エピソード662の感想一覧

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神様装飾は日本語の慣用句や隠語表現、欧米の聖書引用(ジョーク含む)に近いですよね。
で、作中でも書物において読み下しや解説があるわけではないようですし、文化的背景とそれを根底にした「そこでの共通認識」で理解する必要があります。要は「お約束」な訳ですね。
理解するためには大量の事例を参照して正解に帰結させるか、育成の間に自然と言語の一部、慣用句として覚える必要があります。
神様装飾の多くは貴族階級の文化で、ローゼマインは貴族としては異色で実務優先の教育、前世日本・平民・商人・神殿・貴族と渡り歩いてきたせいもあり、最初から貴族の子として生きていたら覚えるであろう慣用句がごっそり抜けている。特に女性社会で必要になる情緒的表現や隠語コミュニケーションをローゼマインはなおざりにして、製紙印刷業という事業家として生きてきてます。貴族の子として幼少期を生きてないのも大きい。
ゆえに養母や貴族母とする社交の際に貴族表現の答え合わせをするという描写があり、そこの能力に関してはあまり成長がなさそうなのは度々描かれています。
読者は神の視点で見ていて冷静な判断も出来る。更に必要情報が絞られているため当たりを引きやすいというのもあります。
ブルーアンファは芽吹き(恋に落ちる予感)でよく登場する代表的な表現です。
和歌で言えば
鳥が囀ずって月が表現されたな→ああ、契ったか。
あれ?恋を歌ったのに朝日か→あ、夜這い失敗乙w
という感じ。
ただユルゲンシュミットのブルーアンファも、日本和歌の月も他の表現もあることがあるでしょう。
ブルーアンファは他でも活躍機会があるようですし、日本和歌も平安後期には隠語表現が大分廃れたという話で、その頃の月には淫靡なものが付属しないこともあったことでしょう。
と、「冬の到来」という言葉を慣用句と読者は掬い、一義的な意味しか知らないので見当がつき、文脈からその理解で間違いなさそうと分かるわけですね
この「冬の到来」がなにか他の意味を持つこと、似た表現で全く違う意味を持つ語がある可能性もあります。(語られてないだけで)
さて、劇中を生きているローゼマイン視点で、色々すったもんだ中の上に、神様パワーにより自身も平常とはいえない状態、はてさて、高々会話の中でさほど重要そうではない「冬の到来」について(ローゼマインにとってね)客観視して知識の参照や分析理解をするほど暇と冷静さがあったかのか。自分の慣習として染み入っていることではないため、考えなければ分からない考えても正解か分からない事柄なわけです。

現代日本人は平安貴族と同レベルの和歌が読めて理解出来ないでしょう。例え知識があっても染み入るほど日常化してない場合、いちいち脳内で意味検索しないと行けない。
しかも解説も読み下しもない。先に上げた和歌の裏読みは平安時代の常識くらいに浸透していた隠語表現で、花は女、その種類で属性分け、鳥は男、その種類で属性分けをしていたそうな。さてその知識があって、梅の花が慣用句として使われたとして、それが梅の花そのものか、生娘のことなのか、即座に理解出来る現代人は、そうはいないでしょう。下手したら裏読みがあることさえ知らないのではないでしょうか? ウェブで調べられる和歌解説は表面的なものしかないですしね。
平安ギャルには「うわ、クソダサw」と思われるでしょうし、身内なら「ヤバい、こいつ社交出来ねぇ。どうにかしないと!」と思われるでしょう。
ローゼマインとユルゲンシュミット貴族一般の差はそういう差なんだと思いますよ。
なので知識ではなく、生活習慣や社会通念や文化・常識の事柄ゆえユルゲンシュミット貴族のようには神様装飾という慣用句が使えないし分からない。そして社交を二の次にした結果、染み入ってない。そういうことなんだと思います。慣用句ではなく、現実の冬が到来する気候的現象として思考が固定化されてしまい、慣用句だと気付いてないゆえにもしかしたら知識では知っていても辿り着けない可能性もありますね。
まぁそんなところでしょうか。
まぁなんで、疑問に思って立ち止まることが悪いとはいいませんが、そこまで固執することなのかは私には分かりません。
ローゼマインらしい反応で、現代人だからこそ共感しやすい点かなぁと思います。

