感想一覧
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[良い点]
描写と設定が重めなのに、非常に読みやすい文章に驚きました。
「影の子」に入るまでの前置き(前フリ?)もほぼ完璧で、初めて戦闘に入った時の緊迫感や絶望感がすごかったです。
[気になる点]
もうちょっと会話が軽い方が読みやすいかなーとも思いましたが、そうしてしまうとこの小説の味を無くしてしまう気がするので、判断が難しい所です。
描写と設定が重めなのに、非常に読みやすい文章に驚きました。
「影の子」に入るまでの前置き(前フリ?)もほぼ完璧で、初めて戦闘に入った時の緊迫感や絶望感がすごかったです。
[気になる点]
もうちょっと会話が軽い方が読みやすいかなーとも思いましたが、そうしてしまうとこの小説の味を無くしてしまう気がするので、判断が難しい所です。
- 投稿者: 退会済み
- 2018年 01月12日 15時59分
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ご感想ありがとうございます。1章(Ver1.2)の戦闘シーンは、読み手が飽きてしまわぬよう早い段階に置こうと、本作独特の複雑な設定との間で試行錯誤しましたが、褒めてくださり苦労が報われます。
種を明かしてしまえば、戦闘で起こったことの詳細説明を後付けにするというのがひとつ。他方で世界観の紹介や色づけ諸々も後回しにするといった工夫(というより悪あがき)をしています。戦闘シーンの後に小難しい話が続くのは冒頭を軽くしたからです。(物語の都合上、話が戦闘から始まるという時系列の入れ替えができない問題もあったのですが割愛します。)
もう少し序盤の製作裏話を続けますと……当初は戦闘からしばらく経過しての会食のエピソードはありませんでした。魔法研究の実験を初めて成功したり失敗したり続くのが最初のストーリーラインでした。あまりに退屈な流れだったのでバッサリ削除しました。Ver1.3の図書館シーンと会食シーンでほぼすべての設定が簡潔に伝えられるよう修正したのです。
冒頭から戦闘への流れを含め、なんとか独特な設定に溶け込めるよう工夫しました。奏功していれば幸いです。
また、会話の台詞が重苦しい点ですが、単純に作者の技量不足であるところが大きいです。致命的な見落としもありました。ムードメーカーの役割に対する意識が低かったのです。ある程度、実体験をもとにキャラクターの関係を構築していったのですが、陽気な先輩以外に場を明るくするキャラクターが不在です。
なぜ、ムードメーカーの重要性に気づかなかったのか……実生活では見えていなかったのです。……そう、実は私がお笑い担当だったのです。最近になって気づきました……。
今後は自分自身をモデルにしたお笑いキャラクターを(次回以降の)作品に投入していこうと思います。ただ非常に扱いにくく、スベりやすく、ドひんしゅくを買うこと度々なので、物語内では退場コースです。他にも良書を参考にしつつ、軽妙なユーモアを是非とも課題にしていく所存です。
どうぞ、今後ともくら智一の作品をよろしくお願い致します。
種を明かしてしまえば、戦闘で起こったことの詳細説明を後付けにするというのがひとつ。他方で世界観の紹介や色づけ諸々も後回しにするといった工夫(というより悪あがき)をしています。戦闘シーンの後に小難しい話が続くのは冒頭を軽くしたからです。(物語の都合上、話が戦闘から始まるという時系列の入れ替えができない問題もあったのですが割愛します。)
もう少し序盤の製作裏話を続けますと……当初は戦闘からしばらく経過しての会食のエピソードはありませんでした。魔法研究の実験を初めて成功したり失敗したり続くのが最初のストーリーラインでした。あまりに退屈な流れだったのでバッサリ削除しました。Ver1.3の図書館シーンと会食シーンでほぼすべての設定が簡潔に伝えられるよう修正したのです。
冒頭から戦闘への流れを含め、なんとか独特な設定に溶け込めるよう工夫しました。奏功していれば幸いです。
また、会話の台詞が重苦しい点ですが、単純に作者の技量不足であるところが大きいです。致命的な見落としもありました。ムードメーカーの役割に対する意識が低かったのです。ある程度、実体験をもとにキャラクターの関係を構築していったのですが、陽気な先輩以外に場を明るくするキャラクターが不在です。
なぜ、ムードメーカーの重要性に気づかなかったのか……実生活では見えていなかったのです。……そう、実は私がお笑い担当だったのです。最近になって気づきました……。
今後は自分自身をモデルにしたお笑いキャラクターを(次回以降の)作品に投入していこうと思います。ただ非常に扱いにくく、スベりやすく、ドひんしゅくを買うこと度々なので、物語内では退場コースです。他にも良書を参考にしつつ、軽妙なユーモアを是非とも課題にしていく所存です。
どうぞ、今後ともくら智一の作品をよろしくお願い致します。
- くら智一
- 2018年 01月12日 23時56分
[良い点]
Ver1.3まで読ませていただきました。
世界観が作りこまれていて、読みごたえがあります!
バトルの描写がお上手で、影の子とのバトルも読んでいてはらはらしました。敵のビジュアルというか雰囲気がちょっとホラーな感じなのも私好みでした。
優秀なだけに周りからのやっかみも多そうなアキムがこれからどんなふうに戦っていくのか楽しみです。
Ver1.3まで読ませていただきました。
世界観が作りこまれていて、読みごたえがあります!
バトルの描写がお上手で、影の子とのバトルも読んでいてはらはらしました。敵のビジュアルというか雰囲気がちょっとホラーな感じなのも私好みでした。
優秀なだけに周りからのやっかみも多そうなアキムがこれからどんなふうに戦っていくのか楽しみです。
ご感想ありがとうございます。本作の魅力が余すところなく伝わり、作家冥利に尽きます。Ver1.3まで楽しんでお読みいただけたのであれば、ラストまで興奮の展開が続くことを保証いたします。ホラー性とアクションが集約されたクライマックスを是非、ご堪能いただきたいと思います。
また、ご意見などありましたら、どのような内容でもお伝えくださると助かります。先に読者様よりいただきました、キャラクターの呼び方が変わる点が読みづらいという問題は、さっそく昨日に修正しました。おそらく、お読みくださったのは修正後の内容だと思います。
本作は、ご意見いただいたら即修正がほとんどです。以前は修正を施すまで半月かかったりしましたが、最近は早いです。
一度執筆してしまったら、書き手は消えて世の中に残るのは作品と読み手だけだと考えています。読者様のご感想を参考に作品を調整していきますので、ご要望いただければ幸いです。
今後とも「ソフトウェア魔法VS.影の王」をよろしくお願い致します。
また、ご意見などありましたら、どのような内容でもお伝えくださると助かります。先に読者様よりいただきました、キャラクターの呼び方が変わる点が読みづらいという問題は、さっそく昨日に修正しました。おそらく、お読みくださったのは修正後の内容だと思います。
本作は、ご意見いただいたら即修正がほとんどです。以前は修正を施すまで半月かかったりしましたが、最近は早いです。
一度執筆してしまったら、書き手は消えて世の中に残るのは作品と読み手だけだと考えています。読者様のご感想を参考に作品を調整していきますので、ご要望いただければ幸いです。
今後とも「ソフトウェア魔法VS.影の王」をよろしくお願い致します。
- くら智一
- 2018年 01月11日 13時17分
[気になる点]
・あらすじを見てワクワクさせてもらったんですが、ラストバトルの行方をここに書いちゃってもいいんでしょうか……。
いえ、私はあらすじの書き方はへたくそなので、人のことをとやかく言うことはできないのですが!
