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[良い点]
最終話読んでボロ泣きしました。
現代社会でも、軽度の知的障害でも違和感はありながらも生活できるから、制限の多い生活だからこそやっていけたんだろうと思うと、境遇に思いを馳せずにいられません。
それぞれの人生があり、生活があり、思いがあることを伝えてくれる続編でした。
出会えて良かったです。
ありがとうございます。
  • 投稿者: 藤宮
  • 2024年 09月04日 20時57分
強くお心を傾けていただいて本当にありがとうございます。
世界は残酷でもあるし優しくもあると思います。
幸せなばかりではありませんが、私たちもできれば前向きに行きたいですね。
[一言]
あ〜これとても好きな話です〜
スザンヌは3歳くらいの、感情をうまく説明出来ない子どものようですね。
子どもを産み育てる中で、頼りになる大人に見守られながら一緒に情緒を育てていくのがいいのかもしれません。
  • 投稿者: 日暮
  • 2024年 09月04日 20時51分
自分の中では少しダブルリミテッドの方が抱えるような困難のイメージも入っているかもしれないなと思っています。
侯爵家はお金と人員配置は惜しまないので良い環境かもしれません。
[良い点]
『愚鈍な』『白痴』とズバッと書くのは、昨今は避けがちな表現なので、びっくりした。ただ、本作があって、本編である短編も深みを与えている。でも、本作を推したい!!

自分が欠落を抱えていることをスザンヌが理解している点。
断罪する立場でありながら、その罪を助長していた事に気付く婚約者エデュアール。
最終話のやりとりが特に良い。絶望、悲哀、救い、希望……とても練られた文で、素晴らしい。


[気になる点]
なまじ、類まれな美貌による『微笑み』と魅力的な身体つき、所作を完璧にこなせる『お人形さん』であっただけに、不幸だったのか。

お互いを真正面から見て、歩み寄ろうとする二人のその後が気になる。続編希望です!
[一言]
エデュアールが、ぽろっと「俺が……」と素を覗かせたのが、たまんない……!
そんなエデュアールに泣きすがるスザンヌ。
祝賀会でのラストダンスは、傍目でも、さぞラブラブに見えたのではあるまいか。二人のシーンが見たかったなあ。


  • 投稿者: ELEMENT
  • 40歳~49歳 女性
  • 2024年 09月04日 19時58分
ありがとうございます!
エデュアールも語るより行動しろの人で言葉がそこまで巧みではなく、つい自分がとか俺がとか出てきます。

タイトルは一度「愚かな」で書いて、いや、愚かとは違うんだよなとああだこうだ悩んだ後にまた戻ってきて愚鈍になりました。差別と結びついた言葉をどう考えるかは本当に難しいです。

お楽しみくださってとても嬉しいです。コメントありがとうございました。
[気になる点]
哀しいけど,救いのあるお話でよかった。
[一言]
蛇足どころではないです,これも含めて読むべきという意見賛成ですし,この切り口はすてきです。
  • 投稿者: kurumonndo
  • 2024年 09月04日 17時35分
(すみません、返信が下手くそでしたので一度消して再コメントしております)

ありがとうございます。
色々なご意見を受けて、自分が書き手として良くなかったと思う気持ちもありますが、そう感じていただけて良かったです。お声をくださりありがとうございました。
[一言]
こっちも含めて読むべきだわ
素敵な物語をありがとうございました
こちらこそお届けできて良かったです。ありがとうございます。
[良い点]
スザンヌに悪意がなくてよかったと思いました。
[一言]
いくら知らずにやったこととは言っても、その結果他人の人生を狂わせたことは変わりないです。

スザンヌには特別不幸になって欲しくもないけど、自分がしたことを忘れてエデュアールと末永く幸せになるのも気分的にスッキリしません。

因果が巡って、スザンヌの子供の誰かがシャロンと同じ立場になって、自分がしたことがどう言うものだったか改めて思い知る遠い先の未来があるのでは?とも想像してしまいます。
  • 投稿者: まさこ
  • 女性
  • 2024年 09月04日 15時48分
読んでいただいてありがとうございます。
スザンヌは性格的に忘れることは無理だと思いますが、そもそも罪深さの実感がしにくい面はあると思います。

