感想一覧
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[一言]
総じて救いのないお話だった。面白かった。
作者の次回作に期待。
総じて救いのないお話だった。面白かった。
作者の次回作に期待。
感想ありがとうございました。
この物語は救いのない物語となるべくしてなったお話。救いのなさ、そのままに楽しんで頂けたのなら幸です。
次回は救いのあるお話としたいですね。
この物語は救いのない物語となるべくしてなったお話。救いのなさ、そのままに楽しんで頂けたのなら幸です。
次回は救いのあるお話としたいですね。
- 山鳥はむ
- 2015年 05月08日 20時36分
[良い点]
全滅に対して思いっきり不快感がでるくらい良いキャラばかりでした。
ダンジョンの形成過程という切り口が斬新でした。
[気になる点]
クレストフってなんていうか有能な間抜けですね。
ダンジョンに人がくるようになったことから始まり、生命線のジュエルへの対応が終始お粗末だし、禁術もバレたらやばいみたいなこと言いつつもドワーフに像までつくられ・・・
最後、悲劇の主人公な空気かましてる彼ですが、いやいや大体お前の大ボケのせいだろっていう突っ込みしか沸いてこないです。
それに付き合わされた人たちが不憫でならない。
[一言]
過去話なのでしかたないんでしょうが、最後はもうちょっと救いがあってほしかったですね。
とはいえビーチェと一緒に帰れましたじゃ、さすがにご都合すぎるくらい死んでるんで、生存メンバーを増やしてビーチェを含めた帰還組みがいれば良かったなぁと。
全滅に対して思いっきり不快感がでるくらい良いキャラばかりでした。
ダンジョンの形成過程という切り口が斬新でした。
[気になる点]
クレストフってなんていうか有能な間抜けですね。
ダンジョンに人がくるようになったことから始まり、生命線のジュエルへの対応が終始お粗末だし、禁術もバレたらやばいみたいなこと言いつつもドワーフに像までつくられ・・・
最後、悲劇の主人公な空気かましてる彼ですが、いやいや大体お前の大ボケのせいだろっていう突っ込みしか沸いてこないです。
それに付き合わされた人たちが不憫でならない。
[一言]
過去話なのでしかたないんでしょうが、最後はもうちょっと救いがあってほしかったですね。
とはいえビーチェと一緒に帰れましたじゃ、さすがにご都合すぎるくらい死んでるんで、生存メンバーを増やしてビーチェを含めた帰還組みがいれば良かったなぁと。
感想ありがとうございました。
ダンジョンの形成過程については、魔法や謎の原理で片付けるお話が多いなか、むしろここが物語りの種になるだろうと考えてのことでした。
技能が高くても物事を上手く片付けられるとは限らない、この辺りの不器用さがまさに周囲を巻き込みながら不幸を撒き散らした原因ですね。
綺麗なハッピーエンドに向かわせたい誘惑もありました。終着点を決めていなければ、あるいはそうした終わりもありえたかもしれません。
ダンジョンの形成過程については、魔法や謎の原理で片付けるお話が多いなか、むしろここが物語りの種になるだろうと考えてのことでした。
技能が高くても物事を上手く片付けられるとは限らない、この辺りの不器用さがまさに周囲を巻き込みながら不幸を撒き散らした原因ですね。
綺麗なハッピーエンドに向かわせたい誘惑もありました。終着点を決めていなければ、あるいはそうした終わりもありえたかもしれません。
- 山鳥はむ
- 2015年 05月08日 20時34分
[一言]
出てくるキャラが片っ端から死んでいくのが面白かったです
モブに厳しいなー、って最初読んでましたが、特に丘を目指す時が最高でした。最後にやりたいことはやった、と作者さんは書いてましたが、読んでるこちらも思いつく限りの悪環境を挙げてもらえて満足しました
ビーチェに救われてほしいな、って最後に思っちゃいまいた
教科書や魔導回路を含まない黒猫便利道具を送って、ビーチェが自力踏破だとか。魔導回路があっても転送出来る転送陣をクレスが一生かかって作りだすとか。全てを捨てて冷徹なクレスがビーチェと2人で宝石の世界で暮らすとか
ただ、それをしなかったからこそこんなに面白いお話なんだなって思います。現実味?っていうんでしょうか。めでたしめでたし、で終わってないからこそ色々思うところもあるし、実際こんなもんだろうな、って納得しました。
この作品は前積みの部分にあたる、というようなことが仄めかされていますね
一流魔術師は誰もまだ目立った活躍をしてないし、冒険の舞台も鉱山とその下の地下だけ。金も手に入ったし、クレスは重い過去を背負った。この状態からどんなお話が繰り広げられるのか、とても楽しみです
ありがとうございました。これからもはむさんの作品を応援しています。がんばってください!
