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[良い点]
コークスクリュー!
名前を聞くだけで伝わるヤバさ。

そこでオーバーテイクするとは、翔兄ぃお見事です!
ウチの地元の国道によく似た地勢があったりします。
コークスクリューはそのコーナーがモデルですね。
[良い点]
ついに眞琴ちゃんが、知る時が来たー!
[気になる点]
峠の走り屋の掟では、公式タイムと非公式タイムって、どういう定義なんですか?

モータースポーツの感覚から言うと、全部非公式のような……?
箱根ターンパイクみたいなところだとチームによって計ってる連中がいて、それが地元で共有されてたりした時代があったりします。
「SS」とかでも使われてた演出のひとつですが、常連組に広く知れ渡ってるタイムが「公式」 身内だけで通用してるタイムが「非公式」と捉えていただければOKかなってところです。
[良い点]
翔兄ぃカッコいいぜ!
テールスライドを抑え込んだゼロカウンタードリフトなんて、セバスチャン・ローブみたい!

> 翔一郎のそれは、まさしく達人が魅せる居合い刀の煌めきだった。

ゾクりと来ます♪
セバスチャン・ローブ、速かったですね~
最近もヒュンダイで走ってて、やっぱり速いままでした。
ペター・ソルベルグ推しだったボクとしては、その鉄壁の強さが少々怨めしかったです。
[良い点]
きたきたきた~! 翔兄あとは頼んます!

好きな車に胸糞悪い悪役が乗っていると、早く主人公に成敗されて欲しいです。(笑)
FD3Sは人気あるクルマなんですけど、不思議と悪役の愛車率も高いクルマですよね。
イニD初期の高橋啓介のみならず、オーバーレヴでもアクロバットの剛田が乗ってたり。
[良い点]
うーん、車重差を考えると、むしろMR-Sに分がありそうだけどな~。

下りならリヤミッドの方がブレーキング時のバランス良いはずだし、400馬力なんてあっても、どうせ狭くて路面の悪い峠の下りじゃ踏めないし……。

……なんて方向に読者の思考が行かないための、眞琴ちゃんの台詞ですね♪
>>うーん、車重差を考えると、むしろMR-Sに分がありそうだけどな~

本作では割と「演出」を入れてます。
クルマを型式番号じゃなく車名で書いてるのもそのひとつですね。
パワーがある=速いの公式はクルマ好きじゃないひとにもわかりやすいので、積極的に使ってます。
[良い点]
眞琴ちゃん、B16-Aはいいぞぉ~♪
V-TECに興奮するのは、走り屋予備軍が一度は罹る麻疹のようなものだと思っております。
[良い点]
~insideのステッカー、懐かしい。まだ売ってるのかな?
親のサニーにSR20 insideって貼ってました。

眞琴ちゃん、走り屋やWRCに興味があるのに、翔一郎がサイド下ろすアクション見ても何も気付かないなんて、まだまだだぜ。
>>~insideのステッカー、懐かしい。まだ売ってるのかな?

どうでしょう?
最近はABとかでも見なくなりましたね。
でも作中の時期(2014年)だと、まだあったと記憶しております。

>>眞琴ちゃん、走り屋やWRCに興味があるのに、翔一郎がサイド下ろすアクション見ても何も気付かないなんて、まだまだだぜ。

ですよね~

[良い点]
ボクっ娘だぁーっ!!
眞琴ちゃん可愛いーっ!!

いいですねー、翔一郎との会話が、すごく生き生きしてて。
ボクっ娘は人類の宝です!
[一言]
最初の改稿が終わったということでさっそく拝読させていいただきました。

結果――

どうしてもレビューを書きたいと言う意欲を抑えきれませんでした。

見事です。素晴らしいです!
1~3話の仕上がりが特に素晴らしく、翔一郎と眞琴と言うキャラクターの対比が鮮明に現れていて、後々のあらゆるシーンで、二人の置かれている人生的立ち位置の強いコントラストとなっています。
そして『全くブレない眞琴』と『揺れ動く翔一郎』と言う二人のあり方が、ストーリー全体の中で光り輝き、ラストバトルの名シーンへと帰結する様は恐ろしいまでに見事です。

正直言います。

本作を読んで、レビューを書きたいと言う衝動を抑えきれなかったと同時に、コレほどまでに400字のレビュー枠に、本作のその魅力をどう散りばめたらいいのだろうか? と悩んだ作品はありませんでした。

それはまさに翔一郎に挑もうとする高山少年の心境です。
(正直私は勝てたのだろうか? と問いたいくらいです)

それと同時に、ジャンル枠という制限を軽やかに超えていける程の『人生描写』に出会えた事が驚きであると同時に、レビュワー冥利に尽きるものでした。

これからも作品創作がんばってください!

