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[良い点]
 場面場面のつなぎの文章が綺麗で引っかかることがなくスッと読めました。
また「染め粉」や「背嚢」、前作ですが「かくし」など世界観を壊さず歴史的に裏打ちされた言葉を使っているのがいい。ソーンやマーシーなど、言葉一つ一つに拘ることは少ない単語で世界観に厚みを持たせるのにいいですからね。
[一言]
まさか主人公がレイプされそうになるとは……。
本田百郎 様

ご感想ありがとうございます。あまり誉められると調子にのってしまいます(笑)。
しかもあの長い長い前作までお読みくださるとは…ありがとうございます!

そして、初っぱなから襲われるわ(未遂)、唇は奪われるわ、散々な主人公…。よく知らない男を側に近づけちゃいけないっていう教訓ですね。リリアンヌは強い子ですが間違った選択肢に飛び付きやすいので、これからどうなることやら。
温かい目で見守ってやってくださいませ。
[良い点]
師匠、ソーン、ニールのような(好い人)たちに囲まれた日常に、「D」という敵味方不明な存在が加わって、ストーリーにどんどん深みと可能性が出ていると思いました。また女性にしか描けない描写は、男の目から見ると新鮮です。続きを楽しみにしています。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2016年 10月22日 18時31分
管理
小並屋ぺこま 様

お読みくださり、ご感想ありがとうございます。

好い人に悪い人、わけのわからない人が交錯して生まれるストーリィがただ単に(不幸な話)というだけで終わってしまわないように、綴っていきたいと思います。
可愛いDちゃんの活躍にもご期待くださいませ。

そして、あえてこれまで性別について言及してきませんでしたが、そうです、自分は女です。女性ならではの書き方、どこまで出来ているか分かりませんが、頑張ります。
[一言]
やっと追い付きました、暗くて救いのない話なのかなと思っていたら、ほんとに少しずつ変わって良くなっていってますね。それでも大変なのは変わらないですが……続きがどうなってゆくか気になります。


いずま けさお様

お読みくださり、ご感想まで、ありがとうございます。

暗くて救いのない話……暗くはないですが、救いがあるかどうかは受け取り方次第かなと思っております。ごめんなさい。

後々の鬱展開など、不快な場面がございましたらそっと閉じるなどしてくださいませ。「絶対大丈夫だよ!」と言えない作者をお許しください。
[一言]
「円の内側 下」、リリアンヌがソーンさんを頑張って外に出そうとする様子を想像して、すこしほっこりしてしまいました。

周りの人間が、リリアンヌのことを庇護対象として見ていない、だけどちゃんと一人の人間として扱っているのですよね。
で、勝敗は別にして、ただの子供じゃないことを示した、と。

やっとリリアンヌが居場所を手に入れることができた。それも、誰かの優しさに頼らなくても維持できる場所を。そう感じました。
きっと、これも読む人の感性で違う想いを抱くような気がします。ですが、リリアンヌとしては、結果を出せば認められる場所に身を置けるのは幸せだろうと、そう思いました。

……もし、裸漢脳筋大祭を迸るまま書かれただけでしたら、笑ってやってください。
P.S.

誰かの優しさに頼らなくても維持できる場所、という表現、素敵だと感じました。
市境前12アール様

ご感想ありがとうございます。
リリアンヌ、善戦しましたが負けてしまいました。しかし、ご指摘の通り、勝ちよりも良いものを手に入れることが出来ました。

師匠以外の、ソーンさんも他の皆も、リリアンヌを守られるべき子どもだと考えておりません。これはリリアンヌだけではなく子ども全般に共通の事です。悲しい世界です。

リリアンヌが頑張って改革していく世界です。



〉……もし、裸漢脳筋大祭を迸るまま書かれただけでしたら、笑ってやってください。

吹き出してしまいました。すごい言霊だ…。



[一言]
なんか、酷すぎるような…
まあ、私もけっこう酷いの書いていますが、とても主役やメインにそうなことはできないです…甘いなあ…
  • 投稿者: SHIN
  • 2016年 10月04日 20時19分
SHIN様

ああ…。
申し訳ありません。心痛をおかけしてしまいましたね。

主役やメインにこそ試練を与えてしまうのです。そしてこれからも。
SHIN様がこの酷いストーリィから得られるものがあればと願います。
[良い点]
ああ、リリアンヌに歪んた芯が通ってしまう。子供が子供として生きられない様には涙を誘います。
それでも、子供なりに必死になった結果の答えで、他に選択肢が無くても自分で決めたことだから、リリアンヌにとって大きな力になると思うんです。そのことがまた、涙を誘います。

……感想書いてたらまた悲しくなってきました。
[一言]
このへんの受け取り方はその人の感性で千差万別だと思います。もし天界音楽様の感性とズレてたらスルーしちゃってください。

ちょっと、自分の小説よんで癒されてきます(爆)

市境前12アール様

優しいご感想ありがとうございます。
子どもが子どもとして生きられないことに関しては、自分もまた憂慮している事柄の一つです。現実にもひどい境遇に置かれ、また命を落としてしまう事もありますね。ニュースで見かける度にいたたまれない思いがします。

物語だからこそ現実を忘れて、優しさで満たして、ハッピーな終わりをと望むのも楽しみ方の一つであるし、
物語だからこそ辛いこと苦しいこと、死んでしまいたいことを描き出し、なおかつ主人公がどう対処するのか。逃げるのか戦うのか折れてしまうのか、自分ならばどうするか。そういったことを考えるきっかけにするのも楽しみ方の一つだと考えています。


