感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
<< Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 Next >> 
[良い点]
最後まで読みました
二人の未来に夢を見たい…まだルベールみたいなかっこつけのボンボンでよかったね…ていうかルベール…

言葉が遅れると若いうちは致命的ですが取り返せるのかしら…? 返せたら良いですね…
  • 投稿者: くぽぽ
  • 2024年 09月05日 07時50分
続き、読んでくださってありがとうございます!
ルベールはルベールなりに恋をしていたのですが、婚約者というスパイスと将来の安定なしで同じ恋愛をしたかは疑わしいですね。
取り返せるかは分からないですが、言葉を交わせる人が増えればと願います。未来に夢も見られる状況だと思います。
[良い点]
最後にエデュアールがスザンヌに向き合ってくれたこと。
[一言]
注意欠陥のみのADHDの子供がおります。すごくスザンヌの描写がリアルできちんと調べた上で執筆されているのだなと感じました。
例えば部屋を片付けてと伝えてもなにをして良いかわからないので、まずは本を片付けてね→ゴミをまとめてね→服を洗濯にいれてなどその都度指示出ししなくてはならないのです。
その様な教育してくれる親もおらず、エデュアールに同級生と仲良くしろと言われ、美貌に寄ってきたクズ男達と仲良くすることでエデュアールの指示に従えたと思ってしまう…
感想欄で知的障害と書かれているかたがおりますがスザンヌの場合発達障害(自閉スペクトラムやADHD)にあたると思われ、一見するとただのだらしないぼーっとした人間、または多動があると暴力的な人間など思われる事が多く現代社会でも理解が少なく生きづらい状態です。
一部の感想に心が痛くなったので長々と説明申し訳ありません。

最後向き合ってくれたエデュアールのスザンヌに向けた言葉達が、スザンヌに理解出来る様に、なぜ謝罪したらダメなのかも真摯に伝えてくれたと思います。ここから2人で生きづらさに向き合い良い家族になれる未来があると良いな。

  • 投稿者: 星奈
  • 2024年 09月05日 06時49分
大切なお声を本当にありがとうございます。
丁寧なご説明、何度も読み返させていただきました。お言葉をいただいてから告白するのはお恥ずかしいのですがあまりきちんとした下調べはなく、スザンヌの造形は人生でリアルに出会ったいろんな人と、自分自身と、本などで得た知識を少しずつ組み合わせて考えました。グラデーションはあれど誰でも当然持っている大変さの、程度が強い状態を想定しています。

スザンヌは生得的とも後天的とも、特定の障害や特性とも断言しないようにしておりますが、ある種のコメントを誘発してしまっているのは私の筆の至らなさもございます。お心をざわつかせてしまい申し訳ありません。

こういった問題を抱えたキャラクターを性欲や邪悪さなど持たない無垢な存在かのように描くのもよくないと思うのですが(スザンヌも特別に善人ではありません)、読者から見ると罪人の立場でスタートするので事前ヘイトも高く、彼女の生きづらさや環境にのみフォーカスしました。私がもっと上手に彼女の人物像を掘り下げて書ければ、弱者だということで免罪されたかのように読まれたり、皆様の目が心身の特性に過度に向くこともなかったかもしれないです。

あらためて、ありがとうございます。ご自分のペースでは進めないことも多いかもしれないと思いますが、ご無理の出ませんように。
[良い点]
優しい虐待を受けた頭の足りない女性をいたぶる描写が多い話は好きじゃないので、救いのあるラストが私は好きです。