最後に私の言うこともまた正しいとは限りませんw
更に極力短くするよう努めたゆえ、色々飛び飛びな言い方をしております。ご容赦を。
長文駄文を失礼しました。
[一言]
 恋愛ポンコツ戦士≒ローゼマイン これで決定!!
  • 投稿者: ボッチ
  • 2025年 05月02日 12時32分
女神様がフェルディナンドを「エーヴィリーベの影響が強い」と評したのを見て、身食いだけではなく、魔力のある貴族も生まれた土地を司る神様から影響を受けやすいのかなと思いました。
エグランティーヌが踏んだ地面にすら嫉妬しそうなアナスタージウス、王命を退ける為にツェントを目指してまでローゼマインを求めるヒルデブラント、なりふり構わず王位や権力に執着するジギスヴァルト、グリトリスハイトの幻影に呪われながら真のツェントを欲するトラオクヴァール。彼ら王族はエーヴィリーベが司る中央で生まれていますね。
そしてフェルディナンドはアダルジーザの離宮という中央ど真ん中、聖地で生まれ育っているので、なるほど、エーヴィリーベの申し子と言っても過言ではないなと納得しました。

個人的にフェルディナンドの次点でエーヴィリーベの影響が強いと感じるアナスタージウスは、ツェント夫人が領主会議に出席中にでも貴族院で産気づいたのだろうと勝手に解釈しています。
一週目は理解出来なかったけど、マインが冬の隠語が分からないのは古事記やインドの乳海の隠語が分からないのと同じなのでは?と想像しちゃう(笑)ギリシャ神話も分かりにくいしね。まぁ見た目洗礼式の子供にそれを教えるのも憚れるよね…
  • 投稿者: くま
  • 2025年 02月11日 07時08分
異常性に震えてる割にそれを他人様に丸見えの場所に書き込まなければ居ても立ってもいられない構ってちゃんの長文気持ち悪すぎる

あっこれは他人様に丸見えの場所で発言して構ってちゃんを辱しめてやろうという意図の感想文なのでここに書いても間違いではないですよ
もちろん不適切報告で消されるならそれはそれで受け入れますが
構ってちゃんのドヤ文よりかは感想として適切な自信はあるので書き込み自体を自制するつもりはありまさん
  • 投稿者: 末
  • 2025年 01月26日 16時41分
過去コメでこの話のマインの突然の愚昧さに疑問を呈した者です。
他の方々が「恋愛事ではマインはこういうポンコツでしょ?」で特にひっかかりもなく流されてるというのを成程と思いはしても納得できないのでずっと心の裡のモヤモヤと向き合ってきました。
その結果、つまりは

過去に本で読んだ事があるだけの製本や印刷機製造・各種レシピ等等を完璧に再現する記憶力/知識整理力を持ち、貴族言葉の裏の主張も正確に読み取る読解力を持つマイン様が、私含めた凡百の愚民(←読者)のほとんどがあっさり理解するほどにイージー読解な「冬の訪れ」が理解できない??

あまつさえ、それを疑問なく受け入れている状況はつまりマイン様に遥かに劣る愚民共がこの読解という1点においてマイン様ができなかったことを安易に出来た立場からの「マインならしょうがないよねwww」との見下しに他ならないのですがその状況を当然の如く受け入れている程ご自身はマイン様より優れた存在であると自負していらっしゃる?なんて聡明な読者様達ですこと。
と首をコテリと傾げてお尋ねしたい。

というハルトムートもニッコリなマイン狂信者的発想だという結論に達したので報告しておきますね…

ていうか全く共感してくれる人が居なくて自分の異常性に震えてます
  • 投稿者: ののの
  • 2025年 01月15日 14時52分
冬の…理解しました(=´∀`)人(´∀`=)←こういうコトですね?
  • 投稿者: まめ
  • 2025年 01月01日 22時42分
秋を待たずに冬の到来を早めることになります

誰か早くさっさとローゼマインにこの言葉の意味を教えてあげてれば良かったのに。
食事会でもジルヴェスターが似たようなこと言ってたよね?『最高神に報告もせず秋も待たず冬の到来を早めたのか!?』って。
ローゼマインはポカーンとしてたでしょうが。養母様なにやってんのよ、もう。

シャルロッテは知ってるっぽいしなんでローゼマインにだけ教えないの?最初は笑ったけど、段々可哀想になってきたよ。新手のいじめか?

もしかして、ローゼマインが勘違いしてるのを読者がニヤニヤするためだけとか言いませんよね…?
これ、エグランティーヌの前で木の枝持って魔紙の研究について言及するのって大丈夫なのかな?
木で紙を作ることはバレてないし、媒体にするくらいにしか思われない感じですかね?
  • 投稿者: AriLovi
  • 2024年 12月08日 22時31分
ロゼマの勘違いというかなんというかに毎回笑いすぎてしぬwwwwすきwwwwwww
作者様まじ天才!!!
何周目かわからんくらい見てるけどそれでもやっぱ面白いのなんでwwww

自分事になると鈍くなるのわかるから、ロゼマのこと同士だと思ってたけど、、、面白すぎてずるいwww
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