イチオシレビュー一覧

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巧みな描写で筆力高し

  • 投稿者: シン   [2019年 05月 03日 22時 24分]
異世界ものはほとんど読まないのでヨシヒコのノリかと思ったら全然違いました笑
タイトルに反し人物描写は丁寧で筆力充分です。風景の描写もそうであれば完璧でした。異ファなので読者任せということもあるでしょうけども。想像する幅に自由度があるけど、作者がどれだけ世界観を構築したうえで書いているか、は、読み進めてもらえるかにも関わってくると思うから出だしの世界観描写は丁寧であってもいいと思いました。机ひとつとっても〇〇の素材というだけで村にそのもととなるものが植わっている?とか想像できますし。

また、丁寧な描写がスリリングなシーンにマッチしない場面もあり、読む速度が遅い私のような人は脳内で音読するのでスピーディなシーンでやや回りくどさを感じましたが、どのジャンルでも一定レベル以上の筆力で書きあげる力がある証拠ですね。

ネタばれしたくないのであまり言いませんがお気に入りはイズ、応援したくなります。

異世界とループものが好きな人なら読むべき

  • 投稿者: ペグ   [2019年 01月 06日 15時 29分]
この作品は何度もループして魔王を倒すというのが大筋の流れです。
その中の主人公は農民でありながら赤い目をしているというだけで勇者に選ばれてしまいます。
本編ではもう何度もループしている所から始まります。
しかし、今回のループではあるイレギュラーが発生してしまいます。
このイレギュラーはネタバレになりそうなので書きませんが、異世界転生物が好きであれば読んで損はないと思う作品だと思います。

高品質な異世界ループファンタジー物語

  • 投稿者: 退会済み   [2018年 12月 26日 16時 34分]
管理
数ある異世界ループものでも屈指の高品質であるこの作品。

丁寧な描写でイラストも充実しており、安定して楽しめること間違い無し。

伏線や謎も豊富に散りばめられており、読者を飽きさせない工夫が盛り込まれている。

それに加えてコメディ、シリアス、恋愛等、多くの要素が取り込まれているため、非常に面白い仕上がりになっている。

もし、異世界ループものを堪能したいのであれば、この作品を読んでみることを強くオススメする。

ループありの王道ファンタジー

  • 投稿者: 滝藤秀一   [2018年 12月 12日 22時 58分]
主人公ヴィーレは死亡すると時間が巻き戻る。
魔王を倒すという王道ファンタジーですが、魅力ある多数のキャラが登場し、仲間になっていくストーリーもいいです。

文章も読みやすく、ところどころにイラストが掲載されているので、キャラがイメージしやすく物語に自然と入っていけます。

コメディ、アクション、ファンタジーといろんな要素が含まれた作品です。
ぜひご一読ください!

ファンタジーと緻密なミステリーの怪物的融合作品

  • 投稿者: 歌うたい   [2018年 12月 08日 22時 23分]
推理もののラノベといえば六花の勇者という印象が強いが、書籍化されたらばまず間違いなくこの作品も食い込んでくるはず
そう太鼓判を押せる理由は伏線の使い方の多様さがあまりに見事だから
あーそういう事だったのか、を一体何度思い知らされたか
そして緻密な伏線というものは、緻密な設定や世界の上でしか成り立たない

この作品を分類するのならばループのカテゴリーになるのだが、まずそのループが一筋縄じゃいかない

ループするのは主人公であるヴィーレ
彼は魔王を倒す為に剣を取る、と軸は王道
しかし、付属する情報は多岐に渡る
八日というタイムリミット。そして更にこの物語の謎を深めているのが、ループされた世界には何かしら変化が起きており既知が役に立たない、と


