感想一覧

　みなはら様、感想ありがとうございます。

　『Ａｒｇｏ』から再読へお越し下さり大変嬉しく存じます。
　手に取る本であれば本筋だけでそれら全てを味わえるよう描く方が望ましいかとは思いますが、WEB小説の特性を考えれば『Ａｒｇｏ』という別枠のキワモノを用いる事で得られる物語の違う解釈は、二度楽しめる構成として有りだろうと考えました。

　地形と構成を造り込み書き始めて直ぐに筆を止め、コレは途中で描ききれない話が出ると感じ、本編で抜いても大丈夫な部分のみで繋ぎ合わせる事が可能なサイドストーリーを再構成していたので、本編内に敢えて描かず伏線を忍ばせた事で『Ａｒｇｏ』を読まれた後にコチラを読むと話の欠片を見付ける事が出来るようにとしてみました。

　それ故に本連載は大変時間がかかってしまいましたが、こうして確認に再読へと訪れていただけた感想に、要した甲斐に悦に入る嬉しさを今後の執筆の力へとさせていただきます♪

　冬野ほたる様、感想ありがとうございます。

　内容詰め込み過ぎて毎話削るばかりで、話の流れ的には如何なものかに不安を感じてもいた所に、いつも楽しまれたと笑顔が見えるような感想をいただき、安堵に次を書く力になりました♪

＞知佳とアッコだけではヤバかったかも……。

　確かに、(゜ο゜人)))タイタンの尊い犠牲の上に今があるのかもしれませんね…汗
　怒涛の展開は詰め込み過ぎて三万字近くから削る作業に、私自身の焦りが反映されてもいるようで……相乗効果かな？（笑）

　最初に構成考えてた時はパニック要素を入れても面白いかな？ と思っていたのですが、パニック入れたらミステリーもですがサスペンスから何から何まで全部それが持って行ってしまいそうだからとカットし、アルゴを登場させてオカルト色をとした次第。
　けれどオカルト色の厄介な所に、本当の話でも強く語ると嘘っぽくもなり、真実味を持たせようとすればする程に疑念を持たれるのが常なのでバランスには気を配るものですが、殆どが事実に基いて語れるモノなので削る部分ばかり気にしていました。（笑）

＞これはアリそう！

　と思わせる事が出来たと知れて作者冥利に尽きるも、調べ物と構成の複雑さに言葉選びに文字数合わせと、さすがに今回は疲れましたが、ややこし設定をプロットに落し込んでの完結に達成感も大きいです。

　半年かかるとは私も思わず気付けば昨夕、東京の番組で梅雨入りを騒いでいたのでギリギリ梅雨前に完結出来たようです。
(メディアが東京以外の梅雨入りよう言わんし判らんけどセーフかな思て…)

　完結した翌日に夏ホラーのページが出たもので(•▽•;)何だか自分が待たせていたような気にもなり申し訳ない気持ちになりましたが、(。゜ω゜) 。これ関係ないやん！ と気付き別連載の続きに手を出した処。

　完結のおめでとうを(ノ_"_)ノありがとうございまする。

　kで大好物とお気付きいただけて嬉しいです♪アチラでもお待ちしておりますね。

　春と夏の境界線を濁してぼやかす梅雨もはじまり、暑さに雪山恋しくなればまた、本作に手を伸ばしていただければ幸いです♪
　二季に渡り最後までお付き合い下さり誠にありがとうございました。

　逢乃　雫様、感想ありがとうございます。

　本作を描くにあたり主軸とした所にも気付かれたお言葉の数々とても嬉しく、拙い文章にも読み込んでいただけた事に感謝の気持ちでいっぱいです。

　日本の土地神信仰には元の荒神や祟神が多く見られ、お社や祠やに祟る荒ぶるを鎮め水神や山神やとして祀られる。
　その地域信仰により鎮められていた地をスキーや温泉帰りの客が立ち入り汚すも返り討ちに遭うのみでしたが、利を欲して汚し破壊したのは政府与党の刺客でもあり、同じ穴の狢は正しく裏の方で起こる別の宗教問題に利を繋げ動いて事を起こすを制圧すると言うには被害が大きく、武力を用いる事なく地域信仰で治めんとする神事を阻害し権力に従わせ、結果に湖面を見れば荒ぶる神へと戻るのでしょう。
　人の業程汚れたものは無く神の怒りを招くもの、静かに暮す者すらを組織の統治に組みさせようと利欲に土地を欲し数と武器の力に平伏せさせるが政治とするは如何にも宗教的とも言え、小さな宗教を大きな宗教が弾圧するが如くに傭兵にも似た組織が町人までもを制するは衰退するローマ帝国の崩壊間近を見るようでもあります。
　果たして本当に恐ろしいのは何かと考える所に、世の矛盾を気付けるかを問うもの。