出てくるキャラが片っ端から死んでいくのが面白かったです
モブに厳しいなー、って最初読んでましたが、特に丘を目指す時が最高でした。最後にやりたいことはやった、と作者さんは書いてましたが、読んでるこちらも思いつく限りの悪環境を挙げてもらえて満足しました
ビーチェに救われてほしいな、って最後に思っちゃいまいた
教科書や魔導回路を含まない黒猫便利道具を送って、ビーチェが自力踏破だとか。魔導回路があっても転送出来る転送陣をクレスが一生かかって作りだすとか。全てを捨てて冷徹なクレスがビーチェと2人で宝石の世界で暮らすとか
ただ、それをしなかったからこそこんなに面白いお話なんだなって思います。現実味?っていうんでしょうか。めでたしめでたし、で終わってないからこそ色々思うところもあるし、実際こんなもんだろうな、って納得しました。
この作品は前積みの部分にあたる、というようなことが仄めかされていますね
一流魔術師は誰もまだ目立った活躍をしてないし、冒険の舞台も鉱山とその下の地下だけ。金も手に入ったし、クレスは重い過去を背負った。この状態からどんなお話が繰り広げられるのか、とても楽しみです
ありがとうございました。これからもはむさんの作品を応援しています。がんばってください!
感想ありがとうございました。
過酷な内容の物語でしたが楽しんで頂けて何よりです。
この物語は救いのないお話でしたが、次回作は救いのあるお話になる予定です。……たぶんですが。
色々な可能性を想像しながら、お待ちいただければと思います。
過酷な内容の物語でしたが楽しんで頂けて何よりです。
この物語は救いのないお話でしたが、次回作は救いのあるお話になる予定です。……たぶんですが。
色々な可能性を想像しながら、お待ちいただければと思います。
- 山鳥はむ
- 2015年 05月06日 15時18分
[一言]
クレストフが後日冷静になれば黒猫陣で文通とかできそうだが・・・
親バカに近い感じで減った分を足せといったあたり無理そう
冷静だったら
食べ物が減るのを確認
減ってる物が食料から
”食べ物に焼印で文字いれれば連絡が取れる”ぐらいわかりそうなのに・・・
本を呼び出せと伝え、送還で手紙を送らせるで文通可能
ゴーレム素材贈って現地で作らせれば護衛で帰ってこれる
冷静だったら判断できるのに情を持ったことが良いのやら悪いのやら・・・
クレストフが後日冷静になれば黒猫陣で文通とかできそうだが・・・
親バカに近い感じで減った分を足せといったあたり無理そう
冷静だったら
食べ物が減るのを確認
減ってる物が食料から
”食べ物に焼印で文字いれれば連絡が取れる”ぐらいわかりそうなのに・・・
本を呼び出せと伝え、送還で手紙を送らせるで文通可能
ゴーレム素材贈って現地で作らせれば護衛で帰ってこれる
冷静だったら判断できるのに情を持ったことが良いのやら悪いのやら・・・
感想ありがとうございました。
クレストフから情報伝達はできるものの、ビーチェは送還術を使えないので、一方通行になりますね。ビーチェが独学で本を読んで学びつつ、かつ自身の身体に魔導回路を刻む施術まで行う必要があります。クレストフとの時間差も考えるとどれほどの時を要するか……。
まあ、やはり一番の問題は情を持ったがゆえに、冷静で根気のある考えに至らず、目をそらしてしまったことでしょうか。向き合うのをやめてしまったら、解決の糸口すら失ってしまいますから。
次回作では、クレストフが問題と正面から向き合うに至るお話になるかと思います。
クレストフから情報伝達はできるものの、ビーチェは送還術を使えないので、一方通行になりますね。ビーチェが独学で本を読んで学びつつ、かつ自身の身体に魔導回路を刻む施術まで行う必要があります。クレストフとの時間差も考えるとどれほどの時を要するか……。
まあ、やはり一番の問題は情を持ったがゆえに、冷静で根気のある考えに至らず、目をそらしてしまったことでしょうか。向き合うのをやめてしまったら、解決の糸口すら失ってしまいますから。
次回作では、クレストフが問題と正面から向き合うに至るお話になるかと思います。
- 山鳥はむ
- 2015年 05月05日 10時33分
[一言]
お疲れ様でした!
