感想一覧

[良い点]
『６章の５　最後の闇』

いやはや素晴らしい戦闘シーンでした。
内部から親父さんの抵抗、そして外からは２人のコンビネーションでの攻撃とバトルの動きは息もつかせぬ物が有りました。

勿論、血生臭くならない範疇でという約束事もきちんと守った上ですので、描くのは難しかっただろうな、とたまりさんのご苦労が偲ばれます。

しかし、ここまで来て更に試されるのはアキラの心、というのが話に深みをもたらせています。
[一言]
今まで「平々凡々」で何もなかった（様に感じている）アキラ。
彼がこの力を手放すことを躊躇しているのは、果たして本当に彼自身の気持ちなのでしょうか？
未だシロの呪いは解けていないのか、或いはアキラ自身の弱さなのか、続きが気になる引きでした。

[良い点]
＞親父は舞台中央で大の字に倒れたままだった。僕は胸に張りつけられていた護符をゆっくりと引き剥がした。
「お、親父？　い、生きてるか？」
「おぢさんっ！？」
　途端にばちーんと目が開く。
「「ひゃっ！？」」
　僕と優菜が同時に後ろに跳びのいた。
「……ち……血……」
「お、親父！？　痛いのか！　動くな、今救急車を」
　両手を揃えて突き出し直立したまま起き上がった！