・すこし前置きに話数をかけ過ぎか……とも思いますが、主人公の語りが上手くそこまでストレスには感じないですね。他の方の意見に人称について書かれていますが、これは難しい問題ですね。一人称は専門外なので、若干トンチンカンなことを言ってしまうかもしれませんが商業ラノベでも一人称に客観的な視点と、主観的な視点を織り交ぜて書いてらっしゃる先生もいます。
なので、それが完全に間違いである、とも言えないのではないかと思います。まぁ、割と戦記物では三人称で書いてらっしゃる先生が多いと言えばそうなのですが……。
結局の所、『内容で読者を黙らせられれば、少々の書き方の違いは許容範囲』が自分の見解です。まぁ、それが難しいんですが!
・因縁浅からぬ銀髪の魔法士や、みかん色の髪を束ねた魔法士等々、名前を言い換えた表現がちょこちょこ見受けられます。特に問題はないのですが読みながら『えぇっと……』と頭の中で検索を掛けなければなりませんでした。地の文が流麗で読みやすい分、こういったところで読み手のリズムを崩してしまうのはすこしもったいないかな、という印象です。
・魔法の原理を説明できないもの……とするまでの工程が上手いなぁと感じます。ヘタに煩雑な原理や要素を組み込んでごちゃごちゃ書いた場合、そこでダレル場合がありますからこういった省くところは省くと言うのは私も見習いたいです。
・>>各員のまとった白いローブが風にたなびいた姿は錦鯉の鱗の如く壮観
ファンタジーで錦鯉……錦鯉……うーむ、『錦鯉』と言う単語が割と和風なのでファンタジー小説にはちと違和感ですかね。とはいえ、作者様の世界観の中でOKならば特に問題なしですね。小さな報告でした。
[一言]
総評
Ver2までの総評を中辛で纏めます。
いやぁ、ラノベというよりも小説だなぁ、と感じました。割と昨今では地の文が少なめな本が受けていることを考えれば、随分と硬派な文章を書かれるのだなーと、読みながら思っておりました。
個人的には面白かったし、作者様の苦労がいたるところに滲み出ており読みごたえがありました。
ただ、同時にラノベを読みたい層には硬すぎ、登場人物の偏りもあるかもしれないとも感じました。
昨今のラノベを見てらっしゃるなら分かると思いますが、まぁ、可愛い女の子がたらふく登場します。どちらかと言えば派手な戦闘描写や、汗水垂らしての泥臭い修行シーンなんかが見られなかった所を見るに、ヒューマンドラマをメインに持ってきているのかと思うのですが……たぶん、編集者さんとかがいたら『もっと可愛い女の子増やしてください』とか根も葉もないこと言うんだろうなーと。
もっと言うなら華が足りないとでも言えばいいのでしょうか。この辺りは作者様の信念や、得意分野なんかにも直結する問題なので、何とも難しいですね。
どうやって流行を自分の作品に取り込むか、それとも、自分の作品はそのままの形で突っ走るか……それは作者様の手にゆだねられているのではないかと思います。
それでは短いですが総評を終わらせていただきたく思います。本当ならもっと読みたかったところだったのですが、予想以上に募集が多くなってしまい駆け足になってしまいました。
くら智一のこれからの活躍をご期待しております。
・あらすじを見てワクワクさせてもらったんですが、ラストバトルの行方をここに書いちゃってもいいんでしょうか……。
いえ、私はあらすじの書き方はへたくそなので、人のことをとやかく言うことはできないのですが!
・すこし前置きに話数をかけ過ぎか……とも思いますが、主人公の語りが上手くそこまでストレスには感じないですね。他の方の意見に人称について書かれていますが、これは難しい問題ですね。一人称は専門外なので、若干トンチンカンなことを言ってしまうかもしれませんが商業ラノベでも一人称に客観的な視点と、主観的な視点を織り交ぜて書いてらっしゃる先生もいます。
なので、それが完全に間違いである、とも言えないのではないかと思います。まぁ、割と戦記物では三人称で書いてらっしゃる先生が多いと言えばそうなのですが……。
結局の所、『内容で読者を黙らせられれば、少々の書き方の違いは許容範囲』が自分の見解です。まぁ、それが難しいんですが!
