感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
<< Back 1 2 3 4 Next >> 
[良い点]
元々あまり推理小説は読まない(というか読めない)タイプだったのですが、かなり引き込まれました。
読まない人間から見てもホワイダニットのお手本のように思えます。

[気になる点]
ただ推理小説読まない人間からの戯れ言ですが、殺された部屋の間取りとかが図になっていると分かりやすかった気がします。
状況描写だけだったら「あぁこの小説ってあまり殺された時の間取りとか重要じゃないんだ」とか勝手に考えちゃうもので...あとミスリードにも使えそうですし(まぁ捜査をするわけでもないからいらないんでしょうが)
[一言]
すごく面白い小説でした。正直なろうでここまでの完成度はなかなか見られません、推理小説の入門書として薦めてみたいと思います。
ありがとうございます!
間取り、ですか。考えてもみませんでした。今後の参考に致します。
入門書だなんて、そんなそんな、恐れ多い。でも、それだけ楽しめて頂けたようで嬉しい限り。今後もよろしくお願いします!
[良い点]
素晴らしい
ことなろうという場所ではまともなミステリ、推理小説と出会うこと自体が珍しい
だというのにこの作品は起承転結も話の筋も整った、昨今の商業作品と比べても遜色ない出来に仕上がっている

厳密には違うがこれは叙述型として作られたのだろうか
分からないこと、それを思い出すことがこの物語の本質であり、犯人捜しの物語というよりは自戒録のようなもの――主人公格の彼女は違うのだが――だと私は感じた

話の広げ方も上手いがそれ以上に最後の畳みかけ、風呂敷を畳む流れが上手い
なろうだとわりとよく見られる違法建築物語とは違い一貫した論理展開が見られる
おそらく物語の設計から終着点をしっかりと見据え、それに合わせた計画がわりと細かいレベルで行われていたのではないだろうか

この作品を即席即興で書き上げられるのならそれはそれで凄いことだが
[気になる点]
既に指摘されているがやはり純粋な推理小説とは趣が異なるのもあってかトリックの細部に対する考察に甘さが見られたりもする
ただ本筋に絡む問題でもないので大したことはない

個人的に気になったのがよく作られていたがゆえに中盤あたりで話が粗方読めてしまった点だ
具体的に言うと横山が現れたあたりで色々と察しがついてしまった
元々私が斜に構えた読み方をしていたというのもあるのだろうが解答編に対する爽快感はそこまでではなかった
だがだからこそ生者は生者で結論に至っていたという締め方は二重の意味でよかった
作品の締めとしても作中人物への淡い救いとしても

あとこれは蛇足な批判なのだがフィルタリング機能についてはもう一捻り使えたのではと思っている
作中の疑心暗鬼と読者の推理誘導に使える便利な設定だと感じていたのでわりと早々に捨て去ったのに驚いた
[一言]
細々と書きましたが総括すると面白かった、ごちそうさまでした、これに尽きます

二番煎じの焼き直しな感想しか出てこなくて申し訳ない
ありがとうございます!
ううん、やっぱり、こういう場に出すと色々な意見が頂けて面白いですねえ。
叙述型――と言うんでしょうかね。
普通のミステリ作品だと、殺人事件の被害者=表舞台からドロップアウトして、いわゆる『死人に口なし』状態になる訳で、その真逆をいく作品ができないかな、と思ったのが出発点です。
結果、『登場人物(ほぼ)全員が○○○で○○で○○』という形に仕上げていった訳で。こういう作品は過去ないんじゃないかなあと自惚れていたんですけど、まあ……色々と、粗はありますよね。
自戒自省の日々です。
ありがとうございました!
[良い点]
なんとなく読み始めた作品でしたが、キャラが立っていて
一気読みしてしまう魅力がありました。
面白かったです!
[気になる点]
作者ェ!携帯を処分しても通話記録残るってばよ
捜査で速攻一発バレだェ・・・
メンバーにメアド交換させて交流させたらそれも記録に残るってばよォ・・・。
あとは中盤で自殺サイクルかなぁと何となく予想ついてしまったこと。
ずっと流されっぱなし主人公が自分を棚に上げて他人の評価してるところにちょっと。お前が言うなみたいな。
主人公として応援しにくい。
[一言]
推理部分で携帯やネットでバレるツッコミがありますが
キャラが良かったです。
あと、現世サイドの残された人たちの間がどうなったのか
全くの不明なので、各キャラのエピローグなんかあると良いかなと。
黒幕や彼氏のその後とか。
中学生ボーイの家庭のその後とか、普通に気になる。
  • 投稿者: DD
  • 2015年 03月04日 23時39分
ありがとうございます!
ひー!そうなんですよねえ……IT関係に疎かったと言えば言い訳にしかなりませんが、全くその通り。もうちょっとどうにかすべきですねえ……。
後日談、というか生者サイドに関しては自分なりに考えてる部分もあるので、もしかしたら書くこともあるかもしれません。
今連載中のヤツを完遂したからの話ですし、期待しないで待っていてくださいませ。
[良い点]
大変引き込まれました。
瑞穂ちゃんの背景にうっすらと気ずきましたが、それでもめっちゃ各々のキャラもあり、本当に興味深く読ませてもらいました。
書籍として販売されてたら、間違いなく買ってます。
[一言]
是非、ほかの作品も読みたいと思います。お世辞は抜きです。
  • 投稿者: マキバ王
  • 40歳~49歳 男性
  • 2015年 03月01日 00時31分
わああ・・・本当ですか。ありがとうございます!
他にも色々書いていますのでそちらもよろしくして頂けたら嬉しいです!
期待に応えられるよう、今後も頑張っていきます!
[一言]
なろうで、久しぶりに良い時間を過ごした、よい小説を読んだという気持ちになりました。ありがとう。
  • 投稿者: hafen
  • 2015年 02月22日 18時35分
わあ、こちらこそありがとうございます!
今後も頑張ります!
[良い点]
トリックが素晴らしいです。最後まで見抜けませんでした。


