感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
<< Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> 
[一言]
 『人魚姫(前編)』拝読しました。前回に続き、今回もメルヘンなファンタスティック・ストーリーかと思いきや(めちゃくちゃな和製英語ですみません)、ラストで突き落とされたような気分でした(笑)。この展開、好きです。ここからどのような話になっていくのか、刮目して待ちます。

赤井さん

早々にお読み下さり、ありがとうございます!
今作は黒薔薇の次にふと思いつき、ハイテンションな感じで書き出したのですが、あっさりしたコメディーで終わらせるつもりがアレヨアレヨと言う間にコントロールを失い階段を転げ落ちていく……(笑)結局私は読むのも書くのも突き落としが一番好きみたいです。だから赤井さんの作品には痺れます。

> この展開、好きです。

これより嬉しい言葉はありません! そんなにダークにはならない予定ですが、赤井さんに少しでも楽しんで頂けるようなら光栄です。

> 刮目して待ちます。

……プ、プレッシャーが……!((((;゜Д゜)))))))

早々のご感想をありがとうございました!
[一言]
おおっ! 今回はコメディ回ではないですか!
「濡れ鼠」楽しく読ませていただきました。濡れ鼠がト〇ロのイメージで頭の中を走り回りました(笑)。
俊クンがこれをきっかけに友だちと遊べるようになるといいですね^^。
今回の錬は和泉さん、まんまではないですか!と笑っていたのは内緒です(*^▽^*)
  • 投稿者: 白桔梗
  • 2015年 05月07日 18時25分
白桔梗さん ( ´ ▽ ` )ノ

感想ありがとうございます。

そうなんですよ、前回からのダメージ回復のためのコメディー(コント?)なのですよ! あ、ダメージと言っても作者のダメージではなく、読者さまの……(^_^;) (作者は鬱グロではダメージは受けません。笑)

トトロのイメージですか。あののんびりとした顔付きとでっぷりと立派なお腹は確かに似ている(笑)。ちなみに私の脳内モデルは研究室で飼われている超でぶでぶラット君達です。

俊君はきっと大丈夫ですよ! 煉との僅かな触れ合いで、人の生きる道は少しだけその流れを変えていく……というのを第3章では少しでも描けていたらイイなぁ。

> 今回の錬は和泉さん、まんまではないですか!

あ……仔猫のシーンですね。うん、誰かに言われると思ったw
まぁ煉くんは千年とか生きているんで、その間に色々と無駄な知識を溜め込んでいると思って下さい。(^w^)

拙いお話ですが、白桔梗さんに少しでも楽しんで頂けたようなら光栄です! ありがとうございます!

[良い点]
「濡れ鼠」拝読しました。

梅雨は生活がいろいろと制限されるし、湿度も高いので衛生面なども気になる時期ですが、結構好きです。外出の必要がないという条件付きならばですが。

鎖樋の水の流れが目に浮かぶようでした。ツルツルと滑らかに煌めいていいですよね。実用性重視のものなのだとは思いますが、徹くんが言うように風流です。

これだけのしっとりとした梅雨の風景を旱魃のカリフォルニアでよくぞ書かれたものだと、その想像力の豊かさに感心いたします。

今回は可愛いお話の回だったのですね♪濡れ鼠うちにも来ないかなぁ(´- `☆)。
それにしても、濡れ鼠の触り心地の描写が、巨大な蒟蒻しゃぼんに思えてならないのは気のせいでしょうか(笑)


>きっと此の世は目に視えない様々なモノで溢れているのだろう。

本当にそうですよね。それは物の怪であったり、人の心であったり。一部の国や地域の人々や古の日本ではそれらを視て感じることができたのですよね。今では幼い子たちにしか残されていない能力になってしまいましたが。それをよみがえらせることのできるフィクションの世界はやはり魅力的だと思います。

今回もステキなお話をありがとうございました!
霜月さん

早々にお読みくださり、ありがとうございます。m(_ _)m
前回がグロ鬱大爆発なお話だったので、今回はほのぼのだったのですよ♪ しかし本当はこの話は6月にアップしたかったのですが、5月の話が書き終わらなかったのです……(^_^;)

この話は実は一年以上前に書きました。それを軽く改稿しただけなのですが(しかしアップした後に誤字発見……)、改稿中に「濡れ鼠はまさに蒟蒻しゃぼんだ!」と思い、杏仁豆腐ではなくて蒟蒻しゃぼんに変えようか悩んでいました。でもあの石鹸が全国区のモノなのかがイマイチ分からず、結局直しは入れなかったのですが、あの石鹸をプルプルする度に「濡れ鼠〜」と心の中で叫んでいます(笑)。

