イチオシレビュー一覧

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なろう系主人公じゃなくても良いじゃない。ネトゲ廃人だもの。

  • 投稿者: みずは   [2023年 06月 22日 17時 05分]
主人公は一言で言っちゃうとネトゲ廃人。趣味はダンジョン踏破型MMORPGをプレイすることで、最後の記憶は複数PCによるぼっちPTプレイでのゲームクリア。

理由も分からずやってきたゲームの世界、職業はヒーラー職の白魔道士でレベル1。不相応に超貴重なアイテムを持って死に戻った彼に向けられた嫉妬、侮り、嘲笑……つけられた渾名が『ラッキーボーイ』。世間の悪意。

そんな主人公が心折れずに、リアル世界へ帰るため、どのPTよりも速くダンジョンを踏破しようとする。そんなお話です。
困っている時世話になった人々には感謝しつつも、悪意や軽侮を以て絡んでくる連中にはきっちりお返し。帰りたいんだからとロマンス系フラグもガン無視。薄っぺらい優しさとか要りません。依存するなし、とばかりに行動する主人公にはコミュ障の臭いがプンプン。
お話が進むにつれ剥き出しになるネトゲ廃人らしも含め、私は好きです。

好き嫌いが分かれる作品

  • 投稿者: ひろ22   [2021年 01月 31日 14時 42分 ()]
ダンジョン攻略のライブ中継と、PTメンバー全員が各階層を攻略する必要があるシステムが上手く組み合わさり、そこに廃人主人公の知識チートが上乗せされ、白熱したダンジョン攻略がなされる展開に惹き付けられました。
ただ、序盤は良いのですが、中盤以降、主人公の性格破綻者ぶりが顕著になり始め、終盤は更にそ
のゲスさ加減に磨きがかかり、読んでて気持ち悪くなりました。
別に王道を進むヒーローである必要は全くないですが、魅力ある各PTメンバーをアイテムのように扱う姿勢には感情移入できず、序盤の良さに騙されて読み進め、読了して後悔する人も多いだろうなぁという作品です。(勿論好きな方もいるかと。)

コミック版はまだ序盤であり、誰でも割面白く読めますが、中盤以降は人によっては不快にしか思わない可能性もあるので、これから読まれる方は、その辺りを判断し手を出すか出さないかを決められるのがいいかと思います。

廃人でマイペース!他にない作品 続きはブログで!

  • 投稿者: gomadogs   [2021年 01月 19日 16時 36分]
この作品はゲームに似たダンジョンのある異世界の話です。
ゲーム知識だけでチート能力はありません。
廃人だけあって性格に問題があります。
主人公力は求めてはいけません。
ですが話は非常に面白いです。
話の展開もそうですが戦闘における戦略や描写は特筆すべきところがあります。
そして無駄に感情移入してしまうほど登場人物が素晴らしい。
自分がその場にいるように思ってしまうほどです。
ネットなどの情報媒体も新聞以外ありません。
ダンジョンのある都市の周りは魔物が闊歩しており情報は入りにくい状況にあります。
ダンジョン内は復活できる保証があるだけで死ぬ直前までの痛みはあります。
読む場合はこれだけでも覚えておいてください。
中途半端な完結となっていますが実は個人のブログで続きを書かれています。
最後まで読める方は是非ブログもどうぞ。

序盤は面白いが…

  • 投稿者: タナミ   [2020年 10月 12日 18時 22分]
序盤は面白いと思います
主人公が周りにバカにされながらも見返して立場逆転するので、バカにされたものに強くて当たっても違和感はなく、スカッとすることもあります
しかし中盤以降は主人公の性格の悪さが目立ち、不快感が出てきます
仲間の成功を喜びもせずに当然と言ったり、初対面の時に少しでも嫌悪感があった相手に対してはいつまでも粘着して冷たくするなど、精神的な成長が全くといっていいほど感じられません
周りのキャラの成長は感じられるだけになおさらです
また、誰との会話でも最終的に主人公がマウントを取って終わっています
謝りを認めたとしても「どうでもいいような気持ちで」謝っただけです
そこが不快に感じる理由です
なんにせよ序盤は面白いので、読み始めて合わなくなったと感じてから読むのを辞めても遅くはありません

物語で必要なのは、主人公だけではない。

  • 投稿者: 子游 兎   [2020年 09月 17日 19時 48分]
 登場人物が人間らしい、ゲーム感がありつつ現実感へと丁度良く落とし込んだ作品。wiz系の迷宮RPGが好きな人にはたまらない。
 登場人物の目立ち方や戦闘描写の細かさもありますが、特筆すべきはパーティ全体のバランスを考える戦術ではないだろうか。

