感想一覧

もう続きは書かないんですかね...

[一言]
続き待ってます

[良い点]
犠牲となった者たちには失礼だが、敢えて言わせて頂くならば、このタイミングで戦争が起こったことは日本にとっては幸福なことだった。
なぜならばバルツェル側がまだ核兵器や弾道ミサイルを開発できていなかったため、それによる多大な被害を避けることができたのだから。そして、比較的小規模の、核兵器使用によるそれよりも遥かに少ない犠牲を以て日本の核開発を推し進めるきっかけにできたのだから。
先に旅立った者たちは幸福である。これから来る地獄を知らずに済むのだから。

[良い点]
逃げるバルツェル兵は訓練されたバルツェル兵だ、動かないバルツェル兵はもっとよく訓練されたバルツェル兵だ!
降伏する奴はろくな訓練を受けていない動員兵か?うん、多分そうだろう。訓練では惨殺された時のことまでは教わっていないものなあ。

[良い点]
ゲベール大将ついに降伏を決断。これまでの判断の大半が裏目に出てきた彼にとって、最後のこれだけは表の目なったと思ってよいでしょうね。文明人としての最後の理性が、最悪の事態を回避させた。失われたものは多いですが、それでもまだ有るものも残っており、それを維持するために屈辱に耐えることを選べた彼は愚かですが、されども、れっきとした英雄と呼んでしかるべきでしょうね。
自衛隊にも死傷者はでてしまいましたが、バルツェル軍も多くを失った。ベストではないですが、こういう幕引きもいつかは歴史の一頁として人々の記憶から忘れられて、薄れていくことになるでしょう。強者どもが夢の後、何も残らず。

[一言]
せっかく持ち込んだ16式や無人戦車が活躍してなくてかなC。所詮戦車の活躍に彩りを与える脇役、補助戦力に過ぎないのか。

[良い点]
近代戦争とは経てして国家の総力戦としての性格を含むものであった。軍属、学徒の動員に、その他諸々含めて、老若男女を問わず死の危険に晒す外道の所業。それを支えるのは国家権力による同調圧力であり、故に総力戦は許容されたのであった。
悲しいけどこれ、戦争なのよね。戦争はいつだって女の、母のような顔をしてない。

[良い点]
いい年こいて未だにこの戦争を学生の遠足のようなものか何かという楽観的な甘い考えが抜けないゲベール大将。敵ながらこういう人物には困ったものです。とはいこれは彼個人だけに責任があるのではなく、バルツェルという国の社会自体にこのような事態を引き起こしうる問題が抱え込まれていたせいでしょう。
故に自衛隊の奇襲は効果を発揮する。日本人の特技は戦前も戦後も奇襲攻撃だということを敵に知らしめるべし。

[良い点]
日本の誇る強力無比な対艦誘導弾がバルツェル軍の艦隊に炸裂!決して外れることのないサジタリウスの矢をくらい、バルツェル軍は混乱する余裕すらも与えられなかった。
[気になる点]
奇襲を受けて大被害を受けたバルツェル側の反応が薄すぎた気が。何が起きたかも朧気にしかわからずただ敗走してしまった彼らの恐怖と動揺を抱く様子が余り見られなくて残念。
あと日本側も奇襲成功で大戦果をあげたのだから、少しは喜んだり安心したりしてもいいのよ?

[良い点]
自国の国益のために他国を戦場にする覚悟を決めた日本。決して温かい歓迎ばかりではないだろうが、それでもやらねばならないのは敵がいるせいだ。
敵とは何か?己ではなく、己と相容れぬ他者だ。野蛮なならず者武装勢力に、日本が永らく研ぎ続けた牙を剥く。同じ牙ならよく研いだ方が強い。