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[一言]
拝読させていただきました。
最初は「未完結のまま~」のメッセージがあったのでうげっと思っていましたが、読み終わった今となっては読んでよかった! という気持ちでいっぱいです。
このような良作に出会えて幸せです。ありがとうございました。

この作品のキャラクターは誰も彼も魅力的ですね。マルコから見て味方となるキャラには深く共感できましたし、彼の前に立ちふさがるキャラには思わず敵愾心を抱いてしまいそうになりました。
そんな魅力あふれるキャラクターの中でも、私はヨアキムが特に気に入っています。最後にマルコと交わした言葉には、なんというかそれまでの道化を演じるようなそれではなく、友情というか絆というか、そんなようなものがあったように思います。
しかし、エルヴィ…。今まで血なまぐさい場面にはあまり居合わせなかったキャラクターだけに、なんというか…。
彼と彼女の幸福を祈っています。

今は、ほのかな高揚の中に少しばかりの寂しさがある読了感が心地よいです。素晴らしい作品を有難うございました。
  • 投稿者: 霜月
  • 2015年 11月04日 23時49分
読んでいただきありがとうございました。

本編は完結していたのですが外伝的なものを書き加えていたために完結設定をしておりませんでした。が、その後なろうの完結設定に関する仕様が変わったため完結と明記しやすくなったという事情です。

登場人物たちに存在感と魅力を感じていただけたなら、それは群像劇である本作にとって願ったり叶ったりというところです。ヨアキム・ベックをお気に入りとのこと、ニヤリとさせられます。私も大好きです、彼。エルヴィは……本作において最も悲劇的なキャラクターであったのかもしれません。マルコは奪うだけでなく奪われもする……それが戦記としての当然の理であるとはいえ。少し宣伝になってしまいますが、書籍三巻の最後のページにて一つの幸福の形が示されているのではないかと思います。

一つの物語を読み終えた時に感じる高揚と寂寥は、私も愛するところの心情です。本作が心地よいそれを喚起できたなら、とても喜ばしく思います。
[一言]
まだ途中での感想ですが、大変楽しく読ませてもらってます。構成や文も大変技巧が凝らされており、読んでいてまったく退屈しません。ただ少し惜しいと思う所も。
形容や装飾が過剰に感じます。また、韻律に対する意識もあまり高く持たれていないように思います。まず先に美しい韻律を意識し、それを崩さない範囲で技巧を凝らすようにすれば、もっと格調高い文に化けるかと。韻律を押さえる事の重要さを知るには、三島由紀夫辺りがおすすめです。

読んでくれてありがとうございます。持ち得る限りの最大限でもって精緻なタペストリーを仕上げるように執筆した物語でありました。特にこだわったのは情景描写ですね。「地の文」という言葉自体に忌避感があり、むしろそこにこそ小説の醍醐味があるでしょうよと意地になったくらいです。

そして二点のご指摘、ありがとうございます。装飾過剰は私の悪い癖の一つと常々自覚しているところです。韻律についても平家物語のような音読して気持ちの良い文章を理想とする身には響くご指摘です。学ばせていただきます。
[一言]
今更ですが、ようやく読破いたしました。
いやー、最近暑いですよねー

そしてかすがまる先生には裏切られた気分です。
『練麺(ねりめん)』だと思っていたのに『練麺(れんめん)』だなんて・・・
作中では独特の表現が多々ありますが、次のような認識で良いのでしょうか?

 出汁煮しめ縄 = 芋茎縄
 真紅豆粉   = 唐辛子粉
 軽麦粉    = 小麦粉
 メコン麦   = ライ麦


以下、読んでいて気になったところです。
敢えての表現であればスルーしてください。

P35
>一つの暗殺を実行しやすいか。
一つに暗殺を?

P63
>ヤットオとやるのも楽しいが、
ヤットウ?

P128
探索行の失敗と詳細を報告したなり、
したおり?

P245
全ては在りのままに進んでいくのだ。
有りのまま?