ビーチェとクレストフはもう会えなさそうかな…?
会えれば良いのですが、時間の流れも違うみたいだしな……
しかし改めて考えるとジュエル(笑)
完全に疫病神…(笑)
宝石の丘に行ったら行ったらで喰われるか殺されるという
逃げても宝石は食い尽くされるんですかね……?
タチが悪い……
長い間楽しませていただきありがとうございました!
こちらはスピンオフを予定していたそうなので、次は本篇になるんでしょうか
楽しみにお待ちしています!
ビーチェのその後とかも、あったり……?出てくるのかな?
お疲れ様でした!
ビーチェとクレストフはもう会えなさそうかな…?
会えれば良いのですが、時間の流れも違うみたいだしな……
しかし改めて考えるとジュエル(笑)
完全に疫病神…(笑)
宝石の丘に行ったら行ったらで喰われるか殺されるという
逃げても宝石は食い尽くされるんですかね……?
タチが悪い……
長い間楽しませていただきありがとうございました!
こちらはスピンオフを予定していたそうなので、次は本篇になるんでしょうか
楽しみにお待ちしています!
ビーチェのその後とかも、あったり……?出てくるのかな?
感想ありがとうございました。
振り返ってみると、最初から最後までクレストフはジュエルに振り回された展開となりました。
裏設定的なものですが、貴き石の精霊が外の世界へ宝石を求めに出るのは、魔力を秘めた天然の宝石を食べて回る意味合いがあります。『宝石の丘』の宝石は外界のものよりやや魔力が薄くなっているため、精霊としてはリサイクルできないので食べ尽くされることはない、という設定です。
しかし、外敵が戻ってくるようなら守護者として防衛行動を起こします。その際に宝石を弾丸として撃つため、その場の結晶を食べて補充するのですね。
本編公開はいつになるかわかりませんがお楽しみに。他の作品も平行して書き進めているので、よければそちらもご覧ください。
振り返ってみると、最初から最後までクレストフはジュエルに振り回された展開となりました。
裏設定的なものですが、貴き石の精霊が外の世界へ宝石を求めに出るのは、魔力を秘めた天然の宝石を食べて回る意味合いがあります。『宝石の丘』の宝石は外界のものよりやや魔力が薄くなっているため、精霊としてはリサイクルできないので食べ尽くされることはない、という設定です。
しかし、外敵が戻ってくるようなら守護者として防衛行動を起こします。その際に宝石を弾丸として撃つため、その場の結晶を食べて補充するのですね。
本編公開はいつになるかわかりませんがお楽しみに。他の作品も平行して書き進めているので、よければそちらもご覧ください。
- 山鳥はむ
- 2015年 05月02日 18時13分
[良い点]
ダンジョンものは終着点を見失ってしまうことが多々あると思うのですが、このノームでは最初から宝石の丘という目標があり、話としても読者としても道標になっていたと思います。
終盤に入り途中加入してきたメンバーについては、伏線があったメンバーが多く、他のキャラも個性がしっかりしてて皆魅力的でした。そのキャラ達が次々死んでいくのは悲しかったですが、美しい不条理でした。
[一言]
クレスはもとから冷めた性格をしていて精神的に強い人物です。本人もまたその老成した性格を自覚し、その事を肯定していたと思います。けれども、本人が認識しているよりもまだまだ多くの年相応の情を心に残しており、それをビーチェとの触れ合いを通じ育んできました。ビーチェを完全に切り捨てることができなくなるほどに。その感情はビーチェを見捨ててきたことで彼の胸の内で他の人にはわからないが激しく燻っている。というか私の中で燻っています(笑)
