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[良い点]
とても面白かったです。登場する人物一人一人の表情息遣いが文字を通して細かく伝わってきて、万人等しく死の表現が簡潔で助長のないことから、読者として平等な立場から歴史の一頁を映像で見たような、充足感を得ることができました。練り込まれた設定と最小の単語で登場人物の心根を表現されていて読みやすく、まさしく作品にのめり込んでしまいました。
素敵な物語をありがとうございました。
是非他の作品も読ませていただきます。
  • 投稿者:
  • 2020年 10月28日 22時05分
あさん、感想ありがとうございます。

ほかの作品にも感想をいただいて、ありがとうございます。

この話が私の初めて書いた長編だったと記憶しています。
エピローグのあとで少しだけ書かせていただいたとおり、いろいろな人に助けられて完結までなんとか走ることができたという思いが非常に強い話です。

とても面白いと言っていただけでとてもうれしいです。
苦しんでいた当時に自分に伝えることができれば、きっとすこぶる元気になったと思います。

今後とも頑張りますので、よろしくお願いいたします。
[一言]
ルキウスがもしアウグスタ救援を前提にしていれば国王が諸侯から離れたところにいたため、万が一の逆転のめか家族救援できていたかな ただし、国王を殺しても殺さなくてもエンドか
ハムカッタさん、感想ありがとうございます。

アウグスタ救援を前提にしていれば、手薄になっていた国王を狙うことができたかもしれません。ただ、ネンシス子爵はあっさりとベネトを制圧してルキウスがアウグスタに向かっていることを伝えるなり、追撃するなりするかもしれません。

手勢も少ないので本当に一回きりの大勝負になると思います。
物語としてはそちらでも盛り上がったかもしれません。

これからもよろしくお願いいたします。
[一言]
ローマ帝国がモチーフではないですか
ハムカッタさん、感想ありがとうございます。

モチーフとしては西ローマ帝国が崩壊してすこし落ち着いた時期になります。

これからもよろしくお願いいたします。
[良い点]
一気に読ませて頂きました。
読み応えがあり、とても面白かったです。

[気になる点]
後の世の伝記上の主人公と実像の差が想像出来てしまいます。
ヒロインさんは美化されてそうですね。
実際はヒロインさんの方が男前なのに。
[一言]
冒頭で侯爵を名乗っていたのでわかってはいましたが次兄と舅さんが殺されたのは悔しかったですね。
お父さんとお兄さんの時はあっという間だったのですが次兄さんは奥さんもとても魅力的でしたから。

  • 投稿者: 歩夢
  • 2018年 03月11日 03時16分
歩夢さん、感想ありがとうございます。

楽しんでいただけたようで、こちらも嬉しいです。

きっと主人公は伝記と実物で差ができると思います。ヒロインもいろいろ言われそうですが、たくましく生きてくれると思います。

最初の方で、あっさり父親と長男を殺してしまいました。もう少し彼らに尺を取るべきだったのかもしれません。だけど、このあとに控えていた次男・奥さんと舅に尺を撮りたかったのでこういう形になりました。

また、どこかで続きがかければと思いますがなかなか手が回っていません。

今後もお付き合いして頂ければ幸いです。
感想、ありがとうございました。
[気になる点]
第四話 チョーク海峡海戦

それに金貨百二十枚で守るっていただけるのでしょ?」
→それに金貨百二十枚で守っていただけるのでしょ?」


第十七話 作戦開示

「良くはないですね。死ぬたくありませんし。
→「良くはないですね。死にたくありませんし。

[一言]
10万文字程度できちんと完結してありとても読み応えがありました!

全滅ENDもありえるなと思いつつハラハラしていたのですが主人公だけ生き残るというのもなかなか辛いものがありますね...

割とシリアスめですけどヒロインの存在に救われました...!

