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[一言]
魔女裁判然り中世の、現代程セキュリティや調査体制の整っていない時代だと、特に現実と違って魔法なんてものが存在しうる世の中だと、こういう冤罪もいくらでもあったんだろうな、ってかんじですね
なんなら現実ですら、あってもおかしくないしねこういう冤罪事件って
まず最初になにかしらのこういう事件が起きた後で、それに対処する格好で世の中は進んできてる筈ですし
年齢明示されてないけど学園在籍時&その3年後だから20前後程度、なんなら17~8歳そこらかもとも考えられるセリーヌの、長く続くであろう隠居生活がせめて穏やかであらんことを…
[一言]
貴族からの求心力の低下というのは、王家がやらかしたことに対する貴族からの評価でしかなく、罰ではありませんよ。

例えば、殺人を犯したと知られている犯罪者が、何故か刑罰を受けずに普通に社会で過ごし続けていて、周囲の人達に『うわぁ人殺しが歩いてる。また人を殺すんじゃない?』と思われるようなものでしょう。

そして、この話で王家は、杜撰な調査ともいえない適当な調査をし、無実のセリーヌ嬢に対する罰としては修道院に入れる位が妥当でしょうに鞭打ちを処し身体に消えない傷を付けた上に非常に評判の悪い男に無理やり嫁がせるという、考えられない程ひどい罰を与えていますよね。その後は、凌辱され子供まで産ませられ、そういった周囲の目にもされされています。

冤罪をかけられた令嬢はありえない重い罰を与えられ心と身体に消えない傷を残され周囲の目からも苦しみ続け、王太子に嘘を吹き込み媚を売った女性は斬首刑に処され、高まった気分のままに冤罪を被せた令嬢に重すぎる罰を与えた王家は周囲の目に晒されるだけ・・・・、

筆者様の理屈でいくと、刑罰は必要ありませんよね。
  • 投稿者: satsuki
  • 2023年 06月23日 14時16分
[良い点]
暗いのに一気に読んでしまうほど引き込まれました
[一言]
無能が上を立つと不幸しか生まないということがよくわかる物語ですね…
  • 投稿者: key
  • 2023年 06月23日 14時10分
[一言]
王家がこれ以上の罰を受けないのは置いとくとして、クズ辺境伯子息とクソ悪女の罰が緩すぎます。

前線送りとか罰でもなんでもないし。それが罰と言うなら、前線を支えている騎士や兵士に失礼過ぎる。シモの罪はシモの罰が順当でしょう。竿も玉も麻酔無しで毟り取るぐらいはして欲しかったです。
イエスマンの執事見習いも、貴族令嬢を殺し掛けた罪で鞭打ちぐらいは食らって欲しいところです。

悪女に斬首刑は慈悲が過ぎます。せめて貴族と認めない罰である絞首刑、または人の尊厳を踏み躙る罰である火刑ぐらいはして欲しかったです。

全体的に罰が軽く、どうにもモヤっとが蓄積したままの物語でした。
  • 投稿者: じぇい
  • 2023年 06月23日 08時21分
[気になる点]
これは酷いw
実際あった話ではなく、創作でこの展開って誰が得するんだ?
[一言]
とても重いお話ですが、とても面白かったです(それ以外に何かを書こうとしても書けなくて諦めました)。

