イチオシレビュー一覧

魔王との戦闘から始まる1話。シリアスな空気には似合わない魔王のセリフ。勇者の剣は確かに届いた描写はあるが何故か死に戻っている。
これだけの謎を提示しておきながらお構いなしに進んで行くストーリー。ここから描かれる話は、次は勝つ、上手くやるといったテンプレートではなく、主人公ヴィーレの葛藤と、戦いたくないという心だ。
本編の殆どが戦闘シーンではなく、ありふれた日常で埋められている。仲間との出会いそして友情を育みながら進む物語は、いやが応にもヴィーレを戦いへと誘い苦しめていく……


本作はありふれた死に戻りファンタジー小説ではありません。トライアンドエラーを繰り返す無機質なお話とは一線を画す大作となっています。是非ご一読を！！

一話目から世界に吸い込まれるように見入ってしまう作品。

文章の量、話の面白さ、キャラの個性や設定などどれも調度良く、レベルが高い。

ほのぼの、ギャグがありつつ、何だか不穏な感じも感じ取れるのがとても良い。
どうなるんだよ！！早く最終回を見せてくれ！気になる！！ってきっと見た人は思うだろう。

ファンタジー作品が好きな人は是非見てほしい。

　1話目のスタート、普通のハイファンタジーだと思って読みはじめたんだ。したらどうした！

「ん？　なんだこの設定？　テンプレ死に戻りか？」

　違ぇんだよ。確かにこういった感じの魔王討伐作品は数多とあるだろう。だけどこの作品は根本からガラッと変わってる。

　赤い眼というだけで勇者になってしまった一般人の心情、そして彼を取り巻く周囲の行動が目に浮かんで読み進められる。

　きっと読み終わった時には、勇者（人間）も、読者である俺らもホッとしているのか、それとも結末は......


駄文失礼しました。Genshoでした。

第一話で読者にいくつかの謎が投げかけられ、徐々に明らかになると思いきや、話が進むごとに謎が深まる……。

この話は決してミステリーなどではありません。タイムリープ系の王道ファンタジーです。

一話目こそ、ほの暗い雰囲気を纏っておりますが、全体的な内容はコメディチックで、クスリと笑わせてくれることも実に多い……しかし、この作品はそれだけではないのです！

主人公は何を知り、何を知らないのか。カズヤはいったい何を隠しているのか。他のパーティーメンバーはどんな過去を抱えているのか。この世界はどうして今のような形になったのか。

これら全てがこれから明かされると思うと、期待感が治まりそうもありませんし、これからの展開を想像する楽しみもありますね。

謎が謎を呼ぶこの作品――続きが気になってしまう人にはあまりオススメできませんが、それでもいいという方は是非見て下さい！
きっと貴方も気に入るはずです。

『死に戻り』という単語を聞いたことがある人は多いんではないでしょうか？
思い浮かぶストーリーといえば、暗い感じではないですか？

この作品の良いところは暗い感じのストーリーを、いい意味で取り払うような、個性あるキャラクターたちの存在でしょう。
なんと言ってもヒロインの可愛さが輝いている作品です。

魔王討伐まで『八日間』。そしてそれを繰り返す勇者。
一見シリアスのようにも思えますが、コメディー要素も含んだ作品。

一度、読んでみてはいかがでしょうか。

本来死に戻り系の小説は暗くなりがちだと思っていました。
でも、この作品はそんな暗さを吹き飛ばす程キャラクター達の個性が光っています。
特にキャラクター同士の掛け合いが見ていてとても面白い！

シリアスコメディーとも言える文章力には脱帽です。

ただ物語の本質は深く、毎話毎話で「これは何かの伏線なのだろうか？」といい意味で悩ませてくれる物語。
まずは一章まででも読んでもらいたい！そうすればきっとあなたもこの物語にはまります。

今私が更新を楽しみにしている小説の一つです！

何度も繰り返される、魔王と戦うまでの8日間。
勇者が死んだ日まで残り～日間というのも、期待を高めてくれること間違いなし！

さらに、仲間のキャラクターも濃い！
自分が特に押したいのがいじめられっ子の少女、ネメス！

守ってあげたい小動物のようなその仕草には読者も彼女のことを守ってあげたくなること間違いなし！

他にも異世界転移してきたらしい少年や、引きこもり賢者のお嬢様という、魔王を討つには物足りないんじゃないか！？　というパーティーの行動には目が離せません！　最終的にどうなるか気になる作品です！

魔王討伐まで、残された期間は８日間！

その間に仲間を集め、魔王討伐の為旅立ち、魔王を倒さなくてはならない！

ただの村人である主人公が……勇者に使命されて。

倒せなければ、また一からやり直し。

いわゆる、死に戻り。

彼は、魔王を倒せるのか？　

なぜ、死に戻りをするのか？

それは私と共に皆さんも読んで是非確かめてください。

苦もない文章とテンポでとても読みやすい作品です。

要所要所に読み応えのある箇所もあり、それ以外は軽妙なキャラの台詞回しなどで楽しく物語展開がしています。
個人としてはエルのキャラクターがとても気に入りました、普段はおちゃらけているのに暗い過去を抱えている、というのはありきたりですが好まれるキャラクター性だと思います。
異世界転移？してきたカズヤの、過去には居なかったという存在が今後どのように物語に作用していくのかと楽しみです。

一部目からいきなりバトルシーンを投入したところに管理人はセンスをビンビン感じ取りました。
この小説は死に戻り小説のような感じなのですが、普通に何の構成も考えず小説を書けば、王様に呼び出されるシーンから始まり、その後最初の死を経験することになります。しかし、この小説の構成は少し特殊ですでに何度か死に戻りした状態で物語がスタートするのです。
つまり構成が非常に工夫して作られているということですね。
構成が素晴らしくよくできた作品だと思いますので是非ご一読お願いしますm(__)m