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[良い点]
 ここまで来て。始めて、このサークルの目的が判明しましたね。しかし、ここを創設するにあたった郡さんの過去に何があったか? という疑問が再び浮かんで来る所でもありますね。
 既に1人の人間の奥深くまで踏み込んだ黒瀬君としては、入るにしても入らないにしても生半可な理由では遠ざける事も近づける事も出来なくなりましたね。
[気になる点]
 ここに来て。あまり出番が無かった近野先輩の出番が増えて来た事も気になりますね。そのサークルの目的を知らないのなら、どうして彼がここに居るかというのも気になりますね。
[一言]
 現実に行き詰まり。滞った者達を奮い立たせる意味合いを持っているのを見るに、サークルと言うよりもNPO的な存在だと思いますね。
 とは言え、今回は上手く言った物の。誰かの人生に踏み込み、矯正するか正すかにしても。双肩に伸し掛かる重さは相当な物になりそうですね。いや、そう言った物を感じ取れる彼だからこそ。軽々に済まさない所も含めて、ここのメンバーに相応しいのかもしれませんね。
[良い点]
 年の功。と言うべきか。具体的にこうしろと命令する訳ではなく、どういう風に動きたいかと言うアドバイスを送れる辺りに親子として丁度良い距離感が取られている様に思えますね。
 されど、不安を拭う為のアドバイスも添えている所に。男らしい物言いとは裏腹にしっかりとした気遣いが見えるのも良いですね。
[一言]
 今までは色々な人達と話して判断することが多かったですが、ここに来てようやく彼女と対面する決心が付いたようですね。彼の行動が彼女にどう影響するか、ヒロイックに行くかどうかは難しい所ですが。後悔が残らない様には動きたい所ですね。
[一言]
 結局の所。異世界に行きたいのではなく、どうにもならない日々を変えたいというのが本望なのでしょうね。
 その点、黒瀬君の意見は実に正論ですし。彼自身が望んでいる生活を送れているならば、そのままでも良い筈ですが。それでも踏み込むと決めた以上は、正にそれは異世界への門を叩いた。と言うのも同義かもしれません。
[良い点]
拝読しました。
三重県を舞台として、日常のささやかな動作を丁寧に描写されていると思います。
遅刻ギリギリで動いてしまったり、ポニーテールが好きだったり。ストーリーにおいて特徴を表現することで、キャラクターにたいして愛着を持たせる。素敵な技法です!
[一言]
応援します!
  • 投稿者: ハルハル(春a裏)
  • 2021年 05月17日 16時32分
ハルハルさん

感想ありがとうございます!

キャラがぼやけないようにするのは、意識したポイントでもありました。情報過多になると読むのに疲れてしまうので、気を付けたいポイントですね。

今後も応援していただけるとありがたいです!
[良い点]
ここまで読みましたが、読みやすく、冒頭の掴みがよかったです。ツイッターの作品紹介でも、よんでみようかなと思わせる文章でした。
「この世はクソだ」
はいいアイキャッチ!
  • 投稿者: YOUKAN
  • 2021年 05月01日 21時52分
YOUKANさん

感想ありがとうございます。

キャッチはインパクトを意識したので嬉しいです。また、冒頭も拘った部分ではあります。キャラの頭のおかしさを顕著にアピールできていたなら幸いですね。

今後も読み進めていただくと嬉しいです。
[良い点]
 学校の理由。と言うのは色々とありますが、勉学以外にも社会的な協調を身に着ける場所と言う側面も大きく、その中で色々な可能性を探る場所としてはやはりうってつけではあるのでしょうね。
 ひょっとして、郡さんが永剛さんに執着しているのは、それら社会的協調性が断たれて誰からも忘れられる『行方不明者』になりそうだから。なのでしょうか? だとしたら、言い方はアレですが。見殺し待機ってことじゃ。予想が違っている事を祈りつつ。
ゼフィガルドさん