 主人公の努は回復を担うヒーラーだ。何が言いたいかというと、努一人では絶対に迷宮を攻略することが出来ない。なろう小説では罠にハマりやすいのが、自己完結した作品が並ぶ。その方が分かりやすくてかっこいいから。なんでもできる自分というのはもちろん面白いし、ゲームプレイ経験から作られることが主だと自分は考えているので、やはり自分で考えて解決へと運ぶ流れになるのだろう。

 つまり、ヒーラーだけではない。タンクもアタッカーも必要なのだ。必要な登場人物が何人もいるのだ。それが物語を複雑にしつつ、深みを演出している。
 おすすめです。

完結して時が経っても忘れられない名作

この作品のテーマはダンジョン攻略と自分がいた世界への帰還です。
キャラが良いという他の方のレビューはとても同意できます。この作品本当にキャラが立っててどのキャラも好きになれます。まだ本編を見てない人にキャラが良いと伝えたところで、そうなんだ。としか思えないですよね。
キャラの良さと、大筋であるダンジョン攻略によりライブダンジョン!の世界は圧倒的に面白くなります。
作者のヘイト管理がとても上手いです、困難は沢山あります。ですがその分カタルシスが凄いです。
僕は90階層主戦が大好きです、あそこは伝説だと思います。
あの面白さはただ戦闘描写が上手いだけでは成り立ちません、キャラの良さ、努が無死を守りながらのダンジョン攻略、どうやって攻略するんだという毎回思わせてくれる作者の技量。
この作品はキャラが良いです。
ですが、僕はダンジョン攻略が一番の魅力だと思います。是非一度読んでみてください。

主人公に都合の良い人物ばかりで構成された物語に飽きた人にはお奨めの作品です

  • 投稿者: K.T   [2020年 07月 14日 11時 34分]
当初、漫画版でジョブ役割辺りを見てから妙に心に引っかかったので原作も読んだところ、大嵌り。
何が素晴らしいと言ってキャラ造詣。その巧みさにおいて、この作品はダントツです。
主人公からして技術や知識を用いての無双は凡百でもあれど、執念深く計算高く自分の目的のためには利用しつくすことも厭わないどこぞの悪役のような性根という変わり種。ただ喜怒哀楽がダンジョンを踏破することに直結していて素直な部分もあるため不快感を募りにくく、そしてその共感が一般人とも共有しているため非常に作品に没入しやすくなっています。実際、成れの果て戦は読んでいて興奮しっぱなしでした。
他のキャラも、本来ならハーレム要因となるような綺麗どころが大抵どこか面倒くさい人ばかり。特に某Sさんと某Yさんは序盤と終盤で大きく印象が変わること請け合い。
完結済みですが、現在ブログで実質続きが描かれていますので興味をもたれた方はぜひ。

性格の悪い主人公、最高です!!

  • 投稿者: 内野眠子   [2020年 03月 15日 18時 22分 ()]
主人公、努の性格の悪さにはまりました。
努は臆病で小賢しくいわゆる良い人ではないですが、そこが人間臭いリアリティーを感じられていいです。

正義感?優しさ?なにそれ、情をかけて俺に何の得があるの?忙しいんだけど?←これが努です。
(ぶっちゃけ、行きずりの人とかを気軽に助けるヒーロー気取り主人公より努の方が私は共感できます。)

また、主人公以外のキャラ達の心情表現も豊かです。それぞれ背景があり悩みや壁を抱えているので個々に魅力があります。

設定ペラペラなキャラとかいないし、皆んな仲良しこよしのご都合主義でもないです。むしろしょっちゅう問題は起こるし仲間内でわりとギスギスしあいます。それがハラハラして面白い!

よくあるハーレムチートヒーローものに飽きた方には、本当におすすめです。この主人公にハッピーエンドや仲間への信頼なんて期待しちゃダメですよ、笑
控えめに言って面白すぎてやばいです。

その後が気になる作品

  • 投稿者: アイリス   [2020年 02月 19日 19時 02分]
長らく楽しませていただきました。

終わり方がやはり少し哀しくなった部分もありますがその後もそのうち書いて頂けると信じレビューを書かさせていただきます。

物語は長編ですが、本当に読みやすく、登場人物の心の動きを書くのが上手な作品だと思いました。

ぜひとも本当のハッピーエンド(みんなが幸せ)を期待しております。

ハッピーエンド中毒者

  • 投稿者: kiro♪   [2020年 01月 21日 00時 07分]
ハッピーエンド、主人公ハーレム等に慣れている人達には辛い話かもしれません。
ですが、細かい描写に心躍る表現、常に一貫しているキャラの性格。
ここまで、キャラの動きに違和感を覚えない作品は初めてです。
あなたも一度読めば、病みつきになることでしょう。

PS
途中で、努にもっと優しく動いて欲しいとか、そこを何故別のルートにいかないのか等、考えたりもしましたが、努なのでと考えることを諦めました笑
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