鎖樋は祖母に家に幾つかありました。お寺などでも凝った鎖樋を見ることがあり、子供の頃からあの水が流れ落ちる様子が好きでした。大旱魃のカリフォルニアに住んでいると、今は見る事のない風景ばかりが鮮やかに懐かしく思い出されます……ってコレってお年寄りがよく言う事では……?!∑(゜Д゜) しかし最近の日本はゲリラ豪雨なるものが流行り(?)、鎖樋では役に立たなくなったと聞きました。

濡れ鼠はワタクシの妄想の産物の中でも特にお気に入りの子たちなので、霜月さんにも気に入って頂けたようで嬉しいです。(*´ ▽ `*) 日本は数週間で梅雨入りですね。濡れ鼠、その辺をプルプルとお尻を振りつつ歩いているかも知れませんよ?

御丁寧な感想をありがとうございました!


追伸

私は夏の終わりに、生温い大粒の夕立ちや台風の雨の中を笑いながら走り回るのが好きです……。
[一言]
 黒い薔薇(後編)、時間がかかりましたが、ようやく読み終わりました。
 あえて名前は出しませんが、ノワール系の作品を多数書かれているプロの作家さんがいます。その作品ではグロいシーンが多めですが……今まで何か違うと思っていました。腕がちぎれたり、顔に火を点けられ癒えない火傷を負ったり……という場面が盛りだくさんなのですが、どこか「薄い」ような印象を受けていたのです。
 しかし、「黒い薔薇」の章を読み終えて、その薄さの正体に気付きました。やはり細部の心理描写、およびリアリティーがあってこそ、話に深みが生まれ、初めて心にまで響くものになるのだな、と。なぜ、その行動をするに至ったか……どんな思いで凶行に及んだのか……その点を省くと、まるでゲームの登場人物が殺し合っているかのような薄っぺらなものになり、グロがグロたり得ないような気がします(変な書き方ですみません)。和泉さんからすれば当たり前の話でしょうが、改めて気付かされましたね。
 また、詩的な雰囲気漂う文章もいいですね。詩的な文章は私には逆立ちしても書けませんが、心理やグロの描写について、もう少し勉強させていただきます(笑)。わけわからんことを長々と書いてしまい、すみません。

赤井さん

感想と過分なお褒めにあずかり恐縮です。ありがとうございます。m(_ _)m
しかし……詩的な文章?!∑(゜Д゜) 詩的に蛆が湧いてましたか?!(笑)真面目な話、綺麗な言葉を選んでグロ描写が出来ないかなぁ、とかは考えていました。(R15に引っかかるとイヤなので。)

私は創作とかの前にそもそも日本語そのものが危ういので(私がどれくらい辞書に頼っているか知ったら、きっと赤井さんなんて吹き出しますよw)、プロの作家さんの書かれたものと比べられるなんて、あまりに畏れ多すぎます。(^_^;) けれども赤井さんの言葉を聞いて、書き手ではなく読み手としての観点から自分が何を小説に求めるかを改めて考えてみました。

確かにグロ描写というものは、最初は刺激的でも、程度の差はあれ殆どの人はその刺激に直ぐに慣れてしまうと思います。特に小説は絵も音も匂いも感触もなく、文字列からの読者の想像のみに頼っているわけですし。作中で手が千切れても、生温かい血飛沫の匂いがするわけでも、目の前で苦しむ人の悲鳴が聞こえるわけでも、無論自分が痛いわけでもない。だから結局慣れやすく、共感しにくいのではないかと思うのです。しかしどんなに極悪な登場人物であっても、その過去や心理に何かしら読者が理解出来ると感じるものがあれば、それはより強い共感に繋がると思います。小説で物理的な肉体的痛みを感じる事は出来ませんが、物理的には存在しないはずの「心の痛み」は感じることが出来るのです。私は映画でも動物モノなら結構簡単に泣いちゃいますが(馬の出産シーンを観ただけで泣いたり。笑)、本当に胸を抉られて号泣するのは小説を読んだ時だけです。つまり何が言いたいかと言うと、読者が登場人物の心情に何かしら自分との共通点を見出し、その心理に共感した時に、赤井さんが仰られたように、登場人物の感じる物理的な痛みをより身近に感じられるのではないか、「グロがグロ足り得る」のではないかと思うのです。