クレスとビーチェが幸せな形で再会し、二人が救われることを身勝手ながら期待しています。
ダンジョンものは終着点を見失ってしまうことが多々あると思うのですが、このノームでは最初から宝石の丘という目標があり、話としても読者としても道標になっていたと思います。
終盤に入り途中加入してきたメンバーについては、伏線があったメンバーが多く、他のキャラも個性がしっかりしてて皆魅力的でした。そのキャラ達が次々死んでいくのは悲しかったですが、美しい不条理でした。
[一言]
クレスはもとから冷めた性格をしていて精神的に強い人物です。本人もまたその老成した性格を自覚し、その事を肯定していたと思います。けれども、本人が認識しているよりもまだまだ多くの年相応の情を心に残しており、それをビーチェとの触れ合いを通じ育んできました。ビーチェを完全に切り捨てることができなくなるほどに。その感情はビーチェを見捨ててきたことで彼の胸の内で他の人にはわからないが激しく燻っている。というか私の中で燻っています(笑)
クレスとビーチェが幸せな形で再会し、二人が救われることを身勝手ながら期待しています。
感想ありがとうございました。
終着点までのプロットを用意してから書き始めたので、最後までぶれずに物語を進めることができたのだと思います。
クレストフの葛藤、共感して頂けたようで何よりです。完全に冷徹で機械のような性格であるよりも、人の心を残していこそキャラクターの魅力が出るものですね。
終着点までのプロットを用意してから書き始めたので、最後までぶれずに物語を進めることができたのだと思います。
クレストフの葛藤、共感して頂けたようで何よりです。完全に冷徹で機械のような性格であるよりも、人の心を残していこそキャラクターの魅力が出るものですね。
- 山鳥はむ
- 2015年 04月29日 13時42分
[良い点]
ご都合主義に走る作品が多いなか、そういう安易な展開に走っていなかったのは好感を持てた。後半いきなり出てきたモブ強者はともかく、セイリスとかイリーナのPTは生き残ると思ったんだけどなぁ...予想が外れました
[気になる点]
多くの人が憧れる宝石の丘、その探索に騎士も術士も1級がおらず(人形できたミラを除いて)高くて2級というのに違和感を感じた。風来の才媛が言ってたように、1級だと都市?をあまり長く離れられないとかそういう事情が全員にあるんですかね?
[一言]
久々に一気読みしたいと思えた作品に出会えました。土日がほぼ潰れたけど気にしない...
エタるのが嫌で完結しか読まない主義の私ですが、次回作の完結も楽しみに、気長に待っています
ご都合主義に走る作品が多いなか、そういう安易な展開に走っていなかったのは好感を持てた。後半いきなり出てきたモブ強者はともかく、セイリスとかイリーナのPTは生き残ると思ったんだけどなぁ...予想が外れました
[気になる点]
多くの人が憧れる宝石の丘、その探索に騎士も術士も1級がおらず(人形できたミラを除いて)高くて2級というのに違和感を感じた。風来の才媛が言ってたように、1級だと都市?をあまり長く離れられないとかそういう事情が全員にあるんですかね?
[一言]
久々に一気読みしたいと思えた作品に出会えました。土日がほぼ潰れたけど気にしない...