だから許せとかいう話じゃなく、ちゃんと自分を見て接してくれる人間がいなければ誰だってマトモに生きて行くことは難しいと思うので。
婚約者の男気スイッチがいい感じで入ってくれてよかった。
[気になる点]
美貌だけとか美貌が仇となったという要素もある反面、美貌も頭脳も親の庇護もない貴族令嬢はもっと悲惨だと思うので美人でよかったと思う。
[一言]
上手いと思ったし深イイお話でした。
  • 投稿者: ひよこ
  • 2024年 09月05日 03時40分
『だから許せとかいう話じゃなく、ちゃんと自分を見て接してくれる人間がいなければ誰だってマトモに生きて行くことは難しいと思うので。』のところ、そう思っていただけて本当に嬉しいです。ヘドバンで頷いております。
美人についても作者として同意します。彼女は不幸な環境にありますが、細い細い幸運を繋いで生きています。
読んでいただいてありがとうございます。
[良い点]
あえて、スザンヌのことを「浮世離れしている」と称したいと思います。
いつか、とてつもなく先のことになるかもしれませんが、ある日カチッと歯車が噛み合うように地に足がついて、世界への解像度や理解度が上がるようになるといいなと思いました。
そうなれた時に初めて、シャロンと交流できるようになるかもしれませんね。

また、「白痴」という強い単語をあえて使われたことに賞賛を。昨今このような強い単語が使いにくくなっておりますが、インパクトが強いからこそスザンヌのひっ迫さが伝わってきました。
[一言]
スザンヌのお話を書いてくださり、ありがとうございました。
短編からは想像もつかないほどの背景であり、この一連の物語の厚みが増したと思えました。
  • 投稿者: ym
  • 2024年 09月05日 01時41分
前作に続いてこちらもお読みいただいて誠にありがとうございます。

浮世離れ、そうですね。障害というのは結局「その社会(浮世、基準も定かでなくうつろうこの世)からはみ出すか」で決まるのだと思います。
『眼鏡がなければ障害者』とはよく言われる話ですが、私もその枠で、文明の補助輪で生活しており異世界転移して裸眼だったらそれだけで詰みます。気管支が弱く匂いも分かりにくいので、犬が進化した社会のような匂いがメッセージまで担うような世界なら生活も困難でしょう。発達障害などの分類や分析が進んで名前がつくのは、現代社会がベースとして要求する能力の裏返しのようにも感じました。

お楽しみいただけて良かったです。お声をありがとうございました。
[良い点]
女は若くて美人なら軽度の知的障害持ちでも人生イージーモードなのがよくわかる作品なこと
[気になる点]
傍目から見て婚約者がいながら婚約者持ちの男と不貞行為をしたあばずれにしか見えない女と結婚した理由

能力的にも貴族の夫人に向いていないしこの騒動で悪目立ちして子供も知的障害持ちとして産まれる可能性があるのに父親の侯爵や夫人は何故、婚約破棄しないのか不思議です
[一言]
個人的に不貞野郎の今後が気になります
女の子の方は母親がゴミで当人も軽度の知的障害持ちだとわかりましたので神経が理解できない不貞野郎の今後が気になります
おお、だいぶハードモードな人生を送られていらっしゃいますでしょうか。世の中不条理ですね。

気になる点について、スザンヌの婚家(予定)の考え方は割と彼ら自身がシャロンの兄に語っているそのままです。むしろスザンヌの母親の方が能動的に問題を起こしそうだと見られて切られました。スザンヌは言いつけたことはやるので同じぐらいなら子供も十分労働力として使えます。(たった50年、60年前の話を聞くだけで昔はなんて単純労働が多岐に渡って多く、現代はなんと労働が高度化されているのだろうと思います)
彼らは軍を率いていますので食い詰め者や犯罪者などお行儀や頭が悪いのにも慣れており、個々の能力は不足していても仕組みにはめこんで頭数として使うのには長けています。
[一言]
どうしようかと思ったのですが、結論。読んでよかったな、と思いました。シリカゲル様のお話は、中身があって、読ませる力があって、じんわり暖かい話で、素敵だと思います。これを読んで、スザンナの印象が大分変わりました。お花畑でも恋愛脳でもなく、愛情が欲しいのに自分が求めてるのもわからない、ぽかんと周りを眺めている小さな子供。容易く道を踏み間違えてしまうのに、罪に気付きもしない人。

彼女が友人になりたかった?シャロンに謝りに行くのをエデュアールが止めてくれて良かったです。そして何故謝ってはいけないのかとその意味を教えてくれたのも。罪人が罪を初めて知った瞬間、無垢な絶望、というのは唸らされる表現です。エデュアール自身の彼女への理解と気付きも。
スザンナは不幸な子供で考えが足りないところはあるけれど、意地の悪い子では無いし、導き方によっては今後は少しは幸せになれるのかも、と思えるラストで救いがあって、良かったと思います。