しかし、私が一度でいいから書いてみたいなぁ、と思うのは、読者が普通の感覚では理解出来ないようなサイコパス的に歪んだ心理です。私が一番恐ろしいと思うのは、「自分が理解出来ないもの」ですから。しかしそれって難しいですよね……だって自分が知らないものは書けないし。本当は凛太朗か冴子をサイコパスにしたかったのですが、結局は「もし私が凛太朗や冴子だったらこのように考えるだろう」という域を出ませんでした。喜ぶべきか、悲しむべきか……(笑)

長々と失礼いたしました。そして一度改めてお礼を申し上げたいと思っていたのですが、ガラケーで拙作を読むのは物凄く大変なのではないかと思います。(一話づつが長いし、行間は詰まってるし……) それにもかかわらずいつも拙作を読んで下さり、本当にありがとうございます。m(_ _)m
そしてとても考えさせられる、素晴らしい感想をありがとうございました!
[良い点]
「黒い薔薇」最後まで拝読しました!
確かに、読み応え、ありました。楽しませていただきました。

完全なミステリですね。ホラーミステリ?
途中までの時間の流れと言いますか、多元中継的なところ、不思議な感じで読んでいたのですが、最後の部分で、ナルホド、と。

やはり、何度も感想欄で書かせていただいておりますが、醜くも美しい話。これに尽きますね。そして、それこそがヒトというもの。
その辺の表現は、流石、和泉さんと思いました。
やはり、多くの動物にふれ合っているからこその、ヒトという存在への理解の深さってことでしょうか。
[一言]
しかし、それにしても「病名」にめっちゃ詳しい煉クン。長生きすると、そういう知識が豊富になるんですね、きっと。
  • 投稿者: 鈴木りん
  • 男性
  • 2015年 04月12日 08時34分
鈴木さん

感想と過分なお褒めの言葉をありがとうございます。我ながら、3万4千字はなろうではすでに短編じゃないよなー、と思いながらアップしました。

ミステリーでしたか?!ミステリを書かれる 鈴木さんにそう言って頂けて嬉しいです!(≧∇≦)『煉のいる現在』と『煉のいない恭太朗視点の現在』、しかし後者は実は……という形でのミステリーでしたが、単にわかりづらいだけやん!と混乱する方も多いだろうな……(汗)しかし鈴木さんには解って頂けたようで良かったです。ありがとうございます。

> ヒトという存在の理解の深さ……?! ((((;゜Д゜)))))))

え? いや、私はいつもヒトって本当に分からないなぁ、歪だなぁ……と思っています……。しかし文章にすることで、自分のヒトというモノに対する考え方がより鮮明になる、というのは確かにあるかも知れませんね。

> 病名にめっちゃ詳しい煉クン

ここにツッコミを入れて下さるのは鈴木さんが初めてです! めっちゃテンションが上がりました!(≧∇≦)いや、実はですね、煉の一族は『祓い』が最大の仕事ですが、一族の中でも霊力の弱い者は医学・薬学等を極めて『祓い』をする者達を助け、更に副収入を得る。『祓い』を主にする者達も基本的な医学薬学の知識くらいは学ぶ事を求められる。(自分達が仕事で怪我をすることが多いから)……という裏設定がありまして。煉くんは修行にも学問にも熱心ではありませんでしたが、まぁ基本的な事は知っていて、更に鈴木さんが仰ったように千年以上生きていればそれくらい学んで当然だろう、というわけです。ちなみに泪くんは切れ者でしたが、煉も実は意外に頭が良くて、ダラダラと生きている内に数ヶ国語結構ペラペラ……という裏設定もあります。時々彼がドイツ語や英語を口走るのはそのせいです。(笑)

なんか興奮して長々と書いてしまいましたが、お読みくださりありがとうございました。m(_ _)m
[一言]
黒い薔薇を読ませていただきました。
前半は「雪~~~」後半は「凜~~~」でしたw
犬が苦手と言う自分との共通点もあり 後半はかなり凜太郎贔屓に読んでおりました。
少々強引な手法ではあるものの雪と冴子を一緒にさせてあげようと考えた所とか 体調が悪いのに「仮病」だと思われる程に凛として過ごしていたのだろうなぁとか考えると ますます「凜~~~」ですw
  • 投稿者: SIN
  • 2015年 04月10日 17時13分
SINさん

感想ありがとうございます。
おおっ、SINさんはなんとまさかの凛贔屓?! ってか、確証はなくても凛は雪を殺している可能性大なのに、雪之丞から一転して凛と、そこまで激しく乗り換えるとは!(笑)

