感想一覧
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[良い点]
上から目線のボクっ娘にあしらわれるのが最高です、こういうのでいいんだよ
[気になる点]
自分との記憶を失った井澄を許せず、全くの他人として扱ってそのまま愛することができなかった八千と井澄のことを理解して受け入れた八千草というのは作者さん的にどういうふうに書いたのか気になります
八千草の方が覚悟を決めて受け入れることができたからこそ八千に勝った(弱い八千は受け入れることができなかった)と言うことで明確に上下を区別されてるんでしょうか
[一言]
大好きな作品です、お世辞抜きでなろうでダントツで面白いと感じました、世界観やヒロインの性格がすごく私好みだったのもありますし、何より作者さんのこだわりというかフェチをすごく感じることができました
豪華客船で名の知れた殺し屋がバトルロワイヤルなんてこってこてのところは本当にワクワクしましたね。
他にも随所で島の外観の描写や時代背景などもすごく自分には刺さりました、自分は幼い頃から江戸川乱歩の短編集が大好きなせいか、明治時代の空気や世界観に弱いみたいですね、明治の代名詞とも言える無理をした西欧化や海外文化の迎合、ここら辺がほんの少しのエッセンス程度ですが描かれていて自分的には嬉しかったです
終わり方もハッピーエンドでよかったです、まあすこし不安はありますけど、楽観的に見れば井澄はもう能力をそれほど使わないだろうし記憶を失うこともすくなくなるんじゃないかななんて思うんですがどうなんでしょう
上から目線のボクっ娘にあしらわれるのが最高です、こういうのでいいんだよ
[気になる点]
自分との記憶を失った井澄を許せず、全くの他人として扱ってそのまま愛することができなかった八千と井澄のことを理解して受け入れた八千草というのは作者さん的にどういうふうに書いたのか気になります
八千草の方が覚悟を決めて受け入れることができたからこそ八千に勝った(弱い八千は受け入れることができなかった)と言うことで明確に上下を区別されてるんでしょうか
[一言]
大好きな作品です、お世辞抜きでなろうでダントツで面白いと感じました、世界観やヒロインの性格がすごく私好みだったのもありますし、何より作者さんのこだわりというかフェチをすごく感じることができました
豪華客船で名の知れた殺し屋がバトルロワイヤルなんてこってこてのところは本当にワクワクしましたね。
他にも随所で島の外観の描写や時代背景などもすごく自分には刺さりました、自分は幼い頃から江戸川乱歩の短編集が大好きなせいか、明治時代の空気や世界観に弱いみたいですね、明治の代名詞とも言える無理をした西欧化や海外文化の迎合、ここら辺がほんの少しのエッセンス程度ですが描かれていて自分的には嬉しかったです
終わり方もハッピーエンドでよかったです、まあすこし不安はありますけど、楽観的に見れば井澄はもう能力をそれほど使わないだろうし記憶を失うこともすくなくなるんじゃないかななんて思うんですがどうなんでしょう
- 投稿者: あかさたな
- 2024年 04月20日 13時56分
ご感想、ありがとうございます。留です。
かなり長めのお話でしたが、楽しんでいただけて幸いです。そう、ぼくっ娘にすげなく流されるのを書くためのお話でした……。舞台背景の描写もこだわりポイントです。古道具や骨董品、時代を感じるものが好きなのでなんとかそういった雰囲気を表せたらと苦心しておりました。
井澄の記憶については、ラストで一章のときの肉鍋屋の記憶を失くしていたわけですが……果たして。ただ、どうあれ後悔はしないと思います。
八千草と八千について。あれは八千が「井澄は己の記憶を失くして、自分を擦り切れさせてでも僕を守ろうとしている」と知り、それがあまりに悲しかったことと井澄の記憶喪失に気づけなかったこととで「自分がいる方が傷つく」と判断して退場したのかな、と考えています。八千草に負けたから退場を選んだというより、自分への怒り。井澄への怒りはありつつ、自分への失望。たぶんそんな複雑な心境の結果でしたね……。
