感想一覧
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[良い点]
はじめまして、源氏物語 零から一気に読ませて頂きました。目が活字を追っているという事を完全に忘れるあの瞬間を感じる事が出来ました。
本当にありがとう。
[一言]
あなたが、私の姫君ですね
「白露」の一文に殺られました(笑)
あそこに、若かりし頃の桐壷帝の一言が入ることによって、弘徽殿の女御がまだ少女だった頃、彼のたった一人のお姫様だったのだと思い出されて、まあ泣けること泣けること。
でも、零の第三章「桐壷」の描写が素晴らしくて、帝の言動にも肩入れしてしまうのです。
源氏物語史上、息子の陰に隠れてた超地味な中年おじさんと最強の悪役おばさんの恋にこんなに泣かされるとは思いませんでした。
私にとって、こちらの小説は元祖王道すれ違い恋愛小説です!
はじめまして、源氏物語 零から一気に読ませて頂きました。目が活字を追っているという事を完全に忘れるあの瞬間を感じる事が出来ました。
本当にありがとう。
[一言]
あなたが、私の姫君ですね
「白露」の一文に殺られました(笑)
あそこに、若かりし頃の桐壷帝の一言が入ることによって、弘徽殿の女御がまだ少女だった頃、彼のたった一人のお姫様だったのだと思い出されて、まあ泣けること泣けること。
でも、零の第三章「桐壷」の描写が素晴らしくて、帝の言動にも肩入れしてしまうのです。
源氏物語史上、息子の陰に隠れてた超地味な中年おじさんと最強の悪役おばさんの恋にこんなに泣かされるとは思いませんでした。
私にとって、こちらの小説は元祖王道すれ違い恋愛小説です!
はじめまして。こちらこそご感想ありがとうございます。
この話では弘徽殿と帝の場合も恋愛として書いているのですが、双方の性格もあり多分そうは見えない(笑)のに深く読みとっていただいてありがとうございます。
本当にもうすれ違いまくりです。でもそのすれ違いに、だいぶ先ですがほんのちょっとミステリ入れるつもりですo(^▽^)o
この話では弘徽殿と帝の場合も恋愛として書いているのですが、双方の性格もあり多分そうは見えない(笑)のに深く読みとっていただいてありがとうございます。
本当にもうすれ違いまくりです。でもそのすれ違いに、だいぶ先ですがほんのちょっとミステリ入れるつもりですo(^▽^)o
- Salt
- 2015年 02月15日 10時27分
[良い点]
あれ? これピカレスクのほうじゃないよねとか思った。
あれ? これピカレスクのほうじゃないよねとか思った。
いやいや私事で凹んでいるのでちょっと流れを無視して入れた花散里です。ピカレスクは出してない分がまだだいぶあるけれど、一旦停止中です。
- Salt
- 2014年 08月24日 23時22分
[良い点]
おお、狩衣がジャージ。
なるほど!
[一言]
夕顔。
確かに清楚な花ですけど、あれ自体はけっこうたくましいですよね。
実は食用になるし。
男性は夕顔が理想の女性らしいけど、源氏物語の夕顔もけっこうたくましい。
自分から源氏を誘っているし。
庇護欲そそるとこが、桐壺に似ているような。
源氏は頭がよすぎて気の強い女は忌避するくせに、おバカな女は馬鹿にする外道だから。
都合がいい女は大好きなんでしょうね。
女を舐めてるから、晩年痛い目にあうんだよと言ってやりたい。
四の君さん。
娘を入内させるあたりから、頭中将とうまく行くようになるからファイト!
おお、狩衣がジャージ。
なるほど!
[一言]
夕顔。
確かに清楚な花ですけど、あれ自体はけっこうたくましいですよね。
実は食用になるし。
男性は夕顔が理想の女性らしいけど、源氏物語の夕顔もけっこうたくましい。
自分から源氏を誘っているし。
庇護欲そそるとこが、桐壺に似ているような。
源氏は頭がよすぎて気の強い女は忌避するくせに、おバカな女は馬鹿にする外道だから。
都合がいい女は大好きなんでしょうね。
女を舐めてるから、晩年痛い目にあうんだよと言ってやりたい。
四の君さん。
娘を入内させるあたりから、頭中将とうまく行くようになるからファイト!