　本作は双穴水鏡山こそが主役と考えていたので、世の動きを何処か俯瞰するようにと描き、話の中での主人公は山を仰ぎ見る事で山の感情を意識するようにしていたので、山の怒りを感じるようにと記した一文を上げて下さり作者冥利に尽きます。

　イラストに関してはヘタを誤魔化すツール群を沢山使いそれっぽく仕上げたもので、決して大きなサイズやUPに応えられる物ではありませんが、逆にそれが夜間撮影の写真っぽさを齎してくれました。

　凡そ半年、ややこしい設定を大量に入れた一話が一万字もある十話読むのに、後半に詰め込む内容量が多く書くのに時間がかかり一月を空けての更新に、読む方にも苦労があっただろうと思います。

　梅雨も近付く紫陽花の季節にようやく完結に至る事が出来、最後までお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。

　なつの夕凪様、感想ありがとうございます。

　オカルト誌が出る話に合わせ、6月6日6話の感想と悪魔の数字になぞらえていただけたのかと思える程に、時刻もデジタル数字フォントなら反転出来る辺りが素敵です♪

　果たして知佳の経緯に上役の人事権行使は何の思惑があるのかに、アルゴと共に取材する先で何が待っているのでしょう。

　大山椒魚を食していた話は日本だけにあらず中国でもあり、先日一部報道記事にも出ましたが特定外来種に認定されたチュウゴクオオサンショウウオも食用として輸入された経緯があるようですね。
　それが国有種のオオサンショウウオを駆逐する程、縄張り争いにも獰猛さがあり種の保存にハイブリッドを生み出してしまい、日本のオオサンショウウオの遺伝子を汚染し始めている事が問題となっています。
　特定外来生物となった経緯から駆除的な動きが少しあるかと待っていましたが、今の処は目立った動きはありませんが、駆除に動けばチュウゴクオオサンショウウオを食べる機会があるかもしれませんね♪

　気付けば半年、雪解け混じる甘い水面に蛍も宵舞う翠の夜会が開催される季節にもなり、今はラストの詰め込みに配分難しく時間がかかっておりますが、なつの夕凪様へはまだ三話分のストック有りと安堵を持ちつつ（笑）先の話も気長に気楽にお付き合い、よろしくお願い致します。

　逢乃　雫様、感想ありがとうございます。

　人を襲うケモノより、それを使おう等と考え手を出す人の業こそが人に害なすバケモノと言えます。
　加々見方の信仰とはまるで違う、人の道を外したカルト集団のそれは仏国なら取り締まり対象の上、テロ組織認定も有り得ますが、本来問題とすべきモノを陰に伏す為、目線逸らしに別の大きな事を起こすやり口にすら思える処。
　アッコも知らず漏らしていた可能性に知佳とアルゴの事を危惧するも、眼前の敵を無視する事は適わず今は対処する他にないのでしょうね。

　十話十万文字の構想にダラケを失くそうと様々な要素を詰め込みましたが、何とか解き示す事は出来ているようで『とても面白い』『一万字が毎回あっという間』とのお言葉にほっとすると共に大変嬉しく、結へ向け身の引き締まる思いです。

　陽が沈み北東の夜空に夏を感じる☆ヴェガも顔を出す季節になりましたが、話の中ではオリオン座が上がる冬山の降雪地、残る一話で善悪秤る女神は誰に微笑むのかと気長に気楽にお付き合い、よろしくお願い致します。

　冬野ほたる様、感想ありがとうございます。

　ええ(⌐□-□)ゞ影はヤツ等だったのです！
　文字の並びにネタバレ防止を駆使していただき(ノ_"_)ノありがとうございまする♪

＞相関図

　画像にして最終話のあとがきにでもリンクを貼るとか……(;・-・)⌐□-□ いや、面倒いからやらんな。（笑）

　アルゴの面子と知佳には少しばかりのズレがあるのかもしれませんね、歯車が噛み合えば多様な知識に推進力を持って挑める気もしますが、今はアッコがクラッチの役割に居るのでしょうけど、目前の事に皆が個々に走っている状態なので、焦りに動くも連携が取れず頭も乱れて爬虫類が混ざってしまったのでしょう。

　田舎の広い居間とはいえ、冬野ほたる様がテレビで観られたアレに似たモノが数体も部屋に入って来たなら……

　博識等と、ラストに向けて薄氷の上を歩むが如くです。出来る事なら『日常』に出て来た東雲博士のようにありたいモノですが……（笑）

　花粉の話は薄れて尚、何処か粉っぽさを感じる春の空気も、雨上がりの空に陽が出れば温かさにも包まれる五月に、話の中では冬山の降雪地で暖を取っていますが、残る一話に窓から眺める五月雨の如く気長に気楽にお付き合い、よろしくお願い致します。

