感想一覧

▽感想を書く
<< Back 1 2 3 4 5 6 7
[良い点]
はじめまして^^

他の方の「お気に入り小説」の欄からこちらの作品までリンクジャンプしたのですが、やはり誰かのお気に入りになるだけあって完成度が高いです。

作品は今よりはるか太古の世界を思わせる滑り出しから、全く逆というまさかのクライマックス。
その展開を繊細で簡潔な表現によって組みたてていく技術は、見ていて「うおぉ」と思わずうなってしまう程でした(笑)
[気になる点]
明らかに自分より腕の立つ方とお見受けしたので、こちらが参考になることばかりです。

ただ…これは僕の活字力の問題だと思うのですが、所々ひらがなで表現してもよさそうな言葉がわざわざ難しい漢字で表記されていたのが気になりました。例をあげると「鬚(ひげ)」「馬銜(な、なんて読むんだ!?)」などです。

この点に関しては本当に僕個人の感覚的な問題なので、気を悪くさせたら申し訳ありません。


[一言]
多くの方に文法など基本的なことを指摘されている自分が、他の方の作品にこういった指摘をするのは大変腰が引けるのですが、感想を書く気が起きたほどこちらの作品が素晴らしかったので、思わず細かい所を小姑のように指摘してしまいました(汗)

これからもちょくちょく古都ノ葉様の作品を覗かせて頂こうと思っているので、よろしくお願いします!



  • 投稿者: 退会済み
  • 2010年 05月13日 20時41分
管理
読んでいただきありがとうございました。
感想をいただき心よりお礼申し上げます。

馬銜は「はみ」です。ご指摘ありがとうございました。馬が口に銜える(くわえる)道具の一種です。
調べた時に漢字だったので、この表記の方が一般かなと思って使いました。
ふりがなをふるべきでした……すみません。直しておきます。反省。

本当に毎日のように「これで良かったのか、通じるか」と悩みまくっています(笑)
腕がたつなんて、とんでもない。
こちらこそよろしくお願いします。
[良い点]
あなたの終末的な世界観が気に入りました。情景描写や台詞のセンスも非常に良いですね。
[気になる点]
ある意味でありがちなオチになってしまったかと。少々惜しい作品。
[一言]
他の人の感想でも指摘されていたようなことしか書けなくて申し訳ありません。。

文章力は確かです。是非あなたにはSFかファンタジーの長編を書いてほしいかな。
  • 投稿者: 中原恵一
  • 男性
  • 2010年 02月10日 03時25分
読んでいただきありがとうございました。

世界観やセンスをお褒めいただき、素直に嬉しいです。イメージを確立するために写真集や本を一生懸命読んだものですから。なんだか苦労が報われた思いです。

そしてありがちなオチになってしまった、というご指摘にもうなずけます。
本当はここから話が始まらなくてはいけませんものね。すべて私の至らなさです。
なんかもう、書いているうちに「滅び行くものは滅びるにまかせておけ」みたいな感情がふつふつと(苦笑)

SFとファンタジーは実は初心者で手つかずの分野なんですよ。
これから野心を持って頑張ります。
[良い点]
まるで歌のような、詩のような、そんな短編でした。
描写がかなり個性的ですね。

>熱砂は音ではない音を立てる。思い出したように静かに、時を刻む。

この描写というか、表現というか、素敵です。
読後感が、緩やかに終焉を迎えていく世界を見たかのような、そんな感情を覚えました。
[気になる点]
掌編であるこの作品は、いい意味で物足りません。重厚な世界観、設定をもっと発展的に物語へ紡いで欲しく感じます。私はこの世界観好きです。長編で書いてほしかったですね。
[一言]
皆さんの感想に有る、核についての意見ですが、私は有りでした。表現を『核』とせず、『カク』とした所が上手いなーと感じたくらいです。核戦争で滅んだという認識は無く、カクとかいう得体の知れない何かによって滅んだという感じが、遥か悠久の時を感じますね。滅んだ理由すら風化している事を、よく表現できていると思いますよ? 
それでもあえてぼかすなら、人が造りし太陽によって、などとしてもいいのかもしれませんね。
まあ核で滅びたと描写するとなると、かなりの時が経過したと読者に認識させないといけないから大変ですね。放射能云々SF好きは突っ込むかもしれません。
読んでいただきありがとうございます。

確かに。確かに自分の中では「詩」に近いです。イメージの集大成、というか人類を淡々と星が見ている、みたいな。
滅んでいくのを止めるでもなく、日常として受け入れる。
ドラマとしての要素を見つけられなかったんですね。
いつかもう一度チャレンジしたいと思います。