そうです、ジャージです(きっぱり)
ほんと、おまえが理想とする女は現実にはいません、と言ってやりたくなる時がありますね。
藤壺でさえ一緒に暮らしたら針の先ほどのことを気にしそう。
しかし狭衣物語辺りを眺めると、源氏ってマシな性格かもって気分になります。
あちらがひどすぎて…
四の君の娘の弘徽殿女御を見ると普通な感じなので、
頑張ればちょっと気性が荒い程度でどうにか……それでもだいぶ強そうですが。
ほんと、おまえが理想とする女は現実にはいません、と言ってやりたくなる時がありますね。
藤壺でさえ一緒に暮らしたら針の先ほどのことを気にしそう。
しかし狭衣物語辺りを眺めると、源氏ってマシな性格かもって気分になります。
あちらがひどすぎて…
四の君の娘の弘徽殿女御を見ると普通な感じなので、
頑張ればちょっと気性が荒い程度でどうにか……それでもだいぶ強そうですが。
- Salt
- 2014年 08月10日 17時19分
[良い点]
すごい……。「糸」の回、すごいとしか言いようがないです。
目に煩わしくない程度にちりばめたタイムリーな時事。
サスペンスな展開に弘徽殿様のさすがの活躍。
その中に彩られた、漢詩の意訳合わせ(なんて言葉で、いいんだろうか?)の絶妙な緊張感とテクニック!
以前のの女雅楽の緊張感をそのままに、文章表現だからこそできる技術が、思う存分生かされていますね。
ストーリー味わう前から、感激物でした。
[一言]
もちろん、ストーリーも手に汗握って面白いんです。命を張った女の気概も感動しましたし。
でも、そこに至る前から衝撃的な回でした。
女御、更衣様方に負けず漢詩に疎い私ですけど、この意訳比べの絶妙さには圧倒されました。
青衣の女御の詩には、秋の孤独を想う人や友を心に浮かべて、心を満たす穏やかさが訳されていました。
この彼女の性質を伝える詩が伏線とは。
続く藤壺の宮が、深まる秋の夜、華やかな紅葉に彩られながらも、暗い闇夜に寺の鐘が響く闇に孤独を感じ、眠れぬ心の慰めをかがり火に得ようとする詩を口にする。麗景殿の不安を感じさせるナレーションが、事件を予感させてくれる。
そこへ、弘徽殿の雪中の釣り人の詩。それを「頂上」と理解する麗景殿。
前の二つの闇夜、墨を流したような世界の詩に対して、すべてを無に帰すような真っ白な白銀の世界。前の詩に闇夜の紅い紅葉とかがり火に、寂しさと人間性を感じただけに、雪の白さに不安すら寄せ付けない絶対的な孤独を強調したこの解釈は神々しい崇高さを感じさせます。しかもあの弘徽殿が詠唱している。その孤高を麗景殿が語っているので、より効果的でした。
この見事なテクニックを存分に堪能した後のサスペンス。女性たちの男前な展開。もう、圧倒されっぱなしでした。
弘徽殿様もかっこいいけど、Salt様もカッコイイ!
私的に感激物の回でした。またこんな場面を読みたいです!
すごい……。「糸」の回、すごいとしか言いようがないです。
目に煩わしくない程度にちりばめたタイムリーな時事。
サスペンスな展開に弘徽殿様のさすがの活躍。
その中に彩られた、漢詩の意訳合わせ(なんて言葉で、いいんだろうか?)の絶妙な緊張感とテクニック!
以前のの女雅楽の緊張感をそのままに、文章表現だからこそできる技術が、思う存分生かされていますね。
ストーリー味わう前から、感激物でした。
[一言]
もちろん、ストーリーも手に汗握って面白いんです。命を張った女の気概も感動しましたし。
でも、そこに至る前から衝撃的な回でした。
女御、更衣様方に負けず漢詩に疎い私ですけど、この意訳比べの絶妙さには圧倒されました。
青衣の女御の詩には、秋の孤独を想う人や友を心に浮かべて、心を満たす穏やかさが訳されていました。
この彼女の性質を伝える詩が伏線とは。
続く藤壺の宮が、深まる秋の夜、華やかな紅葉に彩られながらも、暗い闇夜に寺の鐘が響く闇に孤独を感じ、眠れぬ心の慰めをかがり火に得ようとする詩を口にする。麗景殿の不安を感じさせるナレーションが、事件を予感させてくれる。
そこへ、弘徽殿の雪中の釣り人の詩。それを「頂上」と理解する麗景殿。
前の二つの闇夜、墨を流したような世界の詩に対して、すべてを無に帰すような真っ白な白銀の世界。前の詩に闇夜の紅い紅葉とかがり火に、寂しさと人間性を感じただけに、雪の白さに不安すら寄せ付けない絶対的な孤独を強調したこの解釈は神々しい崇高さを感じさせます。しかもあの弘徽殿が詠唱している。その孤高を麗景殿が語っているので、より効果的でした。
この見事なテクニックを存分に堪能した後のサスペンス。女性たちの男前な展開。もう、圧倒されっぱなしでした。
弘徽殿様もかっこいいけど、Salt様もカッコイイ!