かなり長めのお話でしたが、楽しんでいただけて幸いです。そう、ぼくっ娘にすげなく流されるのを書くためのお話でした……。舞台背景の描写もこだわりポイントです。古道具や骨董品、時代を感じるものが好きなのでなんとかそういった雰囲気を表せたらと苦心しておりました。
井澄の記憶については、ラストで一章のときの肉鍋屋の記憶を失くしていたわけですが……果たして。ただ、どうあれ後悔はしないと思います。
八千草と八千について。あれは八千が「井澄は己の記憶を失くして、自分を擦り切れさせてでも僕を守ろうとしている」と知り、それがあまりに悲しかったことと井澄の記憶喪失に気づけなかったこととで「自分がいる方が傷つく」と判断して退場したのかな、と考えています。八千草に負けたから退場を選んだというより、自分への怒り。井澄への怒りはありつつ、自分への失望。たぶんそんな複雑な心境の結果でしたね……。
- 留龍隆
- 2024年 04月20日 16時42分
[良い点]
世界観が良く、それにマッチした文がすばらしいです。まだ1話目ですがとてもわくわくしています。
[一言]
今から続きが楽しみです。
久しぶりに1話だけでこれだけ引き込まれる作品に出会いました。
世界観が良く、それにマッチした文がすばらしいです。まだ1話目ですがとてもわくわくしています。
[一言]
今から続きが楽しみです。
久しぶりに1話だけでこれだけ引き込まれる作品に出会いました。
エピソード1
ありがとうございます。言葉の使い方はこだわりました……
最後までおたのしみいただけたら幸いです。
最後までおたのしみいただけたら幸いです。
- 留龍隆
- 2024年 02月25日 20時21分
[良い点]
おもしろそう。これは期待大。さっそくよんでみる。
スチームパンクでヤフー検索したらこれがヒットした。
おもしろそう。これは期待大。さっそくよんでみる。
スチームパンクでヤフー検索したらこれがヒットした。
- 投稿者: 退会済み
- 2019年 09月05日 13時58分
管理
広いネットの海から見つけていただきありがとうございます。
どちらかと言うと蒸気機関的な産業技術より魔術や呪術といった背景の強い話ではございますが、和洋折衷の混沌とした時代感は出てるかなと思います。どうぞよしなに。
どちらかと言うと蒸気機関的な産業技術より魔術や呪術といった背景の強い話ではございますが、和洋折衷の混沌とした時代感は出てるかなと思います。どうぞよしなに。
- 留龍隆
- 2019年 09月05日 15時46分
[良い点]
フェチズムを感じます
様々な要素が混じり合った異常な世界観が好みです
フェチズムを感じます
様々な要素が混じり合った異常な世界観が好みです
- 投稿者: 退会済み
- 2019年 09月03日 04時02分
管理
ありがとうございます。服装・世界観・街並み・異能と好きなものを目一杯詰め込んだ闇鍋です。どうぞよろしくお願い致します。
- 留龍隆
- 2019年 09月03日 11時11分
[良い点]
登場人物の衣類や街並みなど豊富な語彙で詳細に書いてくれているので、かなり特殊な世界観だけれどイメージしやすかったです。
またキャラクターが使う武器や能力も、どういう理屈でどう使うのか説得力があり、かなり没頭できました。
戦闘描写がメインの作品だと思いますが、主人公達がインフレせずに、最後まで絡め手を使いながら戦うのでサスペンス的に楽しめました。
でも一番良かったのは、主人公とヒロインのロマンス(笑
ちょっとテンプレート感のある関係がストーリーと共に類を見ない関係に発展していき、気がつくと2人(あるいは4人)の行く末が気になって一気に読み漁ってしまいました。
[気になる点]
戦闘描写が理詰めに詳細に書かれている事が素晴らしいと思う反面。短い文章での表現を増やして方が作品のテンポも良かったのかなと思います。
[一言]
最初は八千草と井澄の関係は、エッセンス程度で本筋は血と肉とサスペンスなのかなぁと思っていましたが、八千登場〜退場までの間で「陰謀とかそういうのもう良いから!2人は幸せになって!」と応援していました。
とても面白かったです。
登場人物の衣類や街並みなど豊富な語彙で詳細に書いてくれているので、かなり特殊な世界観だけれどイメージしやすかったです。
またキャラクターが使う武器や能力も、どういう理屈でどう使うのか説得力があり、かなり没頭できました。