P274
かつてクスターとの機動戦闘では破れているが、
敗れて

一部が三章に食い込んでいて少し意外でしたが、
二巻もあの人が優遇されているように感じました。
やはり彼女がメインヒロインといったところでしょうか?w
書籍版二巻、読破ありがとうございます。暑くて忙しくてテンションがおかしなことになっている今日この頃です。

練麺。実は私も「ねりめん」だと思って書いてたんですよ。練馬区民ですし(?)。しかし書籍化作業の中で至極当然のように「れんめん」とルビを打たれたものが手元に来まして、私、思いました。造語のルビじゃん、と。私以外の方で最初に示された読み方が「れんめん」ならそれがもう正解じゃん、と。「何で湯桶読み? 根拠は?」と言われた時に「ね、練馬区民だから」とか意味わかんないじゃん、と。そういうわけです。

ちなみにメコン麦は小麦的なものです。ライ麦的なものはシエラ麦の方です。そして作中でキーアイテムの一つとなるクワンプは蕪的な何かですね。

書籍の方の誤字脱字については何というか私個人では対処のできないところでございます。とにかくもコピペし控えさせていただきます。

二巻の終わりはなろう版とは異なる箇所となりました。いわゆるマルコ党視点で終わった方が読後感がよかろうという判断ですね。前半戦をしめる意味でも。メインヒロインは……まぁ、確かに、加筆部分は彼女が最も多いですよねw
[一言]
 以前読んだ気がしたタイトルが書籍化ということで、検索したら完結していたので一気読みさせていただきました。
 ここから魔王軍との戦いを描くとある種賭けになりそうなくらい綺麗に終わってますねw
 もう物理書籍は置く場所がないのでkindlle版の購入で応援させて頂きました。以降も応援しますので、次回作なども頑張ってください^^
  • 投稿者: 足音
  • 男性
  • 2015年 07月23日 07時05分
一気読み、ありがとうございます。光栄です。

火刑と魔法に始まって、現実的な戦争が展開し、次第次第に幻想の雰囲気が滲み出てきて、最後には幻想を否定した本作です。マルコの北での戦いは幻想を極めたような戦いになるでしょうね。だからこそ、挑む形で完結することで再び幻想を否定しています。続きを書くとすれば別タイトルにすべきでしょうね、もはや。

kindle版、ご購入ありがとうございます。幸運にも書籍化していただいた本作ですが、以後もまだまだ物語を発表していきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
[一言]
第2幕 第22幕
「親衛団であれば閣下が発足したとして主催するわけではありませんから、王女殿下を中心に派閥を形成したことにはなりますまい。」

主催は「中心となって会合や催し物を行なうこと」ですので、この文脈では不適当だと思います。「人びとの上に立って全体を取りまとめる」という意味の主宰が適しているのではないでしょうか。
また、「発足したとして」という部分に違和感を覚えます。「発足したとしても」のほうが自然だと思います。
  • 投稿者:
  • 18歳~22歳 男性
  • 2015年 07月03日 22時40分
ご指摘ありがとうございます。同音異義語は魔界ですね……日本語の素晴らしさと難しさを体現する存在という気がいたします。この夏中にも修正いたします。言い回しについては会話文の中ですから、色々な癖や形が合ってもいいのではないかと考えております。
[一言]
クスター……どうしてこうなるんでしょう?
  • 投稿者: ファン
  • 2015年 06月27日 22時56分
まぁ、クスターですから……。
[一言]
更新ありがとうございます!

>嘘を尤もらしくするコツは少しばかり本当を織り交ぜることである。
その配分だと逆に真実まで嘘っぽくなってしまうようなw

>見渡すせば方々で物々しさが音を立てている。
見渡せば?

>「あっれぇ? 何だろうなあ! 何か魚臭ぇな!」
>クスターの足へ衝撃が走った。
最初はこの部分で少し悩みましたが、
お互いの人間関係がよく分かる文章ですねw
どちらがどちらとは言いませんが、犬と猫のような印象を受けました。(ちなみに私は犬派ですがw)

>>>そんな彼から「宮中に第3王女の暗殺計画がある」という情報がもたらされたのは、王女らの王国北方領歴訪が発表されるよりも前のことだ。
>>前線砦へ潜ませた暗殺者はこちらで始末しましたぞ、という言葉を遠く聞く。
>故に、凶手狩りの指揮はヨアキム・ベックが執っている」
第二幕直前の話のように感じましたが、
>阿呆と教会が噛みつき合って、しかも片方にゃ魚臭ぇ牙もあるってんだから」
第26話時点でベルトランが初めて教会勢力と接触したと認識しています。
それ以前から既に教会勢力との関係があったという事でしょうか?
>「ま、俺らに目ぇつけるってのは、有能の証だけどな」
とはいえ上記のように、火撃の実力を知っているのであれば、
第33話以降のようにも思えてしまいます・・・
いつも読んでくれてありがとうございます! 返信が大変遅くなってしまい申し訳ありません!

