感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
<< Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9
[良い点]
【好きな文章のくだり】
・日なたの銀と日かげの銀
……詩的で好きです。

・約束したわけでもないのに彼が待ってくれていることを、わたしはちゃんと知っていた。
……自然に距離が縮まっていく感じが、良かったです。
[一言]
こまのさんの挿絵に惹かれて、読ませていただきました。情緒あふれるファンタジー、素敵でした。

「鳥がいない」とティノが言ったあたりから、物語にさらに勢いが出て、とても続きが気になりました。夜中にかかりましたが、ラストまで一気読みでした。
作者さんが好きなものを描かれた作品はいいなぁ、と強く感じました。ありがとうございます。あと、リドが可愛くて好きです。
  • 投稿者: 繭美
  • 2019年 03月09日 00時06分
ていねいなご感想、どうもありがとうございます。
「日なたの銀と日かげの銀」は、私自身この作品の中で一番といっていいくらい好きな表現でした。
「約束したわけでもないのに~」は、少ない文字数でどれだけ情報を入れられるかということを意識しながら書いたような気がします。
イラストは、ないほうがよかったかなと思っていましたが、邪魔にならなかったようでほっとしました。

リドも気に入っていただけてよかった。前日譚の「星の下の晩餐会」にはリドとのなれそめ(?)が出てくるんですよ。そしてこの前日譚には……ブログを読んでくださった繭美さんだから申し上げますが……私の育児体験がかなり反映されています。ですので、お気が向きましたら、ちょこっとのぞいていただけると嬉しいです……って、図々しくてすみません!

繭美さんのところにもまた伺いますね。どうもありがとうございました。
[良い点]
 先日は「どんぐり」シリーズへの感想をありがとうございました。
 感想をいただいてからずいぶんと時間が経ってしまいましたが、ようやく読ませていただきました。

 面白かったです!

 世間知らずだけど型通りとはいかないお姫様。
 そして、ステレオタイプの勇者像からは程遠い剣士様。
 ふたりの「人間くささ」の描写が秀逸で感心しました。
 「魔物」への反応から見てラキスの正体にはなんとなく気付いていましたが、まさかそこにインキュバスがあのように絡んでくるとは! 驚きです。

 このお話、他にもあるとのことなのでこちらも後日お邪魔しちゃいます。
 楽しみです♪♪
  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 01月13日 15時57分
管理
読んでいただいた上にご感想まで、ありがとうございました。
「人間くささ」って自分の小説に欠けているものだと思っていたのですが、少しでも描写できていたとしたら嬉しいです。
ラキスの正体はバレバレでしたね(笑)。私も書きながら思ってましたが、ばれてもテーマとは関係ない気がして、そのまま書き進めてしまいました。
続編はちょっとテイストがちがうので、ご無理のない範囲でのぞいてみてくださいね。
どうもありがとうございました。
[良い点]
人柄がしっかりと伝わってくるキャラクターの描き方と、明暗入り交じる情景描写。優雅なお城の日常から凄惨な戦場、そして壮大な自然まで鮮やかに書き分けられていて感動しました。冬枯れの大地を刺繍に喩える比喩が好きです。明暗どちらに針が偏ることなく、バランスよく馴染んでいると思いました。
[一言]
最後まで拝読しました。
過去と現在のエピソードが同時進行する構成にハラハラしました。幸せであったはずのラキスとエセルがどうして離れ離れになってしまったのか、そして現在のエセルは彼に辿り着けるのか……二つの時間軸のストーリーがそれぞれ気になって、ぐいぐい読み進められました。ティノの存在がよいアクセントになり、導き手にもなっていましたね。

ラキスとエセルの取り合わせがすごくいいです! 
箱入り娘ではあるけれど、意志が強くて感受性の豊かなエセル。とりわけ彼女の聡明さには舌を巻きました。自分が世間知らずなことを弁えていて、相手の思いや価値観を慮ろうとする素敵なお嬢さんだと思いました。そんな彼女だから一人で森へ分け入ってくる無鉄砲さにもひたむきなものを感じてしまいます。一方で、ちょっとぶっきら棒だけど心根の優しいラキス。彼の鋼のような精神力と、大きな秘密を抱えた脆さは表裏一体であったように思えます。もっと器用ならいくらでも楽に生きていけただろうに、自分でもどうしようもない使命感に突き動かされて戦っていたのかも……。
クライマックスで二人が意外な形で再会してからの展開には胸を打たれました。あの状況で「わたしはわたしのままでいたい」と言えるエセルはすごいと思う。ここで諦めてしまったらラキスもまた救われないと分かっていたからこその言葉なのでしょうね。絶対に二人そろって幸せになる、その強い意志が爽快でした!
御伽噺めいたラストも素敵ですね。二人のその後は歌(きっとティノが改変して歌ったはず)に伝え聞くだけ。ハッピーエンドは疑いようがないけれど、想像が膨らみます。