・因縁浅からぬ銀髪の魔法士や、みかん色の髪を束ねた魔法士等々、名前を言い換えた表現がちょこちょこ見受けられます。特に問題はないのですが読みながら『えぇっと……』と頭の中で検索を掛けなければなりませんでした。地の文が流麗で読みやすい分、こういったところで読み手のリズムを崩してしまうのはすこしもったいないかな、という印象です。
・魔法の原理を説明できないもの……とするまでの工程が上手いなぁと感じます。ヘタに煩雑な原理や要素を組み込んでごちゃごちゃ書いた場合、そこでダレル場合がありますからこういった省くところは省くと言うのは私も見習いたいです。
・>>各員のまとった白いローブが風にたなびいた姿は錦鯉の鱗の如く壮観
ファンタジーで錦鯉……錦鯉……うーむ、『錦鯉』と言う単語が割と和風なのでファンタジー小説にはちと違和感ですかね。とはいえ、作者様の世界観の中でOKならば特に問題なしですね。小さな報告でした。
[一言]
総評
Ver2までの総評を中辛で纏めます。
いやぁ、ラノベというよりも小説だなぁ、と感じました。割と昨今では地の文が少なめな本が受けていることを考えれば、随分と硬派な文章を書かれるのだなーと、読みながら思っておりました。
個人的には面白かったし、作者様の苦労がいたるところに滲み出ており読みごたえがありました。
ただ、同時にラノベを読みたい層には硬すぎ、登場人物の偏りもあるかもしれないとも感じました。
昨今のラノベを見てらっしゃるなら分かると思いますが、まぁ、可愛い女の子がたらふく登場します。どちらかと言えば派手な戦闘描写や、汗水垂らしての泥臭い修行シーンなんかが見られなかった所を見るに、ヒューマンドラマをメインに持ってきているのかと思うのですが……たぶん、編集者さんとかがいたら『もっと可愛い女の子増やしてください』とか根も葉もないこと言うんだろうなーと。
もっと言うなら華が足りないとでも言えばいいのでしょうか。この辺りは作者様の信念や、得意分野なんかにも直結する問題なので、何とも難しいですね。
どうやって流行を自分の作品に取り込むか、それとも、自分の作品はそのままの形で突っ走るか……それは作者様の手にゆだねられているのではないかと思います。
それでは短いですが総評を終わらせていただきたく思います。本当ならもっと読みたかったところだったのですが、予想以上に募集が多くなってしまい駆け足になってしまいました。
くら智一のこれからの活躍をご期待しております。
ご感想ありがとうございます。まず初めてなので余計嬉しいのですが、「あらすじ」を褒めてくださってありがとうございます。投稿当初のあらすじは酷い有様で、あらすじ欄に本当のあらすじを書いていました。実は「あらすじ」には重要なトリックが隠されていました。いずれ、エッセイでも書いてお話しする所存です。
あらすじに書いてある内容ですが、特にネタバレしていないので大丈夫です。良いあらすじを書くためのコツと言いますか、練習なのですが……「レビュー」を書くと身につきます。どういうことかと申しますと、作品を少ない文字数で表現することがネット小説での「あらすじ」だからです。他の作家先生が執筆された作品の特徴を短い言葉にすることができれば、自分の文章のあらすじを書くことは簡単になるのではないか、と思っています。(あくまで私独自の手法なのでご注意ください。)
それから、キャラクターの呼び方ですね……。実際、私もまだ手探りなので正しいかどうかわからないのですが、同じ固有名詞がたくさん出てくると、それはそれで読みにくいのです。故に別の呼び方を使っているのですが、まだ未熟ゆえ使い切れていないのかもしれません。読み直して不自然な部分には修正を加えようと思います。
錦鯉……については、一応世界観の謎に関係していてわざと和名を用いています。他の場所にも幾つか和名を用いていたのですが、先日いただいた感想に舞台が和風か洋風かわかりにくいというご意見があったので、錦鯉と比喩する場所だけにしました。改めて申し上げると本作は洋風の世界観です。錦鯉の鱗という表現は、話の都合上、龍の鱗のように……といった言葉が使えないという理由もあります。
また、人称の問題と魔法の設定に関して、熱いエールありがとうございます。作者自身、多少迷走してはおりますが、目的地が高くなればなるほど張り合いが出るタイプですので、応援を励みに、ご意見を参考に全力で作家坂?を昇っていきたいと思います。
最後に硬派であること、について取り上げてくださりありがとうございます。ラノベというより小説……という件に関してですが、私は(創作)出発時の文章がとにかく下手くそだったのです。手に取ったノウハウ本が文芸用だったというオチです……。ライトノベル用の読本で文章の書き方まで丁寧に説明してくれている本があれば、全く違う作風になったと思います。男女の仲ではありませんが、縁とは異なものだと思います。
作品に華を添えることについては勉強中です。ボーイミーツガール形式の男女を描くのなら、もっと女性を魅力的に書いた方が良いだろうと思います。悲しい話ですが、美男美女でないと成り立たないのが原則ですので……。(主人公だけは特別な存在でした。)男性の作者が言うのもおかしな話ですが、男性読者獲得のためがんばります。
このたびは丁寧なご感想、感謝いたします。お忙しい中ありがとうございました。
あらすじに書いてある内容ですが、特にネタバレしていないので大丈夫です。良いあらすじを書くためのコツと言いますか、練習なのですが……「レビュー」を書くと身につきます。どういうことかと申しますと、作品を少ない文字数で表現することがネット小説での「あらすじ」だからです。他の作家先生が執筆された作品の特徴を短い言葉にすることができれば、自分の文章のあらすじを書くことは簡単になるのではないか、と思っています。(あくまで私独自の手法なのでご注意ください。)
それから、キャラクターの呼び方ですね……。実際、私もまだ手探りなので正しいかどうかわからないのですが、同じ固有名詞がたくさん出てくると、それはそれで読みにくいのです。故に別の呼び方を使っているのですが、まだ未熟ゆえ使い切れていないのかもしれません。読み直して不自然な部分には修正を加えようと思います。
錦鯉……については、一応世界観の謎に関係していてわざと和名を用いています。他の場所にも幾つか和名を用いていたのですが、先日いただいた感想に舞台が和風か洋風かわかりにくいというご意見があったので、錦鯉と比喩する場所だけにしました。改めて申し上げると本作は洋風の世界観です。錦鯉の鱗という表現は、話の都合上、龍の鱗のように……といった言葉が使えないという理由もあります。
また、人称の問題と魔法の設定に関して、熱いエールありがとうございます。作者自身、多少迷走してはおりますが、目的地が高くなればなるほど張り合いが出るタイプですので、応援を励みに、ご意見を参考に全力で作家坂?を昇っていきたいと思います。
最後に硬派であること、について取り上げてくださりありがとうございます。ラノベというより小説……という件に関してですが、私は(創作)出発時の文章がとにかく下手くそだったのです。手に取ったノウハウ本が文芸用だったというオチです……。ライトノベル用の読本で文章の書き方まで丁寧に説明してくれている本があれば、全く違う作風になったと思います。男女の仲ではありませんが、縁とは異なものだと思います。
作品に華を添えることについては勉強中です。ボーイミーツガール形式の男女を描くのなら、もっと女性を魅力的に書いた方が良いだろうと思います。悲しい話ですが、美男美女でないと成り立たないのが原則ですので……。(主人公だけは特別な存在でした。)男性の作者が言うのもおかしな話ですが、男性読者獲得のためがんばります。
このたびは丁寧なご感想、感謝いたします。お忙しい中ありがとうございました。
- くら智一
- 2018年 01月08日 23時56分
[良い点]
『Ver1.4 ささやかな黄金時代』まで読み終えました。キャラクターたちの性格がだんだん見えてきて、特にアキムとティータの関係が読んでいて好ましいです。
[気になる点]
①魔法弾もハードウェアなんでしょうか……?
刻印とかの道具がハードなんだと思ってました。
②洋風ファンタジーなのかよく分からないチグハグさを感じてしまっています。主人公の出身村は和名? に見えますがこれも謎の一つかもしれませんね。読み進めます。
③国の認可、無認可の書籍の名称も他の日本語と混同しない固有名詞であった方が逆に分かりやすいかもしれません。無認可の書籍を読むのに許可が必要なんでしたっけ?
