感想一覧

[一言]
　折角なので解答も更新済みですが答えてみます。
　２番の鉈

　理由は枝払い等の道具を兼任することで荷物を減らせる、片手で自然に振れば刃が立つようになっており、叩き切る動作も簡易。少女の体格で採取物、採取道具に加えて大きな武器まで持つのは体力の消耗にも繋がるので。
　鉈でどうにかできないような相手であれば逃げる方が賢明で、半端に武器としての側面が強いとその判断が遅れてむしろ怪我に繋がりかねない。

　辺りですかね～。価格もお手頃かつ、刃が鋭すぎず事故にもなりにくいと考えるとかなり有力候補かと。

[一言]
エイジがいるため戦力はこれ以上増強する必要がない。
特に屈強な前衛は不要であるため、アイゼンが選択肢から抜ける。
また、カルタも選択肢から外れる。ゴブリンの集落の情報は特に無いが、
今回村人が遭遇したゴブリンの武器が粗末な槍であることから、高度な罠など知性的なトラップへの対応が求められないためだ。


考慮すべきは、冒頭の出来事でゴブリンが撤退した理由と、住処が洞窟だった場合の対処だ。
話の雰囲気からすると、問題視されてるのは前者の理由だが、
森でゴブリンが何かを見つけて引き返した事、村人はその後村にたどり着けていることから、
ゴブリンから見つけたのは脅威そのものではなく、例えばその縄張りを示すものである可能性がある。
それもちょっと上位の魔物くらいであれば、エイジがいれば問題無い気が否めないが、
エイジやリブラが対応できない相手についても選択肢を持ちたい。

場所は森の可能性が高いので、リームが適任に思えるが、洞窟のことも考えておきたい。
ノイズの照明魔法を採用しなかった場合、松明か何かで照明を確保する必要がある。
魔法で何ができるかはもう少し情報が欲しいところだが、洞窟の形によれば火攻め水攻め何でもありうるため、
取れる選択肢が最も多そうなメンバーを採用すべきと考えたため、ノイズに一票。
まあ、魔法も精霊魔法も何ができるのかがなんとも言えないのだが。
洞窟を火攻めしたりノーム的な何かで洞窟を崩したりといった手段が取れれば・・。

[一言]
やはり気になるのはゴブリンの挙動。
装備・数ともに有利な状態で格好の獲物を前にしていたにも関わらず撤退とは……。
しかも、唐突に大声を発したり、それを受けて周囲を見渡したり、撤退時には悔しげにしていたりと不思議な挙動をしています。
とはいえ、少女に感じられた音や気配は去っていくゴブリン2体分だけで、振り返って見えたのもゴブリン2体だけ。
多少は疑問に思っても「よく分からないけど運良く逃げ切れた」としか言いようがなく「ただのゴブリン退治」という依頼になってしまった……と。

ところで、本作におけるゴブリンの特徴には「洞窟などを住処にしていることも多く」とあります。
洞窟、つまり暗闇を住処にしているということは、ドワーフ同様に種族的特徴としての暗視能力があるのではないでしょうか？
知能が低いと明言されているので、洞窟内の暮らしにおいて灯りの類を使用しているとは考え難いですし。

そうであれば「暗視持ちのゴブリンには見え、ただの人間には見えない程度には森で隠れ潜むのが上手く、ゴブリンが即座に撤退の判断を下す程度には強力な何かが居た」という可能性が出てきます。
ゴブリンの大声も仲間に警告するためのもので、それに驚き周囲を見渡し、木々の暗がりに何かを見たことで渋々獲物を置いて逃げる判断をした……という具合に。
ヴィオラ・リブラ両名が示した懸念はそんなところではないかと。

というわけで、誰をメンバーに加えるか、ですが……。
「森の中で隠れ潜む強敵が居るかもしれない」というシチュエーションなので（間接的なものとはいえ）生体の探知が使え、遠距離攻撃手段も備えており、森の中での行動全般に信頼の置けるリームが適任かな……と。

アイゼン、ノイズ、カルタの3人は、本筋のゴブリン退治で住処の洞窟を探索する際には非常に役立ちそうなのですが「ただのゴブリン退治では終わらない」からこそのメンバー追加なのと、そもそもエイジ1人であってもゴブリン退治は今更な難度だと言われているので、洞窟を意識したメンバー選びは違うかな……と。