とても面白かったです!
  • 投稿者: ひょろ
  • 男性
  • 2018年 01月04日 17時39分
ひょろさん、感想ありがとうございます。

誤字雑事を教えていただきありがとうございました。訂正いたしました。

読み応えがあったと言っていただきありがとうございます。逆臣ルキウスは私が最初に書いた長編です。もう4年も前なので久しぶりに読み返してみると赤面しそうになりました。

ヒロインが肝っ玉さんなおかげで最後まで走れてた作品といっても過言ではなかった、と思います。面白い、と言っていただけてたいへん嬉しかったです。

感想をいただき私自身、とても感慨深く嬉しかったです。
どうか、これからもよろしくお願いいたします。
[良い点]
私はこの作品の数ある魅力の中でも、魅力ある女性キャラに魅かれました。登場する女性キャラはルフスリュスとシンシアのみ、しかし私は登場からエピローグまで彼女らの一挙一動から目を離すことは出来ませんでした。

この作品が「ないないづくし」だとは作者本人から述べられていますが、女性陣に至っては戦争に参加すらしません。ですがそれは”時代”がそうだったためであり、登場人物の一人一人が身のほどを弁えていたからこそだと私は考えています。女性主要人物が無数の男性を圧倒する描写がさして珍しくもなくなった昨今、戦記ものとはいえ大変珍しい事例と言えるでしょう。

話が逸れました。改めて彼女らに魅かれた理由について説明します。彼女らは”この時代”に生まれた悲劇を受けいれつつも、自ら考え生き抜いています。彼女らは昨今溢れるどの賢者よりも聡明であり、どの勇者よりも強かであり、どの完璧美人よりも魅力的です。彼女らの聡明さを引き立てる文章も忘れるべきではないでしょう。

他にも全体的に矛盾なく(私自身戦争ものに精通しているわけではありませんが)まとまったシナリオ、読みやすさ、数々の男臭く燃えるシーン描写、どれをとっても素晴らしい作品でした。
[気になる点]
私が残念だと感じた点は、敵役がどれもあからさまな小物だという点でした。逆に言えばそれしかないといえます。誤字はありましたが気にするほど致命的なものはないと思います。

世界観が広がりすぎて纏まりづらい戦記ものを、一冊分にまとめた手腕には脱帽しました。しかし敵役を下手に強くすると主人公側が苦戦したり負けたりなどで話が長くなってしまうため、話をスピーディに終えるために敵全体が無能になったという印象を受けました。魅力的な敵役担当のアクィタニカ子爵は、どちらかというと嫌々で戦っていた様子でしたしね。

やはり22話で終わってしまった事が何より残念でなりません。話が長くなれば、恐らく私はダレてしまうでしょう。それでもルキウスたちの戦いをもっと見ていたかったと考えてしまいます。
[一言]
私がこの作品を見たのは、”ランキングで2位に上がっていたから”という理由だけしかありません。お世辞ととられるのを承知で断言します。今年見た小説の中では、”逆臣ルキウス”がもっとも面白かったです。最高傑作です。視点が三人称だった点も私の好みと噛みあいました。

私はこの後、コーチャーさんが書いた別作品に移動します。これからも是非とも書き続けてください。最後に、私が一番好きな登場人物はカステッロです。おじいちゃん万歳!
  • 投稿者: ケルメット
  • 23歳~29歳 男性
  • 2015年 09月02日 22時05分
フロッピーさん、ありがとうございます。

身に余るほどの、ありがたいお言葉ありがとうございます。
二人の女性、ルフスリュスとシンシアを魅力的と言っていただけて大変嬉しいです。私はこの物語を書く際に強い女性を書きたい、と思いました。ですが、その強いは腕っぷしではなくメンタルの強さでした。そのうえで、優柔なルキウスにいい影響を与えられる存在になればいい、と考えた結果がこの二人になりました。特に書いている私自身、シンシアは書くのが楽しいキャラとなり随分と困りました。話がまとまらなくなるのでは、と感じたからです。

この逆臣ルキウスは私にとって初の連載小説で「ちゃんと終わらせる」、という目標がありました。結果として敵側が弱体に弱体を重ねてしまいその辺は、ご指摘の通りです。

上手く描けるかは何とも言えませんが、次回では強い主人公と強い敵を書きたいと考えています。ただ、どれくらいできるかは自信がありません。

それでも、書き続けていきたいと考えているのでまた応援していただけると嬉しいです。何よりも最高傑作まで言っていただける機会、数多いる物書きのなかでもないことだと思いますので、お言葉通りいただき、次への活力へと変えさせていただきます。

