イチオシレビュー一覧

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人生とは未来とは?

  • 投稿者: 紫蘭   [2017年 11月 10日 20時 25分]
この作品の見所

悩みに苦しみながらも最善のために己が身を削る主人公に現代の若者に足りない気概を感じた。

己を突き通す心念とは何か?それを改めて確認させる作品ではないかと思う。

読み手が感情移入しやすく、誰しもが一抹の暗い感情を抱いたことはあるのではないだろうか?

未来とは、願うばかりでは叶うものではない、、、行動する事により初めて結果が生まれ叶う、必ずしも叶うものではないが意思を投げ波紋を起こし変化をもたらし未来を変えることが出来ると、行動しなければ、何も変わることはないと、、、

この作品には、そうした感情の起伏に溢れており、非常に楽しく読ませていただきました。

書籍になるのであれば、ぜひ購入させていただきたいと思うほどの良作でした。

機会があれば皆様も読んでみてはいかがでしょうか。

最後に、作者様の今後のご活躍を期待しています。



【祝】100回投稿記念

  • 投稿者: ゆう   [2017年 10月 31日 10時 44分]
♢-----------
この物語は主人公無双物ではございません。
特別読み易い物語ではございません。

しかし、逆境を生き抜く強さを教えてくれます。
一言一言に込められた想いを連想する楽しさを教えてくれます。

読み応えのある物語をお探しの方にオススメです!
皆さんに充実したラノベ生活を!!
-----------♢

人の血の熱さには未だ足りぬ

  • 投稿者: ゆき   [2017年 10月 22日 22時 52分]
この作品を絵で表すなら、最初に目に映るのは『血』であろう。少年漫画のような「熱血」ではない。憎悪、憧憬、諦観、屈辱、悔恨、怨嗟、絶望。ありとあらゆる感情が入り乱れ自分でも分からぬドロドロとした奔流だ。

主人公ルーギスは凡人である。人生をやり直す機会を得たが、才能に恵まれた英雄に生まれ変わらず、自分の人生を再び歩む。今度は諦めず足掻き続けながら。
合理性など知らぬと動き続ける彼らの感情は実に生々しく、魅力的だ。

ああ、これが人間なのだろう。
物語の駒でも、主人公の飾りでもなく、自分の意志で動く熱さと重さを感じる。
悪も正義も関係なく、ただ戦乱の嵐の中で彼が歴史に何を成したと刻まれるのか。
そして元の歴史の英雄とどんな結末を迎えるのか。ただ目が離せない。

余談だが、最近主人公とヒロイン達が「生肉とそれを狙う肉食獣」に見えてきた。
別の意味で目が離せない。

人間味のある主人公

  • 投稿者: カラカル   [2017年 09月 21日 22時 32分]
なろうに限らず、多くの作品を見てみても主人公の行動があまりに合理的でつまらないなぁと感じていました

今日やるべき事はあるけど体が動かない。すべきと分かっているのに違う事をしている。そんな人間味をこの作品からは受け取れます。

色々な作品に触れて、先の展開をある程度予想できてしまうようになってしまった人。
そんな方にこそオススメの作品ではないでしょうか。

これぞロマン、無双はもうやめだ

  • 投稿者: 冷華   [2017年 09月 12日 07時 46分]
最近のなろうは大体チート無双作者の妄想俺TUEEEEばかり、はっきり言ってつまらなかった。そんな時、ランキングからこの小説を見つけ読んで考えが一変した。なろうにもまだちゃんと面白い小説か残ってるって。
内容はありがちな過去に戻ってやり直すタイプ。けれども主人公はチートで無双する訳でもなく、前回の知識で無双するわけでもない。どこまででも凡人なのである。
彼は少しアドバンテージがあるだけ。いずれ天才に追いつかれるだろう。その中でもがき足掻く主人公の生き様は素晴らしい者であると私は思う。
俺TUEEEEに飽きたなら一読の価値あり。

救世主の影で輝く"渇望"

  • 投稿者: ポポ   [2017年 09月 09日 18時 37分]
まだ読み始めて間もないですが始めてこんな男になりたいと思えた。

他の物語をいくつも読んできたがこんなに熱い気持ちになったのは始めてだ!!

この先自分が思い描くストーリー展開で無くなってもこの昂りは忘れ無いだろう。

生々しく人間臭く煤と泥にまみれても輝く"思い"を感じて下さい。

こんな糞レビューですが・・・・少しでも多くの読者様に読んで欲しくて書きました。

ぜひ読んで見てください!!

それは男の意地である

  • 投稿者: 退会済み   [2017年 08月 27日 10時 34分]
管理
主人公ルーギスは、偉大なる救世主一行の旅に同行して雑用や夜番をこなす。
冷遇される毎日。それでも、彼が想いを寄せる幼馴染、アリュエノを心の支えに耐える。

一行の中心は救世主。それに付き従うエルフの姫、魔術師殿、俊英の女騎士、そして吟遊詩人アリュエノ。
彼女達四人は皆、救世主に恋慕の情を抱く。

ルーギスには何もない。失意と惰性だけが残り、いずれ諦念に変わるのを待つのみ。
しかし彼に、何者かが「人生をやり直す機会をやろう」と語り掛ける。

これは、朗らかな物語ではない。主人公の怨嗟と憎悪に塗れている。
彼は失ったものを取り戻そうと懸命にあがく。どんな手を使っても、どんな目に遭っても。

彼をそこまで突き動かす力、私が思うにそれは、ただ男の意地に他ならない。
そこには、己を貫く男の格好良さがある。
だから私は、彼から目を離す事ができない。
この物語を読む貴方も、そうである事を願う。

プロローグを乗り越えたら面白くなる

まるで負け犬のような主人公が、怪しい人物と取引し、人生をやり直すとするならば?

お墓のお供え物はオヤツです野性の北海(☼ (工)☼) クマッ

タグのダークに恥じない怨念マシマシ作品です。
もう、最初からヤバイです。読むと主人公と一緒に心挫けてしまいますが、主人公が囁かれる言葉へ激しく同意するのはやっぱり「面白く無い」からなんです。

何に面白くないのか…

それは英雄への嫉妬

鬱々とする主人公の心情に心張り裂けながらも、クヤシイヨネワカルヨコンチキショー!

主人公の怒り憎しみや憧憬、諦観に落胆嫉妬全てを丸抱えてやり直す姿はカッコ良いはたぶん無いのでしょう。

一癖も二癖もある相手を、爽快とはとても言えない手段で主人公が人生やり直す物語です。

血と汗と動悸息切れ混ぜこぜで、なんかヤバイ
しかもハードコア

かなり面白い

心に闇を持ってる読者さんにオススメです。

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