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ちょうどジャスト3年前に完結した作品だったのですね。
コミック版から作品を知りましたが、まさか3年前に完結した作品の同じ日に読了できるとは!
  • 投稿者: しおり
  • 2025年 05月15日 23時31分
完結日のこと、忘れていました。そういえばそうでした。そしてその後に受賞させて頂いて、書籍として皆様のお手にお届けすることができたのでした。思い起こせば感慨深いですね。

コミカライズからお越し頂いていたんですね。そちらも重ねてお礼申し上げます!
後半ハラハラドキドキで本当に引き込まれました。
最後マスミとアークが想いあってるところが見られて良かったです。今から1話に戻って読み直します!

できることならば一部分、ムーンライトノベル版が読みたいです!
  • 投稿者: しおり
  • 2025年 05月15日 23時29分
しおり様、この度は感想頂きましてありがとうございます。100万文字超えているのを一読してくださっただけで御の字なのですが、まさかの周回宣言。びっくりしてます、嬉しいです。

お蔵入りにしたムーン版ですね……これ、ご所望どれくらい多いんでしょうかね?
蛇足かなーと器具しているので、もし書籍が最終巻まで到達できたらお祝いで書きたいと思います!
はじめまして
生まれて初めて感想を書きます。恐らくこの作品へ向けての感想として書き、作品様に贈る物としては不適当なところもあるかもしれません。ですが、この作品を読んだ一読者の心境として、どうしてもこのような形で届けたいと思い、拙いながらこれを書きます。

私には長い間、頭から離れない一枚の場面があります。それは現実ではなく空想とも言い切りがたい、心象風景のような物です。真冬の夜、月と星の光が微かに、しかし確かにそこに在る。そこはとても寒く、それゆえ不純物が無く透き通るように真っ直ぐで、吸った息が己の内側をしかと凍らせるような場所です。生きるにはとても恐ろしい、しかしとても美しく、寒いが故に滲む痛みが和らいで己に届く、そんな厳しくも優しい場所です。
私は幼い頃から、己の心の内を人に伝える事に苦心し、人から発せられる感情の洪水に揉まれ、「何故貴方の心は私にこれ程にまで浴びせられるのに、私のものは小雨にも満たないものしか届かないのか」と、「何が足りないのか」と、見えぬ血を流しながら小さな、私にとってはとても大きな闘いを繰り返す日々を静かにすごしています。それが形を成したものが、上記の景色なのだと思います。
この痛みは私だけが持つ物では無いと、皆が抱えているものであるということは重々承知で、しかしそれをどうしても辛いと、痛いと泣いてしまうことが事実でした。
私はそれがとても恥ずかしかった。どうしても耐え切れずこぼれ出てしまう事が恥ずかしかった。

この作品を読んだ時、序盤の真澄さん(主人公)にその心がひたりと重なり、同じものではないのでしょうが、まるで己が乗り移るかのように物語を駆け抜けていきました。誰か一人を強く愛するのは、私にはまだ想像もつかぬ偉業ですが、確かに私も人が好きなのです。形は違えど、その大好きを押し込めたまま、しかし私とは違い強く生きる彼女の生を追うことがとても楽しかった。そして本質的にはちゃんと弱いまま、しかしとても力強く生き、とても大きくて温かい幸せを感じるところまで連れて行ってくれたこと、その軌跡そのものが、私の掠れた勇気を癒やして確かな希望にしてくれました。

この物語を描いていただき、それをこのようなかたちで完結まで繋いで届けていただけた事、それを読ませていただけた事に感謝を。
ありがとうございます
読後こんなに眩しい心根でいることがとても嬉しいです。
少しでもこの気持ちが作者様に届く事を祈って、この文を締めさせていただきます。

本当にありがとうございます
嗣藤 結子様、この度は感想を頂きましてありがとうございます。これほど篤く同時に美しい、想いの籠もったお言葉を頂戴しましたのが大変に嬉しく、どのようにお返事をしようかとあれこれ考えて時間が経ってしまいました。遅くなってしまい申し訳ございません。

まず、初めての感想を書こうと思ってくださったこと、そして実際にそれを書いてくださったことが作者としてはこの上もない喜びです。
感想というものは読者の皆様が抱いた想いそのものですので、適当かどうかはお気になさらず、どうぞありのままをお伝え頂ければと思います。
どのような形であったとしても、私は作者として受け止めさせて頂きます。