戦闘描写がメインの作品だと思いますが、主人公達がインフレせずに、最後まで絡め手を使いながら戦うのでサスペンス的に楽しめました。
でも一番良かったのは、主人公とヒロインのロマンス(笑
ちょっとテンプレート感のある関係がストーリーと共に類を見ない関係に発展していき、気がつくと2人(あるいは4人)の行く末が気になって一気に読み漁ってしまいました。
[気になる点]
戦闘描写が理詰めに詳細に書かれている事が素晴らしいと思う反面。短い文章での表現を増やして方が作品のテンポも良かったのかなと思います。
[一言]
最初は八千草と井澄の関係は、エッセンス程度で本筋は血と肉とサスペンスなのかなぁと思っていましたが、八千登場〜退場までの間で「陰謀とかそういうのもう良いから!2人は幸せになって!」と応援していました。
とても面白かったです。
- 投稿者: 511
- 2019年 03月13日 17時22分
ご感想ありがとうございます。留です。
服装と街並みは凝りに凝ったのでお気に召していただけましたこと幸いに存じます。同様に戦闘もついつい凝ってしまうためにカロリー過多な文になっていたこと多々ございましたね……バランス、一考の余地有りと判じます。
二人の関係性が主軸ではじまったお話なので、最後までそれで締めました。価値観が変わり大切なものが変わりーーという流れで1話目のセリフも回収できたので、二人が祝福されるおわりになったかなと思います。
それでは重ねて、ありがとうございました。また他の作品でもお目にかかれますことを祈っております。
服装と街並みは凝りに凝ったのでお気に召していただけましたこと幸いに存じます。同様に戦闘もついつい凝ってしまうためにカロリー過多な文になっていたこと多々ございましたね……バランス、一考の余地有りと判じます。
二人の関係性が主軸ではじまったお話なので、最後までそれで締めました。価値観が変わり大切なものが変わりーーという流れで1話目のセリフも回収できたので、二人が祝福されるおわりになったかなと思います。
それでは重ねて、ありがとうございました。また他の作品でもお目にかかれますことを祈っております。
- 留龍隆
- 2019年 03月13日 19時37分
[良い点]
後半の怒涛の展開と物語の見事な収束に感動しました
[一言]
あまりにも面白くて一気読みしました
このような素晴らしい物語を書いて下さりありがとうございます
後半の怒涛の展開と物語の見事な収束に感動しました
[一言]
あまりにも面白くて一気読みしました
このような素晴らしい物語を書いて下さりありがとうございます
ご感想ありがとうございます。留です。
畳み掛けるような展開で前半の発言の意味などを拾っていく構成を意識しておりました。お褒めにあずかり恐縮です。
また別作品でも頑張ってまいりますので、お目にかかることございましたら宜しくお願いいたします!
畳み掛けるような展開で前半の発言の意味などを拾っていく構成を意識しておりました。お褒めにあずかり恐縮です。
また別作品でも頑張ってまいりますので、お目にかかることございましたら宜しくお願いいたします!
- 留龍隆
- 2019年 01月25日 00時47分
[良い点]
自分には文章力がないのでうまく感想は書けませんが、伏線がたくさんあって、最後までドキドキさせられたので、とても素敵な時間でした、作者様の他の作品も応援したいと思います。
自分には文章力がないのでうまく感想は書けませんが、伏線がたくさんあって、最後までドキドキさせられたので、とても素敵な時間でした、作者様の他の作品も応援したいと思います。
ご感想ありがとうございます。留でございます。
伏線詰め込みまくりの本作、お楽しみいただけたようでなによりです。その一言で救われます、重ねて感謝申し上げます。
他作品も長編はなるべく伏線を張るよう心掛けているお話が多いので、またお目にかかることあれば幸いです。
それでは、また!
伏線詰め込みまくりの本作、お楽しみいただけたようでなによりです。その一言で救われます、重ねて感謝申し上げます。
他作品も長編はなるべく伏線を張るよう心掛けているお話が多いので、またお目にかかることあれば幸いです。
それでは、また!