人間がおよそ考えつくことの全ては、さらに悪い形で現実になっています。願わくば、リリアンヌに寄せていただいた同情が、現実に苦しむ子どもたちに向けられますように。
万が一周囲で発せられたSOSのサインに気づくきっかけになりますように。
SOSじゃないかと感じたときに、公的機関に通報する勇気への後押しになりますように。


長々とすみません。こうした思いで作品に臨んでいる部分もあります。自分も市境前12アール様のところのバード君やイーロゥ先生に癒されてきます。メディーナさんには叱られそうだけど(笑)
[良い点]
豊かな現代人から見れば少なからずショックを受ける読者もいると思えますが、昔はこういう弱者への差別が当たり前におこなわれていて、そうした所から這い上がって今の文明を築いて来たのですよね。そこで我々が獲得した力が他者への思い遣りであり、いたわる心だと思うのですが、本作品はそれらの画き方が大変秀逸だと思いました。

扱うテーマは大変に重たいものですが、その中にもささやかな救いがあり、それが希望のかけらとなる。そうした物を紡ぎあわせてやがて「人」としての大きな力に変えてゆく……

それを見守るように暖かみのある文章が大変素敵で心地よい読書感を与えてくれます。
既に一話目で虜になりました。大事に大事に読ませて頂きます。
  • 投稿者: 退会済み
  • 30歳~39歳
  • 2016年 09月29日 07時37分
管理
皮剥善春様

ご感想ありがとうございます。
本作品の扱うテーマの一つとして、『力こそ全て、という考え方に抵抗する』ことを据えております。ですから、善春様のご感想で書いていただいたことは作者として大変嬉しく思います。

お誉めに預かり面映ゆく感じておりますが、リリアンヌの物語を楽しんでいただけて何よりです。今後の展開までをもお気に召していただけるかは分かりませんが、精一杯頑張る所存です。よろしくお願いします。

[一言]
下水道でのネズミやムカデの退治、昔のTRPGやコンピューターゲームではよくありましたが最近は見なくなったシチュエーションですね。
泥臭くて懐かしく残酷な現実のお話。
なろうでは受けづらいかもしれませんが私は好きです。
続きを楽しみにしておりますので執筆がんばってくださいね。
  • 投稿者: 水源
  • 40歳~49歳
  • 2016年 09月27日 13時14分
水源様

ご感想ありがとうございます。励みになります!

古き良き(?)TRPG、はい、自分の中のファンタジーはいつもそのイメージであり続けています。好きだと言っていただけて嬉しいです。

なろうで受けない…。そうですよね、うちの話はもれなくそんな感じです!
好きで書いているので、アクセスが増えずにへこみはしてもエタりはしません。頑張ります!
[良い点]
大好きです、ぴちぴちお兄さん。お小遣い稼ぎ、又の名を愛人契約? が、非常に気になります。本編中でいつかその内容が明かされる日が来るのか……(来い!)

昼行燈っぽい師匠が良い味出してますね。こういう、やればできるんだけどやれてない残念者がいると、すごく人間らしいし物語に渋み深みが出ますよね。
駄目さの描写(小汚い、絡まれる、一文無し、酒に溺れる、質使う)が濃やかで、「ああ、ほんとに駄目なじいさんだなこの人……」と遠い目になりました。でもその後に魔術を使えて(実は多分)凄いんだぜ、が来たので、ギャップにやられます。
[一言]
いそいそと遊びに参りました。沢山ある作品、どれを読もうか目移りしてしまいましたが、近く更新されたこちらをまずは最新話まで拝読させて頂きました。

読んでびっくりしました。なににびっくりしたかって、
「ちょ、リリアンヌ可哀想すぎ……」
これは序盤で読む人間を選びそうですね。耐性のない読者は即バックしそうな。
ただ、自分はこんなにも疎まれるリリアンヌには同時に何かしらの理由がありそうな気がして、気になって次へ次へと読み進められました。

そして思ったとおり才能の片鱗を見せるリリアンヌ、これからどう成長していくのか楽しみです。

東 吉乃様


 ご感想ありがとうございます!
 ぴちぴちのお兄さんやらダメな師匠やら、鬱なストーリィやらのダークサイドへようこそいらっしゃいませ(笑)。

 なんというか、好き嫌いの分かれそうな泥臭い作品をお読みくださりありがとうございます。

 リリアンヌは血筋がどうとか古いロイヤリティの末裔ではあるのですが、今は立派な浮浪者です。艱難辛苦な彼女の道行き、どうぞ見守ってやってくださいませ。


[一言]
今度こそ感想に投下。
やっと思いっきり泣いたところで、師匠……
それは、とてつもなく残酷ではないでしょうか。
神はどこまで試練を与えるつもりなのか……!

遠い彼方の浮上を待ちながら、次話も楽しみにお待ちしています。
(リリアンヌを)壊さない程度に頑張って下さい。

市境前12アール様


ご感想ありがとうございます。いつも励みになっております。

まさに「酷すぎる」世界に身を置くリリアンヌです。不幸に慣れすぎて色々麻痺していますからねぇ。

しかし、こどもの純粋さできっと世界を救えるはず。リリィは強い子だから大丈夫!(たぶん)
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