「ちっ……血と、肉を……寄越せ！」
「キッ……キョンシー！　早く御札を！」
「なくなっちゃったよ！」


＞僕はそこでハッと振り返った。背後の暗闇に隠された御神体の祭壇に視線を巡らしす。けれどそこには、拍子抜けするような、古木みたいに皺くちゃの干物があるだけだった。

「あれが、御神体……」

　世界最古の蛇の抜け殻がそこにあった。


＞弥花里さんが僕を――好き？　

　嘘だー！　くっ蛇神め今度は彼女に取り付いたな！　丸分かりだ！
　なぜならそんな事あるはずないからだー！！（－ 失礼！

[良い点]
弥花里さんの表情が可愛い。

[一言]
たまりしょうゆ先生。
決着ですか？急転とかありませんよね。
八尋の本体を抑えないと・！

[良い点]
「まってたんだ、この……一撃をッ！」
『しまっ！？』


　優菜が舞台の対角線からダッシュするのを僕は視界の隅に捉えていた。元女子サッカーフォワードの脚力と攻撃力は折り紙つき。あっという間に最高速度へと達する。

『離せぇえええええ！』
「いやだね！」

次の瞬間、猛然と走り込んできた優菜が僕の背中を踏み台にして、跳んだ。
そして俺も親父を持ち上げて飛ぶ！

　――飛翔。

そして空中の優菜が親父の関節を決め半身を固めた。
次の瞬間、昇技トライアングル・ドリーマーが親父の身体を引き裂いた。

『ご！？　ぉおおおお――――――――――ルッ！？』

　ばちいいいっ！　という固いものが爆ぜる音が響き渡り、地獄の血の池に八尋が沈んだ。絶叫があたりに響きわたる。

「おぢさん……ゴメン」




[一言]
「その前に……ふぬッ！」

　優菜はやにわに力を籠めて、弥花里さんの白装束を膝上のあたりで一気に真横に破り捨てた。

　弥花里さんが「ちょっ！」と制止する間もなく、あられもない生脚が現れる。ついでに！　と言って両腕の袖もビリビリと引きちぎり、観客席に投げ込んだ。

　投げ捨てた白装束の裾が宙を舞い、観客席の老人の顔に被さる。

「むぉおお！？」
「天女の羽衣じゃぁあ！？」

　老人たちが色めきたった。なんだか王位争奪戦まで起きている。

『……お前らぁ……！　ゆるさんぞぉお！』

[一言]
たまりしょうゆ先生へ
クライマックスですね。
八尋本体はどこに？○尋君たちは結界が好きですね。

引きこもりだから！

親父さんにキスをすれば、術も破れますね。
さ、やっちゃってください。

[良い点]
＞「やった……のか？」

　それはダメなフラグや！


＞僕ははぁはぁと肩で荒い息をしながら辺りを見回した。

　気が付くと僕の手の中の『聖剣』は急速に朽ちて、ボロボロと表面から崩れて、土へと還ってゆくところだった。

「詩織さんに殺される！……嘘だと言ってよ獲苦棲過璃刃亜エクスカリバー！！」


＞「いや……」
「今良いとこなんだよ踊れよ、止めるんじゃねぇ！　続けろぉおお！」

　八尋が狂ったように弥花里さんの胸元を掴み乱暴に揺さぶった。装飾の施された舞子衣装の胸元が揺れる。
「……お兄……ちゃん」
「いいから踊れ！　揺れないだろ！！」


＞その一撃には躊躇は微塵もなかった。蹴りの構えを静かに解くと、慌てて着物の裾を直し、くるりと僕の方に向き直った。

　――やっと、逢えた。

　そう思った瞬間、僕は無我夢中で駆け出していた。

「優菜ぁあああああああああああっ！」

　黒い紙吹雪が舞い続ける中を全力でコールする。顔をつき合わせて狂乱している老人たちの間を全力で駆け抜けながら、僕は繰り返し、その名を叫んでいた。

「「「「「ユ、ウ、ナ！　優菜ぁ！　優菜ぁ！　優菜ぁ！　優菜ぁ！　あああああああああああっ！」」」」」

　駆け行く先は、篝火に照らされた神楽のリング。

　舞台袖の階段を一気に駆け上がると、僕は優菜の身体に掬い取るように抱きしめられた。

「――優菜！」

　この度リングの上に新チャンピオンが誕生したのである。


＞それは間違いなく、まぎれもなく優菜だった。

「優菜……酷い……霊力と一緒にこんなにも胸が縮んで……」
「いや、これは元からだから」
「え〜〜、嘘？　もう少しはあったよ」


＞顔をぐしゃぐしゃにして、そっちこそひどい感じだよ。

「あ……晶くん、胆石……なのです。　はいここで【胆石生成即爆破】」

　真横で興奮で顔を真っ赤にしている月音さんと目が合った。


＞古武術、無手勝流同士の戦いの火蓋が気って落とされる！
悲しい親子の対決の行方は・・・！？

　アレ？　確か攻撃手段のない流派だったような？

[気になる点]
火蓋が気って落とされる→切って
[一言]
親父は晶の呪いの影響受けてる節があったが、この場合は中身の問題なのかな？
肉体に引っ張られて八尋が晶ラブになったらワロス。

Ω＜八尋こそがググレゲスだったんだよ！
ΩΩΩ＜な、なんだってー

[良い点]
切りの良い『第５章』終結まで楽しませていただいてます。
ユウナ母のインパクトがありすぎｗｗｗ
なんちゅう罰当たりな事をしてるのこの人はｗ

さて美波君とも別れ、ドレス（浴衣）も受け取り、エクスカリバアも手にしていよいよ最後の戦いへ。
ここで『水』が無い、と云う事が逆に「どうする？！」という期待感を高めてくれますね。
[一言]
透明人間よ、安らかに・・・・・・

[一言]
たまりしょうゆ先生。
次回、あれから数日後でスタートしても好い臨場感
ですね。
詩織さん・・・

【直毛のさくしゃより】
　ついに「血まみれなるバール」を手に入れたアキラは最終決戦の地へ！
　そこで見た異世界の光景とは！？
　立ちはだかる最強の敵、スグレカス！
　そして・・・白蛇と化した優菜と血塗れる狂気アキラのラストバトルは！？

　次回、怒涛の「最終章」突入！
タイトルは、「○モよ！尻○を貫く○○○となれ」

[一言]
私気付いてしまいました！
恐るべき予感！

アキラくんの呪いが解けてもその呪いにかかった連中の呪いまで解けるとは言っていないのでは？

例えキッスしてめでたしめでたしになってもお尻を一生おいかけられるのでは？

あなおそろしや！