面白かったです。
  • 投稿者: いわ
  • 2024年 09月04日 22時28分
ミスマッチにならず本当に良かったです。読むかどうかご判断を迫らせてすみませんでした。お褒めのお言葉をいただき嬉しいです。
ここからも決して楽な道ではないと思いますが、過剰な不幸がないように祈っています。
[良い点]
スザンヌがエデュアールに理解してもらえて良かったです
[一言]
スザンヌがしあわせになったらとても嬉しいです
  • 投稿者: かえで
  • 2024年 09月04日 21時24分
ありがとうございます。彼らはゆっくり進んでいくと思います。
[一言]
可愛い、あざといは作ることが出来るが、
「足りない」は作られるのか…。
覆水盆に返らず、が、残った水がせめて今後を少しでも潤す事を。
  • 投稿者: SIROU
  • 2024年 09月04日 21時12分
彼女がそうであったかは分かりませんが、足りないを作ることは可能だと思います。
彼らへの思いやりのお気持ちをありがとうございます。
[良い点]
スザンヌがどういう状況の子であったのか、W浮気のように見えて内実はそうではなかった、というのが分かってなるほどと思いました。
[気になる点]
あんな毒親を持ちながらもただ無垢で美貌を持っていたために目をつけられてしまったかわいそうな子、というのは分かりましたが素敵な話ではないと思います。結局エデュアールの反省もスザンヌの見た目に絆されているように見えます。
環境が環境なので、不幸になってほしいとは思わないですし、歩み寄って家族になっていけそうな感じは素直によかったですが、全部育ちのせいだから悪くないみたいなのはもやっとします。
話が飛躍してしまいますが、世の中の犯罪って大概育った環境が影響を与えてますよね。それを全部環境のせいにして許してたら悪い人っていなくなると思いますし、実際そうなのかもしれません。
ただ、自分が巻き込まれた当事者なら同情して許せるかというとそんなことはないなと考えてしまいました。
もちろんスザンヌは犯罪を犯したわけではないですし、何なら浮気すらしていなかったですが、周りが悪い!スザンヌはかわいそうなだけ!ていうのはちょっと違うな、と感じました。
[一言]
ルベールがどの視点からも間違いなく残念なのがよくわかりました。
スザンヌがどうこう以前に、シャロンがルベールとの縁を切ることができて結果としては本当によかったですね。
スザンヌを離したところで同じようなことするだろと思われてて信用ゼロなのもまた愚かさが溢れてます。
スザンヌ側の話を書いて下さってありがとうございました。いろいろと考えてもやもやしたりというのも含めて面白かったです。
これを読んで、美男美女はより高い知性を身につけていないといろんな思惑に狙われていいようにされる、というのを聞いたことがあるなと思い出しました。
  • 投稿者: ruci0807
  • 女性
  • 2024年 09月04日 21時11分
お読みいただきありがとうございました。大きな器でもやもやまで含めて楽しんでいただき恐れ入ります。

スザンヌがどんなにかわいそうでも、だから許されるということはないです。どちらかというと彼女を処罰するほど関心を持つ人間がいません。ルベールはシャロンとその家族、スザンヌはエデュアールとその家族に不実をなじる権利がありますが、エデュアールは別にスザンヌが好きではなく迷惑に思っていたので嫉妬などしようはずもないですし、彼の家族は彼女にほとんど興味がないです。エデュアールが初期に少しでもスザンヌを好きだったら処罰感情が発生して祝賀会前の会話も違ったと思います。

ルベールの行動は間違いなく最低なのですが、性的関係に進まずにスザンヌの風除け役になっていたのは状況だけ見るとスザンヌには幸運な側面もありました。
[気になる点]
悪い意味で家庭教師の教えが噛み合ってしまったカタチ
母親が男爵家→子爵家→伯爵家と来ており、元々下位の貴族だったため事前の教育不備も教師の予想を悪い意味で上回っていました。
<< Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 Next >> 
↑ページトップへ