セグさんが「太陽光について調べたのは、あくまで成り行きの特例だ」と言っているのが気になりました。この言い方だと特例で読ませてもらったように取れるので。セグさん、体質について役に立つ記述を見つけても、認めないということは鵜呑みにはしないということなんでしょうかね。
④また、手袋を受け取っての実験ですが、なぜ一度地面に置く必要があったのかが理解できませんでした。魔力を通さなければ危険ではなさそうですし、セグさんに持ってもらっていても良かったのではないかなぁと。
⑤国を挙げて行方不明者の数を割り出す、ということですが、住人ひとり一人にICチップを埋め込むような管理社会じゃない限り影との数は完全一致しないと思います。不確定要素を排除しきれないという意味でですね。文明レベルがそこまで進んでいる印象を受けなかったので、すみません。こういうところを杓子定規にしてしまうと、物語として読んだときに違和感となってしまうことがあるのじゃないかと思うんです。細かくてすみません。
[一言]
魔法弾の合成ができるのか、影の王とはなんなのか。読み進めていくのが楽しみです。
また読了流したりなどさせていただくと思います。
『Ver1.4 ささやかな黄金時代』まで読み終えました。キャラクターたちの性格がだんだん見えてきて、特にアキムとティータの関係が読んでいて好ましいです。
[気になる点]
①魔法弾もハードウェアなんでしょうか……?
刻印とかの道具がハードなんだと思ってました。
②洋風ファンタジーなのかよく分からないチグハグさを感じてしまっています。主人公の出身村は和名? に見えますがこれも謎の一つかもしれませんね。読み進めます。
③国の認可、無認可の書籍の名称も他の日本語と混同しない固有名詞であった方が逆に分かりやすいかもしれません。無認可の書籍を読むのに許可が必要なんでしたっけ?
セグさんが「太陽光について調べたのは、あくまで成り行きの特例だ」と言っているのが気になりました。この言い方だと特例で読ませてもらったように取れるので。セグさん、体質について役に立つ記述を見つけても、認めないということは鵜呑みにはしないということなんでしょうかね。
④また、手袋を受け取っての実験ですが、なぜ一度地面に置く必要があったのかが理解できませんでした。魔力を通さなければ危険ではなさそうですし、セグさんに持ってもらっていても良かったのではないかなぁと。
⑤国を挙げて行方不明者の数を割り出す、ということですが、住人ひとり一人にICチップを埋め込むような管理社会じゃない限り影との数は完全一致しないと思います。不確定要素を排除しきれないという意味でですね。文明レベルがそこまで進んでいる印象を受けなかったので、すみません。こういうところを杓子定規にしてしまうと、物語として読んだときに違和感となってしまうことがあるのじゃないかと思うんです。細かくてすみません。
[一言]
魔法弾の合成ができるのか、影の王とはなんなのか。読み進めていくのが楽しみです。
また読了流したりなどさせていただくと思います。
④のご意見から「魔法具を一旦、地面に置いた」から「魔法具をそっと地面に置いた」へ表記を変更しました。印象が(主人公の敬意へ)変わったと思います。アドバイスありがとうございました。
- くら智一
- 2018年 01月06日 11時19分
感想ありがとうございます。Ver1.1~Ver1.4までが1章でして、何度も改稿した部分です。ご意見をいただき修正して、ようやく体裁が整ったところです。
ご質問ありがとうございます。感想欄にいただくことで、他の読者様にもお伝えすることが出来ます。ご配慮に感謝いたします。
順を追って回答させていただきます。
①のハードウェアについてですが……魔法具と魔法弾と、魔法弾を撃ち出す仕組みがハードウェアにあたります。わかりにくかったかもしれないので、後ほど単語が出てきたところを読み返し、本文に追記するか注釈を加えたいと思います。
パソコンとモニターの画像みたいなものです。画像より、ゲーム機のコントローラーについている震える機能みたいなものの方が物理現象でわかりやすいかもしれません。
②の質問ですが、洋風ファンタジーです。洋風なんですが、なぜか日本語と、一部ハイカラな言語が服飾品に限定して滲み出ています。理由は最後の方で明らかになります。2章以降はあまり登場しません。雰囲気作りのため1章で目立つようにしています。読んでいてどうも気持ち悪いというのであれば、改めてご感想よろしくお願い致します。
③は「役に立たない」書物に関することです。特に国家が読むことを禁止しているといった記載はありません。セグという人物が言っている通り、皆敬遠しているといった状態です。セグは「役に立たない」書物を認めないと言っています。
ところが、その前後で初対面の人物(主人公)に対して、敬遠された書物をヒントに自作した茶を差し出します。いびつな湯呑みに入れて持ってくるのです。体質について書かれた記述を信じているかどうか、なぜ主人公が門前払いされなかったのか、おわかりいただければ幸いです。
④の質問は、作者自身も微妙に感じています。一度受け取ったものを持っていてくれ、と返すのは失礼ではないかなぁ、などと考えて地面に置いたのです。懐にしまいこんで他の人間が入れない建物に姿を消すというのも詐欺っぽいかな、などと考えました。一応、主人公なりに気を利かせたかたちなのです。完全に受け取ったわけではない、でも返すのは気が引ける……地面に置こう、という心の流れです。
⑤の行方不明者数ですね。2章で家畜の数がわからないので結局影の子の総数は不明、と比較対象になっています。ただ、それだと過去に計算して「一致する」という設定が曖昧になります。
ICチップというのは考えませんでした。現在の日本も国勢調査および出生届・死亡届などで人口動態調査していたはずです。村の中で誰がいなくなった、ということは今よりも昔の方がわかりやすかったのではないか、と勝手に考えています。(街も同様です。)
親密な近所付き合いがあり、人里離れた場所で隠遁生活を送っている人間がいなければ、それほど行方不明者総数を割り出すのは難しくないだろう、というのが見解です。
以上になりますが、③の質問だけは実は大きなテーマにつながっているのです。あえて固有名詞にはしませんでした。「役に立つ」「役に立たない」という言葉は、それぞれ読み手が思い当たるものを割り当てていただきたいなどと大それたことを考えています。
もう、本作も公開してしばらく経つので結局何なのか作者の中での解答を言ってしまうと、「実学」と「文学などそれ以外の学問」です。面倒くさい話がきたっ、と思った方は最後なので読み飛ばしてください。
十年ぐらい前から妙に大学などで実学の人気が高まっています。文学部に入ったら就職のとき苦労するぞ、といった風体です。私も大学卒業時までは文系で、技術者になったのは社会人になってからです。苦労はしましたが、だからといって大学のときに実学を勉強していれば良かったとは考えていません。独創性は実学以外の場所にたくさんヒントが残されているからです。
