感想一覧

[良い点]
ヴィオラさんの姿勢は前々回でも触れられてましたが、自身の背中を見せるだけだと「単に卑劣な拝金主義者」を生み出してしまうのが悩みどころですよね。彼女自身は経験と葛藤の中で今の信念を選び取ったのに、結果的に若い理想を折る方向で作用してしまいかねないという…悩ましい。
ふむふむ、匂いを付け直すゴブリンを待つ、というのはどうでしょうか。ゴブリンの嗅覚は普通より優れているのでしょうが、こと野外でのこと、雨風やそれを原因とする倒木、野生動物などで匂いが消える、上書きされる、マーカー自体が無くなるなどが起き得るし、黒幕は別としてゴブリンたちは臨機応変の対応はできないんじゃないでしょうか。だから、傷は長く残るでしょうが、匂いに関しては毎日付けにきている当番がいるのでは？そいつが来た方向や、格好などを確認すれば距離なども目安がつくかも。

[一言]
　冒頭の出来事から、武装したゴブリンが格好の獲物を諦めなければいけないような事情が有る。
　ややメタ読みですが暗視が言及されていることから、ゴブリンの生態として洞窟等に住み着いていることへの対処能力もあるでしょうが、件の何かが夜行性であり、村娘に反応しなかったという可能性も考えられます。
　シンプルにゴブリンの数が多く群れの規模が大きいがゆえに統率されているという筋もあることを考えると、集団、暗闇、強敵、これらに対処しうる人員が必要です。

　しかし、映治エイジ君が強敵には対処することが出来るので、前者二つを他人も含めてカバーできる人材が入ればおそらく十分。
　というわけでノイズさんがこの場合パーティーに欠けている人員ではないでしょうか。

[一言]
　情に訴えかけるものではないでしょう。アッサリとというくらいですから恐らく大きな根拠が有ったと思われます。
　報酬の確保、助けなかった場合の不利益、加えてしかるべき筋を通さずに動くことへの言い訳もあった方が良いでしょうか。個人の思い入れを引き合いに出すケースもありますが。
　山賊の情報を持っていた、というのは都合が良すぎるでしょうし、山賊全般に懸賞金が若干額掛けられている、領主等、村ではなく管理する立場の人や、街の側から報奨をもらう算段がある。この辺りが報酬としてあり得る線でどちらかは有るでしょう。
　不利益の方は物流問題。村が街からその距離に有るということは、食料食糧供給に一役買っているのは確かでしょう。無くなると困ります。後はお酒の供給源で有る可能性ですね。前話の様子からお酒の供給源を見捨てれば荒れるでしょうし。

　他に、村人が街に向かえば依頼が来るのはヴィオラ宛になる。というケースがあります。
　凄腕の傭兵ですから十分にあり得るでしょう。村人をこのまま街に走らせて依頼を出させた上で先に動いておけば四時間を節約した上で義理を通し活動することが出来ます。

　しかし一言となるとどれも長いですよね。
私から依頼する
あるいは
神殿から依頼する
　で筋を通した上で経費を前述のように各所から後程請求する動きが一番速いでしょうか。

[一言]
　他の人と比べても明確に凄腕というか、依頼料無しに動けないレベルなんですね……なるほど。
　逆にそこまでの腕で無ければ金銭的な柵はなく同道できると。

[一言]
　え、難しい……
　ヴィオラさんですかね。薬草方面の知識に関してはケミーさんを頼れば十分なので、木々の有る場所での立ち回りと、なにより槍の扱いを指導できることが他の能力面よりも大切な気がします。仕事であると同時に訓練なので。
　大量のというところに着目して力のある人、だとか森の中での索敵能力だとか、おそらく近場の雑木林で有ればオーバースペックというか、そこまでは必要ないと思うので。

[一言]
　槍にも武器以外の用途が有る。お値段が手頃ならなおさらというのは納得しました！
　布と合わせればターフの支柱代わりとかにも出来ますもんね。いたみそうな扱い方ですが使い倒すことが視野にはいるお値段です。

[一言]
　あー。自分の解答でもやりくりに十分な気がしなかったのですが、人数を増やすというのは最善ですね。
　うーん、まだまだ頭が固い……

[良い点]
　小学校低学年の頃に楽しんだ謎なぞの本やゲームブックなどに繋がる楽しさがあります。
[一言]
　うーん、今回は難問ですね……
　薬草採取が報酬が低いと最初に語られている通り、近場ではその日の宿を確保するにも半日動きづめで、なおかつ町の外に出る危険まで背負うことに……

　片道三時間であれば市門が開いて閉じるまでの時間で６時間採取に当てられれば良い方でしょう。実際には休憩も挟まなければ行けないので稼ぎとして20G強程度。到底食べて行けません。
　しかしここに親切な先輩冒険者さんの食事支援が有るとなると話しは別で、経験を積みつつ僅かながら黒字が出ます。
　日帰りであれば水筒、背負い籠に武器と防具それに少しの保存食と、急な雨に対応するためのロウや油で防水した布、扱いの心得が有ればそれにロープが有れば木に登り安全を確保するにも、ターフを作って急場の雨宿りをするにも十分。逆にここから荷物を増やすとなると予算と体力がなければ成立しないこと、いつまでも続けていては資金的にも経験的にも無意味な足踏みになることから、しばらく雑木林で準備と経験を整えた上で、夜営に必要なものを買って森に１泊するコースにシフトしていくのがベターかなと。

　山岳はしばらくは論外です。ここまでの話用意した道具はあくまでも森を想定していて山岳で必要なものが揃っていないこと、起床希少鉱石をとる見込みで20G相当ということは、鉱石を石から取り出したり、石後と運んだりする手段がなければ森に劣る成果物になること。それらの手段を確保していけるとしても少女向きではない場所と内容になりそうです。

　話を戻して夜営するとなると火種と松ぼっくり等の着火材になるもの、日帰りに加えてもう一枚防水の布。怪我したさいに居場所を知らせる狼煙等も有ると良い気がします。おそらく現状では予算不足ではないかと。

[良い点]
あー、罠でしたか、暗闇情報…根城は片方だけ倒して報告にでも戻らせるのをつければいいか、とか思ってましたが、他にも哨戒してる組がいるならそっちに見つかったり、乗り込んだ時点で完全に全軍警戒してる可能性も出てきちゃいますもんね…。
ただ、組織だった動きや装備を整えて何をしようとしているのかが分からないのが不気味ですね…村１つ襲うだけならここまではしないと思いますし、娘を逃がしたことを察知してるなら近くギルドからの冒険者が来るのも予測してそうですものね…。

[一言]
　前回の出題傾向まで考えると、ソフトレザーに軍手、さらに革のグローブ。でしょうか。
　採取物を摘み取るのに革のグローブだと邪魔になるものもある反面、毒があったりトゲがあったりするものを取り扱う上で軍手では不足するでしょう。
　森の危険度が分からないのでキルテッドアーマーでも事足りるのかもしれませんが、布ですと表面が引っ掛かってほつれたり等、耐久性と耐用期間が関連する以上予算的にもアドバンテージに実はなりにくいのでは？