また読ませていただきます!
ζ
■D:美風


  • 投稿者: 美風慶伍
  • 男性
  • 2017年 12月19日 01時00分
灼熱の感想とレビュー、本当にありがとうございます。

本作は、「なろう」に投稿して以降、何度もご意見を頂いて、その都度改稿をしてきました。現在の形になったのも、そうしたご意見を下さる読者の方々のおかげです。

決してメジャーではなく、むしろ「なろう」ではニッチでありすぎる題材とテーマの作品に好感を持っていただいたことを素直に感謝するとともに、それを今後の活力とするよう一層頑張っていきたいと思っております。

それでは、これからも応援よろしくお願いします。
[一言]
レビューご応募ありがとうございます

正直、小・中学の頃によろしくメカドックを読み、ドライブ人生とともにイニDと湾岸ミッドを読んだ人間なのですごい楽しかったです。

また自分自身も2ストロークセルボやワークスやユーノスロードスターを乗った手合いなので読んでて非常に盛り上がりました。

またある意味、こう言う作品のレビューを書けるのは俺くらいだろうなぁ。と思ったりしました。

そして実際レビューを書く一歩手前まで行ったのですが……

今回は断念しました。
正直言います。愛のムチです。

と、言うより、レビューを書けば一時的にPVは上がります。ですがそれで集まった人がそのまま読者として定着してくれるか? と言う点においては甚だ疑問です。
なぜなら私のようなカーマニア、アナログメカフェチの人間には分かりやすくたしめる作品であっても、
スポーツカーやチューニングカーや、ドライブ文化に馴染みのない人間には非常にとっつきにくいわかりにくい作品になってしまっているためです。

はっきり言ってしまうと――

『マニアなら知っている事情や情報がお約束になってしまっている』

――のです。

これはハードSFや正統派サイバーパンクやハードファンタジーや推理モノ、歴史小説など、マニアック性が強い作品では頻繁に起きることです。そのマニアックなジャンル知識に通じていることが前提と成っている作品構成になってしまっているのです。

公道レース――
大別すると、頭文字Dのような峠道のダウンヒル、湾岸ミッドナイトのようなハイウェイランナー、あるいは一時期港湾地区の4車線道路で盛んだったゼロヨンバトルも公道の草レースです。

これらは一時代を気づいた娯楽ジャンルであり、非合法要素を一部含みながらも、広く親しまれてきました。公道レースに参加しなくとも、コンパクトスポーツカーを買い、小遣いを注ぎ込んで自分のマシンを改造して悦に入る――そう言う経験をしていたのは昭和30年代~50年代生まれの男なら、だれもが通った道であり、特撮ヒーローへのあこがれのように、DNAに深く刻まれたあの時代共通の記憶のような物です。

ですが――

残念ながら、今、なろうで主力と成っている世代の人々には個人所有の自動車と言う概念そのものが遠くなりつつあり、峠の走り屋と言う文化自体が過去のものとなりつつあるのです。
そう言う世情の中で、走り屋物としての公道レース小説を書き上げても、関心を引くのは難しいと思うのです。

実際作品を見ていて――
『これ自動車に通じている俺だからわかるけど、車に興味がない人だとページ閉じるよなぁ』
――と思うことがしばしばありました。

あとこれは非常に意地悪なコメントですが、ページを捲って読み進めてくれた読者の中には漫画の頭文字Dの存在が脳裏をかすめていた人も多いと思います。
そう考えるとこの作品は、もっと広く読んでもらえるためには、読者に対する工夫や配慮がもっとあっても良いのではないかと思った次第です。