エタるのが嫌で完結しか読まない主義の私ですが、次回作の完結も楽しみに、気長に待っています
感想ありがとうございました。
一級・流の方々は、既に何かしらの偉大な功績を残しており、富や名声のために冒険する理由がありません。立場上、軽々しい動きができないことも挙げられますね。
土日潰しての一気読み、それだけ熱中して頂けて嬉しく思います。
一級・流の方々は、既に何かしらの偉大な功績を残しており、富や名声のために冒険する理由がありません。立場上、軽々しい動きができないことも挙げられますね。
土日潰しての一気読み、それだけ熱中して頂けて嬉しく思います。
- 山鳥はむ
- 2015年 04月29日 13時35分
[良い点]
とても面白かったです、前半のダンジョン運営もの部分は他のなろう作品よりも圧倒的に良かったと思います。(途中でほぼエタる)
やむにやまれぬ事情で、洞窟は広がり続け、強いモンスターが生み出され、無謀な冒険者が集まってるく。その流れがとても良くできていて、読んでて楽しかったです。
後半の宝石の丘への旅路も、過酷な試練の数々、ドキドキワクワクの道のり、強大な障害や裏切り、次々と脱落していく仲間達。手に汗握る展開で一気に読んでしまいました。
なろうで、こうもあっさり仲間が死んでいく作品は少ないので。旅の厳しさが良く伝わってきました。
[気になる点]
①前半のダンジョンものは主人公がちゃんと対策を取っていれば冒険者が跋扈することもなく、それなりに防げたのではないかな?と、思います。「めんどくさい」と何もせずに余計にめんどくさくなっているので。主人公がちょっと無能に見えてしまう。合理的みたいな事が書いてあったけど、そうは見えないので。もっと対策を取りつつも、冒険者が増えてしまうような書き方の方が良かったのではないかなと思います。
②ダンジョンレベル11:邪神の迷宮~送還の門を見つけて地上に出るまで。少し中弛みした印象を持ちました。
ダンジョンレベル11と12を纏めてもう少しコンパクトにしても良かったんじゃないかなと思いました。
③宝石の丘への旅路が始まってから何度か。黒猫商会のチキータが強大な敵が現れたり、本当にやばい危機的状況下でもあこぎに道具を売りつけているシーンがありました。周りが全滅したら自分も死んでしまうだろうに、そんなに余裕があるのかな?と思いました。個人的にチキータはがめつくても敏腕というイメージがあったので少し違和感でした。
④超越種との戦闘において、剣聖は特に活躍もしないくせに、超越種のヘイトを最も集めていたファルナ剣闘士団(戦闘中)を勝手に殺した挙句、「魔剣を回収しなければならない」と、超越種を放置し離脱。
勝てるかもわからない強大な敵を前にしている状況下の宝石の丘同行者達、少しの戦力も惜しまれる状況下で貴重な戦力を勝手に殺し。そのうえ殺したくせに何もせずに消える。もしかしたら剣聖のせいでパーティーが全滅するかもしれないような行為だと思います。
聖剣、正しき道ジュステヴィオン!と言う割には、とても正義ではない。本当に正義ならば罪無き人を無暗に危険に晒す行為はなるべく避けると思う。ファルナ剣闘士団を殺したんだから少なくとも超越種に強烈な一太刀くらい浴びせて欲しかったです。
[一言]
不満点を長々と書きましたが。作品が面白いからこその一部の不満点です。本当に良い作品だと思います。
ラストも、簡単にハッピーにはならない、深い終わり方でした。
ビーチェとクレスが再会できたら嬉しいなと思います。
とても面白かったです、前半のダンジョン運営もの部分は他のなろう作品よりも圧倒的に良かったと思います。(途中でほぼエタる)
やむにやまれぬ事情で、洞窟は広がり続け、強いモンスターが生み出され、無謀な冒険者が集まってるく。その流れがとても良くできていて、読んでて楽しかったです。
後半の宝石の丘への旅路も、過酷な試練の数々、ドキドキワクワクの道のり、強大な障害や裏切り、次々と脱落していく仲間達。手に汗握る展開で一気に読んでしまいました。
なろうで、こうもあっさり仲間が死んでいく作品は少ないので。旅の厳しさが良く伝わってきました。
[気になる点]