クスターなりの嘘理論ですねw 帝国軍を偽装した際も割と呆気なく正体を見破られかけるのが彼クオリティです。

誤字指摘ありがとうございます。ちょっと即座に対応の難しい状況なのですが、この夏中にはばっちし直します!

クスターとベルトランは、まあ、何のかんのといって似た者同士という気がします。それぞれの信じるカッコよさに違いがあるだけで、惚れ込む対象も徹底した仕事ぶりも同じですからねぇ。

時期としてはクスターたちが前線砦へやってきた後で、まだ親衛団が出撃する前です。王国前線の凶手掃除はベックが念入りに行っています。また、ベルトランは川賊として教会と接触済みです。そして火撃と呼ばれることになる彼らの実力については馬と統制を見れば軍人にはすぐにそれと察せられるレベルにあるということですね。

[一言]
2巻発売おめでとうございます
麺姫様……なんて可愛らしい

髭……生やしたら毟られるんじゃ
  • 投稿者: ファン
  • 2015年 06月25日 23時00分
ご祝辞ありがとうございます。

パウリーナ、めっちゃ可愛いですよね! 挿絵の一発目からして飛ばしている第二巻ですw

ルーカスはちょっとあれですね。髭教ですね。割と見かけるんですよね、色々な物語の中で……髭教。
[一言]
第二巻発売おめでとうございます‼
この週末に読ませてもらいます

さて今回の主役の御曹司ことルーカス君
あっさりとマルコの友人になることができるほどの人たらしは頭の中も凄いですね……
度々目が点になることもありましたが外伝の主役となってその天然っぷりの破壊力たるや凄まじいの一言w

でもそんなルーカスのこともわかるな〜
天然な人でも“一応”考えているんですよ‼
ただ思考のベクトルが思いっきりズレていたり 思考が自己完結しているので結論を突然言ってしまったりするから周りから浮いてしまうんですよね……

おっと話が脱線しました すみません
こんな癖のある人物たちの女房役をよくする 安定安心のダニエルはほんとお疲れ様ですw

次回の更新も楽しみにしています


  • 投稿者: Python
  • 2015年 06月25日 21時28分
ご祝辞ありがとうございます! そしてご購入ありがとうございます!

ルーカス、本当に独特過ぎる思考で生きてますよね……その天然っぷりに匹敵するのはサンドラくらいのものでしょうか。会話になっているようでなっていないところにルーカスの満足とダニエルの嘆息が感じ取れますw 

ある意味、上司にするのならマルコよりもルーカスの方が好みです、私。前者が曹操なら後者は劉邦といったところでしょうか。両者に仕えた形のダニエルの心労たるやとてつもなかったろうと思われますです。

次回は、賊な二人のお話しであります。乞うご期待です。
[一言]
更新ありがとうございます!

>「髭を生やそう。雄々しい髭を蓄えるのだ」
>「軍にとっての兵站とは人における健康だろう」
髭www
この頃から既に髭に対する拘りがあるようでw
でもズレているようで、何気に含蓄のあるような・・・
勇者と聖杯騎士団相手に立ち向かえたのも、
彼の人望があってこそなのでしょうね。

>「早く一人前になりたいが……時は早められないし、酒は姉上に叱られるからなぁ」
どこかで聞いたような台詞。
彼ともっと早く出会うことが出来ていれば、
マルコもまた、もう少し幸せな結末を迎えていたのでしょうか。


そして本日、書籍が届きました!
まだイラストを眺めただけですが・・・・
ベルトランの凄みのある表情、エレオノーラの蠱惑的な表情の後に、
クスターのあの素敵な笑顔は反則だと思いますww
読んでくれてありがとうございます!

ルーカスは独特な拘りをもって乱世を真っ直ぐ生きておりますね。傍目には時に鈍くも映りますが、その器の大きさはまさに大貴族であり大将軍であるといったところでしょうか。

「早く大人になりたい」。マルコとルーカスでは生き方も信念も異なりますが、共通して己の非力を憂うところがあったようです。実際、ルーカス奉戴ルートではどんな結末があったでしょうね。決着に要する時間は長くなったでしょうが……もしかしたら、もしかするのかもしれません。

二巻、ご購入ありがとうございます! いやー、イラスト素晴らしいでしょう! あんべさんのキャラデザ、いつもいつも感動的で悶えちゃいます。クスターのあのシーン、何とも和みますよねぇw
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