今後、情報技術の発展に伴って利用方法が問われる時代がやってきます。そのときに全分野の知識を総結集すべきでないか、というのが本作を通して訴えたかったことのひとつです。それが、ソフトウェアを考える、ということなんです。作中では、主人公のアキムがありとあらゆる知識を総動員して、影の王打倒の秘策を練ります。ハードウェアは与えられたものですが、発展し拡張させるソフトウェアの思考で勝負するわけです。
そういった意味で発想力とは何かを考える契機にしていただければ、これほど嬉しいことはありません。すごく長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。天界音楽さん、ありがとうございました。
ご質問ありがとうございます。感想欄にいただくことで、他の読者様にもお伝えすることが出来ます。ご配慮に感謝いたします。
順を追って回答させていただきます。
①のハードウェアについてですが……魔法具と魔法弾と、魔法弾を撃ち出す仕組みがハードウェアにあたります。わかりにくかったかもしれないので、後ほど単語が出てきたところを読み返し、本文に追記するか注釈を加えたいと思います。
パソコンとモニターの画像みたいなものです。画像より、ゲーム機のコントローラーについている震える機能みたいなものの方が物理現象でわかりやすいかもしれません。
②の質問ですが、洋風ファンタジーです。洋風なんですが、なぜか日本語と、一部ハイカラな言語が服飾品に限定して滲み出ています。理由は最後の方で明らかになります。2章以降はあまり登場しません。雰囲気作りのため1章で目立つようにしています。読んでいてどうも気持ち悪いというのであれば、改めてご感想よろしくお願い致します。
③は「役に立たない」書物に関することです。特に国家が読むことを禁止しているといった記載はありません。セグという人物が言っている通り、皆敬遠しているといった状態です。セグは「役に立たない」書物を認めないと言っています。
ところが、その前後で初対面の人物(主人公)に対して、敬遠された書物をヒントに自作した茶を差し出します。いびつな湯呑みに入れて持ってくるのです。体質について書かれた記述を信じているかどうか、なぜ主人公が門前払いされなかったのか、おわかりいただければ幸いです。
④の質問は、作者自身も微妙に感じています。一度受け取ったものを持っていてくれ、と返すのは失礼ではないかなぁ、などと考えて地面に置いたのです。懐にしまいこんで他の人間が入れない建物に姿を消すというのも詐欺っぽいかな、などと考えました。一応、主人公なりに気を利かせたかたちなのです。完全に受け取ったわけではない、でも返すのは気が引ける……地面に置こう、という心の流れです。
⑤の行方不明者数ですね。2章で家畜の数がわからないので結局影の子の総数は不明、と比較対象になっています。ただ、それだと過去に計算して「一致する」という設定が曖昧になります。
ICチップというのは考えませんでした。現在の日本も国勢調査および出生届・死亡届などで人口動態調査していたはずです。村の中で誰がいなくなった、ということは今よりも昔の方がわかりやすかったのではないか、と勝手に考えています。(街も同様です。)
親密な近所付き合いがあり、人里離れた場所で隠遁生活を送っている人間がいなければ、それほど行方不明者総数を割り出すのは難しくないだろう、というのが見解です。
以上になりますが、③の質問だけは実は大きなテーマにつながっているのです。あえて固有名詞にはしませんでした。「役に立つ」「役に立たない」という言葉は、それぞれ読み手が思い当たるものを割り当てていただきたいなどと大それたことを考えています。
もう、本作も公開してしばらく経つので結局何なのか作者の中での解答を言ってしまうと、「実学」と「文学などそれ以外の学問」です。面倒くさい話がきたっ、と思った方は最後なので読み飛ばしてください。
十年ぐらい前から妙に大学などで実学の人気が高まっています。文学部に入ったら就職のとき苦労するぞ、といった風体です。私も大学卒業時までは文系で、技術者になったのは社会人になってからです。苦労はしましたが、だからといって大学のときに実学を勉強していれば良かったとは考えていません。独創性は実学以外の場所にたくさんヒントが残されているからです。
今後、情報技術の発展に伴って利用方法が問われる時代がやってきます。そのときに全分野の知識を総結集すべきでないか、というのが本作を通して訴えたかったことのひとつです。それが、ソフトウェアを考える、ということなんです。作中では、主人公のアキムがありとあらゆる知識を総動員して、影の王打倒の秘策を練ります。ハードウェアは与えられたものですが、発展し拡張させるソフトウェアの思考で勝負するわけです。
そういった意味で発想力とは何かを考える契機にしていただければ、これほど嬉しいことはありません。すごく長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。天界音楽さん、ありがとうございました。
- くら智一
- 2018年 01月05日 23時26分
[一言]
Ver2.1まで読ませていただきました。
まずは緻密な文章力と構成力に圧倒されました。自分の未熟さを恥じるばかりです。読みやすく丁寧な文章で紡がれる、しっかりとした物語。その構成力を遺憾なく引き出してくれる魅力的なキャラ達と世界観。普通のファンタジーものとは少し違う、ソフトウェア魔法と呼ばれるアクセント――御見それいたしました。
私が特に惚れたのは要所要所の単語の使い方です。しっかりとルビを振ってありながら、嫌味を感じさせない語彙力――私には決して真似できないものです。これから物語が更に加速する(!?)という事で、いやもう加速しているでしょう、最大加速でしょうとツッコミたい気持ちを抑えつつ、続きを楽しみに拝見させていただきます。
一読者として純粋に楽しめ、一作者として良質な教科書となる――素晴らしい作品と出会えました。どうもありがとうございます!
Ver2.1まで読ませていただきました。
まずは緻密な文章力と構成力に圧倒されました。自分の未熟さを恥じるばかりです。読みやすく丁寧な文章で紡がれる、しっかりとした物語。その構成力を遺憾なく引き出してくれる魅力的なキャラ達と世界観。普通のファンタジーものとは少し違う、ソフトウェア魔法と呼ばれるアクセント――御見それいたしました。
私が特に惚れたのは要所要所の単語の使い方です。しっかりとルビを振ってありながら、嫌味を感じさせない語彙力――私には決して真似できないものです。これから物語が更に加速する(!?)という事で、いやもう加速しているでしょう、最大加速でしょうとツッコミたい気持ちを抑えつつ、続きを楽しみに拝見させていただきます。
一読者として純粋に楽しめ、一作者として良質な教科書となる――素晴らしい作品と出会えました。どうもありがとうございます!