[一言]
好みの問題かもしれませんが……全員が死者、という設定は、最後まで匿しておいた方がいいかもしれません。どんなに登場人物に肩入れしたところで、どうせ死んでるんだから……と思うと、はらはらどきどき感が減じられるように思います。彼らが生き生きと描かれていればいるだけ、読み手として無念です。
ありがとうございます!
ふうむ……死者であることを伏せておく、というのは方法論としてはアリですね。
今後こういったタイプの小説を書くことがあるか分かりませんが、参考にさせて頂きます。
[一言]
続きが気になって猛スピードで読んでしまいました。とても面白かったです。

  • 投稿者: さくら
  • 18歳~22歳 女性
  • 2015年 01月21日 18時04分
ありがとうございます!これからも頑張ります!
[一言]
すごーい、スラスラよめた
  • 投稿者: mail2461
  • 2015年 01月11日 12時08分
ありがとうございます!
[良い点]
挿絵?の使い方は今まで見てきた作品の中で一番良かった。
推理の骨格が分かりやすくなり、ミスリードとしても印象的!
ステージ演出(白い部屋、何でも出る)も独創的で良い。
[一言]
いつか素晴らしいトリックを思い付いたら推理小説を書きたい。
そう考えていたので読んで後悔しました。
もうこのトリック使えない!しかも面白かったから忘れられそうもない!
でも読めて良かった!(矛盾)
思わず時間を忘れて最後までいってしまいました。
クライマックスで一人一人戻っていく演出も好きですね!
舞ちゃんが露骨だったのが唯一……?
まあ、そこは主人公視点ということでやむ無し、でしょうね。

ところでもしかしたら、『カラフル』と『無伴奏ソナタ』を読んだことがあるんじゃないでしょうか?
展開にシンクロする部分があるように思えました。
読んでいないなら特に無伴奏ソナタはぜひ。海外SF系の翻訳ですが30Pほどの短編で読みやすいですよ!
『無伴奏ソナタ』という単行本自体は短編集なので、他にも映画化もされた『エンダーのゲーム』なんかも読めますよ!(なぜこんな時間に促販をしているんだろうか……)

僕はこれからアカルイアシタの方も読んでみたいと思います。
  • 投稿者: 久遠深奥
  • 18歳~22歳 男性
  • 2015年 01月02日 01時38分
ありがとうございます!
喜んで頂けたようで、私としても嬉しい限り。
挙げて頂いた作品は両方とも未読ですね……。
興味深いので、是非拝読してみたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします!
[良い点]
アカルイアシタほどの圧倒的な迫力、鬼気迫る感じはないですが、その分、よみやすいですね。
事件の構図自体は結構早い段階からなんとなくわかりましたが、最後まで面白かったです。
伏線の貼り方と丁寧な回収、本格ミステリーとしてはなくてはならない、ヒントの与え方など上手いですね。
あと、他の方も書いてますが相変わらずキャラが魅力的ですね。
[気になる点]
冷静になると下の感想の方の指摘は最もですね。
アカルイアシタのような世界観だとそういう粗もでてこないんでしょうが(警察的な意味で)。
後、鈍感王のヒロインにあまり共感できなかったなぁ。おまえはエロゲーの主人公かと。個人的にはアカルイアシタの主人公の方が共感できました。
あと、親友のキャラをもっと掘り下げればさらに魅力的な作品になったのではないかと思います。
[一言]
アカルイアシタは傑作だと思いますが、こちらは佳作といった印象ですね。
綺麗にまとまってますが、読者をのめりこませる迫力は足りないというか・・・本来相当暗い話のはずなのですが、よくも悪くも気楽に読めてしまいました。
少し辛目に感想書きましたが、奇抜な舞台設定が光る良作だと思います。
私が編集者だったら書籍化をもくろむのだが、ラノベで推理は最近はあまり売れないからな・・・富士見ミステリーェ・・・

いつもありがとうございます!
色々書いていますが、やはり本格ミステリは難しいですね……。
瑞穂のキャラ立てに関しては、まあ、故意犯というか、あれはああいう子でして……。
そうですねえ、生者サイド、もうちょっと描写してもよかったかもしれませんね。
重ね重ね、いつもありがとうございます!
<< Back 1 2 3 4 Next >> 
↑ページトップへ