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[一言]
もう一度読んでみると、学究を目的とする別院の存在が発展に大きく寄与したような感じですね。それで仏暦かな、なるほど!
別院から日本各地へ科学研究の気風が広まり、それがやがて中国東南アジア、西洋へ・・・でしょうか。浪漫を感じます。日本国内の統一も早かったことでしょうね。
アキラはいわば、自分の行いが数百年後に結実した様子を知ったわけで、そういう見方をすると幸せにも思えます。
  • 投稿者: Show
  • 2018年 12月23日 14時02分
未来予測というものの困難さは皆さんご存知の通り、そしてそれは千年前でもあまり変わることはありません。まじめに予測するとせいぜい200年がいいところですね。その範囲だとまだ良く知っている歴史との共通項があるのですが、モンゴルがやってくると後はもうめちゃくちゃです。ただ、その後日本が平和かと言うと、そうでも無い訳です……
[一言]
あずさ殿、この齢にして中抜きの技を習得するとは...(;´д`)
貴人・貴族官僚の嗜みなのかしら?
  • 投稿者: 四騎
  • 2018年 12月23日 03時16分
そして更に、自分で乳母をやれば、全額を懐に入れることもできる訳です!
[一言]
あわわ・・・未来が変わってしまった。アキラにとっては自分が生まれるかどうかもあやふやになってしまったわけですが、そこらへんアキラ本人はどう思っているのやら。
  • 投稿者: Show
  • 2018年 12月23日 02時55分
アキラ本人は、これまでも自分が鬼になったりしなかった訳で、かなり他人事のように考えているようです。千年も過去ですから、若い頃の自分の親に出くわす訳でもなく、そのあたりは鈍感になるのでしょう。
[良い点]
いつも楽しく読ませていただいております
[一言]
天然痘という人類の天敵を倒す武器を手に入れたわけですからね
それによる人口の増加は直接的にも間接的にも技術を進ませる原動力となり得ます

それにしてもアキラは技術を300年以上も進めるだけの歴史改変を成し遂げたのか
多くの"未来人"は歴史改変をすればするほど現世との繋がりが薄くなるというある種のフィードバックが働いているようでしたが……
歴史IFの中でも、もしイスラム科学が、とか、もし宋代に産業革命が、というようなジャンルがありますが、実は本作もそのバリエーションです。具体的にどの要素が原動力になったのかは、もう少しだけ秘密にさせてください。
[一言]
反発が無いというより、経済成長しているという自覚が無いんだと思います。
来年も再来年も、お腹が空くし冬は寒く、戦争が起きると、思っているのが古代人ではないでしょうか。
この世界観の違いこそ、現代人が持つ最強の武器であり、孤独である。
そう、その通りです。作中時代の人間にはそもそも時代の流れ、未来の観念があったかどうかも怪しいです。遠い将来を予言するものは少ないです。
ただ、少しすると末法思想が流布し、否定的なものですが未来について考えるようになります。決して経済成長や明るい未来ではなく、混乱しか未来に見ていませんが、中世というのは未来が見えるようになった時代だと言えるでしょう。
[良い点]
小野篁のように坂東別当が後世で裁判官の鑑のように言われてまう……
というかこれ後世に坂東別当判例集とかって裁判のバイブルが出来そうですね
いや、鎌倉時代にはもう坂東別当のいろいろな逸話が今昔物語に載ってしまうやつか
[一言]
そして千年後に判例捏造がバレる……w
判例捏造はバレるでしょうね。藤永アキラもその実在を疑われるでしょう。たぶん、「中世関東土地取引判例の研究」みたいなタイトルの分厚い絶版本を古本屋で買うか買うまいか、この世界の未来の私にあたる人間が悩むことになるでしょう。
[一言]
更新お疲れ様です。

日本人は今も昔も『前例』に倣う傾向ですから着々と『前例』をねつ造して新たな法令出来てもそれを元にという既成事実を作って(^^;;

借財も、あとがきに有る通り膨れあがると自暴自棄や更に借財を重ねるという悪循環で、貸す側も被害を帯び、果ては踏み倒しや行政側からの『徳政令』という悪法がまかり通るようにならないようにしないと。
(幕末もそれまでの諸藩からの借り入れをかなり無しにされて倒産した大店多いとの話もあるようですし)
結局は『生かさず殺さず』で程よく経済が回らないといけませんね。
まあ、出来れば借財は無いに越したことはないのですが・・・・(^^;;

次回も楽しみにしています。
  • 投稿者: HAL
  • 40歳~49歳 男性
  • 2018年 12月16日 13時55分
この時代の貸付は私出挙、つまり強制的な貸付による事実上の増税ですから、投資のための貸付には程遠いと言うか、概念すら存在しないのが実情です。しかし商業が盛んになると、半世紀もすると都には土倉という貸金業者が現れるようになりました。経済倫理と言うのは史上長期に渡ってゆっくりと発達した概念でしたが、必要性だけを言えば、もうこの時代すぐにでも必要なものだったのです。という訳で、アキラはこの辺りもどうにかしようとします。
[良い点]
複利の恐ろしさは自分で計算試すとわかりますよね。そうすると高金利保証系がどんだけ怪しいか(苦笑)

  • 投稿者: soukai
  • 2018年 12月16日 07時17分
月5パーセントの複利というのは中世を通じて共通の利子率だったらしく、何でもうちょっと低い利子率に出来なかったんだよ、とは思ってしまいますが、どうも細かい計算はやったなかったっぽいですね。貸して一年経ったんで倍にして返せ、という具合です。年単位で考えれば、来年は四倍にして返せというだけですから簡単です。
[一言]
偽判例とはなるほど、そういう手がありましたか。実に楽しそうな仕事で、結構ですねw
  • 投稿者: Show
  • 2018年 12月16日 01時53分
今に伝わる中世の古文書のかなりの割合が偽文書ですが、それにアイディアを得たかたちですね。土地争いの場に、そこは昔のいつぞやに偉い人から貰った土地だ、ほら証拠もある、と言って持ち出される代物ですが、現代の視点から見ると元号間違いとか官職間違いとかで偽文書とわかる訳です。
[一言]
フォースレコンのスナイパーを後方に送り込んで首狩りですか…
合理的だけどエグい(^_^;)

子供の親権というか後見人の地位を争う中、先に手を離すやつとか、落とし物を譲り合うやつらですね。
この時代なら、アキラが裁定者として1貫接収、落とし主は3貫マイナスのところ1貫戻り、拾い主が無から1貫丸儲けの『3方1貫得』でも通用しそうなw
  • 投稿者: 四騎
  • 2018年 12月16日 00時14分
親権と言えば、日本は古来から母方が子の親権を優先的に得る慣わしですが、考えてみれば古例にはあまり親権で揉めた例が無いように思います。もっとも、揉める前に浚ってしまう、光源氏みたいな例もある訳ですが。親権と言う概念が無いので子が欲しければ後見役に話をつけるか、浚うかという二択になる訳ですね。概念、大事です。
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