ご感想ありがとうございます。語彙力を褒められたのは小説を執筆するようになって初めてです。当初からの目標のひとつであり、何とも嬉しい限りです。成長の証をいただいたようなものでして、重ねて感謝申し上げます。
本作はラストから創作した物語です。的確な喩えかどうかはわかりませんが、ストーリーというものは傾斜地の1点からコップの水を垂らすようなものだと思います。
冒頭にオチがある作品は点から始まり、最後にオチがある作品は点で終結します。本作は終盤に点があり、序章は拡散した霧の状態で執筆を始めました。
冒頭にオチがある作品は途中で物語の進み方がゆったりとした流れになり、収拾をつけるのが難しくなるものだと思います。(霧に向かっていくからです。)一方で最後にオチのある作品は、書き始めが難しく、取っ付きにくいと読者に思わせてしまう問題に悩まされます。(事実、数ヶ月悩みました。)
途中から加速するというのは、最後にオチを用意した物語ならではの強みです。最初、霧のようだったキャラクターや設定が一点に向かって収束していきます。私が過去に読んだことのあるシナリオの教本には「ラストから書くように」載っていました。
とはいえ、1章部分の拡散した霧の状態から、どうすれば読者を物語に引き込めるか、本作の改稿はずっとその1点を課題としてきました。結論ですが、ラストから拡散が始まっているのでプロットをいじることはできません。文章を読みやすく、設定を丁寧に小気味良く描写することしか考えつきませんでした。したがって、クォリティーの底上げによって問題を解決しました。
現時点では1章が最も文章表現豊かな箇所になっていると思います。ただ2章からはストーリーが収束し、加速しますので、読み手を強く引き込むことは保証いたします。
1章の改稿は(ほぼ)終了し、2章以降もある程度の推敲を予定しています。おそらく、今の改稿がラストまで終了すれば、私が現時点で描くことのできる100%の作品になると思います。
その後のことは状況を踏まえて考えようと思います。今の作風で人気が出ないようでしたら、一から新しい創作を始めますし、幸いにも好感触を得られるようでしたら、予定している続編執筆を始めようと思います。今後の活動内容を判断するうえでも、読んでくださった方からのご意見はたいへん貴重なものです。
どのような形でも構いませんので、今後とも何かお気づきのことがありましたら教えていただきたく存じます。叶いましたなら、エンターテイメント作品を創造している者として、これ以上の幸せはございません。このたびは、ありがとうございました。
本作はラストから創作した物語です。的確な喩えかどうかはわかりませんが、ストーリーというものは傾斜地の1点からコップの水を垂らすようなものだと思います。
冒頭にオチがある作品は点から始まり、最後にオチがある作品は点で終結します。本作は終盤に点があり、序章は拡散した霧の状態で執筆を始めました。
冒頭にオチがある作品は途中で物語の進み方がゆったりとした流れになり、収拾をつけるのが難しくなるものだと思います。(霧に向かっていくからです。)一方で最後にオチのある作品は、書き始めが難しく、取っ付きにくいと読者に思わせてしまう問題に悩まされます。(事実、数ヶ月悩みました。)
途中から加速するというのは、最後にオチを用意した物語ならではの強みです。最初、霧のようだったキャラクターや設定が一点に向かって収束していきます。私が過去に読んだことのあるシナリオの教本には「ラストから書くように」載っていました。
とはいえ、1章部分の拡散した霧の状態から、どうすれば読者を物語に引き込めるか、本作の改稿はずっとその1点を課題としてきました。結論ですが、ラストから拡散が始まっているのでプロットをいじることはできません。文章を読みやすく、設定を丁寧に小気味良く描写することしか考えつきませんでした。したがって、クォリティーの底上げによって問題を解決しました。
現時点では1章が最も文章表現豊かな箇所になっていると思います。ただ2章からはストーリーが収束し、加速しますので、読み手を強く引き込むことは保証いたします。
1章の改稿は(ほぼ)終了し、2章以降もある程度の推敲を予定しています。おそらく、今の改稿がラストまで終了すれば、私が現時点で描くことのできる100%の作品になると思います。
その後のことは状況を踏まえて考えようと思います。今の作風で人気が出ないようでしたら、一から新しい創作を始めますし、幸いにも好感触を得られるようでしたら、予定している続編執筆を始めようと思います。今後の活動内容を判断するうえでも、読んでくださった方からのご意見はたいへん貴重なものです。
どのような形でも構いませんので、今後とも何かお気づきのことがありましたら教えていただきたく存じます。叶いましたなら、エンターテイメント作品を創造している者として、これ以上の幸せはございません。このたびは、ありがとうございました。
- くら智一
- 2017年 12月17日 12時29分
[一言]
面白くて一気読みしちゃいましたw
面白くて一気読みしちゃいましたw
格別のご評価ありがとうございます。以前より、導入部分の1章終わり(Ver2.1前)まで読み進めて越えることができれば、ストーリーが一気に加速し、物語に引き込まれるという感想をいただいており、足かせとなっていた1章について大幅な改稿を進めていました。作品のクォリティーの高さに繋がったようで「一気読み」していただいたことに対しては、熱い感情がこみ上げてきます。
読者様のご意見を吟味し、単純に「面白くない」という感想からは「おそらく序盤だろう」と当たりをつけつつ、あるいはご本人様にそれとなく聞くなりして、本作の問題点は隅から隅まで洗い出しています。(残念なことに終了しておらず、現在進行形です。)
ある意味、改稿作業が推理とミステリーであり、犯人(問題点)を見つけて完成に近づけています。現在続けている改稿がおそらく最後であり、次作品に執筆の対象が移れば、作者は本作品と別れることになります。
寂しくもありますが、必ず訪れる瞬間です。それまでは、できるだけ多くの読者様から夢中になってもらえるよう、本作のクォリティーを高めることに集中しようと思っております。
今後もくら智一の作品を、よろしくお願い致します。
読者様のご意見を吟味し、単純に「面白くない」という感想からは「おそらく序盤だろう」と当たりをつけつつ、あるいはご本人様にそれとなく聞くなりして、本作の問題点は隅から隅まで洗い出しています。(残念なことに終了しておらず、現在進行形です。)
ある意味、改稿作業が推理とミステリーであり、犯人(問題点)を見つけて完成に近づけています。現在続けている改稿がおそらく最後であり、次作品に執筆の対象が移れば、作者は本作品と別れることになります。
寂しくもありますが、必ず訪れる瞬間です。それまでは、できるだけ多くの読者様から夢中になってもらえるよう、本作のクォリティーを高めることに集中しようと思っております。
今後もくら智一の作品を、よろしくお願い致します。
- くら智一
- 2017年 12月16日 16時43分
[良い点]
取り敢えず三話迄見ました
凄い丁寧な文章と魔法の設定が濃くて凄く好みでした!
[一言]
Twitterから来ました
取り敢えず三話迄見ました
凄い丁寧な文章と魔法の設定が濃くて凄く好みでした!