[良い点]
ふむ、不審な点としてはやはりゴブリンの不自然な撤退、それと彼らが揃いで槍を装備している点ですかね。
これまでの問題で「槍が初心者の経験不足を補うもの」とわかっているので、このゴブリンたちは何らかの理由で武装を施されているか、あるいは冒険者を何人か既に手にかけて獲物を奪っている可能性があると思われます。
村側に含みはない（馬鹿正直に撤退しただの何だの書かないでしょうし）と思われるので、ゴブリンが恐れるような存在が村側にいる可能性はないとみるなら、ゴブリンたちに撤退を何らかの手段で命じた相手がいる可能性もありそうです。
これらのことから考えて、敵は「冒険者狙いの武装ゴブリン」と考えられ、かつ洞窟内に罠などを仕掛けている可能性が浮上します。連れていくなら罠解除に特化したカルタにすべきかと（全員暗闇を見通せますが、イコール罠解除にはならないので…）

[一言]
＞「でも、2000Gなんて大金、よくそんなポンと出しましたね……？」
実はこの部分、回答した時点では「それなりに腕利きっぽいから依頼料くらいはポンと出せるでしょ！」と雑に思考をぶん投げてしまっていて、それが回答に自信が持てない要因の一つだったのです。
解答編ではその辺りの説明もしっかりなされており、それを踏まえて過去の回を読み返すと「なるほど！ちゃんとヒントが仕込まれてる！」となるので2度美味しいですね……！
せめて「あのヴィオラさんが新入りの同行者として（早口で）推す程だからそれくらいは余裕で稼いでいる」とでも考えていればまだマシだったのに……なんて反省会をするのもまた楽しくて楽しくて。

あと、さり気なく初期装備で選択していた槍の活躍があったのが個人的な好きポイントです。

[良い点]
冒険者というのは自由なようでいて、ちょっと矛盾するようですが、それぞれの抱えて標榜する自由に縛られてもいる……ということですね。
例えば仮にヴィオラが信念を貫いて参加しなかった場合は、どれだけそれが正論でも二度とミントはヴィオラは頼ろうとしないでしょうし、逆に信念を曲げて参加してしまっては新米冒険者のミントが「情で道理を曲げること」を覚えてしまう…実はミントよりずっと苦悩を抱えた上での解決劇だったのですね…リブラ×ヴィオラ、キテる…！(笑)

[一言]
話の流れからはリブラからヴィオラが納得する報酬の提示がされるように見えます。

ヴィオラは最低限の形式にはこだわるが体裁が整えばそれが多少無理のある理由でも通しはするということは話中で示されています。
村は豊かでなく金銭支払いは期待できない。
盗賊から巻き上げることで得られるものは報酬とは言えない。

そこで猪です。猪が美味しいことで有名な場所が近い村なので調理の心得はあると思われ、肝心の猪は既にある。
その調理法や合わせる食材、またはそれを使ってのもてなしを報酬にする、それを提案した、というところでしょうか。
相場に見合う価値のある対価かというと難しいところですが。

[一言]
リブラさんはプリーストという職業柄、助けに行かないという選択肢はまず持ち合わせていない筈です
更に、これまでの話から考えるとヴィオラさんの「傭兵としての」ポリシーについても充分に理解しているでしょう
であれば、リブラさんが言う事はこれしかないかな……と思います

「私から依頼するわ」

[一言]
得られるであろうものは、盗賊の資産、猪料理、感謝、名誉、今後の安全、辺りでしょうか。

盗賊の資産:盗賊にアジトの場所を吐かせれば、ルール次第ですが財宝が手に入るでしょう。他の方が言っている通りギルドを通した正式な依頼では無いので、好きにすることもできるでしょうし。村の襲撃という手段を選ぶ盗賊のアジトに何があるのか問題ですが。

猪料理:猪が有名な地域にある村ですから、食べる機会の多い地元の人ならば、美味しい調理法を知っていてもおかしくないでしょう。

安全:これからミントの活動範囲になる地域でもありますから排除できる危険は排除しておきたいのでは無いでしょうか。

感謝と名誉:助けたら大抵の場合は感謝されるでしょう。これを理由にするには流石に弱いですし、わざわざ言うほどのことでもないでしょう。名誉も村ひとつでは理由にするには弱いでしょうか。そもそも傭兵であって、騎士や勇者じゃありませんし。

そうなると、盗賊の資産と猪料理と今後の安全で攻めた感じですかね。ヴィオラに猪を美味しく料理する当てがあったのかも不明ですし、形式上タダ働きが良くないだけでミントを悲しませたく無いであろうヴィオラにはこれだけあれば十分な気がします。先の三文芝居もあり、これ自体もミントの勉強も兼ねた茶番にも見えますし。

[一言]
なんでしょうかね？　盗賊を放置しておけば後に規模が拡大したりと更に危険性が増す可能性があるから、その辺りのリスクを考慮した場合今のうちに対処をした方が良い、みたいな感じのことですかね……。でもそれだけだとヴィオラが動く理由としては少し弱い様な気もしないでもないのがなんともなぁ……。