- 留龍隆
- 2018年 12月26日 02時36分
[一言]
[二幕 殺殺任務]まで拝読しましたので、区切りがいいところと、感想を書かせて頂きます。
二章はまたパンチのきいたキャラクターが増え、終始ヒリリとした感覚で楽しい時間を頂きました。
一章は日常と異常が深く近く結びついた生活感から始まって、お鍋を食べに行ったりする雰囲気など、ゆっくり(かつテンポ良く)楽しみましたが、二章はより、スリリングな異能と戦闘が濃厚でした。
そういう章だったから戦闘大好きな小雪路ちゃんがメインになったのか、小雪路ちゃんがメインになったからそういう章になったのか。
摩擦を用いて恐ろしいほど強く戦う姿は、相手の戦いかたゆえに不利になったところも含め、異能を用いた戦闘の妙と迫力を味わった気がします。
あときょうだいで生きてきたというキャラクターは、強い絆なりきょうだいゆえの摩擦なりがあったり、なんというか、人間ドラマが好きなので、そういう意味でもワクワクしております。
(既に、兄と妹でちからを合わせて、一人でも組み合わせただけでもない相乗の高価になるのもとっても美味しかったです)
複数の言語を操る井澄さんの過去がただならぬものであることもほのめかされて、続きも気になります。
つわものの一団で思わぬあっさりとした退場になってしまった犯人さんも、切ない背景で……。
医食同源がいきすぎた狂気は、その「同じところを食べれば同じところがよくなる」というシンプルさゆえに、
「だからといってそうはしないでしょ」という怖さと、
「もしかしたら自分もいつかわかってしまうのかもしれない」という恐さがあって好きでした。
最後に登場した警官さん(?)も、いかにもイカれている感じで、期待度がはねあがりました。
どうみても公式でない文書を見て裁定を下すところなんか、ぞわぞわしました。
本気で「公正な文書」と思っていても、演出として作ってきたものだとしても、正常ではない感をすごく感じるというか。
彼の意識がアンテイクに向いたのか、こんなのともしかしたら戦うのか? と思うと、戦って欲しくないなあというドキドキとどうなるのか楽しみだなあというワクワクが止まりません。
長々とした乱文、失礼致しました。
次章も楽しく拝読したい所存です。
[二幕 殺殺任務]まで拝読しましたので、区切りがいいところと、感想を書かせて頂きます。
二章はまたパンチのきいたキャラクターが増え、終始ヒリリとした感覚で楽しい時間を頂きました。
一章は日常と異常が深く近く結びついた生活感から始まって、お鍋を食べに行ったりする雰囲気など、ゆっくり(かつテンポ良く)楽しみましたが、二章はより、スリリングな異能と戦闘が濃厚でした。
そういう章だったから戦闘大好きな小雪路ちゃんがメインになったのか、小雪路ちゃんがメインになったからそういう章になったのか。
摩擦を用いて恐ろしいほど強く戦う姿は、相手の戦いかたゆえに不利になったところも含め、異能を用いた戦闘の妙と迫力を味わった気がします。
あときょうだいで生きてきたというキャラクターは、強い絆なりきょうだいゆえの摩擦なりがあったり、なんというか、人間ドラマが好きなので、そういう意味でもワクワクしております。
(既に、兄と妹でちからを合わせて、一人でも組み合わせただけでもない相乗の高価になるのもとっても美味しかったです)
複数の言語を操る井澄さんの過去がただならぬものであることもほのめかされて、続きも気になります。
つわものの一団で思わぬあっさりとした退場になってしまった犯人さんも、切ない背景で……。
医食同源がいきすぎた狂気は、その「同じところを食べれば同じところがよくなる」というシンプルさゆえに、
「だからといってそうはしないでしょ」という怖さと、
「もしかしたら自分もいつかわかってしまうのかもしれない」という恐さがあって好きでした。
最後に登場した警官さん(?)も、いかにもイカれている感じで、期待度がはねあがりました。
どうみても公式でない文書を見て裁定を下すところなんか、ぞわぞわしました。
本気で「公正な文書」と思っていても、演出として作ってきたものだとしても、正常ではない感をすごく感じるというか。
彼の意識がアンテイクに向いたのか、こんなのともしかしたら戦うのか? と思うと、戦って欲しくないなあというドキドキとどうなるのか楽しみだなあというワクワクが止まりません。
長々とした乱文、失礼致しました。
次章も楽しく拝読したい所存です。
読了感謝。留でございます。
二章もご高覧いただき誠にありがとうございます。
今回の主軸となった靖周と小雪路は同僚として今後も活躍いたします。コンビだと相乗効果で強い、というのを地でいく二人組でかつ実の兄妹。身長差は妹>兄。妹はいろいろ体型豊かだけど無垢。兄は貧相だけど遊び人……そういうの、いいですよね。ね。