嗣藤様の中には、原風景があるのですね。
何人も触れることの叶わない、孤高の美しさが際立つ世界だなと思いながら拝読致しました。
この世界を物語にしたら、鋭利だけれども綺麗なそれが見えるのだろうな、見てみたいなという気持ちになりました。実際に嗣藤様は物語を書かれているようですので、きっといつか形になるのでしょう。その日が待ち遠しいですね。
自分の抱えているものを他者に過不足なく伝えるというのは、誰しも持つ欲求でありながら、それができる人はほとんどいないのが現実です。
たとえ小説家であろうとも、その作品を読んだ方々が画一で同じ感想を抱くことなどあり得ませんし、同じ作品を読みながら感銘を受ける場面や心に残る台詞は人それぞれだからです。
これは得てして日常においても同じで、結局人は自分が耳を傾けたいもの、見たいものにどうしても意識を割かれてしまうからなのだと思います。それが同じにならない理由はただ一つ、生まれてから長じるまでに完全に同じ環境、同じ経験をした人間は絶対にいないので、何を大切に思い何に心動かされるのか、また傷付くのかは千差万別になってしまいます。
ですから、何を痛いと思うのか、辛いと感じるのかは人それぞれだと少なくとも私は思いますので、泣いたって良いし、恥じることもなくて良いのではないでしょうか。

人は誰しも強さと弱さを併せ持ちます。
本作主人公の真澄は、他の追随を許さない技術的な強さと、誰も寄せ付けない心の弱さを持っていました。
それは真澄一人だけでは変わらずそのまま在るしかなく、しかし他者との関わりを経てその影響を受けながら、彼女は一歩を踏み出しました。そんな彼女の歩んだ軌跡を僅かでも希望として感じて頂けたのなら、この物語を書いた甲斐がありました。
そして、こうして言葉を交わす機会を頂けたことにお礼申し上げます。

物語を書くという行為は、どうしても孤独になりがちです。
基本的に抱える想いは作品に込めるのが作家ではありますが、それでも零れ溢れる想いがある時には私などで良ければお伺いすることはできますので、お気が向きましたら是非またお声がけくださいませ。
この作品に出会えた事の幸せを感謝します。
異世界の物語 百の、千の、万の作品が日々生まれている昨今。その中でたまたま出逢ったこの物語、読み進めてゆく途中で PCの横からは 威風堂々、主よ人の望みの喜びよ、You raise me up、我が祖国他の曲が‥‥。大作映画を鑑賞したような至福のひと時でした。
酸っぱい林檎さま、この度はご感想頂きましてありがとうございます。
おっしゃるとおり、それこそ星の数ほどある作品の中からこうして拙作をお読みくださったご縁は本当に奇跡に等しいことでして、感謝の気持ちで一杯です。

物語のお供としてご紹介した音楽を流してくれていたとのことで、これも大変嬉しいです。小説という文字媒体ではありますが、耳でも楽しめるお時間の一助になれたのなら幸いです。

長大な作品ながら最後までお付き合い頂き、また貴重な感想をも頂戴しまして心よりお礼申し上げます。
[一言]
コミカライズから来ました。
コミカライズは少女漫画でこちらはもう少し大人向けな感じがしました。
逆にそれが私にはハマってしまい、1日読み耽ってしまいました。
出てくるキャラクターが嫌なやつなのかと思いきや、その内面や過去に深掘りすれば愛おしいキャラクターに変わりました。
ゼズとの交戦も非常に面白かったです。
ここで主人公の絶対音感なのか!とこのストーリーになぜこのキャラクターなのかと納得しました。

新章はまだ未定とのことですが、読んだ後のしっとりとした気持ちをまた感じたくぜひ新章があれば嬉しいです!
  • 投稿者: 月虎
  • 2024年 09月10日 00時49分
月虎様、この度は感想くださってありがとうございます。
コミカライズも読んで下さったのですね。お礼申し上げます。
ご指摘のとおり、コミカライズと小説では見せ方が異なってきますので、そのあたりが大きな違いです。どちらも楽しんで頂けたのなら嬉しいです。

純粋な悪人というのはそういなくて、結局はどの立場から見るか、どの部分を見るかで人の評価や印象というものは変わってしまいますよね。

取り急ぎ、新婚旅行編だけは揃えておりますので、お時間ある時にでもご覧くださいませ。
[良い点]
しっかりとした文章、流れ、設定で素晴らしい作品です。
心の機微が絶妙に描かれていて、ただ楽しいだけで終わらないお話。
軽い話を読みたい人には向かないと思います。読み応えがありました。
[気になる点]
ページの冒頭に曲の説明がいきなり入ることがあったので、何の話?と何回かなりました。
お話が暗くなる場面が長く、挫折する人もいるのではと思いました。
[一言]
改良されて一般の人でも読みやすくなればもっと多くの人に読んでもらえるのではと思いました。
  • 投稿者: kuka
  • 40歳~49歳 女性
  • 2024年 09月08日 18時15分
kuka様、この度は感想頂きありがとうございます。

ご指摘のとおり長さ的にも話の展開的にも気軽には読めない話でしたので、正直申しますとどうしても読者の方を選んでしまう作品でした。最後までお読みくださってありがとうございました。

