イチオシレビュー一覧

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戦闘描写、心理描写がよい

  • 投稿者: まろ   [2020年 09月 26日 13時 45分]
戦闘シーン、学生としての描写、良いと思います。
人それぞれなので、一個人としては、学祭の演劇はもう少し短くしてほしかったと感じています。成長を見せるというのはわかりますが、この物語の中で、間延びしてる感じがします。
文章の癖やキャラクターにシーンを過度に壊す馬鹿キャラがいないので、読みやすさもあると思います。

ハリーポッターが好きな人はぜひ

  • 投稿者: YIMUYA   [2020年 09月 06日 02時 21分]
感嘆符や疑問符どころか顔文字まで使っている作品が少なくない中、本当に文章力だけで魅せるこの作品に感嘆を禁じ得ません。過度に難解な表現が無い分、余計に作者様の言葉選びの巧みさが伝わってくるようです。とにかく読みやすい。

特に作中作の劇が素晴らしかったです。こんな劇、と簡単に流せそうなシーンですが、練習から本番まで全く飽きがくることもなく、むしろ劇の続きが観たいと思わされました。作者様は劇作家に向いているのではないかと本気で思ったくらいです。だからこそ、作品全体の完成度も高いのでしょうね。

リアルに描かれた世界観と圧巻の文章力で魅せるハイファンタジー。
剣と魔法の世界にどっぷり浸りたい方に、ぜひお勧めしたい作品です。

叙情豊かな本格派

 まず引き込まれるのは表現力。
 文章を最大限に伝わりやすくする工夫。陳腐過ぎず、登場人物の息遣いが感じられる現実性の高い文章が、まるでアルマーク達がそこに居るように感じられる。無駄な感嘆符を使わないのが素人らしさを全く感じさせず、改行も読みやすく非常に高い技量が伺える。

 そして区切りが素晴らしい。
 次はどうなるの、という引き込みが往々続くため、なろう小説にありがちな中だるみが無く、300話を超えた今でも序章と同じ鮮度で繋がっている。

 最後に、力量の表現が巧い。
 ワンパンでもなく、他力でもなく、スキルでもなく。古き良きJUMP漫画のような「友情、努力、勝利」が詰め込まれているのだが、それを様式美と感じさせない豊富な展開がまた飽きさせない。

 いつも執筆お疲れ様です、更新があると「おお」と、嬉しくなる作品です。

レビューを書くのは初めてです。

  • 投稿者: ゆきち   [2020年 08月 28日 08時 25分]
私は好きな作品があっても陰ながら更新を楽しみにしているだけで、レビューを書く事はしてこなかったのですが、少し勇気を出してレビューを書きたいと思います。

一連の物語としてこの作品は好みなのですが、アルマーク達が演じた劇のお話に強く感情を揺さぶられました。

大の大人が恥ずかしながら涙を流して読んでいたのですが、惰性で泣き続ける訳ではなく、一人一人の登場人物が演じる役に感情移入してしまい、シーンが変わる毎に新たに涙が流れ落ちる程でした。

泣くために泣ける映画や漫画や小説を探す事はよくありますが、心の動きはそれ程激しいものではありません。しかし、泣く為に読んでいた訳ではないこの小説を読み、引き込まれてボロボロと泣いてしまいました。

恐らく作者様が作品に込めている思いとは少し外れた尺度で物語を見てしまっているかとは思いますがそれでも伝えたいと思い、これをレビューとさせて頂けたら幸いです。

アルマーク ~北の剣、南の杖~

読者にワクワクさせてくれるいい作品。
今流行の何でもチート無双とかではなくギリギリながらも強敵を仲間と協力して倒すシーンとか最高だし、ヒロインからアタックされてるのに気づかない見ていて苛つく鈍感主人公ではなくお互い好意に気づいてるけど最後の一歩を踏み出せない感じの見ていてドキドキする内容でこれからが楽しみです。
一言で表すなら最高

飾り気のない、真剣勝負な物語

傭兵団の元で生まれた主人公アルマーク。彼はとても澄んだ瞳を持った少年でした。
剣一本と荒々しい傭兵の流儀を頼りに北の大地で生きていたところ、とあるきっかけから平和な南の魔術学院へと入学することになります。
そこで出会ったのは、明るく平等で、芯の強い綺麗な少女ウェンディ。お調子者だけれど、信頼には応えずにいられない少年、モーゲン。重いものを背負い、それぞれに苦しみ足掻き成長してゆくレイラやトルク、謎多き優等生クラス委員ウォリス。他クラスのアインやイルミス先生なんかまで。個人的にエルドとシシリーがとっても好きです。
一人一人にきちんと物語があり、言葉があり、全員が決して文章の上で踊るキャラクターではないのです。