幸せって昨日と比べてどうかという時間相対的な尺度が結構あると思うので、意図的かは別としても人の心を踏みにじった者が人生後半で心穏やかだと釈然としないことありますね。スザンヌはこれから知性が育ったとするとだいぶ辛いかもしれません。
[良い点]
前作ではエデュアールは厳しい人らしい?という印象しかなかったですが、この人なら保護者としての役割も担いつつスザンヌを導いていってくれそうで安心しました。
育児放棄の末のものなのか持って生まれた性質なのかわかりませんが、人の助けが必要なスザンヌのような子が何もわからないまま他人を不幸にしたり自分も不幸になっていくのは悲しいのでスザンヌへの救いが見えて良いラストでした。
それにしても視点が変わってもルベールは期間限定なシチュエーションに酔しれているだけのクズですねー。
  • 投稿者: Ririn
  • 2024年 09月04日 14時46分
ありがとうございます。
ルベールいなかったらスザンヌの三年間はかなり大変だったと思うのでいかんともしがたいですね。
[良い点]
この話のが好き
  • 投稿者: 真ノ当
  • 2024年 09月04日 12時42分
おや!ありがとうございます。
[良い点]
学生三年分の回ではかすみがかったようなスザンヌ主体の情景描写にすっかり引き込まれフワフワした感触と焦燥感をもたらされ、断罪の回でようやく物事がリアルに迫ってきて状況をこちらにも突きつけられた。
まさに霧が晴れた。
作者さんの筆技に感服しました。

話をきちんとしてくれ確認してくれる婚約者さんでよかった。
本人の無垢と母親の毒にやられた令息は可哀想な気もしますが
本人も分かっててやり遂げた感はあるかもですね。
結婚した彼女には近寄らなかったらカッコ良いのですが。
さてはて。





[一言]
このシリーズ好きです。
どんな形にせよ貴族としての自分の役目
立ち位置を頑張ってる娘さん。
応援しております
嬉しいお言葉ありがとうございます。
現在、賛否両方のお声をいただいていますが、応援しているとおっしゃっていただいてとても救われます。読み進む感覚も教えていただいてとても参考になります。
婚約者と思っていた相手からも恋人と思っていた相手からも梯子をはずされる役になってしまってルベールには悪いことをしました。この後平民落ちなので絡みに行こうにもおそらく会うのも難しいです。
[良い点]
単純な被害者加害者の話ではなくて、スザンヌにはスザンヌの生い立ちや背景があり、シャロンの事も純粋に輝いて見えて憧れを持っていた、それだけにこの純粋さが凶器になってしまったというのが切ないお話でした。
ただ、エデュアールがスザンヌをきちんと理解してくれて、彼自身複雑な思いも抱いただろうに、それを飲み込んでスザンヌの事をきちんと受け入れてくれたのが素敵です。
[一言]
このお話がなければただの酷いキャラで終わっていたスザンヌを主役に据えるのはなかなか大胆だと感じるとともに、作者様の作品への愛を感じました。

スザンヌとシャロンはこのままお互い別々のところで幸せになるのが一番なんでしょう。
ただ、二人がもしもっと違う形で出会えていたらと思えてならないのです…
ルベールがシャロンの婚約者であった以上、それは叶わぬ願いだったんでしょう。
そう考えるとより一層ひでぇやつだなルベール!

こういうすれ違いというか、一側面からでは見えない事で知らず知らずのうちに拗れて最悪の結末になるって事、沢山あるんだろうな。
前作から比べるとなかなかアクロバティックな展開になってしまいましたが、そう言っていただけると大変ありがたいです。

スザンヌは母親に十分愛されていないのもあり、軽い気持ちで面倒を見はじめるとぐいぐい寄りかかってかなり精神を削ってくるタイプなので、ルベールのことがなくても気遣い型のシャロンとスザンヌが仲良くなれたかは分かりません。ルベールはスザンヌに対してはかなり自分本位だったのであまり精神負担なく彼女と付き合えました。なお入学時はシャロンとスザンヌで中学3年生と大学1年生くらいの見た目の差があります。
だからむしろ、二人の関係性は、これからの未来の方が期待が持てるのかも…?なんて作者は勝手に思っております。もちろんすぐには難しいでしょうが。
お読みいだいてありがとうございました。
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