感想一覧

[一言]
「ロシアの暴走を抑えるのが先決です」って、ちょっとおかしくありませんか？　異世界に来たのは日本だけなのでしょう？
まとまった勢力を有するのは在日米軍だけで、あとはテロくらいしか出来ない。暴走したら自滅するだけなのでは？

[一言]
念のために質問したいのですが、「この物語ではやがて無視される」とは、「ラーム教が、日本から無視される」という意味ですよね？

確かに日本から見れば、ラーム教もシナーイ帝国も「ライオンに吠えつく子犬」でしかなく、敵視する価値すら無いでしょうが……。

しかし考えてみれば、「無視したくてもできなくなる」状況も、充分に起こり得るのでは？

「日本には絶対に勝てない」ことを思い知らされ、かといって「敗北を受け入れる」ことも出来ないラーム教側が、それこそイスラム過激派や、オウム真理教のようなことをしでかす可能性は、充分に有りそうです。

日本側が、それを元から断つために、ラーム教団を屈服させざるを得なくなる、という状況も、充分起こりそうに思うのですが。

[良い点]
難しい問題に手を出しておられる


うちはそんなの出来ない（宗教は死んだ）ような世界にしましたからねぇ・・・
[一言]
宗教が異民族、あるいは異教の間に入って広まるには、奇跡（中世では医療行為など）が最初にあってしかるべきだと思うのですが、最初から武力行使ではそれを否定するようなもんです（敗戦した場合は特に）ので、そこから宗教改革に持ち込めませんかねぇ・・・

[一言]
　またやな連中が出てきましたね。

　ＴＩＷでもそうですが、こういう宗教や神の名を騙る連中ほど、厄介な者はおりませんよね。

　別に宗教は否定しません。と言うよりも、大概の宗教は隣人と仲良くせよ、人を殺すなと言った人として最低限のモラルを守るよう教えていると言います。

　それなのに、為政者や戦争で至福を肥やす人間がその神の名を使って侵略するのですから、ひどい話です。

　まあ、日本もかつてはそうでしたけど。その分、その悪しき部分は骨身にわかっているとも言えますが。

[一言]
『この世に、独善より巨大な悪は無い』こと、『この世に、自分は正しいと信じて疑わないことほど、大きな過ちは無い』こと。加えて、『この世に、自分は正しいと信じて疑わない者ほど、始末に負えないものは無い』こと。

　それらを絵に描いたような展開ですね。

　もっとも、我々の現実の歴史においても、人々が「独善の恐ろしさ」に気づいたのはごく最近（２０世紀半ば以降）のことであり、世界全体で見れば、未だに、気づいていない人々の方が、はるかに多いのですが。

　おそらく、ラーム教側から見れば、ラーム教の教えは「絶対のもの」であり、それに逆らうどころか、従わないことすら「絶対悪」であり、それを疑うことすら「絶対に許されないこと」なのでしょう。

　現実の歴史において、宗教を巡るトラブルが絶えないのも、一つには、「宗教というものが、ある意味では独善そのもの」だからなのです。

　なぜ、そう言い切れるのかって？　そもそも、独善って何です？　『ある特定の価値観と、その価値観に基づく考え方を、絶対的に正しいものと考え、それに反するものは、ことごとく、「間違っている」と決めつけること』でしょう？

　それこそ、歴史上すべての「宗教」が、正確には「宗教団体」が、多かれ少なかれやって来たことではありませんか。

　私としては、この物語の日本には、こう言わせてみたいですね。

『我が国では、信教の自由が認められている。ゆえに、他者に改宗や入信を強要することは、犯罪行為とされている。よって我が国は、「信教の自由を認めない宗教」であるラーム教を、容認することは出来ない。ラーム教団は、ただちに他の宗教を容認し、異教徒への迫害を、完全に停止すること。この要求が入れられない場合、我が国は、ラーム教を「邪教」と断定し、実力をもって駆逐するものとする』

　それに関してですが、この物語の日本では、オウム真理教事件の時、本当に「他者への改宗や入信の強要」が、法によって犯罪行為と定められている、というのはどうでしょうか。

[良い点]
僕が宗教大好き(信者ではなく、私は無神論者ですが)なのでこの手の話はドストライク。

[良い点]
面白いですし、詳しさに磨きがかかっていて、おもしろいです。
[一言]
何故大陸が？何故？と考えさせられて面白いです。

[一言]
新連載ですね。そして、日本転移物ですか！？これは私も負けていられませんね。

　がんばってください。