カステッロ、ルフスリュスとシンシアそして、フランツが私の書いていて楽しかったキャラです。なぜか、主人公が入らなかったのは私自身不思議です。

最後に繰り返しになりますが、感想ありがとうございました。
指摘されて気づいたこともあり、やはり誰かに読んでもらえるということは発見に満ちていると同時に嬉しいものだと再確認できました。

これからも頑張りますのでよろしくお願いいたします。
[良い点]
この度はなろうコン大賞に御参加頂きまして真にありがとう御座います。

決してハッピーとはいえないエンド。
しかしそれが戦記物という雰囲気をより強く演出しておりますね。
たらればを言えばキリがない。しかし言わずにはいられない。
それでも前を向く主人公、第一話とエピローグとを比べると大きく成長した姿が
浮かぶようでした。
その主人公を語るのに欠かせないのが、王女様の存在でしょう。
終始一貫、凛として強く、女性的な包容力を持つ。
完璧ですね、出自からそのように育てられたのでしょうが。
会話もウィットに富んでいて、実に楽しい作品でした。

一点だけ指摘をさせていただきますとプロローグの主人公と王の会話にあった。
「王が行ったことと比べれば~~」
の台詞が最終話において抜けており、王の台詞が連続して書かれております。
プロローグをなぞり、最後である事を強く演出するこの場面において、この抜け
は実に惜しいと思います。

それでは今後の活動を応援しております。

[一言]
はじめまして。
最後まで一気に読ませていただきました。
面白かったです。
主人公の立ち位置がとても新鮮でよかったと思います。
私も戦記を書いてみたくなりました(コーチャー様のようにきれいにはまとめられないと思いますがw)。

これからも楽しい作品を楽しみにしております。
  • 投稿者: 笈坂 遼
  • 男性
  • 2015年 01月19日 22時20分
はじめまして、YaKuMoさん

主人公の立ち位置を褒めていただき、ありがとうございます。強くない主人公で、あまり褒められるということがないもので大変、嬉しいです。
また、綺麗にまとまっていると言っていただけて幸いです。


ぜひ、戦記を書いてください。
ファンタジーなどと比べるとメジャーじゃないので戦記を書く人が増えてジャンル全体に活気がでてくるといいなぁ、と日々思っています。
[良い点]
とても良かったです。
王都を攻めたのは戦略的勝利的には正しいのですけど
戦術的には確かにミスでは有りましたね。。。(兄の戦死)

でも戦術的に勝っても戦略的に負けたら
確かに仕方なかったかも<汗
(伝令を飛ばすにしても3日じゃ間に合わなかったでしょうし

でも王が愚王すぎるかな。。
・贅沢を反対される>誅殺
・諸侯(味方)を近衛兵に後ろから矢でいて殺す
・苦言>決闘という名の処刑>決闘中に周りから弓を射て殺す

コレやったら周りの貴族から離れられるよな。。。
騎士道とか王道とかぶっち切りでしょう。。

それに対しての
周りの諸侯の消極的離反がすごく遅かった気もしますが。。。

というのは気になりましたが
是非事後談とか読んでみたい気がします〜。

兄様の子供が実は兄嫁さんのお腹の中にいて。。。
みたいな話だとちょっとは兄嫁さん救われるんですけどね。。。
  • 投稿者: kimukou
  • 2015年 01月11日 17時48分
kimukouさん、こんばんわ。
感想、ありがとうございます。

戦略的正解が戦術的あるいは精神的に正解にならない、という結果になったのがこの物語の一つのテーマでした。そのせいでガイウスを中心に据えるとかなり読後感が悪かったのではないか、と思います。書いている僕自身、兄夫妻の会話などは非常に気に入っています。タイトルが簒奪王ルキウスであれば兄も生存する終わりにしたと思います。

愚王の点ですが、僕自身「この王様弱いな」と思ってなんどかテコ入れをしようとしたのですが、出だしで落としすぎた反動で持ち上げられませんでした。すいません。
諸侯の消極性ですが、僕自身が上司がどれくらい無能だったら離れるかを考えるとこれくらいかな、というさじ加減になりました。もう少し早い離反でも良かったですね。