私的に感激物の回でした。またこんな場面を読みたいです!
ありがとうございます。こんな身に余る感想をいただきながらやらかしてしまいました。枇杷の伝来時期は調べたのになぜ金柑を調べなかったのか……
思いっきり痴を示してしまいました。
でも恥を晒した知識は忘れないだろうから、それを支えに精進します。
思いっきり痴を示してしまいました。
でも恥を晒した知識は忘れないだろうから、それを支えに精進します。
- Salt
- 2014年 06月10日 22時45分
[良い点]
弘徽殿の女御さま格好いい!!だいすき!
[一言]
たまたまロック聴きながら読んでたもんだから、最後の情景が映画みたいに頭のなかを流れていきました。
カッコ良すぎて惚れ直しました(*´▽`*)
弘徽殿の女御さま格好いい!!だいすき!
[一言]
たまたまロック聴きながら読んでたもんだから、最後の情景が映画みたいに頭のなかを流れていきました。
カッコ良すぎて惚れ直しました(*´▽`*)
ありがとうございます。普段室内ばかりなので行動するシーンがあると、状況は残念でも嬉しくなります。ロックを聴きながらはいい手ですね。走るシーンには特に合うかもしれません。
- Salt
- 2014年 06月08日 22時31分
[良い点]
兄貴。その洞察を弟で甥っ子が生まれる前に使えっっw
[一言]
まあ彼はアクの強い親に鍛え上げられたから考えあって放置なんだろうけど。
兄貴。その洞察を弟で甥っ子が生まれる前に使えっっw
[一言]
まあ彼はアクの強い親に鍛え上げられたから考えあって放置なんだろうけど。
あ、書けた。早朝はなぜか確認を押すと縦書きPDFにとばされるという妙な不具合で遅くなってしまいました。
- Salt
- 2014年 05月04日 22時14分
それならば弟の最初の恋愛を…って、話が成り立たないですね。
この方で困ったことと言えば、原作後半で源氏が彼は漢学苦手って言っていたのでその前提だったら、花宴で「御才かしこくすぐれておはします」と書かれていました。
まだ前半なので初期はこの程度でもいいか、と妥協中。
この方で困ったことと言えば、原作後半で源氏が彼は漢学苦手って言っていたのでその前提だったら、花宴で「御才かしこくすぐれておはします」と書かれていました。
まだ前半なので初期はこの程度でもいいか、と妥協中。
- Salt
- 2014年 05月04日 22時10分
[一言]
信頼し合っているのにずれている。
どんな形でも愛してほしいのにその望みが叶う事は自分が好きな相手の本質をゆがめてしまう。
どうにもならない男女の機微っすね。
しかし、幽霊や悪霊も避けて通るってどんだけパワー強いんだろう。
この物語って原作の怨霊とか合わないように感じるのが弘徽殿様の凄い点。
余談。
私は妖怪の類は見た事がありませんが狸に化かされた事ならあります。
ので、式神が現れてもまぁいるときはいるんだろうなとか信じてしまいそうです。
信頼し合っているのにずれている。
どんな形でも愛してほしいのにその望みが叶う事は自分が好きな相手の本質をゆがめてしまう。
どうにもならない男女の機微っすね。
しかし、幽霊や悪霊も避けて通るってどんだけパワー強いんだろう。
この物語って原作の怨霊とか合わないように感じるのが弘徽殿様の凄い点。
余談。
私は妖怪の類は見た事がありませんが狸に化かされた事ならあります。
ので、式神が現れてもまぁいるときはいるんだろうなとか信じてしまいそうです。
ええっ狸ですか。ぜひお聞かせ願いたいです。
私は幽霊だと気づかずに挨拶したことがあります(鈍い)
怨霊が妙なことになる傾向は最初の源氏創作から出ていて、六条の御息所の死霊が叱り飛ばされてさめざめと泣くシーンも書きました(ただしシリアス)
私は幽霊だと気づかずに挨拶したことがあります(鈍い)
