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[一言]
>ギロチン台
 それはアンジェリーヌへの慈悲が過ぎないか?
 感想返しに処刑前に拷問されてとありますが、せめてギロチン台ではなく断首技量未熟者(隷属されてた者など)による手動首切り(なお刃はボロボロ)の方がまだ苦しませられたのでは?(他の一族はサクサク処理するためにギロチンでよいかも)
[一言]
読み応えありました。
物語としては若干物足りない感はするものの、腹八分目で余韻を残すなら丁度いい塩梅かなとも感じました。
[良い点]
階級社会において、権力無い他人の人生踏みにじった位では、その失敗では国は滅びません。トップも代わりません。ざまぁなんて起きません。
なろーフィルタ外した、低能王子の謝罪賠償としてはリアリティ感じました。
[気になる点]
憤りであれば侯爵令嬢や辺境伯子息に対してより、王太子や辺境伯(と執事)に対するモノの方が大きいです。
読み手たる私は当事者じゃありませんし、個人的に異常者は一日で生まれない。の考えをもってます。
この物語で起こった事は、普通の人が魔が差して、とか状況で止むなく…なものではありませんでした。
侯爵家も辺境伯家でも、起こすと分かり切ったことが起こった。
じゃあ、どうしたら防げたの?ですね。
[一言]
自分の失敗を繰り返し思い出すのって当たり前では?
誰にも会わないで無人島で一人で暮らさなければ、誰もが言動は常に自分を含めた誰かの監視下の元にあります。
監視というと穏やかではありませんが「誰かが見てるよ!聞いてるよ!」です。
誰かに損失を与えた後でなければ、言動を誰かが見てる聞いてる環境や自覚が無いなら、それは王太子としてどころか、人としての資質や教育環境に問題あったと考えられます。


冤罪がうまれる前に監視され続けなければなかったのでは?臣下国民の生命人生を左右することの権限を持つ(多分)未成年は、目を離して良い存在?
求心力の低下?…それは冤罪をうむ王家には当然の事では?罰とはなりえません。
ただの結果です。
金銭の賠償?命の代償が金品で賄えるのも階級社会の証明です。何人も亡くなってるけど、王家そのまま〜無駄(じゃない)遣いしちゃたっっな感じ。侯爵家から没収して、財源としたでしょう。
王太子なり加害者達が身を切った描写ごありませんし、彼らは騙された被害者でしょうから。

王太子がそのまま王になり、その子が継いでいく。起こった出来事が、個人の悲劇の他に何の影響もなかった証左に思えます。
彼女は人生奪われ、今後もファンタジーな奇跡でも起きない限り、結婚出産どころか普通の生活も難しいだろうに。
国にとって事件、大した事なかった。なら何故そのまま隠蔽しなかったの?と。それか、後々禍根考えると力尽くしたけど……で済んだのに。


結局、王家王太子は何をしたんですかね?ほぼ全部、臣下が動き、税金使っただけ。
嫁交代位ですね。
贅沢控え派手な事は出来無くなって大変。かな?
過ちを認め正してます〜アピールして。

……人を殺した人間の精神とは感じられないのですよね。騙された〜な自分も被害者フィルタかかってる。
王太子という自分の立場を脅かさない程度の謝罪賠償。遺族は受け取るでしょう。自分達の人生脅かしてまで死んだ人達の為に責任追及しないでしょうから。

後は、定期的に自分は苦しんでますアピを周囲にしてく。面倒さ。だけ。…終わり。
立場に伴う責任をわきまえず罪を犯したのに、立場を保証され、傲慢無能さ故に騙されたのに、被害者として扱われた。
責任取ってないんです。何も失って無い。……その自覚も無い。
謝ってる。悪いと思ってる。賠償した。
心に残ってる。


加害者としての王太子を考えているのではありません。
責任者としての王太子を疑問に思います。
(それを言うなら、まともな後継者いなかった辺境伯とその執事もですが……イカレレベルの男達の何を信用したのやら…)
彼は、自分に近づく者達、語られる言葉全てを考えていなければならない立場だった。
伴侶としての特定の相手を定めていないなら、なお。
周囲の様子を見なければならなかった。彼女は、自分が即位した時代の伯爵家を継ぐ人のはずでした。その評判も知らなかった。何百人もいる学校ですか?描写からそんなはずありませんね。無関心だったのですね。自分の即位は普通2〜30年後でしょうから。知っていたら疑問位浮かんだかもなのに。

王太子が伯爵令嬢に興味なかったから、読者にも彼女の印象が薄いです。冤罪の後は流されるまま。可哀想……で済む。王太子の心情がそうですから。


ただの恥知らずの独白書。
あぁこの国の国民でなくて良かった。

辞める事が責任を取ることでは無い。は、この場合は違います。
彼に取れる責任は、無い。王太子に取れる責任は?
まぁ伯爵令嬢一人(と何人かの同校生)潰した位では、王太子の立場は揺ぎません。それがこの国の現実。

いい教材になったと喜ぶひともいそうですね。
良い王様になる。と

このモヤりが作者さんの意図したものなのだろうな…なんて…救いがたいのに、ちゃんと罰せられたのは王家に対しての犯罪者だけ笑
侯爵家の面々は、違法行為。妻を犯して孕ませて男の罪は、王家との約束を破ったことですし笑笑