改良などは次回作で留意していきたいと思います。
[一言]
初めてコメントさせていただきます!
コミカライズを読んで続きが気になり読み始めたのですが、世界観に引き込まれいき読み耽っていました。
本作と新婚旅行編を読み終わり余韻に浸っています。
番外編などの予定があれば楽しみにしています!
個人的には碧空学士団や2人の子どもの話や新婚旅行編での帰還後の様子が気になります笑

素敵な作品ありがとうございました!
  • 投稿者: モコ
  • 18歳~22歳 女性
  • 2024年 08月25日 01時54分
もも様、この度は感想頂きましてありがとうございます。
コミカライズからお越しくださったのですね。長大な原作にもかかわらず、そして新婚旅行編も合わせて読破頂き嬉しいです。

頂いたご要望は割と他の方からもお声が上がっているのですが、やはり気になるところなのですね。新大陸編あたりを書けば割と全て網羅されはするのですが、蛇足かなというところもあり熟考しております。
もしお目に掛かれる日が来ましたら、その時は宜しくお願い致します。
[一言]
アマオケ部活サークルの者なのでA5=440とA5=442が何セント違うか試したことはあったかもしれませんが覚えていませんでした。10セント違うんですね。うーんソリストなら10セントは裁量の範囲内にしている人もありそうですし、相当シビアな話をされているような……

446は楽器に良くなさそうで試したことがないですね。特にガット弦の人はやめたほうがよさそうと思えてしまいます。
  • 投稿者: lucia
  • 2024年 07月20日 19時39分
lucia様、コメント頂きありがとうございます。
ヘルツのお話は結局のところ正解はないので、人によりますよね。ただ基準値をこれと定めた場合には440と442の違いは分かる人間には分かるので、ビタ一合わせられる実力を持った上でのあとは裁量かなと。

高ヘルツは間違いなく弦に負荷がかかるので、余程のことでない限り実際はそこまで主流にはならないですよね。ガット弦はそこに張力の問題もあるので、やめておいた方が無難と私も思います。
[良い点]
音楽ものが貴重なので読んでみました。
[一言]
元曲はニ長調なのでF#スタートですが、G線で引く場合はハ長調でEスタートだと思います。
  • 投稿者: lucia
  • 2024年 07月10日 22時54分
lucia様、この度はお読みくださってありがとうございます。
そして、ご指摘頂きまして誠にありがとうございました。おっしゃるとおりです。
通称の「G線上のアリア ニ長調」で作中記載しており、曲解説もニ長調のままで、真澄もニ長調でこの時には弾いています。
ただ今の書きかただとどう見てもG線で弾いているようにしか読めないので、混乱をお招きしてしまいました。真澄の台詞に一部修正入れさせて頂きました。
[良い点]
偶然目にしたコミカライズのCMからこちらまで辿り着き、空き時間で読みふけり3日で読了しました。

人は変われる。己の弱さを認め、変化していく姿を文字で追う中で、実体験を色々思い出しました。
誰かに背中を押してもらうことで進める事もある。この物語はまさに背中を押してくれるお話しだと思います。

初めてコメントなんぞ書こう!と思えた程、出会えて良かった物語でした。
出来ればムーン版で読みたかったです笑

ありがとうございました!
他の作品も楽しみに読ませていただきますね。

  • 投稿者: yoyo
  • 女性
  • 2024年 06月21日 21時12分
yoyo様、この度は感想頂きましてありがとうございます。
コミカライズのCM、どこでやってるの!? とびっくりしています。作者本人は全く観測できておらず……見てみたいなーと自作のことながら他人事のような感想を抱いてしまいました(笑)

貴重なお時間を三日間も頂いたとのことで、少しでも楽しい時間を過ごしてもらえたでしょうか。その一助となれていたのなら大変嬉しいです。

そしてまたしても「初めてコメント書きました」のお声を頂戴し、これは本当に作者として望外の喜びです。
書いた物語のどういう部分が良かった・面白かったという具体的なお言葉は無論ですが、そもそもコメントしよう・感想を書こうとまず思い至ってくださったことが何より嬉しいのです。

少なくとも私は物語に対して、艱難辛苦はあれども必ずハッピーエンドであること、を信条として書いております。
現実世界が十二分に厳しいので、せめて物語の中くらいは理想であったり「こうであったらいいのに」という希望を見たいからです。そしてそれを読んだ皆さまが、物語を読んでいる間だけでも現実の辛いことを忘れたり、あるいは読んだ後で明日への活力を取り戻してくれたらいいなと願いつつ。

今回のyoyo様も、色々なご経験がおありの中で拙作を読み、「背中を押してくれる話」とご認識してくださったことが本当に良かった、書いた甲斐があったと思いました。

当初構想はムーン版だったのですけど……この壮大な長さに比して完全におまけ程度にしかなりそうになかった&主題はそこではなかったということで、全年齢版と相成りました(笑)
そこは他の作品でお楽しみ頂ければ! 他の作品たちも宜しくお願い致します。
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