感想一覧

[一言]
本日、一気にラストまで拝読させていただきました。
圧巻でした。

物語の中で一貫してリリアンヌの苦境が続いていましたが、それで返ってリリアンヌを愛おしく思わせられました。
彼女の苦しみは柔らかさ、優しさと背中合わせだったような気がします。
だからこそ、Dのようなものに目を付けられてしまったのでしょうけれど。

リリアンヌとDとのやりとりに、やきもきさせられ、ハラハラもし……。
Dの存在が、前半から中盤にかけて、強く印象付けられました。
「こどもに魔王を倒せなんて酷すぎる」のイメージをあげるとしたら、古びた魔術書を思い浮かべてしまう程、Dは強烈でした。

後半のリリアンヌの性の呪縛（？）からの解放以降は、もう息を飲んで次へ次へと拝読しました。
ニールとの距離感にハラハラさせられました。
リリアンヌの危なっかしさ、繊細さ、だけどどこか天然な部分は、強烈な魅力です。

戦いの描写が真に迫っていて、強烈な色彩が目に浮かぶようでした。

ラストの回では、主人公の様子が清らかに映りました。
これは悲しいというより、清らかといったほうが良いと思うのです。

明るい未来が紡がれる予感があったので、穏やかな読後感です。

あまり読まないジャンルなのですが、大層読みごたえがありました。
面白かったです。

[一言]
ラストまで

なんかですね、Ｄちゃん視点になって物語見てみたら超愉快な話になるんじゃね？　と思いついたんです。
で、ひゃっはー、これはイイワ。きひひ。となっていたら、即逝ったああああ！　短いきひひな時間でした。

途中から面白枠に編入されたシトーさんがおいしい所は全部かっさらっていった終わりでしたけど、嫌いじゃない！
覚醒してからの彼は面白かったｗ

物語中はやたらと辛らつだった世界、未来はちょっとでも優しくなってくれているといいですね。
あー。
でも、師匠はどうしてるのかしら。
まだ１人で生き続けているんだとしたら辛いだろうなぁ。永遠に近い寿命なんて絶対欲しくないわｗ

なにはともかく、面白いお話を書いていただきありがとうございました！
きひひっ！
やばいな、Ｄマネ楽しいｗ

[一言]
第三章ラスト『間章』まで

そういや１章でロラン達聖火国行ってなかったっけ～と思いだしていたら、ロラン様ご一行出てくるし！
下っ端のゲスっぷりが酷くなってるし！
この人達に遭遇した日には、リリアンヌ絶対イヂメ倒されるよね！

ああ、この貯まりまくったヘイトを誰に向ければいいのか。
ロランご一行とＤちゃん。
どちらが危険度高いのかしら。

魔王？
気にするべきは、遠くの自然災害より近場の嫌な奴ですよ！

この章で一番の衝撃はガストンの旦那の本名でした。

[一言]
第二章ラスト『空白』まで

あああ、私の愛する師匠が。その上センセイとソーンさんまで。
元から怪しかった本が何やら牙剥いてきたし、パーティメンバーは強い組がごっそりいなくなるし。
心配しかないｗｗ
しかも章終りの煽りセリフ！
心配だけが積みに積み上がりましたよ！

あの本燃やしたらどうなるのかしら。

[一言]
第一章ラスト『間章』まで

師匠がいい味出し過ぎてて師匠への愛が止まりません！
あの「ひ、ひ、ひ」って笑い方も癖になる。
でも、リアルで近くにいたらぶっ飛ばす自信があります。あれ？　どこかのソーンさんがそんな行動していたような？

師匠の正体ってなんなの！？　昔の勇者のパーティメンバー？
そもそも魔王ってなんなのかしら。
師匠が口走っていた女のひと？　とリリアンヌとの関係ってなんだろう。
Ｄちゃんの正体って、師匠が口走ってた女のひとだったりして(*´∀`*)
いやいやそれより、ロランがリリアンヌに執着する理由、他にも根深い何かがある気がする！

