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[良い点]
大変面白く拝読しました。

まさかの結末。想像を越えていました。
これからどうなるのか気になるところですが、見事な終わり方だったと思います。

楽しませて頂き、ありがとうございました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2014年 12月23日 04時36分
管理
 猫我好さん、感想ありがとうございます。
 人間の中には、ごくまれにこういう体質の者がいるとか……刺激がないと生きていけないタイプが。ただ、ほとんどの者はそれに気づかず一生を終えるそうですが。彼は知ってしまいましたが……続編というか、士郎が出る話は書くかもしれません。最後まで読んでくださり、感想をいただき、ありがとうございました。
[一言]
そう来たか( *´艸`)
これが一番の感想ですね。

結局、”ボーダーライン”を越えたのは彼でした。
彼はもう日常には戻れないでしょうし、戻る気もない。
決してハッピーエンドではありませんが、登場人物達にとっては帰結すべき結末だったかと。

何はともあれ、お疲れ様でした。

  • 投稿者: 足利義光
  • 男性
  • 2014年 12月23日 04時00分
 畑本祥光さん、感想ありがとうございます。
 彼の行き着く先は、ここしかないかと思っていました。彼がただ無力なだけならば、ああはならなかったのでしょうが……才能が必ずしも本人を幸せにするものではないと。ただ、彼本人は幸せなのでしょうね……最後まで読んでくださり、感想をいただき、ありがとうございました。


[良い点]
絡み合う男達の行動を、ひとつひとつ丹念に追い、そして自然な形でつなぎ合わせて下さいました。
陽一から始まり、陽一で終わる、いや続いていく物語の余韻に、この社会に存在するやも知れぬ「形を変えた闇への入り口」を見せて頂いた気分です。

終劇の後も、未だ「この世界」を漂っている気分です。
[一言]
この物語には多くのレビューが寄せられました。
勿論、これは当然のことであり、皆様のレビューはどれを取っても物語の真をえぐるかのようです。
いつかこの物語を自分の中で(少しぐらいは)消化できた時、是非参加させて頂きたいものだと思っています。

素晴らしい物語をありがとうございました。
  • 投稿者: 矢口
  • 男性
  • 2014年 12月23日 03時21分
 矢口さん、感想ありがとうございます。
 過分な言葉をいただき、恐縮です……武志だけは違う形になりましたが、あとは全員、想定していたラストに落ち着きました。陽一もまた、いずれは鉄雄のように引退を考えるのか、あるいは士郎のように骨を埋めるのか……いずれにしても、彼の人生が前途多難なのは間違いないですが、本人はその多難な状態が好きなんでしょうね。最後まで読んでくださり、感想までいただけてありがとうございました。
[良い点]
ご無沙汰致しております。
言い訳ですが、自分の話も書けない状況でしたので。

しかし、そのお陰で数話を一気に良い進むことが出来、興奮という縦糸と葛藤という横糸の織りなすタペストリーを存分に鑑賞することが出来ております。

ここから先は的外れな感想となるかも知れませんが、素直に書かせて頂きます。
続けて読んだ事で気づいたのですが、4人の人物が織りなす物語であるにも関わらず、其処に一切の混乱が見られ無いのは、殆ど毎回、陽一から始まり、鉄雄、一郎、武志との順序で話が進んでいくからなのでは無いのか、と感じております。

暴力の世界に憧れ、結果狂気に身を委ねつつある陽一。
狂気とはほど遠くとも暴力を生活の場とする鉄雄。
その立ち位置が不明な一郎。
そして否応なしに最も過酷な狂気に曝され、結果として暴力を行使せざるを得ない立場に立った武志。
武志は暴力から狂気へのラインを超えることは出来なかった。
だからこそ、あの選択となったのでしょう。

この流れは見事です。
計算の上で彼等の登場する順序を決められているのならば緻密です。
また無意識のものならば、それは才能です。

彼等を描くには、基本としてこの順番でなくてはならないのだと、どの読者様も納得されるのではないでしょうか、と感じます。

本物の暴力とは狂気や粗暴さではなく実は計算である。
本物の狂気とは自我の存在の不確定さ、或いは完全な否定である。
前者は主として鉄雄。
後者はその他の三名、或いは武志のターゲットとなった4名の行為から感じたことです。
また士郎はその双方を身に纏った存在でしょう。

勿論、上記が全てに当てはまる等と思いません。
あくまで私がこの作品から感じたことです。
しかしこの作品を読む時だけは、計算された暴力に一滴の狂気を交えた絶妙なブレンデッドウィスキーを味わう気分になるのです。
[一言]
恥ずかしながら、一郎が最後の存在だと思い込んでいました。
全くもって見事にやられました。
でも、そこが心地いいですね。
  • 投稿者: 矢口
  • 男性
  • 2014年 12月15日 23時55分
 矢口さん、感想ありがとうございます。
 体調の方は大丈夫でしょうか? いつもながら鋭く的確な感想で、矢口さんからの感想は本当に励みになります。他でも書いていますが、プロトタイプでは一郎が主人公で、鉄雄と陽一が友人……だったのですが、武志というキャラを思い付いた瞬間、全く違うものになりました。一郎が最後の存在……他の方からも同じ指摘を受けましたが、言われて読み直すと、確かにそのように思える部分がありますね(笑)。全く気付きませんでした。順番は……陽一は一番、我々に近い存在なので最初に登場させようとは思っていましたが……あとは偶然です(笑)。才能、といっていただけるのは嬉しいですが……本当に偶然、上手くいってしまったような感じです。あと2回で完結しますが……よろしければ、最後までお付き合いいただけると幸いです。
[一言]
はじめまして。
飛狼様の活動報告から、たどり着きました。
ノワール小説が好きなので、赤井"CRUX"錠之介様のこの作品は大好物です。
読むのが遅いので、まだざっと流し読みしかしていませんが、改めてじっくり拝読させて頂きます。