①前半のダンジョンものは主人公がちゃんと対策を取っていれば冒険者が跋扈することもなく、それなりに防げたのではないかな?と、思います。「めんどくさい」と何もせずに余計にめんどくさくなっているので。主人公がちょっと無能に見えてしまう。合理的みたいな事が書いてあったけど、そうは見えないので。もっと対策を取りつつも、冒険者が増えてしまうような書き方の方が良かったのではないかなと思います。
②ダンジョンレベル11:邪神の迷宮~送還の門を見つけて地上に出るまで。少し中弛みした印象を持ちました。
ダンジョンレベル11と12を纏めてもう少しコンパクトにしても良かったんじゃないかなと思いました。
③宝石の丘への旅路が始まってから何度か。黒猫商会のチキータが強大な敵が現れたり、本当にやばい危機的状況下でもあこぎに道具を売りつけているシーンがありました。周りが全滅したら自分も死んでしまうだろうに、そんなに余裕があるのかな?と思いました。個人的にチキータはがめつくても敏腕というイメージがあったので少し違和感でした。
④超越種との戦闘において、剣聖は特に活躍もしないくせに、超越種のヘイトを最も集めていたファルナ剣闘士団(戦闘中)を勝手に殺した挙句、「魔剣を回収しなければならない」と、超越種を放置し離脱。
勝てるかもわからない強大な敵を前にしている状況下の宝石の丘同行者達、少しの戦力も惜しまれる状況下で貴重な戦力を勝手に殺し。そのうえ殺したくせに何もせずに消える。もしかしたら剣聖のせいでパーティーが全滅するかもしれないような行為だと思います。
聖剣、正しき道ジュステヴィオン!と言う割には、とても正義ではない。本当に正義ならば罪無き人を無暗に危険に晒す行為はなるべく避けると思う。ファルナ剣闘士団を殺したんだから少なくとも超越種に強烈な一太刀くらい浴びせて欲しかったです。
[一言]
不満点を長々と書きましたが。作品が面白いからこその一部の不満点です。本当に良い作品だと思います。
ラストも、簡単にハッピーにはならない、深い終わり方でした。
ビーチェとクレスが再会できたら嬉しいなと思います。
感想ありがとうございました。
よく読みこんでもらえたようで嬉しいです。せっかくですので指摘された点について、筆者なりの考えを感想返しとさせて頂きます。長い感想に対しては、こちらも気合いを入れて長いお返事を。
①めんどくさがりのクレストフ
合理的であろうとするその背景には、労力を惜しんで楽をしようという魂胆があります。それがいつの間にか、手抜きの口実になっていることは、現実社会でも多々あることでしょう。
クレストフは本来、地域住民の理解を得ながら一緒に鉱山を守る方法を模索すべきでした。その人心を軽く見た(あるいは煩わしいと考えた)ことが原因となり事態が複雑化していく、ノーム~ではそのような過程を話の種としたわけです。
クレストフが対話スキルを備えた完璧超人だと、なかなか混沌としたお話になっていかない。何でも完璧に解決できるなら、何か起こってもすぐに問題解決めでたしめでたしで、そこに物語は生まれないのです。
②ダンジョンレベル11~12
この辺りはダンジョンの拡がり・深みを出そうとした部分ですね。宝石の丘編に備えて、それとなく伏線も入れる必要がありました。そうしたところが冗長に感じられてしまったのかもしれません。
③あこぎな商人
生きるか死ぬか、その瀬戸際で金勘定。チキータはぎりぎりを見極めてきます。それでもやばいときは、自分だけ送還術で逃げ帰る。あこぎです。そんな悪い人はいつの間にか信用をなくし、仲間に裏切られてしまうわけです。
④正しき道とは
剣聖アズーの使命はそもそも魔剣・妖剣の回収もしくは破壊であり、宝石の丘へ向かう人間達に協力する義務は初めからありません。また、ファルナ剣闘士団はアズーが介錯した時点で、既に瀕死の状態であり戦力外でした。人としての尊厳を保てる内に、妖剣に呑まれて暴走する前に、引導を渡したわけです。
外道を正す、あるいは未然に道を外れるのを防ぐ、これが剣聖としてアズーが選んだ正義です。
長々とお返事を書いてしまいましたが、この回答にも納得する必要はないでしょう。いずれにせよ、物語の本文を読んで感じたことが全てです。筆者が後から言っているくだりなど、結局は後付けのおまけに過ぎないのです。
よく読みこんでもらえたようで嬉しいです。せっかくですので指摘された点について、筆者なりの考えを感想返しとさせて頂きます。長い感想に対しては、こちらも気合いを入れて長いお返事を。