さらに読み手として当事者では無い残酷さを言えば、伯爵令嬢も当然の冤罪でした。隷属魔法という証拠が残るやり方だったから晴らされた冤罪でしたが、これがただ政治力を持って陥れられたのなら?そのまま亡くなってたでしょう。
将来、領地領民の生命と財産を守る覚悟や準備が無かった…の印象です。
良い人だった…だけ。好かれていても、誰も人生掛けて彼女の為に動かなかった。皆と仲良くしてた人。
冤罪を受けた。その時、何をすべきか?同じ事が領民に起こっても、ただ嘆いていれば良い?国における自領の立ち位置、自分の価値の把握。国に学校に自分を害する事が出来る立場の人間達の把握や社交は?いくらでも思い浮かびます。国にとって価値が無かった。自領も自分も。
冤罪後も、ただのんびり。庇護者がいなくなったその後、悲劇。でも、きっと市井ではありふれた悲劇です。辺境伯令息の様な人間は、程度はあれいます。階級社会ですから。
辺境伯が健在のうちに外部と連絡を取る手段の確立をしているだけでも違った。決断出来ない、行動出来ない。可哀想に。…でも領主になってたら被害者はもっと多かったかも…という残酷な想像も浮かぶ。そんな普通のお嬢様。

まぁ今の常識で学生の内から…と考えるならハードル高いですが、王太子に与えられている権限を考えると、この物語の社会においては必要な事でしたかと…


トンデモ長く書き連ねましたが、不快というのとも違う、モヤモヤ物語。
不条理…というのが近いですかも…な頭使う物語でした。
[一言]
注意事項にある通り読むのがなかなかにきつい作品で
メンタル削られる感じありますね…!
でも良かったです。
本来であれば王太子も許されない所ですが、
ここまで巧妙な手口だと流石に誰でも厳しいですね;;
しかし王太子妃になりそうな存在というだけで
冤罪にかけるとかやばすぎる…相当怖かったんですかね。
侯爵令嬢許すまじ…

上手く言えないのですが、
月森さんの作品はどれも目の付け所が違っていて、
ありきたりな設定や展開をも上手くアレンジして
面白く、新しいものにするのでいつも新作が楽しみです
プレッシャーになったら申し訳ないですがこれからも更新楽しみに待ってます
  • 投稿者: Agi21
  • 2023年 06月24日 10時25分
[良い点]
読み応えあり、面白ったです。
[一言]
〉マリヴォー侯爵家は「血」に魔術を刻んで・・・

これだと、他家に養子に行った男性だけでなく、嫁いだ女性も産んだ子供も含めて、侯爵家の血はアウトでは?

下手すれば、現皇太子にもマリヴォー侯爵家の血が何割か流れてる可能性もあるのだけど。
[一言]
うーん、感想じゃなくて、自分好みの展開を押し付けるかのような人がいるのはどうなんだろう?
タグで傾向を選別できるし、前書きには作者さんの警告もあるのに。
自分に合わないと思った時点でブラウザバックすればいいんじゃないの?
それをしないで読み進めたのはあなた方の責任でしょ。

人それぞれ考え方や経験が違うから、マイナスな意見も勿論あるはずだし、それはそれでいいと思うけれど、小説の展開や結末は作者さんだけのものだと思います。それが気にくわないならご自分で書きなされ。
スポンサーでもないのに何言ってんの?と思ってしまった。

アマチュアの作家さんは好きなものを好きに書けばいいと思います。それこそアマの醍醐味。
こちらもそれを楽しませてもらっています。
まさに読者の醍醐味でございます。
このお話も美味しく頂戴いたしました。
御馳走様でした。
  • 投稿者: sae
  • 2023年 06月24日 00時46分
[一言]
-9999に10000を足せば結果的にはプラスで終わりだけど足されるまでずっと-9999に耐えなきゃいけないんだよなあ。
途中経過が必ずあるのに其処を無視して結果だけで評価する風潮改善されないかなあ。
[一言]
セリーヌ嬢は王家の罪の形である
死ねばやがて忘れられる
王家の直系にもセリーヌ嬢を思い起こさせる要素は排除されている
やがて風化する罪の形である
  • 投稿者: TKO
  • 2023年 06月23日 23時46分
[一言]
ひとまず元凶とバカ息子に関しては逆に死なせないほうが良かったかもね
死が救いになる生があることを思い知らせてやっても良かったと思う

>>王家と学園と伯爵家 
全陣営のトップの感性とか善性はまともなのに致命的な間違いをやっちまった訳ですね
3陣営ともセリーヌ譲が心安らかに暮らせる様にするのは前提として、この様な事が二度と起こらないように再発防止策の徹底が必要でしょう

それがどれだけ真摯に出来るかが、この国の命運を決めるでしょう
(国を滅ぼしてざまぁとかになっても謝罪や贖罪にはなりませんしね)
[一言]
たまにこの手の作品を読みたくなります。
現実とはシンプルではなくそして裁く裁かれるだけではない。
今のネット社会を見ていると忘れそうになってしまうのは時の流れなのでしょうか。
毒はどこまでも深く甘美で狂わせます。
でも、毒はなくならないのはなぜか。
私たちは考えることをやめてしまわないようにたまに振り返っていきたいものです。
  • 投稿者: gokio
  • 2023年 06月23日 17時29分
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