美しい叙情に満ちた物語でした。面白かったです。
  • 投稿者: 橘 塔子
  • 女性
  • 2018年 10月05日 22時30分
ていねいなご感想をいただき、感動のあまり熟読してしまいました。ありがとうございました。
構成がわかりやすいか、キャラがちゃんと描けているか、ティノが役目を果たしているか。どれも自信がなかった部分だったので、本当にほっとしています。

キャラについては、心のきれいなお姫様と影のある剣士なんてパターンの典型だし、そのパターンを上回るほど押しの強い描写やかっこいい場面というのも全然ないので、つまらないかなあと心配していました。
でも橘さんの分析は、私が表現したかったことそのもので、感じ取っていただけて本当にうれしいです。

とくにラキスはもう、おっしゃる通りで……。その脆さや不器用さの部分を克服しないと、本当のハッピーエンドにはたどりつけないんじゃないかと思ったのが、続編を作る動機になりました。
エセルは大丈夫なんですけどね、頑丈だから(笑)。
ティノは、のちに歌を改変する存在として作った子でした。でもはっきり書かなかったので、気づいてもらえないかと思っていました。

私、橘さんのファンタジーを読ませていただいて「これくらい力量のある人でなければ王族のことなんて書いちゃいけないんだわ」と本気で思い、自分の執筆にまで支障が出たくらいでした。
そんなかたから暖かいお言葉をいただけて、すごく光栄です。どうもありがとうございました。
[良い点]
しっかりとした文章で、描写がとても素敵です。ハードカバーの本を一枚ずつ捲っていくような、小さい頃に読み、憧れた世界が広がっているようです。
[一言]
冬の童話祭からやってきました。文章の運びが丁寧でとても読みやすかったです‼勉強になりました。
ありがとうございました。
1年の締めくくりである大晦日の晩に、ごほうびをいただいたような気持ちです。
うれしい。どうもありがとうございました。

私は文章を書くのが好きなので、つい描写にこだわってしまうのですが、ひとつの文章ばかり気にしすぎて、肝心の言いたい部分がさっぱり描けていなかったりすることも多くて……。難しいですよね。私も勉強中です。
来年は瑞月さんの作品も見せていただきますね。
[良い点]
ラキスが好きな感じのキャラでした。
お話の運び方が上手なかたなんだなぁとしみじみ感じました。過去と現在の時間変化が分かりやすかったです! お話がゆっくり進んでいって読みやすい作品だと思いました。
[一言]
やっぱり絵がきれいですねぇ……。色使いがすごく好きです!
受験生という身分であるにも関わらずついつい読んでしまいました。こまのさんの作品なら、終わりの見えないスーパーロングな物語でも飽きずに読みきれそうだなぁと思います。
受験が終わり次第、続編を読ませて頂きたいです。
これからも素敵な作品づくりを頑張ってください。応援しています!
  • 投稿者: もちだいふく
  • 2017年 12月19日 20時47分
読んでくださって、どうもありがとうございました。入り組んだ構成なのでちゃんと伝わるかどうか不安でしたが、わかりやすいと言っていただけてほっとしました。

「花の名前」と「エシア」を先に読まれたかたには「あ、またこのパターンか」と思える展開だったかもしれませんね。続編のほうは、半分くらいがラキス視点です。彼のことが全然書き足りなかったため、思わずスーパーロングにしちゃいました。
イラストは、色鉛筆とパステルでちょこちょこ塗っただけなんですよ。挿絵もつけたほうがいいのかもしれませんが、実は少女の絵しか描けないため無理ってことで(笑)。

そしてそして、受験生でいらっしゃるのですね。
暖かいコメントに何もお返しできませんが、せめて言葉を。
受験、きっとうまくいきますよ! お祈りしています! 
<< Back 1 2 3 4 5 6 7 8 9
↑ページトップへ