奇妙な宿命を背負った少年アルマークは、胸に息づく父の言葉や、自らの尊敬する出会った人々の在り方を大切に、一歩一歩と成長してゆく。
丁寧に織り上げられた、唯一無二の素敵な物語です。

物語の世界観に没頭させてくれる作品

  • 投稿者: 猫草   [2020年 08月 18日 00時 08分]
多くのキャラが出てくるが、異常なレベルで皆の個性を書き分けていることで、まるで主人公の追体験をしているが如く物語の世界観に没頭させてくれます。

私が一番凄いなと感じる部分として、作者が誰々は○○が得意だと書いていると本当にそのキャラは○○が得意に描かれているのです。何を当たり前のことをと思うかもしれません。しかしそんなことを描けるのは極ごく一握りの作者様だけです。天才軍師を描けば敵が烏合の衆になるものですが、この作品のキャラはそういった辻褄合わせの雰囲気を感じさせないのです。

そんな圧倒的な描写力で描かれたファンタジーが面白くないはずが無い。この夏、魅力的なキャラで溢れたファンタジー世界に浸ってみませんか。

余談ではありますが最新の15章が素敵すぎて、毎話鳥肌がたち、感動あるいは感涙し、胸がキュンキュンします。
是非多くの方に15章まで追いついていただいて感動を分かち合いたいです。

とてもおもしろい

  • 投稿者: おくたん   [2020年 08月 10日 23時 41分]
これまでも一人一人が個性的で先の展開も気になって更新されるたびに読んでいましたが、特に今の劇のパートが面白すぎる。通常なら間話のような扱いになりそうで、しばらく本編は停滞かなと思っていたが、むしろ今がクライマックスのように感じてます。
一人一人の個性にあった役でみんなが活躍していてにやにやしながら読んでます。早く終わりまで読みたいような終わって欲しくないような幸せな状態です。面白すぎて初レビューしちゃいました。拙くてすみません。応援してます。頑張ってください。

登場人物ら全員に血が通っている物語

  • 投稿者: 雛芥子   [2020年 08月 05日 18時 55分]
今更自分が語るまでもなく数多くの評価がされていてそれは数字にも表れているけど、ここ最近の巧妙な話の展開にすげえ触発されてレビュー書いちゃってる。此れを以て作者さんに感謝を伝えたい

この物語は登場人物達が本当に生きているんだなと実感出来る。キャラそれぞれに主体性があり、それは自分の信念だったり理想だったり思想だったりと明確な"自分"が確立されているように思える。そんな生徒らと主人公が切磋琢磨し、教師からは学び成長していく様は年相応の等身大に感じられる。

そもそもこの物語に蛇足気味なキャラが一切いなくて脇役ですら味があり癖があるから記憶に残る

話の内容については閑話や、主人公のクラスや他クラスの劇のシナリオなど細部まで創り込まれていて感銘を受ける

総じて思うのは展開の掛け合わせ方が秀逸だということ。第十三章の劇の下り辺り、特に「手紙」には驚かされた

是非ご一読あれ

小学生にも読んで欲しい、純ハイファンタジー!!

  • 投稿者: 新里   [2020年 08月 02日 00時 06分]
端的に言いますとこれはすごく「小学生に読んで欲しいハイファンタジー」です。
それは決して「子供向け」という意味ではありません。ここでは魔法ありの世界で、主人公達がその関わりを通して心身ともに成長していく過程が決して難しくない言葉で深い描写によって描かれています。誰しもが一人で立っているわけではなく、誰かと共にあって影響し合っていくその心の動きが鮮やかです。

もちろん大人にも読んで欲しい物語でもあります。本来なら何の責任も背負う必要のない少年少女は様々な事情を抱えています。それは彼らを絡めとる鎖ではありますが同時に彼らの誇りの根幹でもあり、時折垣間見える表情や言葉に印象を変えられたり、はっとさせられることもあります。主人公を始め主軸はまだ十代前半の子ども達で心の強さは眩しい程です。けれど戸惑いや不安が無くなった訳ではなくそれらは彼らの中にあってその心で真っ直ぐに見つめているのです。
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