  • 投稿者: 真珠姫
  • 2023年 06月22日 23時49分
[良い点]
王家と関わりを絶って静かな暮らしに入れたところ。
以降は領民の福祉なんかに関わるといいかもですね。
[気になる点]
学園の処分。
学園を信じて我が子を預けたのに、とんでもない被害を出してしまった責任はどうなるんだろう。
高い入学金や寄付金をとっているんだろうし、生徒一人一人をしっかり見ていたら違和感に気付けたかもしれないのになあ。
これからは、特に高位貴族は自宅学習メインになりそう。
そうすれば個々に合わせて教育のやり方も調整していけるし、人脈は茶会なんかで集まればいいし。
これから教師の囲い込みが始まる?
[一言]
王家は求心力を失ったなーと心配になりました。
経験不足の王子に全部任せた王様も無能。
発覚するまでの3年で、悪女に好き勝手ふるまわせて被害を拡大させた部分もあるでしょうし、被害に遭った子供らの親族は、多かれ少なかれ心に消えない棘を持つことになったでしょう。
王政の終焉か王朝交代か、そういうものもいくらか早まっただろうなあと思いました。
とかく、色々考えさせられる重いお話でした。
面白かったと言うのが憚られる内容ですが、一気に読ませる筆力はすばらしかったです。
[良い点]
王家が自らの罪を糊塗せず、公開したこと。
[気になる点]
この国の法律とか司法はどうなっているのでしょうか。

>少なくとも、辺境伯領で起きた出来事まで王太子や王家の責任だと思いますか?

この問いに関しては、YESですね。
この国の法律に「学園にて過度の虐めを行った者は、辺境へと追いやって白の婚姻をさせる」といった法律がないのなら。

要は王子がそういう罰にしたいと望み、王様も同意した刑罰ですよね。本来は鞭打ちで償いは終わっていたのに、百歩譲って将来に渡って子供を産ませる気がないのなら修道院へ送ればいいのに、いやいやそんな対応は生ぬるい、苦しめてやりたいという私怨丸出しの。そこで本当にセリーヌの身は守られるのか、もし守られなかったとしても王家の手を離れた以上は王家の責任ではない、辺境伯の責任になる。そういう計算がなかったとは思えないのですよね。なかったらなかったで、想像力が著しく欠けた馬鹿ですし。

まあ罪刑法定主義の国ばかりではないのですが、その場合は過去の判例の積み重ねが非常に重要になります。こんな前例を作り出した以上は、100年くらい経ってまた同じような断罪劇が繰り返されるかも。ただその場合は「王家の責任」ではなく「前例の責任」になるので、この話の王太子ほどは…ということになりますが。

いやいやこの話は現代ではないし、ということを差し引いても、絶対王政時代でさえ、ある程度の法律や裁判はあったのですよ。この話では物的証拠はなく、証言だけを根拠にして、家族や本人に弁明の機会を述べる場も与えずに有罪認定して、今までなかった罰を与える。証言なんて魔術がなくても当事者の思惑で偽証もできるのに。人の運命を狂わせる罰まで好きに与えられるという影響力の大きさを考えると、その軽率さは十分に「王家の罪」であると思います。
よくまあ3年も他の貴族たちが黙って王家に従っていたなぁ。反乱や革命が起こっていても不思議ではないような。
[一言]
アンジェリーヌの処刑前の拷問に関しても、要は私怨の鬱憤晴らしですよね。まあアンジェリーヌの身体には証拠の紋様があったから確実に冤罪ではないし、それくらいしないとセリーヌの受けた仕打ちに釣り合いませんが。ただ王太子、お前は相変わらず私怨の人ですねとしか。私怨の鬱憤晴らしでなかったら、公開の場で行うだろうし。現代ではちょっと考えられませんが、昔は民衆の娯楽的な要素もあったそうですよ。
  • 投稿者: ねこ
  • 2023年 06月22日 20時36分
[一言]
辺境伯の次代がヤバいというか、執事見習いがありえん。
親族でもなんでもないヴァレリーが王太子に対してタメ口なのはもうそういう奴なんだろうと諦めましたけど、執事見習いは何を以って当主に虚偽の報告をし続けたのでしょう?
ヴァレリーが人の話を聞かないのは既に周知のこととしても、執事見習いはセリーヌの処遇を知っていたように思えました。

ヴァレリーの傍若無人ぶりに心酔していたのでしょうかねぇ。
[一言]
うーん
国を動かすような大事な王族の言葉なのだから
常に疑われ確認されるのは当たり前なのでは?

逆に確認もされず疑われもされず
イエスマンばかりの方がやばいのでは?
  • 投稿者: スー
  • 2023年 06月22日 17時50分
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