終幕!!!って感じで。大好きです
あと、「ただ一人の」が予期せぬトラップでしたね。オルジンさんっ……!!
幕間や閑話じゃなくて本編の最後にあるのがまた堪らなく素晴らしいです。ウティアさんありがとう
きっと数ヵ月後に読み返す時が来ると思います
が、まずは青の魔術師シリーズを読まねば…!!
ご感想ありがとうございます!
楽しんで頂けたようで何よりです。
レーナはきっとこの先もあまり人間らしくなることはないでしょうね。
その代わりフィンがどんどん人間離れしていってしまうのですが。
多くの人物達に感情移入して頂けて冥利に尽きます。彼らに代わって御礼申し上げます。
そして「ただ一人の」ですが、申し訳ありません!
あれは元々閑話に入っていたんですが、割り込み投稿した時に押し出されてしまって本編最後にくっついていたようです…… orz
ただあの話は私も、番外というより本編内の話に近いように感じておりますので、ある意味良かったのかなと(苦笑)
青い人の方は灰王よりだいぶ昔に書いたので、かなり青々しいというか痛々しい部分もあるのですが、それはそれとしてお楽しみ頂けたら幸いです。
ありがとうございました!
楽しんで頂けたようで何よりです。
レーナはきっとこの先もあまり人間らしくなることはないでしょうね。
その代わりフィンがどんどん人間離れしていってしまうのですが。
多くの人物達に感情移入して頂けて冥利に尽きます。彼らに代わって御礼申し上げます。
そして「ただ一人の」ですが、申し訳ありません!
あれは元々閑話に入っていたんですが、割り込み投稿した時に押し出されてしまって本編最後にくっついていたようです…… orz
ただあの話は私も、番外というより本編内の話に近いように感じておりますので、ある意味良かったのかなと(苦笑)
青い人の方は灰王よりだいぶ昔に書いたので、かなり青々しいというか痛々しい部分もあるのですが、それはそれとしてお楽しみ頂けたら幸いです。
ありがとうございました!
- 風羽洸海
- 2013年 01月25日 09時02分
[良い点]
しっかりと芯があり、読みごたえのある作品でした。登場人物の性格などコミカルな部分もあるので、読んでいて疲れてしまうということもなかったです。とっても面白い作品でした。
[一言]
本当に面白かったです。登場人物の心情も細やかに描かれて、ストーリーに弛みのないのも良かったです。
世界観もしっかりとしていて、物語を読み解くのと同時に、少しずつ世界の在り方を見せてもらうことができました。
主人公も素敵ですが、妹さんのパンチに痺れました。
素晴らしい作品をありがとうございました。
しっかりと芯があり、読みごたえのある作品でした。登場人物の性格などコミカルな部分もあるので、読んでいて疲れてしまうということもなかったです。とっても面白い作品でした。
[一言]
本当に面白かったです。登場人物の心情も細やかに描かれて、ストーリーに弛みのないのも良かったです。
世界観もしっかりとしていて、物語を読み解くのと同時に、少しずつ世界の在り方を見せてもらうことができました。
主人公も素敵ですが、妹さんのパンチに痺れました。
素晴らしい作品をありがとうございました。
ご感想ありがとうございます。
長い話ですが、楽しんでお読み頂けたようで何よりです。
ネリスは最後の鉄拳制裁が一番の見せ場だなんて(ビンタならまだしもグーぱんちだし)乙女として如何なものかという役回りですが、そう言って頂けると救われます(笑)
もったいなくも温かいお言葉、ありがとうございました!
長い話ですが、楽しんでお読み頂けたようで何よりです。
ネリスは最後の鉄拳制裁が一番の見せ場だなんて(ビンタならまだしもグーぱんちだし)乙女として如何なものかという役回りですが、そう言って頂けると救われます(笑)
もったいなくも温かいお言葉、ありがとうございました!
- 風羽洸海
- 2013年 01月08日 21時14分
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