ここから先は私の一方的なアイディアだと言うことを念押ししておきます。

まずこの作品について言うなら――

時代小説でありSF小説である、と言うことです。

なぜ時代小説であるのか? と言うと、ハチロクにしろCR-XにしろセリカXXにしろ、レガシィB4にしろ、シルビアにしろ、題材となっている車種が昭和後期から平成初期にかけての、コンパクトスポーツカー華やかなりし古き良き時代に活躍した車種ばかりであり、今となっては触れることすら難しい古の存在ばかりだからです。
そして古の存在を、当時の時代風俗や概念にのっとり、精密かつリアルに、なおかつ情感豊かに書くのが時代小説の第一義だからです。

当然、登場人物たちの生活風俗や情報機器、言葉遣い、文化、精神概念――これらは今では通用しなくなったものが多く含まれています。それをそのまま今の現代文化に慣れきった読者にそのまま読ませても、受け入れられにくいケースが出ると思います。

しかし、時代小説とした場合は事情が変わります。

時代小説において、戦国時代の風俗や文化を古臭いといい切るでしょうか? 江戸時代や近世欧州貴族社会を背景として書いた場合、場違いだと笑うでしょうか? 違うと思います。

そして時代という部分についてもっと深く考察する場合、2大カーレース漫画である頭文字Dと湾岸ミッドナイトの違いを考えてほしいのです。

何れもハチロクやシルビアやRX7やスカイラインGTーRや丸目フェアレディZと言った、時代がかった古い車種がメインとして据えられています。

頭文字Dの場合、ハチロクはすでに古い車種であるとしても、作品世界観の中ではびっくりするほど古いと言うわけではなくシルビアやRX7やスカイラインと言ったライバル車は登場して程ない現役車種として登場しており、それらの車種が盛んに活躍していた時代を舞台として物語が描かれています。
(だからこそ頭文字Dにはスマホが出てこず、登場人物たちの連絡手段は携帯であったり、それよりも直接会ったり固定電話にかけたりと言う描写が多い)
つまり頭文字Dは『主役もライバルも、車も人も〝今〟の時代を熱く走ろうとする若者たちの青春ドラマ』ということが言えます。

しかし、湾岸ミッドナイトは違います。

主役は丸目のフェアレディZ、日本スポーツカーの黎明期の名車の一つであり、公道スポーツカー文化を担ったスタートラインに居た車種です。しかし、それを乗る主人公は現代文化にどっぷりハマっていて自動車はナンパの道具で走り屋と言う文化その物が過去の物と言う時代背景があります。
そしてZのライバルは最新鋭の現役車種が多く、Zだけが昔の遺物として登場します。
湾岸ミッドナイトはさらに、ココにドライバーの世代と背景文化の差別化が行われています。主役は現役高校生ですが、それにライバルとして立ちはだかるのは何れもが過去の世代の人々であり、主役車である悪魔のZの現役全盛時代に直接関わっていた人々ばかりです。(古い車と新しい人、新しい車と古い人と言う逆転の構図がある)
ここに湾岸ミッドナイトは『過去の幻影に縛られハイウェイレースから降りられない過去に未練を抱いた旧世代と、悪魔のZを再生して〝今〟を走ろうとする若い主人公との相剋のドラマ』が丹念に描かれています。

古い車をモチーフにしながらも、コレだけの違いがあるのです。

さて、本作のミッドナイトウルブスの場合、

〝過去〟に起きたアクシデントに引きずられる主役男性と、
〝今〟を走ろうとする血気盛んでエネルギーに溢れたヒロインの、

ふたりの人物の相剋のドラマだと言えます。

当然、物語の背景となる時代設定は2つ必要になります。

1つが主人公の壬生が縛られている〝過去〟の時代
もうひとつがヒロインがこれから走ろうとしている〝今〟の時代

この時代描写の相剋が非常に重要になります。

正直聞きます。

お話のメインステージとなる年代はいつごろですか?
壬生が傷を抱いた過去はいつごろですか?
それぞれの時代の文化考証は?