後日譚ですが、いま連載している作品が三月くらいに終わってそのあとに『略奪王エツェル』という題でこの数年後を書きたいと思っています。兄嫁にもなにか救いがあるように考えてみます。

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
指摘してもらったところは、次の作品でうまく使っていきたいと思います。今後もよろしくお願いいたします。
[一言]
お久しぶりです、コーチャー様。まずは完結お疲れ様です&おめでとうございます! お邪魔するのが随分遅くなってしまいましたが、最終ページまで拝読させて頂きました。


ガイウスはこの状況にあっても、冷静に判断できる大した武人ですね。冷徹な人かと思えば、弟思いのところもあって。家族に見捨てられたと思っているルキウスくんが悲しくなりました。プロポーズの言葉も素直で、奥さんに一本取られてしまう。人間味が溢れていて好きです。

圧倒的戦力差でどのように戦うのか、と思っていたのですが、羊毛がまさかの大活躍。戦略の立て方もきちんと筋道が通っていて、拝読していて引き込まれました。集団戦の描写は非常に難しく私は書くことができないので、こんなに戦略的に描けるコーチャー様がとても羨ましいです。

籠城戦でのやり取りがウィットに富んでいて好きです。どんなに大軍隊を有していても、上に立つ王が無能なら勝つことはできないんですね。責任を押し付け合う敵側を見ていると、哀れみさえ覚えました。

王は卑劣極まりないですね。自分から一騎打ちを持ちかけておいて、この仕打ち。怒りしか感じませんが、敵役としては魅力的です。ルフスさんの大胆宣言には恐れ入りました。まさかこの場面で、という感じです。

失ったものも多かったですが、不幸的な終わり方にならずに良かったです。むしろすっきりとした読後感で、拝読できて良かったという気持ちでいっぱいです。本格的な内政物は拝読するのが初めてだったのですが、キャラクターも魅力的で物語も練りこまれていて素晴らしかったです。こんなに素敵な作品を描いて頂いてありがとうございます!

感想を書き慣れていないためか、長いだけのまとまりのないものになってしまいました。申し訳ありません。後書きに私めの名前まで出して頂けていたとは、なんと恐れ多いことでしょうか。後書きスペースが勿体ないことになっております。

新作の方も楽しみながら拝読させて頂きます。これからのますますのご活躍、応援しております! それでは、失礼致しました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 01月10日 13時01分
管理
景さん、ありがとうございます。
おかげさまで、完結することができました。

ルキウスとガイウスは兄弟らしく奥さんに弱いという特徴があります。それでも最後まですれ違った家族関係にしたのは良かったのか悪かったのか……書いていても悩んだのですが、この物語を書き始めたときの設定通りにしました。
もしガイウスが生きていれば、オルセオロ侯爵家は強い妻に頭を抱える兄弟というコミカルな絵を書けたのかもしれません。

羊毛を覚えてくれている人がいて嬉しいです。地味なリサイクルでだれも突っ込んでくれなかったので。羊毛は濡れたからといってすぐに捨てる、なんてできるほど安いものではない。と、中世の欧州を取り扱った資料にあったので活用することにしました。
集団戦を褒めていただきありがとうございます。

話全体が陰性なので明るくかけるところは出来るだけ明るく行きたかったので篭城戦や戦前にでてくる雑兵は軽口を多く言ってもらいました。

王にはモデルがあります。
ジョン失地王です。お兄さんが獅子心王と言われているのにこの格差……。次に戦記物を書くなら有能な王様を書いてみたいと思います。

オールハッピーエンドというわけではありませんでしたが、すっきりした読後感、と言っていただけて幸いです。僕自身、完全無欠のハッピーエンドが好きなのですが、どうにもうまく収まらずこうなりました。次ではもう少しハッピーにしたいと思います。

感想ありがとうございました。
本当におかげさまで完結できました。一度は筆をおっていたのでなかなか自分自身の力とは思えず、読んでくれた人の力がほとんどだと思っています。

今後も頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。

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