感想一覧

[良い点]
ふむ。千葉と怜香は殺されていいと思いました。伽耶の顔の痣を中傷したことの罰です。

謎の村に宿泊するメンバーと、敵が紛れさせた刺客。ゾクゾクするクローズド・サークルの舞台設定が好みです。

使われなくなった校舎に逃げ込むシーンとか、ゾクワクものです。草野の妙な行動とかね。ナタリーかっこよすぎ。

結末は……メリーバッドエンドで、しっくりきました。彼らの変わり様、正義とは何か。誰を守りたいかで百八十度、見方が変わる。カルネアデスの板ですのね。人の道を踏み外しているのは私も同じですので、共感でき、彼らの生きざまを参考にしたいと。

[気になる点]
ベンルーニーって架空の人物ですかね？ググったらロボットもののキャラが出てきたもので

[良い点]
桐山の例えのチンパンジーがマズすぎてゾクゾクします。
人間っぽさの下にある凶暴さ、残忍さ、そして圧倒的な暴力。こうした「〇○は語った」シーンは不安と期待を高ぶらせるのに有効ですよね。
うーむ山村伽耶がなぜ彼にとって特別なのか……
頭痛を治す方法って、きっとアレなんだろうな～

[良い点]
私も玩具にしているキャプテンズオブクラッシュの登場に、にやにやしました。
小柄で華奢な主人公の殺傷力に説得力をもたせる良い小道具ですよね。
どんな立ち回りにそのクラッシュ力が使われるのか楽しみです。

[良い点]
最高でした！
これからの三人の人生がこれまたピカレスクになりそうでたまらんですね！
そして哀れ大下！
セクシーさを発揮することなく逝ってしまいましたね！
まさか腎臓を食われる役になるとは！
なぜかニヤリとしてしまいました！
[一言]
メキシコ人とナタリーの知り合い日本人が気になりました！
もしかしてペドロと工藤ですか！？

[一言]
完結おめでとうございます！
実は前回『次回完結だ』と聞いて、ちょっとラストを想像してしまってました。
面白かったのですが、キャラクターの独白で終わってしまった部分をエピソードとしてもっと読みたかったです。
あと五章ぐらい続いても良かったです(笑)
そのあたりが残念ですが、それだけ魅力的なキャラクターだったので、また違う作品の脇役で出てくることを楽しみにお待ちしております！

[良い点]
正義とは何か、人間らしい陰影とは何か、良心とは、権力とは、血縁とは、愛とは何か。

読む者の根源的なところに訴えかけ、心を激しく揺さぶる漆黒のノワールでした。


[一言]
ラスト一行にタイトルが出てきたとき、思わずぽかんとしてしまいました。

綺麗に物語を閉じておられることに驚いたのです。

お見事でした。

[一言]
普通に生きてても他人の死や自分の生死に関わる出来事は色々なことを変えますが、壮絶な体験を経て、それを生々しく感じることになった三人。(特に大毅は生死に対してふたりよりももっと胡乱だったと思う)
そしてナタリーとの出会い。
それらは三人とナタリーをどう変えていくんでしょうか。続きが気になるのです……！

[良い点]
譲治が初めて自分の身体を受け入れ、大翔はナタリーに告白(としか思えないセリフでした)した、すばらしい回でした。

人間は人間を傷つけるけれど、その傷を癒すのもまた人間なんですね……。
[一言]
ナタリーが妹を射殺した経緯に、呆然としてしまいました。

まさに地獄……。

[良い点]
伽耶の堂々とした物言いにも、理路整然とした思考にも驚きました。

伽耶は芯が強くて優しいだけの女の子じゃなかったんですね。
[一言]
譲治を、ナタリーを、大翔を守りたい。

伽耶の気持ちが伝わってきました。


続きが楽しみです。