それらの時代を象徴するシーンを描きつつ、お話で描いている時代に対する登場する自動車たちの年代との関係性を常に念頭において書かねばならないはずなのです。

またこの物語は壬生だけが主人公ではありません。
ヒロインである眞琴もりっぱな〝今〟を象徴する主人公であり、眞琴視点の物語もしっかり描かないと片手落ちになってしまうという事です。

正直、曖昧だなぁと思ったのは眞琴が憧れている〝先輩〟と眞琴の絡みのストーリーエピソードの始まりの部分です。

この作品がもったいないのは、お話そのもののスタート地点の描写において、眞琴視点の描写やエピソードがもう少しあっていいのでは? と思うのです。

W主人公なのです、今を生き未来を志向する眞琴と、過去に縛られ過去から今へと再生をしようとする壬生、この二人の相剋をもっと丹念かつ明確に描いてほしいのです。

正直、自動車に関する描写はテクニックや基本知識も含めてパーフェクトだとおもいます。
芹沢と壬生の初戦のシーンはゾクゾクしました。

だからこそ眞琴の人物のキャラとしての完成と言う部分でもっと作り込みをすべきだと思うのです。
眞琴とロスヴァイセの邂逅、眞琴が車と走り屋という世界に興味を抱きその道に歩もうとした背景
そうしたものももっと描いてもいいと思うのです。

それから〝公道の走り屋〟と言う物について知らない人を読者として惹き込むためにですが、
プロローグ部分が、物語の核心部分のネタバレを防ぐためなのでしょうが、抽象的象徴的な描写が多く、人物情報が明確に描かれません。
正直、なんかモヤモヤするプロローグだなぁと思ったのですが、プロローグだけは一人称なんですよ。
ところが本編は三人称ですよね。
だれかの一人称での〝主観視点〟で描かれているため、抽象的な描写に終止してしまっているのです。
私としては三人称描写でもっと説明的に描いても物語に悪影響は出ないと思います。

そこで提案なのですが――

プロローグをもっと掘り下げませんか?

〝峠の走り屋〟と言うものの生体や生き様――、
公道レースの基本的な形式と流れ、
時代背景としての峠のダウンヒルスポーツカーと言う存在、
登場人物名をぼかしておいてですが、これらをもう少しプロローグにて描いてもいいかもしれません。
そうすることで自動車、そしてスポーツカーと言う物に馴染みのない読者をストレス無く惹き込む一助になると思うのです

自分自身がそうだったからこそ思うのですが、
峠の走り屋とハイウェイランナーと、そして暴走族はまるっきり別な生き物です。
ダウンヒルはダウンヒルとして、
ハイウェイランナーはハイウェイランナーとして、
自分のマシンでいかにに走るか? と言う事を純粋に楽しみ愛していた人々です。
そして自動車文化の一翼を担っていた〝文化人〟の一種だったと僕は思っています。

本作はレースシーンや自動車にまつわる部分がとても素晴らしいです。
だからこそです。もう一歩! あと少し! チャレンジしてほしいのです。

それでも、もし作者さまが『今のままでいい!』とお思いになるのでしたら、ご連絡ください。

レビューを書かせていただきます。

お返事お待ちしております。

ζ
■D:美風





  • 投稿者: 美風慶伍
  • 男性
  • 2017年 11月29日 00時44分
ご丁寧なアドバイス、ありがとうございます。
深く読み込んでいただいたことがうかがえて、感謝の限りでございます。

内容をしばらく咀嚼してみましたところ、とりあえず次の2項目についてまず追加・改訂してみようと思い立ちました。
それは、

1.眞琴とロスヴァイセの邂逅に関するエピソード
2.走り屋世界に関する解説関連エピソード

の2つです。

概略ではありますが、第1話を二つに分け、前半部分に車内での会話シーン+信号無視してきたミニバンを翔一郎がスピンで回避するエピ(ドライバーとしての翔一郎を印象付けるため)を追加。
ここでひとたび1話を切り、新設の2話目で学校着後の車内会話を追加。
前半後半の会話シーンで、上記2に関する内容を肯定派(眞琴)否定派(翔一郎)の双方からの視点で描きます。(走り屋について否定的な翔一郎を翻意させようとして眞琴が彼を八神街道に誘う、という筋道を立てます)

また、2章の1話目で病院へ向かう車内での会話シーンを追加して、眞琴の口から上記1に関する内容を描きます。

この2点をまず足掛かりにして、全体のエピソードに細かい追加をしていくつもりでございます。(先にお話しした幕間劇については、この段階でプロットします)

とりあえず上記の追加・改訂を年内に仕上げたいと思っていますので、作業完了後に再度目を通していただければと思います。

それでは、今後とも応援よろしくお願いします。
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