感想一覧

久保の何気ない日常から階段を一段、また一段と降りるように自ら怪異に引き寄せられる様子が物語の起伏に富んでいると感じました。
ついに怪異と遭遇し、猫宮など、事実が明かされる展開に、没入して夢中で読み進めました。
久保と猫宮のやり取りは物語の華で癒されますし、人喰い化け猫の嫌疑を晴らす猫宮の奮闘は、非常に読み応えがありました。
霧子が忽然と消えてしまう回では見藤の体調不良と映像の謎など、これまでと違って危険が潜んでいるような展開に不安を感じつつも、今後の流れに期待が高まりました。
一話の区切り毎に変化があって大変楽しませていただきました。
素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。

見藤さん、キヨさんの養子になったんですね。初めて会えた教養も常識もある人間、見藤さんの置かれた環境はとても悲惨だったけど、出会う人間に恵まれていますね。おまけの霧子さんの呟きに吹き出しました。

過去編を経てから、霧子さんの可愛さにますます磨きがかかったような気がします。動作がいちいち可愛い！

久保くんと東雲さんのやり取りが漫才じみて来てますね(前からそうだった気もしますが)
やり取りが微笑ましいです。ふたりにはずっとこのままでいて欲しいですね。

物語の後半では意外な展開に驚きました。まさか彼が、敵だったなんて。久保くんのことも最初から仕組まれていたんですね。オールスターが揃っての戦闘、この辺りの展開は読んでいてワクワクしました。みんな見藤さんのことが好きなんだなーと、温かい気持ちになりますね。

自分に敵意を剥き出しにした相手にも優しい…。見藤さんらしいなと思います。でも霧子さんと猫宮の気持ちもわかります。最初はどうなることかと思いましたが、丸く収まって良かった。と思いきや、何やら不穏な予言が…。まだまだ波乱は続くということなのでしょうか。

今章は過去編も含め、とても読みごたえがありました。人間に対して心を閉ざしていた見藤さんが、久保くんと東雲さんに対しても親愛の情を向けているのが、とても良かったです。このまま、人間の中にも見藤さんにとって心を許せるような人が増えて欲しいものです。

また来ます。毎日書き続けていくのは、自分との戦いだと思います。色々お辛いこと、大変なこともあると思いますが、応援しております。面白かったです！

募集した覚えのないアルバイト、という部分が気になりつつも、まずは日常なのかなとぼんやりと読んでいたら、急に雲行きが怪しくなってスッと目が覚めました。友人の名前が呼ばれることもなかったので、彼も怪談の一部なのでしょうか。構えず読んでいたので、とても惹き込まれました。

手軽で便利な出張お社(笑)
霧子さんかわいい!

ドッペルゲンガー&猫宮さんカワイイ!

見藤さん、子供の頃はこんな辛い環境だったのですね。周りに味方が誰もいない。人間の汚い部分を見続けて、彼にとっては同じ人間よりも、怪異の方に仲間意識というか、心が寄っていったのでしょうね。自分の才能に任せて今の環境を滅茶苦茶にできるだろうにそれをしないのも、見藤さんの聡明さというか心根の優しさを感じます。
見藤さんと牛鬼の関係性が、本当の親子を見ているようで微笑ましいです。見藤さんが腕に傷を負って帰って来た時、村を祟ろうとしていて本当に大切に思っているんだなと、胸が熱くなりました。

ついに霧子さんと出逢いましたね。モノローグで可愛らしい、という表現が度々出ていたので、もしや一目惚れじゃな？　と勝手にうんうん頷いていました。いやー、いいですね。読者にも霧子さんの可愛らしさ、ちゃんと伝わってきました。　泣いてる霧子さんの頭を、見藤少年が撫でてあげる場面なんか、もうすごく良かったですね。これがエモいって奴なのかー。読んでてニコニコしました。

新しいお勤め、これってそういうことですよね？　頭から冷や水をぶっかけられたような気分でした。これは、あんまりです。見藤さん、可哀想…。

悪いことは重なるものですね。心身を傷つけられ、親代わりの牛鬼も失ってしまうなんて…。霧子さんがいてくれたことは、ひとつの救いではあるのでしょうけど…あまりに重くて痛ましいです。

なるほど、瞳を代償に霧子さんと契約したから、霊が見えなくなった、ということなのでしょうか？　今回の過去のお話で、ふたりがどうしてこんなに強く互いを想い合うのか、納得できました。見藤さんのおでこにキスして、ぽかーんとされちゃって、怒ってる霧子さんが微笑ましかったです。結婚式には参列します！

今回も面白かったです。いつものように乱文失礼しました。また来ますね！

モテモテ（）見藤さんっ

今晩は、お邪魔します。
癒し件マスコットキャラの猫宮の活躍回ですね！　いちいち動作が可愛らしいです。
見藤さん脳筋をご存じでない！？　緊張感と恐怖を感じる場面も好きですが、こういう何気ない場面でもクスッとして良いですね。
出口さんは恐怖感を煽る描写が上手ですね。妖怪の描写には思わずぞぞっ…としてしまいました。
見藤さんは心配ないとして、猫宮もちゃんと強いんですね！　これは心強いです。
二人のやり取りに絆というか、強い信頼関係が感じられてぐっときました。

猫宮の過去編、とても良かったです。猫宮も最初はただの猫だったのですね。見藤さんより先に煙谷さんに会っているのが意外でした。それまでが悲しみの連続でしたから、見藤さんに抱き上げられた場面ではちょっと涙が出てきました。見藤さん、本当に優しいなぁ…。霧子さん、滅茶苦茶強いんですね。彼女が戦う場面とかあれば、地域一帯が吹き飛びそうなくらいの威圧感…。

【百足の虫は死して僵れず】では人間の恐ろしさも描かれていましたね。昔話とかトンネルを造る時とか、そういった恐ろしいことが行われていたと、聞いたことはありますが…。まさか、周りの住民も知っていたとは。
前の事件といい、今回の件といい、裏で暗躍している存在がいるようですね。今はまだ全貌が見えませんが、とても巨大な陰謀を感じます…。
竜胆の花の先端が枯れてる…？　これは霧子さんの正体の伏線だったり…？
とうとう次は見藤さんと霧子さんの過去編ですね！　ずっと気になっている謎が明かされたりするのかなと、わくわくしてしまいます。ちょっと感想が長くなってしまったので、一旦ここまでの感想を残していきます。続きがとっても楽しみです。いつも乱文申し訳ありません。また来ますね！

白蛇の群れ、地味に怖い。
でも東雲さんを護る為の行動か。
そして呪い返し。
人を呪わば……ですね。
この怪異の演出はとても怖くて面白かったです。
面白かったので、ポイント評価させて頂きました！

出張先は古都。
楽しそうだけど、怪異も一杯ありそう。
しかし見藤さん、顔が広いな。
彼の過去も徐々に明かされそうですね。