> 少々強引な手法ではあるものの

いやいや、あれは強引とかいうレベルじゃなくて、単なる嫌がらせでしょう(笑)。とか何とか言いつつ、私も実は鋭く脆い凛が好きなのです。(^-^) ところでこの話を作った後で、ふとネットの姓名判断で凛太朗を見たら、「貧困や病気に悩む。スポーツの才能は天才的。親子の縁が薄い」と出てびっくりしました。ちなみに恭太朗は、「控え目。周りに合わせる。親孝行。金運,出世運が強い努力家」だそうです。意外に合っていて驚きです。

グログロドロドロなお話をお読みくださりありがとうございました。m(_ _)m
[良い点]
『黒い薔薇』読ませて頂きました。愛憎に囚われた三人の妄執と狂気の果て、昼間でも暗く沈んだような邸内のイメージとともに、募る恐怖と倒錯にじわじわ来るゴシックホラーなお話でした。
恭太朗、凛太朗、冴子、望む相手を巡って憎しみ傷つけ貶めあう相手にすらにも執着を持っている、DVカップルの共依存関係のような…と言うと浅薄ですが、恨むことでもまた、愛し必要とされる実感を得ようとする想いの強さとその思い詰めた物悲しさが胸に迫る一編だったと思います。
鬱展開とは言い条、矛先の狂った気持の根元は一身に愛を受けたいと言う欲求であり、非常に共感するところが多かったです。
[一言]
ネタバレ注意です。ブラック冴子ちゃんが見れたのが個人的に大満足でした。あの子が実は黒幕じゃないかなあと思っていたのですが、それ以上にスケールの大きなラストで素晴らしかったです。恭太朗と煉の最後の会話が特にいいですね。
グロ鬱血サイコ仲間の橋本さ〜ん ( ´ ▽ ` )ノ

感想ありがとうございます。
美しくも陰惨な薔薇のようなイメージで書いた話だったので、「ゴシックホラー」と言って頂けてすごく嬉しいです。ありがとうございます。

> DVカップルの共依存関係のような

そうそう! 凛と化した恭兄さまに対する冴子の気持ちは、まさにそんな感じだったのだと思います。ものすごく歪んだ形でありながら、そこに自己の存在価値や愛を感じてしまう人の心の怖さ……
う〜む、橋本さんは私が言いたかった事を全て言ってくださってるので、何と言うか、なんか他に書くことがないw (そして褒められすぎて恥ずかしい……)

ブラック冴子ちゃんを気に入って頂けてすっっっごく嬉しいです。この話は初めはもっと凛太朗が歪んでいたのですが、いくら彼を歪めてみたところで、何かが足りない……と思ったところで、凛に輪をかけて歪んだ冴子ちゃんの『自傷行為』を思いつきました。冴子ちゃんが黒幕であるところに気づくとは、橋本さん流石です。ちなみに個人的に好きなシーンはブラック冴子ちゃんが煉に唾を吐くところ(笑)。それにしても、恭兄さまは何だか損な役回りでした。優しいだけでは此の世では生きていけません、という典型的なタイプと言うか……( ̄▽ ̄)

拙い話を読んで下さり、ありがとうございました。m(_ _)m
[良い点]
「黒い薔薇」拝読させて頂きました!
誰もが多かれ少なかれ持っている負の想いは、遥か昔から今に至るまでどうしてこうも読み手を魅きつけるのだろう……そんな事を思いながら前編からゆっくりと読ませて頂きました。
本当に怖いのは行為そのものではなく、そこに潜む想いですね。なんともいえない余韻が残ったお話でした。
(上手く日本語に出来ないのです。すみませんm(__)m)

[一言]
煉君のゴスロリ風ドレスと手にした一輪の薔薇のイラストに癒されました(笑)
桜や薔薇には何処か死を連想させるものがあるように思います。綺麗なだけでなく妖しさを秘めた花だと感じます。
煉君、お疲れ様でしたm(__)m そんな一言をかけたくなった今回のお話でした。
気がつけば次々に現れる映像の断片の世界に放り込まれた様な不思議な感じを受けながら拝読していた私です。

  • 投稿者: 神 雪
  • 2015年 04月09日 22時03分
雪さん

感想ありがとうございます。
負の想いはなぜ読み手を惹きつけるのか……面白いですね。このようなドロドロした暗い話が好きなのは私を含む少数派だとは思いますが、しかし自分が何故こんな話を好むのか、雪さんに言われるまで、筋道立てて考えてみたことはなかったです。チーレムやコメディーでスッキリするのも悪くはないと思うし、そう言った話もそれなりに楽しみますが、陰鬱で歪んだ話でゾクゾクする、と言うのにはまた一種独特な趣きがあり(笑)。こう言った話を読んだり書いたりする事で、自分の中にひっそりと隠している陰鬱な部分のストレスを発散しているのかも知れません。