しかしこの張り巡らされた蜘蛛の糸を解いていき、たどり着いた真実は……きっと忘れられないものになるんだろう
この上質なファンタジーの謎に是非挑んで欲しい

潤沢なイラストと、過酷な状況があなたをお出迎え

一見すると王道なファンタジー。
かと思いきや、雑な切っ掛けでの魔王討伐軍に抜擢された村人のお話です。
さらには「死に戻り」という有難迷惑な超機能付。
自分ならどうかと考えて見る。
やれるか、やれないか、たぶん無理……w

基本的に描写は丁寧、かつイラストも充実。
世界観をイメージしやすい作品なので、ファンタジー好きであれば一度手を伸ばしてみては。

様々な楽しさや驚きの詰まった、緻密なループファンタジー

 ループ物は数あれど、この作品は一味違っています。

 インパクトのある冒頭から、王道なようでいて数々の謎・伏線が散りばめられている展開。また、ループ物の肝とも言える前回知識の活用は、イレギュラーな要素により読者にも予想できない事態となり、ドキドキしながら読み進めることができます。

 日常のコメディを楽しく読める一方、胸の熱くなるシリアス展開、アクションもあり、事実が徐々に明らかになるサスペンス要素にも胸が踊ります。
 実に様々な楽しさの詰まったファンタジーでした。

 読みやすさと緻密さ、王道とオリジナリティが両立した傑作です。ぜひ読んでみてください。

謎が謎を呼ぶ展開

現在の日付から八日以内に勇者は死ぬことになるというタイムリミット、死に戻り、すでに何十回も死んでいる状態でのスタート。
目的は魔王討伐。戦う理由は、これから仲間になる者たちを見捨てるわけにはいかないから。

――これはただの村人が人々を絶望から救うお話。

村人に襲い来るのは、謎が謎を呼ぶ展開。
赤い眼、レベルカンスト、日本から来た異世界人、強力な軍隊、自分を語らない仲間たち、人の言葉を話す魔王……。

本作の見所は謎。きっと読者もこの謎に引き込まれ、頭を抱えることだろう。
だが、それがいい。この辛さも苦悩もすべて面白さの引き金になっている。
あなたもこの謎に酔いしれてみませんか?

「これは『勇ましい者』でなきゃやってられないだろうな」――主人公の独白より抜粋

王道? いや、ちょっと違う……でも王道

何度目かもわからない朝を迎えた男ヴィーレ。
彼は今度こそ魔王を倒すために、旅立ちの朝を迎える。
となると普通はループ物ですが、これはそう簡単には戻りません。

何度も繰り返してきた時間の中に、突如現れたイレギュラー。
彼を取り巻く環境も大きく変わり、お約束の『もう知っている』が使えません。
そんな、繰り返しているのに新たな冒険、それがこの物語です。

そんな物語を彩る個性豊かな登場人物達。
曲者揃いのメンバーの間で交わされるコメディ、そしてアクション。
いや、これ以上書くと内容まで書いてしまいますね。

とても読みやすい文体で、グイグイと貴方を引っ張っていくでしょう。
続きは是非、読んでみてください。

彼が紡ぐは、繰り返される八日間―失敗すれば八日後、また死ぬ―

  • 投稿者: 蓮ノ葉   [2018年 10月 16日 13時 58分]
この作品の面白さを表すのはかなり骨が折れる!
そう断言出来るほど、素晴らしい作品です。

キャラも立っており、ただのハイファンタジー作品ではない世界観や描写に舌を巻くばかり。
プラスアルファでとても読みやすい!これは簡単な言葉に見えて1番難しいポイントです。

死に戻りというダークな印象もあれば、ホンワカとした風景や激しいアクション。コメディたっぷりの内容から突如のシリアスまでなんでもござれ!

ルビもしっかり振られているので詰まることなくスラスラと読めることでしょう。

僕自身もまだ途中までしか読み込んでませんが、全話読みたいとそういえる作品です!

さぁ、ただのハイファンタジーに飽きたそこのあなた!今すぐこの世界に飛び込んでみてください!

主人公と一緒に、九日目を迎えるために!
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