[一言]
Twitterから来ました
お読みくださりありがとうございます。Ver1.3でしたら、ちょうど本日まで改稿した部分にあたります。時間を置いてから改めて自作品を観察してみたところ、魔法と情報技術の組み合わせに関する表現が難解だと遅まきながら気づいたため、思い切った修正を入れました。面白いと思っていただけたのなら作者冥利に尽きます。
とはいえ、今までに拙作を読んでくださった方には非礼にあたると思います。できればサイトで公開する前から客観的な視野で観察し、推敲できるようになりたいところですが、難しい点でもあります。現状ではひとつひとつ反省点を吟味するしかありません。情報の蓄積により、私も少しずつ成長していると思います。
身近なところでは、ルビの詳しい使い方などは先月、ようやく覚えました。初歩的な箇所で実は発展途上だったりもするのです。
作家・作品ともに未熟な点が多いと存じますが、是非最後までお読みいただければ光栄です。ご感想ありがとうございました。
とはいえ、今までに拙作を読んでくださった方には非礼にあたると思います。できればサイトで公開する前から客観的な視野で観察し、推敲できるようになりたいところですが、難しい点でもあります。現状ではひとつひとつ反省点を吟味するしかありません。情報の蓄積により、私も少しずつ成長していると思います。
身近なところでは、ルビの詳しい使い方などは先月、ようやく覚えました。初歩的な箇所で実は発展途上だったりもするのです。
作家・作品ともに未熟な点が多いと存じますが、是非最後までお読みいただければ光栄です。ご感想ありがとうございました。
- くら智一
- 2017年 12月06日 21時31分
[良い点]
途中までしか読んでいませんがちょっとした出来事がありましたので先に感想を書かせて頂きます。
私自身この話に出てくるような専門的な知識を以前まで勉強していましたのでとても楽しく読ませて頂いてます。
なによりこの沢山時間が使われたであろう設定や丁寧に書かれた文章によって情景などが思い浮かびあがります。
難しい話かな?と思いましたが、私はこのお話に出てくる知識があったので結構とっつき易い作品だと感じました(笑)
[一言]
出来事と言うのは、以前からブックマークして時間があったら読ませて頂いて現在Ver4.1まで読んでいましたが、私も作品を書き始めてTwitterでお見掛けして、「あ!あの作品の作者だ!」と思いこちらで感想書かせて頂きました。
これから是非仲良くお付き合いよろしくお願いします
途中までしか読んでいませんがちょっとした出来事がありましたので先に感想を書かせて頂きます。
私自身この話に出てくるような専門的な知識を以前まで勉強していましたのでとても楽しく読ませて頂いてます。
なによりこの沢山時間が使われたであろう設定や丁寧に書かれた文章によって情景などが思い浮かびあがります。
難しい話かな?と思いましたが、私はこのお話に出てくる知識があったので結構とっつき易い作品だと感じました(笑)
[一言]
出来事と言うのは、以前からブックマークして時間があったら読ませて頂いて現在Ver4.1まで読んでいましたが、私も作品を書き始めてTwitterでお見掛けして、「あ!あの作品の作者だ!」と思いこちらで感想書かせて頂きました。
これから是非仲良くお付き合いよろしくお願いします
ご感想ありがとうございます。とっつき易いとの高評価ありがとうございます。どうやら、没入感の高さと取っ付きにくさ(=わかり辛さ)は必ずしも二律背反(アンビバレンツ)の関係にはないようです。以前、冒頭部分がわかり辛いというご意見をいただいたことがありましたが、内容や用語の難解さではなく、文章表現そのものに問題がありました。このたびは没入感の高さが上手くはたらいてくれたようで、たいへん嬉しく思っております。
また、かねてより文章表現の修正を進めておりまして、もしかしたら遡ること他の方よりいただいた感想にしたがって改稿し、現在の読み易さに繋がっているのかもしれません。作者・作品ともども成長したのであれば、これ以上の幸せはありません。
話は変わりますが、Twitterを使って作品を宣伝できるというのは、今だからこそ可能になった恵まれた環境だと思っています。一度構築された情報発信の流れは今後も活用できます。次作品を公開したときも、あるいは万が一書籍化されたときも、同じネットワークを用いることができます。今や宣伝や営業も1個人が積極的に参加する時代になったのかもしれません。
「小説家になろう」サイトに付随した機能のひとつ、話別ユニーク数のデータは、どの話(エピソード)で読者が離れていったのかを解析することができます。多種多様な道具を駆使して、創作活動を進めることこそ、現代の作家に求められていることだと思います。情報収集するアンテナを張り、一方で変化に順応するべく己を鍛えていきたいと考えている所存です。
また、かねてより文章表現の修正を進めておりまして、もしかしたら遡ること他の方よりいただいた感想にしたがって改稿し、現在の読み易さに繋がっているのかもしれません。作者・作品ともども成長したのであれば、これ以上の幸せはありません。
話は変わりますが、Twitterを使って作品を宣伝できるというのは、今だからこそ可能になった恵まれた環境だと思っています。一度構築された情報発信の流れは今後も活用できます。次作品を公開したときも、あるいは万が一書籍化されたときも、同じネットワークを用いることができます。今や宣伝や営業も1個人が積極的に参加する時代になったのかもしれません。
「小説家になろう」サイトに付随した機能のひとつ、話別ユニーク数のデータは、どの話(エピソード)で読者が離れていったのかを解析することができます。多種多様な道具を駆使して、創作活動を進めることこそ、現代の作家に求められていることだと思います。情報収集するアンテナを張り、一方で変化に順応するべく己を鍛えていきたいと考えている所存です。
- くら智一
- 2017年 12月01日 01時00分
[良い点]
魔法という概念の緻密な設定がよく考えられていて、かなり興味深いです!まだ、初めの方しか読んでいないのですが……ブックマークしましたのでこれからじっくり見させていただき、参考にさせてもらいます!
魔法という概念の緻密な設定がよく考えられていて、かなり興味深いです!まだ、初めの方しか読んでいないのですが……ブックマークしましたのでこれからじっくり見させていただき、参考にさせてもらいます!