 鷹樹鳥介さん、感想ありがとうございます。
 ノワールの部分よりは、むしろ群像劇の方に重点を置いてますので、お気に召していただけるかは微妙ですが……ただ、一応は周りのロクデナシ共から取材はしてますので(バカ話のついでに聞いただけですが)、底辺をはい回りながら生きる人間のリアリティーを少しは表現できたかと思います。このペースでいくと、トータル15万字ほどで完結すると思われますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

[一言]
群像劇とかノクタの『極地恋愛』の話とか割烹でしていたら立花黒さんからお勧めされたのでちまちま読んでました。
これは面白いですね。
裏社会のリアリティはどこで勉強してきたのか、実在感が半端ないです。
赤井さん、いったい何者なのか……

もうすぐ完結しそうな流れのようなので、今後も楽しみに読ませて頂こうと思います。
 イー・カー・ポーンさん、感想ありがとうございます。
 お褒めの言葉をいただけて嬉しいです。実は私の周囲にはロクデナシが多くて……40過ぎて無職でヘラヘラしてる人とか、かつて刑務所に入ってた人がいたりします。そういった方々の話は……実にためになりましたね(笑)。その知識が、この作品では活かされています。まあ、鉄雄や士郎のような本物には会ってないですが……話は終盤に差し掛かりましたが、紹介してくれた立花さんの顔を潰さないためにも、きっちり完結させますので、最後までお付き合いいただけると幸いです。
[一言]
武士は逃げるのか…。

一般人には逃げる権利あると思うけど、武士は一般人でいることから逃げたんだから、そこから更に逃げちゃあかんですよ。

血反吐撒き散らしてでも、生涯自分が手にかけた人間の身内への贖罪と、惚れた女に逃げずに向き合わなきゃいかんですよ。

楽になれる未来なんてない。
ハッピーエンドはない。

全てが破滅にむかうのがノワールものの真骨頂
  • 投稿者: みかん
  • 2014年 11月29日 23時39分
 みかんさん、感想ありがとうございます。
 武志が気に入っていただけたようで嬉しいですね。他でも書いてますが、実は初め、主人公は一郎だけでした。ところが、武志というキャラを思いつき、追加したとたん……百八十度違う物語になってしまいました。士郎は一応ゲストですが……ある意味、最も重要なキャラかもしれません。武志はこの先、どうするのか……よろしければ、最後までお付き合いください。
[一言]
なろう、より このミス向きですかね?

意外に士郎が常識人なのが興味深い。

それにしても武士は罪悪感の成せる業とは言え、よくボーダー超えれましたね。
殺したら殺した分、カルマが上乗せされるタイプなのになぁ。

復讐という理由をつけて、周りの人に頭を下げてでも彼女の側に居るとの選択枝から逃げたから、破滅しても仕方がないね。
  • 投稿者: みかん
  • 2014年 11月24日 15時23分
 みかんさん、感想ありがとうございます。
 士郎は……まあ常識人ですね(笑)。彼には彼なりのルールはありますが、基本的には裏社会に属する普通の人です。ちょっと殺人が趣味なだけの……みかんさんさんの仰るように、武志の本質は普通の人なんですね。この先は精神的に追い詰められていきますが……もうじき完結しますので、よろしければ最後までお付き合いいただけると幸いです。

[一言]
真面目にコツコツと丁寧な描写で狂気の沙汰話を続けられる赤井さんが、ストイックすぎてカッコイイです。
これからだんだん狂気の歯車がいびつな音を立てて回り続けるのですね。
最後にどんな鐘の音が鳴り、終わりを迎えるのか――。
ストイックなフリをしつつ、内心、ワクワクしながらお待ちしてます。

 伊左坂ぐうたらさん、コメントありがとうございます。
 丁寧な文体、といっていただけると恐縮してしまいますね……今だから書けますが、これは本当に武志がキーマンでした。武志というキャラを思い付いたとたん、路線が180度違うものになってしまいました。そして一郎の立ち位置が、全く違うものに……ここからは終盤戦に突入し、血なまぐさい展開になります。さらに、現代社会に蠢く怪物たちが交差し……ですので、完結までよろしくお願いします。

[一言]
まさかの展開でした。
あのキャラが多分あれなんじゃないかな?
とか思っていましたが、ここに来て色々間違いに気付かされました。

凶境の先にあるのは何か? それを見させていただきます。

 畑本祥光さん、感想ありがとうございます。
 他の所でも書きましたが、実は元々、一郎が主人公のはずだったのです。一郎の世界(笑)に他の二人(陽一と鉄雄)が付き合ってあげているうちに……というハートフル(笑)な物語にするつもりが……いつの間にか他の二人が勝手に暴れ出し、さらに武志と士郎が出てきまして……結果、こうなりました。一応、伏線は今までの部分に張っておいたつもりですが……推理ジャンルとしては、反則気味ではありますね。反省点の一つです……予定より長くなりましたが、あと数話(曖昧ですみません)で完結しますので、よろしくお願いします。

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