感想ありがとうございます。

色々と予測をしていただいて、本当にありがたいです。第一章の最後で、郡麗美の思惑もある程度は明らかになります。そこまでお待ちいただけたらと存じます。

しかし、いろんな捉え方ができますよね。異世界転生というキーワードが乗っかるだけで、行方不明者にも意味が出てきます。ただ、郡さんは永剛さんを異世界転生サークルに加入させようとしているんですよね……ということは?
[良い点]
 本来なら、娘が不自由なく生きていく為に残した遺産のはずなのにそれが自立を妨げているのは皮肉と言う他ありませんね。
 でも、問題は残された母親の方で。下手をすれば娘の遺産を奪いに来るなんて事態もあり得そうなんじゃないかと思ってしまいますね。ただ、この現実を鑑みれば父親が気の毒には思えますね。
ゼフィガルドさん

感想ありがとうございます。

永剛さんの母親は、なるべくクズに見えるように描きました。お察しの通り、そのような展開もあるかもしれませんね。物語のどこで影響を及ぼしてくるかはわかりませんが、頭に入れておいてほしい存在の一人ではあります。

[良い点]
 誰かの為。って方が逆に怖いですし、先生も言っている通り。途中で投げ出されるのが凄く迷惑なんですよね。
 黒瀬君は身内をなくしている以上、その辺に関しては非常に敏感になっているのでしょうね。或いは、生きたくても生きられなかった人間を知っているからこそ、生きないという選択を許さないのはかなりエゴの入った意見ですが。彼自身のハッキリとした主張を見たように思えます。
[一言]
 こうやってみると。異世界転生の引き金ともなる、この世からの卒業に関しては、許せない事として意識してそうですね。
ゼフィガルドさん

いつも感想ありがとうございます。まとめての返信で申し訳ありません。

誰かのための行動って意外と怖いですよね。人間誰しも踏み込まれたくない領域はあるわけで、その領域の中での親切はもはや悪にも等しいです。

しかし、死を目の当たりにした人間にしかわからない感性もあるとは思います。永剛さんが死んだら、必ず黒瀬は後悔するでしょうしね。

自分が後悔しない道と他人の人生、これを比較して自分が後悔しない道を選択するのはいかにも人間らしいと思います。

そして異世界転生。異世界転生に関係なさそうなパートから少しずつ、垣間見えてきましたね。
[良い点]
 やっぱりと言うか、ほぼ予想通りと言うか。彼女が異世界転生サークルの顧問だったんですね。以前の話でもあったように学校に来ることが必ずしも善と言う訳ではありませんが、それでもあの生活が良くないと。思うだけの考えが黒瀬君の仲にも固まった。という事ですかね。
ゼフィガルドさん

いつも感想ありがとうございます。

このパートは黒瀬が決心をする瞬間となります。しかし、学校に来ること自体は善ではありません。無論悪でもありませんが。

どういった経緯で決心をするに至ったのか、そこに着目していただけたらと思います。
[良い点]
 今までは事態に振り回される事が多かった黒瀬君ですが、今一度振り返る時が来ましたね。理想を夢見て挫折したり、叶わないと諦めるのは誰もが通る道ですが。
 それでも時は過ぎて行くし、周りは進んで行くという事を一番知っているのは、他ならぬ彼自身にも覚えがあった事なんですね。いよいよ、ここに来て彼がどう行動するのか。今までは理解と寛容……に近い無関心な様に思えなくもない所でしたが、彼自身がどう動くのか。
[気になる点]
 享楽的な日々。楽しい事だけの日々に耽溺しているのは、一種の諦めの様にも思える所。黒瀬君の場合は弟以外の家族が居たとしても、永剛さんには居なさそう。故に、彼女は失敗したり傷ついたりしない様に動き出せない状態なのかもしれませんね。
[一言]
 仕方ない。妥協をする上で、脳裏に過る言葉ですが。諦めだけが人生ではなく。到底無理そうな事にも全力で突っ走っている彼女の存在感がここに来て、際立ちますね。
ゼフィガルドさん

感想ありがとうございます。
まさに起承転結の転といったところでしょうか。傍観者が動き出すタイミングが来たという感じです。ただ、行動をするにはエネルギーが必要です。彼がどういった理由を原動力にして動き出すのか、そこが非常に重要になるかと。

また、諦めと妥協の違いもポイントですね。そこには心情的な違いしかないようにも思えますが、そう思い込もうとしている可能性も大いにあります。

永剛さんはどちらなのでしょうか。
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