>放射能云々SF好きは突っ込むかもしれません。
そうですね。
SFと時代劇は職人分野な気がします。
調べがハンパないでしょうね。
その時は突っ込まれないように頑張ります。
[良い点]
繊細にして骨の通った文章。
透けて見える世界観。
生きている、生きてきたのが解る登場人物たち。
[気になる点]
核戦争の下り……は、決して悪くはないと思います。ですが個人的に、一瞬つまずいたような錯覚を覚えました。それまでの良い意味で曖昧な、ある種幻想的な世界観が突然壁に囲まれたような……何言ってるか解らないですね、申し訳ありません。
説明は一文ですし、人によってはさらっと流れるので、変にあげつらうものではないかも知れませんね。
[一言]
基地でお世話になってます。
コトさんの作品、いくつか拝見させていただきました。
いや、何とも綺麗な文章ですね。ストレスの類を一切感じませんでした。主題もしっかり見えますし、非常に参考になります。
今作についてですが、私が印象深かったのはやっぱり人々ですね。誰も彼もが自己を持ち、優しくない世界でしっかりと生きてきたのだと、読んでいてそう感じました。老婆の顔にはいくつもの皺が見えますし、若い男の目には覇気が見えました。短編の少ない文字数で、良くここまで表現できるものだと、思わずうなりました。

コトさんが書かれる作品がとても楽しみです。

  • 投稿者: 砂握
  • 2010年 02月05日 00時55分
読んでいただきありがとうございました。

努力しても報われない、とか落ち込んだ時もありましたが、こうして感想をいただけると書いていて良かったな、と純粋に思います。

短編はあまり得意ではないのですが、本作の前にいくつか世界観の確立のために書くことがあります。
これはその一つで、本編にまで至らなかった作品です。でも愛着がありましたので、ここに掲載させていただきました。
ご指摘の通りですね。つまずく感はわかります。(いや、わかったら直せばいいのですけれど・汗)

いつか、もっともっと筆力がついたら、書いてみたいと思っています。

未熟ですが、これからもよろしくお願いします。
[良い点]
文章がとても綺麗で文才に富んでいる方だと思いました。日本人にはさほど馴染みのない、中東の世界についても非常に上手に描写されていると思います。文才だけに頼らず、世界観を表現するだけの予備知識もしっかりされているのは素晴らしいです。
[気になる点]
なんとなく短編系の話しではないように思います。良い意味で「ん?」と不思議に思う箇所があったので、ここから物語を発展させていったほうが良いのかな、と。
[一言]
素晴らしい作品ですね。完成度の高さは「小説家になろう」の中でもかなり上のほうだと思います。

あと『問わず語りの星くずの』というタイトルも素敵ですね。
読んでいただきありがとうございます。

そうなんです。短編のつもりはなかったんですけれど、資料を集めすぎて収集がつかず切れてしまったんです。(なんか調べても調べてもきりがない、みたいな)
空気を描写する、というのが最終的目標になっているんですけど、知らない場所というのは難しいです。
自分の精神力から鍛えなければいけないか、と思う今日この頃です。

丁寧なご指摘ありがとうございました。
[良い点]
細かな単語一つから、セリフの端々まで、情緒をひしひしと感じ、作り物の世界の住人達の生活息吹を感じました。素晴らしいです。
[気になる点]
古都ノ葉さんがどういったコンセプトで書かれたのかを存じませんので、的外れな指摘かもしれませんが、核による文明の自壊要素の手垢感やその考証はSFと銘を打つには些かインパクトが弱いように感じました
[一言]
半ば揚げ足取りのような形で短所を挙げさせてもらい、申しわけありません。
全体的な筆力は非常に高く、世界観の構築や叙情的な表現が高いレベルで纏められた作品だと感じました。大変面白く拝読させていただきました。
  • 投稿者: 武倉悠樹
  • 23歳~29歳 男性
  • 2010年 02月03日 02時48分
読んでいただきありがとうございました。
ご丁寧なお指摘、いたみいります。
住人達の息吹を感じて下さって本当に嬉しいです。
彼らは彼らの世界で、独立し、生きて欲しいと書きながらいつも願っていますので、最高の誉め言葉です。

SFの分類にしたのは、そうですね。独りよがりだったような気がします。
もう一度考え直します。
ご指摘ありがとうございました。

これからも精進します。
[一言]
拝読させて頂きました。感想を残していきます。

冒頭から印象でしょうか、現代の中央アジア、中東に広がる風景が目に浮かびました。詩的に感じられた文章も、とても綺麗に収まっていて、物書きとして勉強になります。

個人的には世紀末=終末の背景は必要なかったんじゃないかな~と思いました。取り入れた方が読者さんに作品のイメージを伝え易かったからですかね?

初見ながら、古都ノ葉さんの筆力は充分に高いように思います(私と違って 苦笑) SFにせず、中央アジア辺りの現代から未来へと警鐘を慣らすような仕上げにされた方が、もっとしっくりと作品が締まる気がしました(単純に私の好みとも言います 汗)

ではでは、長文の上の乱文、失礼しました。

読んでいただきありがとうございました。

この作品は一ヶ月以上資料をあさり、調べまくったくせに挫折(苦笑)したもので、現代のアジア・シルクロード周辺を参考としております。
お察しの通り、最初はSFでも何でもありませんでした。弥生様の読み手としての力量の高さがよくわかります。

今度は逃げずに現代から届けるもの、として描きたいと思います。
そのためにも頑張りたいと思います。
(恥ずかしながら資料に溺れ、書く前に疲労するという現象を起こしてしまいます)

今後、弥生様のお言葉を頭に、作品に真摯に取り組みます。
<< Back 1 2 3 4 5 6 7
↑ページトップへ