本作をお読みくださり、ありがとうございます。冒頭部分(Ver1.1~Ver1.2)に関してはようやく(再度の)改稿が終了し、今後は誤字や日本語表現の手直しがあっても現状維持になります。
今まで読んでくださった方には申し訳ないのですが、読み始めるならベストのタイミングかもしれません。
ずいぶん修正に時間をかけてしまいましたが、作品だけでなく作者も成長しております。次作品からは、本作執筆で学んだことを最初から反映できるようにするつもりです。
一度読み始めたら、途中から怒涛の展開で最後まで引っ張るのが本作の特徴です。(感想でそのように伺っております。)最後までお読みくだされば光栄です。
今まで読んでくださった方には申し訳ないのですが、読み始めるならベストのタイミングかもしれません。
ずいぶん修正に時間をかけてしまいましたが、作品だけでなく作者も成長しております。次作品からは、本作執筆で学んだことを最初から反映できるようにするつもりです。
一度読み始めたら、途中から怒涛の展開で最後まで引っ張るのが本作の特徴です。(感想でそのように伺っております。)最後までお読みくだされば光栄です。
- くら智一
- 2017年 11月28日 13時54分
[良い点]
他の方も挙げていますが、文章が丁寧でわかりやすいです。話のテンポがよく、場の情景がしっかり想像できます。自分も参考にさせていただきます。
そして、しっかりと練られた世界観も素晴らしいです。独自の魔法設定で、所謂テンプレ的なファンタジー世界から遠ざけつつも離れすぎない絶妙な位置の世界観だと思います。
[気になる点]
ほとんどありませんが、強いて言うならば気軽には読めないかもしれません。
主人公の話が勢いに乗り始めるのがVer1.2以降であることやソフトウェア魔法の話が結構専門的で、少しとっつきにくく感じました。
でもそれらは同時にこの小説の根幹を担っていると思います。特に魔法関連の仕組みの説明は長いですが、同時にワクワクしますので。
空想の理論やギミックというのは楽しいです、ハイ。
[一言]
途中(Ver3.3)まで読んでいる状態ですが、早めに感想を書きに来ました。
先に挙げた良い点と気になる点を踏まえて、読む前に「読むかー」ではなく多少「読むぞ!」という気持ちを持って読む作品だと感じました。
そんな気軽に読むものではないけれど、上手く流れに乗ると読むのが止まらなくなる素晴らしい作品だと思います。
これからの作品もとても楽しみにしています。
他の方も挙げていますが、文章が丁寧でわかりやすいです。話のテンポがよく、場の情景がしっかり想像できます。自分も参考にさせていただきます。
そして、しっかりと練られた世界観も素晴らしいです。独自の魔法設定で、所謂テンプレ的なファンタジー世界から遠ざけつつも離れすぎない絶妙な位置の世界観だと思います。
[気になる点]
ほとんどありませんが、強いて言うならば気軽には読めないかもしれません。
主人公の話が勢いに乗り始めるのがVer1.2以降であることやソフトウェア魔法の話が結構専門的で、少しとっつきにくく感じました。
でもそれらは同時にこの小説の根幹を担っていると思います。特に魔法関連の仕組みの説明は長いですが、同時にワクワクしますので。
空想の理論やギミックというのは楽しいです、ハイ。
[一言]
途中(Ver3.3)まで読んでいる状態ですが、早めに感想を書きに来ました。
先に挙げた良い点と気になる点を踏まえて、読む前に「読むかー」ではなく多少「読むぞ!」という気持ちを持って読む作品だと感じました。
そんな気軽に読むものではないけれど、上手く流れに乗ると読むのが止まらなくなる素晴らしい作品だと思います。
これからの作品もとても楽しみにしています。
丁寧なご感想ありがとうございます。作者でも気づかなかった当作品の傾向を見事に言い当てていると思います。改めて自作品につて考えさせられました。
おっしゃる通り、、「空想の魔法理論の仕組みを楽しむ」ことが作者の書きたかった内容です。情報技術云々を小説へ取り込むために選んだ作品の肝(きも)であり、根幹です。
ソフトウェアというテーマはあくまで根幹の上に描いた物語を引き締める「言葉」です。ファンタジーの世界観やミステリー要素は物語を読者に楽しんでもらうために用意したシナリオ上の仕掛けといったところでしょう。
(空想の)魔法理論の細かさというSFの楽しみ方に近い要素は本作の顔であり、オリジナリティです。
ちょっとライトノベルの本流から外れています。とっつきにくいというのは、敷居が高いということですので、「ライト」ではないのかもしれません。
また、文章表現や語彙が硬い点も改めて読み直しながら、技術の未熟さを痛感させられます。ライトノベルの良さを全く伝え切れていません。内容と文体が合っているとありがたい高評価をくださる方もいらっしゃいますが、厳しく言えば物語と文体双方で硬い内容をさらに硬くしています。
つまり自分のために小説を書いてしまっているのだと思います。私もエンターテイメント業界全般で言えばプロを経験しているので、読者(消費者)志向が最も重要であるとわきまえています。読者が望んでいるものでなければ、エンターテイメントは必ず作り手のひとりよがりに陥ってしまいます。
今後は、自分の創作する物語、文章の両面で、それが読み手にとって望まれている内容なのか、足りない点はどこなのか、熟考しなければなりません。自分の直面している最大の問題です。敷居の高くなりがちな作風をライトノベルとして表現できるかどうかの分岐点に立っているのだと思います。
このたびは自身の問題点に気づかせていただきました。改めて感謝いたします。ありがとうございました。
おっしゃる通り、、「空想の魔法理論の仕組みを楽しむ」ことが作者の書きたかった内容です。情報技術云々を小説へ取り込むために選んだ作品の肝(きも)であり、根幹です。
ソフトウェアというテーマはあくまで根幹の上に描いた物語を引き締める「言葉」です。ファンタジーの世界観やミステリー要素は物語を読者に楽しんでもらうために用意したシナリオ上の仕掛けといったところでしょう。
(空想の)魔法理論の細かさというSFの楽しみ方に近い要素は本作の顔であり、オリジナリティです。
ちょっとライトノベルの本流から外れています。とっつきにくいというのは、敷居が高いということですので、「ライト」ではないのかもしれません。
また、文章表現や語彙が硬い点も改めて読み直しながら、技術の未熟さを痛感させられます。ライトノベルの良さを全く伝え切れていません。内容と文体が合っているとありがたい高評価をくださる方もいらっしゃいますが、厳しく言えば物語と文体双方で硬い内容をさらに硬くしています。
つまり自分のために小説を書いてしまっているのだと思います。私もエンターテイメント業界全般で言えばプロを経験しているので、読者(消費者)志向が最も重要であるとわきまえています。読者が望んでいるものでなければ、エンターテイメントは必ず作り手のひとりよがりに陥ってしまいます。
今後は、自分の創作する物語、文章の両面で、それが読み手にとって望まれている内容なのか、足りない点はどこなのか、熟考しなければなりません。自分の直面している最大の問題です。敷居の高くなりがちな作風をライトノベルとして表現できるかどうかの分岐点に立っているのだと思います。
このたびは自身の問題点に気づかせていただきました。改めて感謝いたします。ありがとうございました。
- くら智一
- 2017年 11月26日 11時25分
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