そんな感じで謎が山盛りです。続きが楽しみですわ～。

以下、途中途中で思った独り言↓↓↓

・>リリアンヌは知りませんが、書き直した跡のある羊皮紙は中古品です。そういう需要もあったのです（ソースはド忘れ）。
昔どっかで、一度使った羊皮紙も削って字を消して上から書いて使いまわしてたって読んだ気が。（ソースはド忘れ）。
どこで拾ったのか覚えてない知識、年々増えていく一方なんですけどｗ
・昼間の酒と風呂って最高っすよね！
・「ししゅう」変換してみたら、うちのPCちゃんでは「詩集」の字が出てきましたわ！
第二候補が「刺繍」第三「歯周」……。
うん。PCでも中二病にかかったりするのかしら。

ああ、なんか書き散らした感がすさまじい文章。
中身がぐちゃぐちゃですみません！
けど整えずに続きを読みにいく私でした。

[良い点]
人物の関係性
[一言]
読み終えました！

人物関係性が最後に絡まり合うところが良かったです！
リリィ、いえ、ジョーの悲しい生き様も、最後報われたかなと思います。死んでほしくないキャラもいましたが、物語ゆえ仕方ない⋯⋯

クライマックスの盛り上がりはとても⋯⋯あぁ、なんと言えば良いかw


ありがとうございます

[良い点]
サムがサムであること
ロランの執着心
じわじわくるシトー
[一言]
ロランとジョーの関係も、Dとジョーの関係も、
ジョーとニールの関係もすごくひき込まれた・・・！

１人１人に物語があって、それを見せてもらえて彼等をとても良く知る事が出来てとてもとても好きになれた！
ニールも成長したなぁ・・・ほんと頑張ったなぁ色々

最初から最後までとっても素敵なお話でした！
上手に感想伝えられなくてごめんなさい！

[良い点]
読了しましたー！

ジョーとニール、良かったあ。色々あったかもしれない。けれど、ちゃんと笑えるようになったなら文句無しのハッピーエンドです。
[一言]
フィーとサムは現実感に溢れていました。全ての人が生き残るわけがない。それが戦いというものです。

ロランたちの最期。己のやったことが返ってきたのでしょう。自業自得といえばそれまで。小さな歯車の掛け違いが重なっていき、彼らを作った気もします。

Dの宝石を飲み込んだ下りから、ドキドキしていましたが何事もなくて良かった。

楽しませていただきました。ありがとうございました。

[良い点]
一章まで拝読しました。

キャラクターがとっても魅力的なこと、甘くない現実の中でキャラたちがそれぞれもがく様が描かれていて引き込まれます。

リリアンヌことジョーが頑張り屋さんだなあ。

師匠さんの主人公への愛情が好きです。
[一言]
魔王を倒すという目標を遂げようと、ちょっと頑なになってしまっているのが心配です。

敵か味方か微妙で変態のDさんがまた、心配の種ですね。

ニールくん、君も子どもだから仕方ないんだけど、頑張れ！

[一言]
完結おめでとうございます。
最後の文章を読み終えた時、思わず涙があふれ、言葉がでてきませんでした。そうですね、この作品が終わっても、世界はただ連綿と続いていく。時の流れに、歴史の影に消えたリリアンヌの心を思うと、何も言えませんでした。

作者様自身も、時に書き続けることが苦しい世界だったと思います。平和な世界ではなく、綺麗事ばかりでは通らない。それぞれに胸に抱える正義があり、すべての人々と心を通わせることはできない。もどかしさを抱えた世界は、やはり私たちが生きる世界同様に、生きているのだと実感いたしました。

不器用で心を開くこともできず、自己肯定感のないリリアンヌ。彼女が旅を続ける中で選び続けたもの、そして人生の中で積み重ねたものが、彼女にとって少しでも温かいものであることを願ってやみません。

いつかすべての作品が出そろいましたら、地図や年表がほしいなあなんて思っているファンなのでした。