怨霊が妙なことになる傾向は最初の源氏創作から出ていて、六条の御息所の死霊が叱り飛ばされてさめざめと泣くシーンも書きました(ただしシリアス)
- Salt
- 2014年 03月15日 20時56分
[良い点]
流石弘徽殿様が惚れるだけあって帝もいい年こいたら成長している。
[一言]
しかし、素直さは弘徽殿さんに足りないし、あったら強く立てないし、
帝も愛情を試すような大人げない真似をしてしまうところにこの二人の関係が大きく出ていたりするよねえ。
流石弘徽殿様が惚れるだけあって帝もいい年こいたら成長している。
[一言]
しかし、素直さは弘徽殿さんに足りないし、あったら強く立てないし、
帝も愛情を試すような大人げない真似をしてしまうところにこの二人の関係が大きく出ていたりするよねえ。
ある程度は成長しているんですけど、藤壺さんに子供っぽさを看破されていますからねえ。
でもほんと、二人っきりの夫婦だったらもう少しなんとかなっていたのかもと思いつつ書いてます。
守りたいという気持ちがあって、頼れる相手だと信頼もあるのにかみ合わない。
桐壺さん自体も簡単には忘れられない人ですし。
でもほんと、二人っきりの夫婦だったらもう少しなんとかなっていたのかもと思いつつ書いてます。
守りたいという気持ちがあって、頼れる相手だと信頼もあるのにかみ合わない。
桐壺さん自体も簡単には忘れられない人ですし。
- Salt
- 2014年 02月17日 20時46分
[良い点]
TRICK激情版(誤字にあらず)。
[一言]
実は仲が良いのは解りましたが、
隣の殿まで普段から円座ブン投げていたって。
どんな友情だ?!
円座に和歌でも張っていたのかも知れない。
TRICK激情版(誤字にあらず)。
[一言]
実は仲が良いのは解りましたが、
隣の殿まで普段から円座ブン投げていたって。
どんな友情だ?!
円座に和歌でも張っていたのかも知れない。
私自身は円座は投げたことはないです。
- Salt
- 2014年 01月25日 11時25分
ネタのご理解ありがとうございます。嬉しいです。
円座わりと身近にありますが、けっこう重いんですよ。上手い人が投げたら相当飛ぶかもしれません。
彼女が怒っているときに投げたらそれだけでも相当ですが、和歌など張ったら内裏に巣食うもののけが成仏しかねませんよね。
円座わりと身近にありますが、けっこう重いんですよ。上手い人が投げたら相当飛ぶかもしれません。
彼女が怒っているときに投げたらそれだけでも相当ですが、和歌など張ったら内裏に巣食うもののけが成仏しかねませんよね。
- Salt
- 2014年 01月25日 11時18分
[一言]
末摘花が亡くなると、源氏の人生に暗雲が。
末摘花は源氏物語の裏ヒロインだったんですね。
弘徽殿さまもですが、解釈が新鮮で魅力的♪
すごく面白いです!
末摘花が亡くなると、源氏の人生に暗雲が。
末摘花は源氏物語の裏ヒロインだったんですね。
弘徽殿さまもですが、解釈が新鮮で魅力的♪
すごく面白いです!
ありがとうございます。裏ヒロインってとても素敵な発想ですね。
末摘花をイハナガヒメにたとえる説はあちこちで見かけたのですが、それにたぶんまどマギ要素が少し加わってあんな感じに。
書いてる途中に借りて来た本によると、倉田実という方も若菜以降の崩壊は末摘花の喪失によると考えたようです。
研究尽くされた本の思いつきはやっぱりどこかでかぶりますね。
末摘花をイハナガヒメにたとえる説はあちこちで見かけたのですが、それにたぶんまどマギ要素が少し加わってあんな感じに。
書いてる途中に借りて来た本によると、倉田実という方も若菜以降の崩壊は末摘花の喪失によると考えたようです。
研究尽くされた本の思いつきはやっぱりどこかでかぶりますね。
- Salt
- 2013年 12月14日 20時24分
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