①めんどくさがりのクレストフ
合理的であろうとするその背景には、労力を惜しんで楽をしようという魂胆があります。それがいつの間にか、手抜きの口実になっていることは、現実社会でも多々あることでしょう。
クレストフは本来、地域住民の理解を得ながら一緒に鉱山を守る方法を模索すべきでした。その人心を軽く見た(あるいは煩わしいと考えた)ことが原因となり事態が複雑化していく、ノーム~ではそのような過程を話の種としたわけです。
クレストフが対話スキルを備えた完璧超人だと、なかなか混沌としたお話になっていかない。何でも完璧に解決できるなら、何か起こってもすぐに問題解決めでたしめでたしで、そこに物語は生まれないのです。
②ダンジョンレベル11~12
この辺りはダンジョンの拡がり・深みを出そうとした部分ですね。宝石の丘編に備えて、それとなく伏線も入れる必要がありました。そうしたところが冗長に感じられてしまったのかもしれません。
③あこぎな商人
生きるか死ぬか、その瀬戸際で金勘定。チキータはぎりぎりを見極めてきます。それでもやばいときは、自分だけ送還術で逃げ帰る。あこぎです。そんな悪い人はいつの間にか信用をなくし、仲間に裏切られてしまうわけです。
④正しき道とは
剣聖アズーの使命はそもそも魔剣・妖剣の回収もしくは破壊であり、宝石の丘へ向かう人間達に協力する義務は初めからありません。また、ファルナ剣闘士団はアズーが介錯した時点で、既に瀕死の状態であり戦力外でした。人としての尊厳を保てる内に、妖剣に呑まれて暴走する前に、引導を渡したわけです。
外道を正す、あるいは未然に道を外れるのを防ぐ、これが剣聖としてアズーが選んだ正義です。
長々とお返事を書いてしまいましたが、この回答にも納得する必要はないでしょう。いずれにせよ、物語の本文を読んで感じたことが全てです。筆者が後から言っているくだりなど、結局は後付けのおまけに過ぎないのです。
- 山鳥はむ
- 2015年 04月24日 20時48分
[一言]
人に勧める事のできない作品だな。という感想が読み終わって一番に思った事でした。でも読んだ事に対する後悔は不思議と無かったです。ここ最近読んだ中では一番引き込まれました。続編(?)楽しみにしています。
人に勧める事のできない作品だな。という感想が読み終わって一番に思った事でした。でも読んだ事に対する後悔は不思議と無かったです。ここ最近読んだ中では一番引き込まれました。続編(?)楽しみにしています。
感想ありがとうございました。
これ面白いよ! と、勧める雰囲気の作品ではないでしょうね。それでも読んでくれた人が何かを感じてくれたのなら、筆者としては嬉しいことです。
続編は物語のコンセプトが大きく変わる予定なので、ノームはこれにて完結、新作としてご期待ください。
これ面白いよ! と、勧める雰囲気の作品ではないでしょうね。それでも読んでくれた人が何かを感じてくれたのなら、筆者としては嬉しいことです。
続編は物語のコンセプトが大きく変わる予定なので、ノームはこれにて完結、新作としてご期待ください。
- 山鳥はむ
- 2015年 04月22日 21時11分
[一言]
ランキングで拝見して一気に読まさていただきました。きびしい結末になりましたがしっかりと最後まで描かれていたので面白かったです。次回作の過去編とのことですので続編も楽しみにお待ちしています!
ランキングで拝見して一気に読まさていただきました。きびしい結末になりましたがしっかりと最後まで描かれていたので面白かったです。次回作の過去編とのことですので続編も楽しみにお待ちしています!
感想ありがとうございました。
最近のランキングだと完結後でしょうから、あれ? 読み始めは昨日か一昨日からですかね。読了時間は25時間のはずなんですが……寝ておられますか(笑)?
新作にもご期待ください。
最近のランキングだと完結後でしょうから、あれ? 読み始めは昨日か一昨日からですかね。読了時間は25時間のはずなんですが……寝ておられますか(笑)?
新作にもご期待ください。
- 山鳥はむ
- 2015年 04月20日 20時49分
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