人間模様としても井澄と八千草の比較になりつつこの二人を描いてまいります。年上の頼れる兄貴分と特攻役の最年少。
サテ今回の下手人はちょっと猟奇チックな動機と展開で登場及び退場と相成りましたが、まぁこんな島なのでサラっと流してしまうのがアンテイクの連中です。つまりアレを狂気だと感じるのであればまだ毒されてない。大丈夫です。
ラストの冥探偵は作者お気に入りのキャラです。まっすぐ狂気でブレがない。はたしてどんなかたちでアンテイクに関わるのか? 三章ではまたどんな狂気キャラが現れるのか? ご期待ください。
それではまた、ご感想いただけるのを楽しみにしております。
二章もご高覧いただき誠にありがとうございます。
今回の主軸となった靖周と小雪路は同僚として今後も活躍いたします。コンビだと相乗効果で強い、というのを地でいく二人組でかつ実の兄妹。身長差は妹>兄。妹はいろいろ体型豊かだけど無垢。兄は貧相だけど遊び人……そういうの、いいですよね。ね。
人間模様としても井澄と八千草の比較になりつつこの二人を描いてまいります。年上の頼れる兄貴分と特攻役の最年少。
サテ今回の下手人はちょっと猟奇チックな動機と展開で登場及び退場と相成りましたが、まぁこんな島なのでサラっと流してしまうのがアンテイクの連中です。つまりアレを狂気だと感じるのであればまだ毒されてない。大丈夫です。
ラストの冥探偵は作者お気に入りのキャラです。まっすぐ狂気でブレがない。はたしてどんなかたちでアンテイクに関わるのか? 三章ではまたどんな狂気キャラが現れるのか? ご期待ください。
それではまた、ご感想いただけるのを楽しみにしております。
- 留龍隆
- 2018年 10月14日 23時40分
[一言]
感想失礼致します。乱文、浅慮もあるかもございませんが、お許し頂ければ恐悦でございます。
随分前に友人から先生の作品を勧められてブックマークしていたのですが、つい先日ようやく拝読し始めました。
第一話目を読み終えた瞬間、過去の己を後悔しました。
【一幕 御守業務】まで拝読しましたので、一旦そこまでの感想を書かせて頂きたく存じます。
いかにも一筋縄でいかなさそうな主人公と思われる井澄さん。礼儀正しそうでそんなことはない物腰と度々現われる俗っぽさが、なんといえばいいのでしょうか、ケレンみ? というと少々違う気もするのですけれど……。
アンダーグラウンドものって、生々しさやスリルある毒気といった魅力に惹かれるのですが、井澄さんはそんな清濁併せのむといった感じがして、面白かっこよくて好きです。
(うまく言い表せなくてすみません……)
戦い方もいちいちかっこいいアイテムがついていて、厨二心を非常に擽られます。
上司でありヒロインでもあろう八千草さんも、話し方などは落ち着いてただならぬ実力を備えた女性……という印象がある一方、食欲旺盛だったり「あーん」に恥ずかしがったり、純粋な少女らしい一面もふんだんに持っているのが凄く可愛いなあと思いました。
仕込み傘で戦う美少女という絵面からしてツボです。
コルセット等の服装の描写が、また女性の可憐さ華やかさと蒸気と鋼鉄の世界を生きるしたたかさを併せ持った姿を想像できて、もっと活躍が見たくなりました。
鍋が腐って襲いかかってくる……という個性豊かな発想も楽しみましたが、特にぐっときたのは、ラスト一話です。
個人的にラストでぐっとひきこまれる作品って一気にその物語のもつちからにひきこまれるような感覚がして大好きなのですが、この作品も、一話とラストがまさにそれでした。
マヌケであるとは実直さでもある。
どうやら人々の心が荒み、寂しくなっているらしい世界観で、それは眩しいものだろうと思ったのですけれど、最後の最後で主人が暗きに身を寄せてしまったのは衝撃でした。
へりくだった笑みとか、上納金とか。
そして浅知恵で私欲のために裏切ったから、結局いなくなることになってしまうという、なんとも空虚で滑稽ですらある因果応報。
単なる勧善懲悪ではないところが、またしびれました(勧善懲悪も好きですが、毒気があるものはクセになります)。
一度敵対してみせても、あとで上納金を渡しに行こうというところとか。ビジネスで戦っているんだな~というサバサバ感。人情で戦うのもヒーローらしくカッコイイし、ビジネスでやるのも人らしさ・プロらしさを感じて好きです。
続きも一区切りまで拝読しましたら、また書きに来させていただきたい所存です。
長々と失礼致しました。
感想失礼致します。乱文、浅慮もあるかもございませんが、お許し頂ければ恐悦でございます。