　みなはら様、感想ありがとうございます。

　間違って覚えている知識というのは案外あるものの、昨今のメディアで流される『アレ実は◯◯なんです』の話を鵜呑みにしていたら危険なのと同じで、歴史のようにその時々の権力者の都合により後付け論で洗脳する現代において、その洗脳が解かれた者が見る世の中の異常性の如くに、パラダイムシフトはそれまでの常識の非常識さを突き付けられる事にもなります。
　けれど知らずに権力者の都合に虚構の世界に身を投じて居る事が幸せなのか、反してその嘘を知って尚どうする事も出来ない現実を受け容れられるのか、等と考えると確かに気持ちに来るかもしれませんね。

　山椒魚の越冬をググったのですか、読者さんに何かしらの興味を与える事が出来た事はとても嬉しく、更にその知識を用いて本作の怖さに繋げていただけた事は大変有難く思います。

　想像容易くする為にと記したように、寝起きにでも毛布を丸め、そのサイズのモノが襲って来る事を考えた時、果たして怖いと思うか否かに私はヤバいと感じたもので、それこそが……

　DEATH ROLL……

　つつじの季節にもなりましたが、話の中では冬山から颪吹く降雪地、次で最終話となりますが、帰路につつじの蜜を吸うように気長に気楽にお付き合い、よろしくお願い致します。

　なつの夕凪様、感想ありがとうございます。

　お読みいただいた第五話は、連載である事を利用し話も主役も各話で違えられる事に時を変え、時間軸で言うと第二話の前にあたる話になります。
　過去の神事に繋がる逸話に禍々しき影を見付けてしまえば調べ確認してもみたくなるものですが、土着に根付いた信仰に土地の権力者が都合に嘘を付け加えた事柄を否定しようものなら反発され兼ねません。
　けれど口には出さずも、嘘で人を貶めるような権力者に対しては反する者や忌み嫌う者等も多い事から、訊けば内緒に教える者やヒントだけは口にする者多く、悪行は如何に口を閉ざすが難しいものかを知れば、裏を返して探し解くは容易いとも思えて来るもの。
　今も悪事は見えているのに語られはせず、知るは容易く語るはされずの世の中を生きるは、この国の伝統文化なのかもしれません。

ᕙ(:˘∧˘:)ᕗ悩ませる部分は何処かと訊くも憚れる程に、語り解くややこしい話に訛りまでと何から何まで……
　読み進めるにも(ノ_"_)ノ面倒をすみませぬ。

　鯉空はためく外を子が駆け回る春の日和に、冬山から颪吹く降雪地で話はまだ続きますが、読み解く不便も気長に気楽にお付き合い、よろしくお願い致します。

　逢乃　雫様、感想ありがとうございます。

　読みの違いに病院自体の背後関係を考えれば、患者衣のそれすら信者か患者か判らぬ話にも思える事の意味を思考していただけたと知れて嬉しく、ありがとうございます。
　政治を含めた組織的思惑も見え隠れする音や電気の波長が引き起こす様々な現象に、台頭する力と成り得る可能性を秘めたモノを見付けた組織が何を目して扱うのか等知れる話に山場を迎え、知佳はアッコやアルゴと解くも戦えるのかに迫る影。
　ここまで攻めの姿勢で解くアルゴのオカルト知識が強みにもなっていましたが、守勢に回ってどうなるのか……

　興味を引けた事が嬉しく、いただいた続きへの楽しみに沿えるよう頑張ります。

　桜咲く春の日和に夏日もある中、話の中では冬山から颪吹く降雪地、残るは二話となりましたが気長に気楽にお付き合い、よろしくお願い致します。

　冬野ほたる様、感想ありがとうございます。

　ホラーで始まりサスペンス要素が強まるも推理を通して原点回帰にホラーへ戻る。そお感じていただけているなら作者冥利に尽きる所です♪
　背景となる地理的構造と構成を造り込んだ甲斐がありました!!!

　病院の件は読み返して尚も悔しさを感じるよう、コクが出るまでじっくりと仕込んで置いたので、寝かせていた分しっかり味が定着していたかと思います。（笑）

(;・-・)⌐○-○解る人は星観か映画好きかですけど☆アルゴの敵となる名前にも少し遊び心を入れています★

　無論ですが、この複雑な話で私は……
(!╹▽╹)ゞギッチギチ!!!（笑）

　冬野ほたる様の言う影がどれを指すのかで解かれるかは判りませんが、ラストスパート頑張ります♪

　桜も咲いてすっかり春となりましたが、話の中は雪山なので冷涼に、残るは二話となりましたが気長に気楽にお付き合い、よろしくお願い致します。