煉くんのゴスロリコスプレ、楽しんで頂けて幸いです。私もニヤニヤしながら描きましたよ〜(^w^)

確かに私の中でも『桜=死』です。(只今そんな感じの話を書き途中〜)そして薔薇は華やか過ぎて、その美しさの裏になにか陰惨なものを感じてしまいます。

この話は久し振りに「文章よりも視覚効果のある漫画で描きたいな〜」と思いながら書いた話でした。切れ切れのシーンが最終的に繋がっていくところに、『点が線となり、やがて線が絵を描く』ように感じて頂けたなら良いのですが……。(読む人によっては、「意味わからない」とイラッとくる話だったかも知れません。>_<)

ではでは、なが〜い話を読んで下さり、ありがとうございました。m(_ _)m
[良い点]
「黒い薔薇」拝読しました。

このお屋敷が私の中ではずっと鎌倉文学館の建物でした。(←ご存じ?)
今回も美しくも恐ろしい話でした。
構成が映画を観ているようで面白く読ませていただきました。それでありながら視覚だけでなく、聴覚、嗅覚を刺激され、まるで私自身があたかもその空間に存在していた空気か何かのように感じます。
それと、気のせいかもしれませんが、以前より読点が増えたような印象を受けます。それによってこちらの呼吸まで作品世界に操られているような不思議な気分になり、さらに楽しめたような気がします。

[一言]
ああ、食事しながら読まなくてよかった(笑)

霜月さん

感想ありがとうございます。

煉視点、恭太朗視点、恭太朗の過去視点と色々と混ぜた上に実は現在だと思わせているのが過去で……などと言うトリックがあったので、筆力足りないのにやり過ぎで解りづらいかなぁ、と思っていたのですが、霜月さんには楽しんで頂けたようでホッとしました。そして読点! サスガ霜月さんです。実はこの話は鈍い頭痛に悩まされつつ、それと知らぬまま切れ切れの記憶を辿る恭太朗視点の不安感を煽る為に、わざと読点を増やしていました。何かが狂っている(作者の日本語レベル以外の問題で)……と少しでも感じて頂けたら良かったのですが。

鎌倉文学館は行った事ないのですが、今丁度母と電話で話をしていたので聞いてみたところ、「あぁ、季節になったら薔薇が一杯咲いてる所ね」と言ってました! 今度是非行ってみたいです。(^-^)

ああ、食事中に読まれなくて良かった!!!(笑)
(霜月さんが失神とかしたらどうしよう……と思いながら書いてましたよ!)
[良い点]
「黒い薔薇(中編)(後編)」を拝読しました。

ヒトの心の闇、誰にでもあると思いますし、すごく共感出来てしまいました。そこまで激しいものではありませんが。自分を無条件に愛してくれるヒトが与えてくれる『居場所』、それこそが心の安定につながり、日常を送れるのかな、と思いました。ヒトとヒトのつながりは、肉親であるからこそ憎み、愛し、他人より激しいものになるのかもしれません。

ところで、煉くんのイラストですが、オルゴールに座っているのでしょうか。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 04月09日 12時34分
管理
猫我好さん

いつも早々の御感想をありがとうございます。m(_ _)m

共感して頂けてとても嬉しいのですが、

> そこまで激しいものではありませんが

……安心いたしました。

確かに心の闇は誰にでもあるものですよね。それをどこまでコントロールすることが出来るのか、と言うところで人生や他人との関係が色々と変わってきてしまうのだと思います。そして下手に血が繋がっていると、相手に『期待』のようなモノが出来て、余計にドロドロしてしまうのかも知れません。そして『居場所』を与えてくれるのは人だけではありませんね。無条件で永遠の愛ならば、動物が与えてくれるものの方が余程純粋だと思うのは、私だけではないはず……(^_^)

煉くんがオルゴールに座っている?!∑(゜Д゜)
あれはアンティークの椅子に座らせようと思っていたのに、椅子を書き忘れたままペン入れしてしまい、内心かなり「ぐわわわ! ダンボール箱に座ってるよ!」となっていたのですが、オルゴールとは素敵な考え方! そのアイデア貰った!(≧∇≦) ありがとうございます♪
<< Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> 
↑ページトップへ