随分前に友人から先生の作品を勧められてブックマークしていたのですが、つい先日ようやく拝読し始めました。
第一話目を読み終えた瞬間、過去の己を後悔しました。
【一幕 御守業務】まで拝読しましたので、一旦そこまでの感想を書かせて頂きたく存じます。
いかにも一筋縄でいかなさそうな主人公と思われる井澄さん。礼儀正しそうでそんなことはない物腰と度々現われる俗っぽさが、なんといえばいいのでしょうか、ケレンみ? というと少々違う気もするのですけれど……。
アンダーグラウンドものって、生々しさやスリルある毒気といった魅力に惹かれるのですが、井澄さんはそんな清濁併せのむといった感じがして、面白かっこよくて好きです。
(うまく言い表せなくてすみません……)
戦い方もいちいちかっこいいアイテムがついていて、厨二心を非常に擽られます。
上司でありヒロインでもあろう八千草さんも、話し方などは落ち着いてただならぬ実力を備えた女性……という印象がある一方、食欲旺盛だったり「あーん」に恥ずかしがったり、純粋な少女らしい一面もふんだんに持っているのが凄く可愛いなあと思いました。
仕込み傘で戦う美少女という絵面からしてツボです。
コルセット等の服装の描写が、また女性の可憐さ華やかさと蒸気と鋼鉄の世界を生きるしたたかさを併せ持った姿を想像できて、もっと活躍が見たくなりました。
鍋が腐って襲いかかってくる……という個性豊かな発想も楽しみましたが、特にぐっときたのは、ラスト一話です。
個人的にラストでぐっとひきこまれる作品って一気にその物語のもつちからにひきこまれるような感覚がして大好きなのですが、この作品も、一話とラストがまさにそれでした。
マヌケであるとは実直さでもある。
どうやら人々の心が荒み、寂しくなっているらしい世界観で、それは眩しいものだろうと思ったのですけれど、最後の最後で主人が暗きに身を寄せてしまったのは衝撃でした。
へりくだった笑みとか、上納金とか。
そして浅知恵で私欲のために裏切ったから、結局いなくなることになってしまうという、なんとも空虚で滑稽ですらある因果応報。
単なる勧善懲悪ではないところが、またしびれました(勧善懲悪も好きですが、毒気があるものはクセになります)。
一度敵対してみせても、あとで上納金を渡しに行こうというところとか。ビジネスで戦っているんだな~というサバサバ感。人情で戦うのもヒーローらしくカッコイイし、ビジネスでやるのも人らしさ・プロらしさを感じて好きです。
続きも一区切りまで拝読しましたら、また書きに来させていただきたい所存です。
長々と失礼致しました。
読了ありがとうございます。留です。
お楽しみいただけたようで幸いにございます。井澄のキャラクタが特徴的すぎるため、正直ここでかなりお客様を選んでいるな、との自覚がありますので……一幕を抜けたのならもうたぶん大丈夫です!
八千草さんは趣味全開です。疑似三人称の井澄視点であるのをいいことに、常にドレス描写に字数を割いております。最大で原稿用紙二枚にわたって描写しますのでご容赦を。
彼女はしたたかで賢い女性ですが、ふとした瞬間にちょっとぬけていたりなにかしら経験の浅さを表すので、そこを井澄と組んでうまく進めていくキャラです。この先も可愛く仕上がってまいります。
一幕は二人の紹介パートなので六話と短めになってますが、この先はキャラの増加と伏線や布石の設置がために章ごとの話数もちょっと多めになります。毎度章終わりはなにかしらの毒や次章への含みをもたせるかたちですので、またお付き合いいただければ幸いです。では!
お楽しみいただけたようで幸いにございます。井澄のキャラクタが特徴的すぎるため、正直ここでかなりお客様を選んでいるな、との自覚がありますので……一幕を抜けたのならもうたぶん大丈夫です!
八千草さんは趣味全開です。疑似三人称の井澄視点であるのをいいことに、常にドレス描写に字数を割いております。最大で原稿用紙二枚にわたって描写しますのでご容赦を。
彼女はしたたかで賢い女性ですが、ふとした瞬間にちょっとぬけていたりなにかしら経験の浅さを表すので、そこを井澄と組んでうまく進めていくキャラです。この先も可愛く仕上がってまいります。
一幕は二人の紹介パートなので六話と短めになってますが、この先はキャラの増加と伏線や布石の設置がために章ごとの話数もちょっと多めになります。毎度章終わりはなにかしらの毒や次章への含みをもたせるかたちですので、またお付き合いいただければ幸いです。では!
- 留龍隆
- 2018年 09月23日 19時16分
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